カテゴリ:感じろ、考えろ、思え!( 1493 )

カーリューリバー

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ブリテン「カーリューリバー 」@つくばノバホール
終了しました!

雨模様にもかかわらず、たくさんのお客様にご来聴いただきました。
お運びくださった皆様、本当にありがとうございました。

企画・演出・ご出演の山中先生、あの難解のみならず「長ゼリフ」を暗譜+動きにくい装束で全曲こなされたソリストのみなさん、少ない稽古で最後には集中力とパワーでドラマティックな効果を出してくださった合唱の皆さん、そしてお一人お一人が極度の集中力、忍耐力と判断力で緻密なアンサンブルを作り上げてくださった楽器アンサンブルの皆さん!(7人のカーリュー隊!)

1年前から準備を重ねられてきた制作の方々、当日お手伝いいただいたお能関係、山中社中?の皆さま、可愛い子方の役者さん…

みなさま、ありがとうございました!
本当にお疲れさまでした!

難曲でした。
主役の狂女がオリジナルのテノールでなく謡であったこと。
ブリテンの意図として、指揮者無し、イニシアティブをとるよう指定されてる楽器が場面によって変わること。
拍子がほとんど無く、複雑に絡みあうスコアの中の、だれかがどこかのパートが終わるのを待ちながらアドリブで進行すること。
歌も器楽も、すべてのパートが微妙にズレながらのトゥッティ、時には一糸乱れず全員のアインザッツがピッタリ揃わなければならないこと…

今日の本番は、全員の気迫がいつもと全く違って、「隅田川」の幽玄、幻想、悲劇性、ドラマが出現していたように感じて、ちょっとゾクっとしました。
昨日ホールリハしていたとき、突然地震があってとても怖かったのですが(劇場は釣りものが多いから)
冗談ぽく「梅若丸(主役・狂女の生き別れになって死んでしまった子供)の呪いだァ〜!」なんて言ってはみたものの、今日の本番中に地震が来なくて何より本当に良かった。
梅若丸が助けてくれたんだな、きっと…

とにかく身体より頭を使う曲で、常に血糖値を上げないとダメな感じでした。
チョコ補給しながら、昨日1回、今日はGPと本番とまるまる2回通して、今もうボロ雑巾です…
しっかりビールは注入しましたが。
いやいや、良い経験でした。
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by saskia1217 | 2018-09-16 08:37 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

幽玄

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関東もそこそこの荒れ様だった昨日。
前々からチケット取ってたし楽しみにしていた舞台を観に、突風に向かいつつ歌舞伎座へ。
観劇前にタワー5階の寿月堂で、今年初めての(そして多分最後の)かき氷!
一番すきな宇治金時!
やった‼︎
やっぱりお茶屋さんのは美味ー!
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秀山祭九月大歌舞伎「夜の部」の演目は3つ。
幸四郎さんの「松寿操り三番叟」は愛らしくて、黄色い足袋が狂言みたいで、体がものすごく柔らかくて楽しかった。
人形遣いが糸を手繰ったり切ったり結んだりすると、本当に糸が見えるみたい。
お囃子も華やかでいいねえ。
お正月とかじゃない普段に、お目出度い曲を観るのっていいよね。

2つめは吉右衛門さんの「俊寛」。
歌舞伎のテンポは分かっているはずなのに、お話を知っているせいか、なぜか話の進行が遅く感じられて(自分が)間延び。
お能なんてもっとゆっくりのはずだし音も静かなのに、自分の方が先へ先へと感じることなんて無いのになあ。
集中できていなかったのか・・・
義太夫さんは顔を真っ赤にして熱演だったし、役者さんたちもよかったはずなのだけど。
そんな中で悪役瀬尾(又五郎さん)が役柄的にも声がはっきり、場面を締めてくれ、時々笑わせてもくれてとても印象的。
歌舞伎っていい人と悪役が顔色や衣装ではっきりわかるからわかりやすいよね。
地平線上に小さい船が浮かんだり、刀で切られた瀬尾のちょんまげが宙を飛んだり、そういう効果みたいのばかり楽しんでた。
実は私が歌舞伎で一番ワクワクするのは黒御簾の下座音楽で、聞こえてくるともうすごいテンション上がるんだよねえ。
ラストの廻り舞台で、ステージが一気に一面の海となり、俊寛が崖の上に駆け上がるシーン、表情なんとも言えず良かったな。

