A線上のアリア☆チェンバロ奏者 廣澤麻美 公式ブログ  Asami Hirosawas Blog

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カテゴリ:感じろ、考えろ、思え!( 1515 )

さよなら2018〜個人的十大ニュース〜

年末になると「今年も早かったなあ」と思うのは毎年の・・・錯覚、たぶん。
そんなはずはない。
ただ、年々強くなる思いはある。
ああ、四苦八苦しながらも、今年も年越しできることになった、ありがたい、って。
家族や恩師が旅立ち、友人たちを取り巻く状況も刻々と変わり、いつも変わらないように思える仕事ももしかしたら昨年より重みが増しているのかもしれず、自分を取り巻くのもどんどん若い人たちが多くなってゆく。
そのぶん、楽しいこと、忘れたくない素敵なこともたくさん起こってくる。
それが、とにかくありがたい。

10個では収まりきらない私の2018年。
無理して閉じ込めてみた。
時系列順ではなく、心に残っている順に。

1位 4日間の高野山探訪(9月)
2位 ルーテル東京教会に転入(12月)
3位 歯医者克服(10月〜)
4位 声明&教会音楽コラボコンサート(2月)
5位 川治温泉家族旅行(6月)
6位 さい芸プロムナードコンサート夏休みスペシャル(8月)
7位 礒山雅先生、多田逸郎先生ご逝去
8位 オペラ「カーリュー・リバー」上演(9月)
9位 神楽坂とさか計画「The Origin」(2月)
10位 エレカシあれこれ(30周年全国ツァーファイナルさいたまアリーナ、北区花火会、赤羽駅発車メロディー、ミヤジ紅白歌合戦出場etc)

高野山はこの上なく密で素敵で面白く楽しく荘厳で、空海さんと密教にどっぷり浸かった4日間でした。
クリスマスに転入したルーテル東京教会、これからゆっくり味わって、少しずつ深めていきます。
生涯これまでずっと「この世で唯一恐怖」だった歯医者(口をうまく開けていられない子供の頃のトラウマ)、いい先生に出会えて一気に解消、これでこの世に怖いものはなくなりました。
ルーテル東京教会の関野牧師とお会いするキッカケになった声明コンサート、松島ご住職にスペシャルサンクス。
母と妹と久しぶりにゆっくりした温泉旅行、本当にいい時間でした。また行きたい。
近藤良平さんとのさい芸プロムナードはもう3回目、今回はエレカシも出来たし、また格別な本番になりました。良平さん、いつもありがとうです。
20代の頃からお世話になってきた磯山先生の急逝、10代の頃からご指導いただいた多田先生、どちらも心にポッカリ穴が空いたようなお別れでした。先生方からいただいたものを活かせるような仕事をしていきたいです。
初めて演奏したブリテン「カーリューリバー」はお能との同居や音楽面のまとめも難しかったけど、多くの若い音楽家と知り合えたし、いい経験になりました。
「とさか計画」は、初めてゆったりと参加できた音楽担当(笑)。石渕さんとの共演も楽しかった。2月もヨロシクです。
エレカシ・・・・はもう、数え切れないことがいっぱいで、うん、いつもありったけの感謝と、ずっと元気で音楽してほしい祈り。それだけ。

番外編もいっとく?
最愛のアーティストとその相棒に、と、ん、で、も、な、い場所でバッタリお会いしました。
あはは。
数年にいっぺん起こるこの奇跡、今度は何年後かな?(笑)

皆さま、今年も本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!

そう、来年も
「今を歌え!」
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by saskia1217 | 2018-12-29 16:36 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

感謝の護摩法要

寒いけどキリッとした青空に、凛とした枯木が美しい。

2月の声明&教会音楽コンサートはじめ、毎月の阿字観やお写経、BDKの講演会や様々なレクチャー、ご著書のご紹介、高野山行きのアドバイスなど、今年も1年ずっとお世話になりっぱなしだった巣鴨・功徳院東京別院の松島ご住職。
今日は久しぶりに、年内最後の写経と護摩法要に伺ってご住職に今年の感謝をお伝えしました。

思えばあの声明コンサートでルーテル東京教会をお借りしたのは他ならぬ私だったのだけど、そこでご住職と意気投合された主任牧師関野先生がゲストで弾き語り出演されたことで(以前からロッカー牧師のお噂は聞いてはいたけど)「ん?この先生の礼拝ってどんなのなんだろう?」と引っかからなければ、今の私はなかった訳で。

