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「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」を観た。
レンタルDVD。

今ごろ〜?
なんだけどね。
いつだって私は、たいてい何年か何十年か遅れてる。
そんなことばっか。
タイトルだけ記憶にあったのは、監督が割と好きなウィム・ヴェンダースだったからだろうけど、
なぜ今まで観なかったのだろう・・・

映像冒頭のライブやあちこちのシーンで表示される時の表示、98年といえば私がまだヨーロッパにいた最後の年じゃないか。
しょっちゅう行っていたアムスでこんなコンサートがあったなんて。
知る由もないわけだけど。

ハバナの街にたくさんの犬。
酒、葉巻。
水、水辺、湿ったイメージ。
ああ、世界じゅういろんな国があって、いろんな街があって、
わたしは、行って、見ることのない街がたくさんあるんだなあ。
仕方ないけど、悲しい、というより残念だ。

アメリカの歴代大統領を知ることもなく、自分のアイデンティティだったはずの音楽をしなくなってから何十年も経ち、
集まって音を出す何人もの名手たち。
ラザロを心の支えとして大切に崇める老シンガーと、鍵盤に半分吸い込まれているように楽器と同化してるピアニストが心に残る。
面白い楽器も出てくる。
ラウーとか・・・複弦楽器だから、以前近藤良平さんや石渕聡さんに見せてもらったブラジルの「ヴィオラ・カイピーラ」とよく似た音がする。
誰もが魅力的。
一流、超一流の音楽と音楽家。

レコーディング風景も、カーネギーでのライブシーンも、
本当にね、心が持っていかれる。
ちょうど、一昨日You Tube配信でライブで見ていたフジロックでのFishboneのスカで感じたのと
おんなじ楽しみだなぁって。

あーあ
もっとちゃんと音楽やろう、って思ったよ
ちゃんと、っていうのは
立ち向かわなきゃいけないような仕事(音楽)に対峙する時に
ちょびっとでもあるイヤな気分を
一切捨てることだ

音楽は
ナチュラルに
素直に
丁寧に
手を抜かずに
思い切って・・・やるもんだ。

「プロでは
軽い感じの音が出ない」
この映画でベテランパーカッショニストが言ってたセリフ。
これ、これなんだよ
わたしの目下の悩みはね。

それから
ギターはやっぱり
ちゃんと弾けるようになろう
と、思いました(笑)








by saskia1217 | 2018-07-30 01:12 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)
さる3/24 東京都美術館にて行われた、東京・春・音楽祭2018 「ブリューゲル展記念コンサート vol.2 廣澤麻美(チェンバロ&ヴァージナル)」のオンデマンド配信が、本日から始まりました!

コンサート全曲、アンコールまでフルでご覧いただけます。
PC、タブレット、スマホで10/19まで視聴可能。
よろしければぜひ!💁🏻‍♀️

by saskia1217 | 2018-07-20 09:24 | Comments(0)
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エレカシZepp Tokyo2日目。
セトリは昨日と同じだが、何曲か歌い回しに高音の素敵なアドリブ多し。
ギターもだけど、宮本さんの声によるメロディの即興は本当に本当に素晴らしいのだ!
他の誰にも作れないフレーズなんだ。

時折僅かに掠れながらも、声は昨日よりずっと楽そう。
客席の熱量は、今日のほうが開演時から高かった気がする。
昨日は宮本さんの緊張感がピリピリ伝わってきたが、今日はもっとリラックスしてた感じで客席への語りかけもラフだったな。

「このZeppが出来た時、宇多田ヒカルに招待されて2階中央で見たんですよー…えーと、自慢です」
ツァーオープニング、喉の不調で名古屋キャンセルを謝罪会見。
(過去最高に症状が酷く、スタッフも俺も『いつも通りすぐ治る』と思ってたんだけどダメでした)
「(私が死んだ後に価値が出る曲、の話題)まー自分は死んでるからわからないけどさ、いや、でも俺90、100歳まで生きるから。」
(90歳になったら国民栄誉賞を!是非!)

超絶タコ踊り、超速インベーダー移動、悪魔高笑いは今日は少なめ。
アンコール終わって2時間でキッパリとSE流れる。
それでいいと思う。
今まで普通に3時間超えがおかしかったんだよ。

今一番好きな「今を歌え」の密度は増してたし、あの雄大なる「旅立ちの朝」をもう一度浴びられる幸せ。
ステージもフロアもご機嫌、どちらもが無限の幸福感に包まれた一夜。

カーテンコール恒例のストーンズ挨拶、今日は全員で恋人繋ぎ成功。
ほんとになんて愛らしい人たちなんだろう・・・

フェスに行く予定のないわたしには、おそらく平成最後のエレカシライブ。
ありがとう。
昭和〜平成〜…3つの時代を一緒に駆け抜けられることに、乾杯!

by saskia1217 | 2018-07-07 01:00 | エレファントカシマシ | Comments(0)
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旅立ちの夜。
11年目、私の57回目のエレカシのコンサート。

なにこの八百屋声…(涙)
ガッラガラ!
ツァースタートの名古屋公演を丸々キャンセルした喉がまたぶり返したのか、無理して大阪やって治ってないのか、はたまた昨日リハしすぎたのか、今日のゲネで張り切りすぎたのか…
今日という今日はこりゃホントにダメじゃん、宮本さん!
と、もうほとんど怒り😡
実は名古屋キャンセルの話を聞いたときも私は「うわあお気の毒だ、大丈夫かな」というよりも「なにそれ!ダメでしょそれは〜!!」という怒りの方が勝っていた。
(耳のご病気の時はそれはそれは深刻に心配ばかりしていたけど)
過去、ライブ中に喉が復活するのはあるあるだった宮本さんだが、これは再度ドクターストップか?

…という冒頭3曲の超ガッカリを電撃的に覆す4曲目「悲しみの果て」
からの、残り19曲艶やかに歌い切る。

一体どんな声帯なんだよ⁉️

とてつもなくライブ化けしていた「旅立ちの朝」が今夜のベスト!
エフェクトのかかったボーカルと青紫の照明がつくる透明感。

12年前のアルバム「町を見下ろす丘」を彷彿とさせる「オレを生きる」
インタビューで読んだことだが、このアルバムではタイトルに「俺」と「オレ」が両方登場する。
かなり好きな、レゲエ調「神様俺を!」は「どちらかといえば自分を含むみんな」、そして「オレを生きる」は「自分自身」のことだと。
♪悲しんでなんていられない♪
の一言で、その共感は最高に達する。

そして「RESTART」「i am hungry」の名演、快演!
「私が死んだ後に価値が出る曲です」とのMCの(笑)懐かしい曲「シャララ」の秀逸さは、生きてる今すでに宝物。

説得力と貫禄と。
危うさとチャーミングと。
不器用という真っ直ぐささえ孕んだ才能が昇華した職人技。

今日もまたいろんな思いを孕んで幕が下りた。
こうやって時は過ぎる。
街は変わるけど、その人がいた場所、あの時間は確かな魂となってまぎれもなく残る。
今日何度も眼差しを上に向け天を指差し歌いかけた宮本さんの祈りのベクトルを、痛いほど共有する雨の朝。
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by saskia1217 | 2018-07-07 00:42 | エレファントカシマシ | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217