長い休憩の後はいよいよ、一番観たかった玉三郎さん&鼓童の新作歌舞伎舞踊「幽玄」。
鼓童は好きなのに一度も生を聴いたことがなく、玉三郎さんはすごい方だとはわかっているものの、正直歌舞伎にそれほど愛着がない私は一度も拝見したことがなかった。
(どうしてもお能の方が好きなんですよねえ)
評判のこの作品は玉三郎さんが演出・振付をしたもので「羽衣」「石橋」「道成寺」という、いずれもお能でよく知るお話の、一般的にもメジャーどころを集めたもの。
暗いステージの横一線にずらっと並んだ太鼓。今日ばかりは(!)紋付袴の鼓童メンバー(20人余り)が下手から音もなく太鼓に近づく。全ての動作が一糸乱れず揃っていて、シンクロ(アーティスティック)スイミングの入場の静寂版というか・・・もうその時から始まっている。
すごいのは知ってたけど、実際その空気まで一緒に体験すると背筋がゾッとするくらいすごい。
「一体、どうやっているんだ???」
可笑しいんだけど、もうそう呟いてしまう。
全員が超絶pppppからクレッシェンドして始まる。途中、下手から上手へ、また逆方向へ、音のウエーブが移動する。
見事。
そこで伯竜たちが爽やかなブルー系の衣装で登場、実に雅。
松の木に羽衣を見つけた後、花道から玉三郎さん、いや天女が登場。
すごい。
本当に息を呑む美しさ。
天女にしか見えない。玉三郎さんでも人間でもないし、ここが歌舞伎座って意識も無くなるくらい。
鼓童が一手に引き受けた、大小様々の太鼓やドラ、龍笛、謡(声)全ての音が素晴らしく、動きも素晴らしく。
ラスト、廻り舞台のスピードと共に、人間たちの上をすうっとかすめて天へ飛んでゆく天女の、そのフワッと浮き上がる動きが本当に飛んでいる様で慄いた。膝の屈伸、それだけなのかもしれないのに。

あまりの衝撃にぼうっと過ごした休憩の後は、続いて「石橋」。
獅子が5匹も出た!
見事な毛振り!
しばし「動」の世界を楽しむ。
鼓童メンバーは素晴らしい照明と動きによって、静と動、聖と俗に、いろんな世界を一瞬にして渡り歩く。
太鼓のリズムは時に非常に西洋的なカウントや拍子になり、和でも洋でもない、あるいは混ざったような音楽が、目の前に繰り広げられる「純和風」の視覚的世界にニュートラルとも言える融合をしていた。

そして続けて「道成寺」
「女人禁制」「鏡供養」の大きな文字、舞台いっぱいに灯る赤いロウソク、後半で中央奥に下がってくる鐘、僧たちの姿・・・
白拍子はまた、天女と全く違って生きている生身だった。
途中、太鼓の技披露コーナーみたいな(ジャズセッションでソロを順番に披露していくような)ところで、玉三郎さんは胸に吊るした可愛い鞨鼓を、太鼓奏者と殆ど同じタイミングで叩く動作ですごかった。
鐘入りの後、蛇になった部分も、あまり激しい動きの舞ではなく、身体の在り方(向きや力)や首の角度や、とにかくその存在だけで、その中にある心の様子を語っていたように思えた。

幕が降りるとすぐ客席が明るくなって、台風で帰路を心配するお客さんたちが賑やかに談笑しながら出口へ急ぐ中、私は全然戻ってこれなくて、しばらく立つこともできず、話すのも嫌だった。
圧倒された。
鼓童すげー!
玉三郎さんすげー!

お客さんにはやはりちらほら外国の方もいらしたが、この作品は海外の方にとてもまっすぐに伝わるような分かり易さがあって、言ってみれば歌舞伎や能や和楽器や声や、日本の芸能のいいとこ取り(いい意味で)のようで、海外で上演したら本当にいいのになあと(やってないよね?)思ったのでした。

今年はまた鼓童だけの公演に行く予定なので、一層楽しみになりました。
やっぱり生じゃないとねえ!
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by saskia1217 | 2018-09-05 21:43 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

アディオス❗️グラシアス❗️

朝9時に映画館に行き「ブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」を観る。

いつも、気づくのが人より遅い。
出遅れすぎて、最寄りの映画館ではすでに上映時間が9時か21時になっちゃった😅
この10日あまりで第一弾のヴェンダースの映画、伝説のオリジナルアルバム、カーネギーライブCD….と一気に20年間を取り戻し、今日やっとの事で映画"アディオス"に辿り着いた。

数々の辛い過去を持つキューバ音楽の歴史を知ることから、今回のドキュメンタリーは始まる。
前作で未公開だったシーン。
それぞれの生い立ちと過去、レコーディングでのミュージシャンたちのぶつかり合い、18年経って80〜90歳となった彼らの「今」。
音楽、酒、ロマンス、家族・・・
老いてゆく現実と、次世代への希望。
生き様と、サヨナラの仕方。