そして今年の個人的十大ニュースを思い浮かべるとダントツはやっぱり高野山行き!
心の深ーいところに大切な打撃が残っている宝物。
なんだかんだで、今年の初めには自分でも予想していなかった道へと連れられてきた中の、キーパーソンのお一人だったんだよね。

来年もどうぞよろしく…感謝を込めて。
いま喉を壊されていて声が出ないご住職、くれぐれもお身体大切に。
早くあの美声の声明が聴きたいです(今日は無しで残念)
さっそく1/7にテレ朝「ぶっちゃけ寺」スペシャルが放送されるのが楽しみ!
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by saskia1217 | 2018-12-28 17:44 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

クリスマスライブ@新宿

新宿のとあるカフェバーでクリスマスライブ!
ルーテル東京教会の関野牧師と対バン(笑)!で、ソロでは100歳のプレイエルでバッハやジャジーなクリスマスソングを弾きました。
近江谷千春さんの朗読、芸人セクシーJさんのコーナーも。
最後にお客さんみんなと「きよしこの夜」🕯
都会のど真ん中、20人でギュウギュウのちいさなちいさなあったかい空間で、ホーリークリスマス。

怒涛の本番たちを経て最後にたどり着いた、オープニングには私にはだあれも知らなかった人たちの新しい輪。
弾き終わって、やっと呑めたビールとワイン。
いろんな話聞いていろんなこと話して、笑って。

本当のクリスマスって、もしかしたらこんなんじゃなかったのかな。
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by saskia1217 | 2018-12-26 19:48 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

鼓童公演「巡」

鼓童公演「巡」観てきた。
素晴らしかったな!
楽しかったな!

使用楽器、音律、リズム…
どれもが、国境や時代のシバリがないのが好き。
なのに、結局は和。

11月からのツァーの最終地が東京の5日間。
若いってすごい。

鼓童聴きに行くといつも思うこと。
なんで間違えないのー!
どうやってあんなリズム覚えられるのー!
(いやホント)
すごい頭脳、すごい身体のチカラ。

あと、休符!
休符、そしてインターバルも含めすべて音がない時の扱い方が絶妙。
そして、所作の見事さ。

なによりメンバーがみな楽しそうで楽しそうで。
お客さんも楽しそうで。
アンコールを演奏しながらメンバーが順にカーテンコールするのって、あれ、バンドみたいでカッコイイんだよねー
やりたいけど普段は出来ない…苦笑

前回観たのは歌舞伎座での玉三郎さんとのコラボだったから男性メンバーのみだったけど、今日は3人の女性メンバーが大活躍‼️
カッコよすぎるわ…

前の方のお席で迫力はあって良かったんだけど、文京シビックは音が上にいっちゃうのが残念。
頭の上を素通りしちゃう。
今度はコンサートホールとかで聴いてみたい。
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by saskia1217 | 2018-12-22 18:27 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

社会鍋

やっぱり私が見ていなかっただけなのだ。

社会鍋@池袋東口駅前
救世軍の方々、久しぶりにお見かけしたな
「よいクリスマスを!」って。

ココロのゆとり。
ダメだなぁ、あくせくして。
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by saskia1217 | 2018-12-22 18:05 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

嬉しい再会!

15年前、文化庁派遣で3ヶ月間、ハンブルクでオルガンを教えていただいたヴォルフガング・ツェラー先生が来日、芸大でマスタークラスをされると連絡をいただいたので、唯一のチャンスだった今日、聴きに行きました。

あれから数回来日されて何度かお会いしたのだけど、また今回久しぶりに対面すると、お腹あたりにより一層の貫禄が…
あんなにヒョロヒョロに細かった方ですが(笑)
ま、そのへんはお互いさま(と言ったら爆笑されました)

相変わらずの穏やかな物腰、丁寧にゆっくり言い含めるようなレッスン。
そして同時に、実はその優しさや笑いの中に隠されて、音楽、音、そして作曲家や様式に対しての揺るぎない厳しさが必ず存在する。
けして理想的な楽器(や状態)でなくても、彼がほんの少しフレーズを弾いて見せるだけで、その楽器の最大限素敵な音がワーっと響く様はまさに魔法というか、夢のような現象で。
本当に稀有な音楽家だとあらためて感じ入りました。
そう、どうしてもこの人にオルガン習いたくて、当時もう大学で働いていたにも関わらず、後期の授業の頭をちょいと欠いてまで無理なスケジュールを組み、ふたたびドイツに飛んでいってしまったのでした。
それだけの、そのくらいスゴイ音楽家。
私にとってその3ヶ月は、先生のレッスンはもちろん、ハンブルク市内や近郊にあるシュニットガーはじめ沢山の名器を弾かせてもらいに、知らない教会の知らない牧師やカントルに電話かけまくり、毎日重たい楽譜とオルガン靴とお弁当のサンドイッチの入ったリュック背負い、1日3本とかしかないバスに揺られて村々を訪ね歩いた、忘れられない密度の濃い時間でした。

今日は3時間ほど3人のレッスン、普段は副科チェンバロのレッスンでしか聴かないオルガン科の学生さんたちのガチのがんばりを聴いて、また彼らのチェンバロへのアプローチのあり方のヒントもあったし、またツェラー先生から事あるごとに指摘されていたアナリーゼ、和声や通奏低音の重要さをもっともっと皆んなに分かってもらいたいと切望した次第…
みんな、頼むよー!

芸大時代の同級生でもあり、同時期のDAAD留学生であるオルガン科の廣江先生と3人で、お茶飲みながら話せたのも楽しかった。
先生、また日本に来てくださいね‼︎
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by saskia1217 | 2018-12-11 21:41 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

お寺でコンサート

今日は杉原まさみさんとのコンサートでした
@池上・本妙院さん

前にも書いたけど、お寺の本堂とチェンバロはよく似合うのです。
全然違和感ない。
ご住職がご挨拶でおっしゃったように、本来お寺は人が集まるところ、情報交換、新体験、コミュニケーションの場。
お寺側から発信することもあれば、器として使わせていただけることもある。
いま日本ではコンサートが教会で行われるのがごく普通になったけれど、西洋音楽と言うだけでお寺でコンサートができない、または似合わないというのももったいない話。
場所によっては音響だって、へたな教会よりずっといいところもあるし。

日蓮宗のお寺には今まで殆どご縁がなく、日蓮宗=水行、太鼓、法華経と
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いうイメージしかなかったのだけど(ゴメンナサイ)
打ち上げの席でお隣に座ったご住職からいろんな話が聞けてとっても面白かった!
ちなみに打ち上げは、蒲田の超美味なベトナム料理「ミレイ」さんで。
何もかもが美味しくて、しかも品数が豊富すぎてお腹いっぱいすぎました(笑)

本妙院さん、お庭が美しいステキなお寺でした。
日蓮宗のゆるキャラ「こぞうくん」(わかりやすいネーミング!)も来ました!
(本門寺さんではお餅つき大会でした)

またお寺で弾けたらいいなぁ!

by saskia1217 | 2018-12-09 18:19 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

さよなら秋

大春日和!

だいきらいな歯医者の帰り、誰かにお礼言いたくなって氏神様に寄る。
名物の御神木・大銀杏はいちょう祭りを終えてもまだ見事。
晴れた青空に、さば雲!
風に舞い落ちるハラハラが嬉しくて樹の下にいったら、熟したギンナンがボンボン落下してきて速攻避難!

秋は去りゆく…
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by saskia1217 | 2018-12-04 18:07 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

待つ季節

アドヴェントに入りました。

アドヴェントに入ってからクリスマスまでは「グローリアを歌わない」意味が沁みる。
そんな礼拝は尊い。

クリスマス前日までのこの時が
一年で一番好きな季節かもしれない。
ドイツでも、そして日本でも。
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by saskia1217 | 2018-12-02 12:02 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

快慶定慶、トーハク満喫!

楽しみにしてた「快慶・定慶のみほとけ」展、やっと行けた!
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こないだ見た「醍醐寺」展もだけど、なんかもう西からザクザク貴重な仏様たちがやって来る東京…
国宝なのに。
重文なのに。
秘仏!なのに。
恐縮しつつ、ありがたいありがたい。

大報恩寺も凄いんだなー
慶派の仏様たちがたくさんいるらしい
行ってみたいなー
(とか言っても、高野山もそうだったけど、現地に行っても秘仏だったり非公開で現物を見られないことが多いんだよね…
かえって東京にいる方が博物館・美術館に来てくれるという。
ただねー、仏像はやっぱりお堂の中で見たい)

東博の平成館、いつも両側使ってる会場の片っぽだけ(あと半分はデュシャン)なので数は多くない分、全てがメイン!な見応え!

秘仏のご本尊、行快作のお釈迦様はさすがの貫禄。
快慶門下の特徴である吊り目は、本来見るべき下の位置から見るとちっとも吊り目じゃなくなる。
(お軸や仏像はいつもなるべくしゃがんで見るようにしてる)
そのお釈迦様の周りを点々と取り囲んで、十大弟子が勢揃い。
今はお堂と霊宝館に別れ別れになっちゃってる彼らもここで久しぶりにお釈迦様の周りにいることができて、嬉しいんじゃないかな
十大弟子たちは小ぶりながらそれぞれの表情や姿勢がとても個性豊かで楽しい。
運慶系統の助っ人仏師特有のゴツい頭頂部や、衣の短さなど、快慶側との違いも面白い!
特に好きだったのは、盲目だけど全てを見通す力を持つ「天眼」阿那律さん!
穏やかななかに一筋通った何かが見えた気がする。
執着を取り払う「解空」須菩提さんには特に一生懸命手を合わせてきました…笑

十大弟子も素晴らしかったけど、もっと心に残ったのは肥後定慶作の六観音菩薩像。
比較的大きいサイズの観音様がずらっと横に1列に並ぶ姿は美しすぎた…
会期後半に入って、それぞれの美しい透し彫の後背が取り外されて別々に展示されているので、仏像の背中までぐるりと見られるのが貴重。

最も惹きつけられたのは如意輪観音様。
こないだ見た醍醐寺の如意輪観音様も小さくて素敵だったけど、こちらはもうちょっと素朴な空気、木のぬくもりが印象的。
定慶が得意とした髪や衣の柔らかさが、触らなくても伝わる。(触ったら硬いはずだけど)
何と言っても眼が!
どの観音様にも玉眼が入っているのだけど、如意輪観音様だけがもう眼がキラキラ、というよりウルウル。
横顔からもウルウルが見える。
照明の角度のせいなのか、ほかの仏様とは比べ物にならない。
いや〜ノックアウト!
ずーっと一日中、前にいたい仏様!

後背にはどれも仏様の頭の後ろの部分が蓮の花の雌しべ部分になっていて、馬頭観音様のには三鈷杵彫ってあったり少しずつ違う。
しかしまぁ、台座に至る細部までよく作ってあるこよく作ってあること。

唯一撮影可能だった聖観音様。
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あと、アートスコープは馬頭観音や十一面観音を見るのにすごーーく役立つことがわかった(笑)
頭の上に乗ったたくさんの小さい仏様の顔がよーく見えます!

仏様だけ見て帰るつもりが、ちょうど本館で「潜伏キリシタン遺物」展をやってたので、そちらも。
大浦天主堂の資料館や天草でも見たけれど、傷んだマリア観音やおメダイ、ロザリオの一部などはどれも、確かに人の手の中にあった実感があって生々しい。
多くが長崎奉行所から出てきたものだから、おそらく没収品なのだろう・・・
このひとつひとつ、どれも持ち主がいたはずで、彼らは一体どんな思いでこれを手にしていたのだろうか。
展示室には日本人よりも外国からの観光客の方が多く、英語、フランス語、ドイツ語・・・皆口々に感想を話しながら見ていた。
今日けして宗教が日常にあるとも限らない「キリスト教国」の彼らに、この時代の日本人はどのように映るのだろうか。

二つの展覧会を堪能して外に出たら、まだ明るい。
いつもは塀の外からしか見ていなかった庭園へ。
寛永寺の敷地だったトーハク、庭も立派で、いい感じの池とか、小堀遠州の茶室とかどこかの旧家とか、移築されたものも幾つか。
ポツンと止まったキッチンカーでホットドッグとコーヒーを買い、池を見ながらひと息、今見てきたものを反芻。
紅葉はまだだったけど、空気が澄んで素敵だった。
桜の季節はもっと人が多いのかな。
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図らずもトーハクを満喫した午後。
ありがたい時間!

酔芙蓉が綺麗でした!
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by saskia1217 | 2018-11-13 19:26 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)