キューバではカストロ議長が亡くなり、アメリカはオバマ大統領の時代になって、激動の変化の中で1世紀を生きた人たち。
ホワイトハウスに招かれて演奏した、オバマさんとのシーンは象徴的で深く心に残った。

特に私が惹かれた音楽家、歌手のイブライム・フェレールとピアニストのルーベン・ゴンザレスはもうこの世には居ない。
爆発的に売れてから世界ツァーで日本にも来たのに、彼らを生で聴けなかったことが本当に残念だ。

「引退?まさか。最期の音は墓の中で弾くよ!」
「最期の最期まで歌い続けたいわ」
「人生の花は誰にでも必ず訪れるよ」

彼ら全員の共通項・・
音楽は命。
私もその端っこの端っこに居させてもらいたいな。

(さい芸リハの真っ最中、近藤さんがふと「知ってる?」と話題にあげてくださった「ブエナ・ビスタ」。
「観てないです」「いいよ〜」
素敵な、偉大な音楽をスルーして終わるところだった。
近藤さん、ありがとうです!)
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by saskia1217 | 2018-08-08 17:28 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

もう二度と戻らない日々を〜彩の国さいたま芸術劇場・光の庭プロムナードコンサート

彩の国さいたま芸術劇場・光の庭プロムナードコンサート「どっかで聞いたね、このメロディー!」
無事終了しました!
楽しかったぁ〜!

36℃の与野本町
たくさんのお客さま、本当にありがとうございました!
最前列には小さい子どもたちがズラーッと、クスクスゲラゲラよく笑ってくれました。
みんなで踊るコーナーも、子ども編はもちろん、オトナ編も皆さん殆ど全員踊ってくれた!
(意外とみんなやりたいんですね、じつは)

相変わらず詰め込みすぎて時間オーバーでしたが、終演後オルガンの周りには楽器が見えなくなるほどの人だかり。
ふだん着飾ることもない茶色のオルガンくんも、今日は花いっぱい、シャッター切られまくりのモテモテ!

個人的には、最後まで詰めに詰めたエレカシ「今宵の月のように」にチカラが入りまくりましたが
一番の懸案だった、1番2番の言葉割りの違いから来るリズムの細かい差をなんとかクリアできてホッと。
2番から紙吹雪を降らせた中庭に近藤さんが踊る景色を、私も見たかったナ。
(庭を背に弾いているので見えない…けど、目の前のお客さんのざわめきやため息で「何かが起きた」のはわかる…笑)
涙してくれたエレファンにも感謝です(泣)

昨夜22時まで福岡・博多座で舞台をつとめられ、今朝早い飛行機でさい芸に駆けつけ、また風のように次のリハに飛んでいかれた近藤さんに、心からの感謝を!
そして、ダンサーが乗って踊る高〜い台から、紙吹雪から、くす玉から、紙テープから、ブドウ(笑)まで、即座に用意してくださったスタッフの皆さま、音響、映像、カメラマンの皆さま、本当にありがとうございました!
ほ、ん、と、さい芸のスタッフさんは世界一です!
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by saskia1217 | 2018-08-05 03:34 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

モヒートはずっと好きだったのに

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「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」を観た。
レンタルDVD。

今ごろ〜?
なんだけどね。
いつだって私は、たいてい何年か何十年か遅れてる。
そんなことばっか。
タイトルだけ記憶にあったのは、監督が割と好きなウィム・ヴェンダースだったからだろうけど、
なぜ今まで観なかったのだろう・・・

映像冒頭のライブやあちこちのシーンで表示される時の表示、98年といえば私がまだヨーロッパにいた最後の年じゃないか。
しょっちゅう行っていたアムスでこんなコンサートがあったなんて。
知る由もないわけだけど。

ハバナの街にたくさんの犬。
酒、葉巻。
水、水辺、湿ったイメージ。
ああ、世界じゅういろんな国があって、いろんな街があって、
わたしは、行って、見ることのない街がたくさんあるんだなあ。
仕方ないけど、悲しい、というより残念だ。

アメリカの歴代大統領を知ることもなく、自分のアイデンティティだったはずの音楽をしなくなってから何十年も経ち、
集まって音を出す何人もの名手たち。
ラザロを心の支えとして大切に崇める老シンガーと、鍵盤に半分吸い込まれているように楽器と同化してるピアニストが心に残る。
面白い楽器も出てくる。
ラウーとか・・・複弦楽器だから、以前近藤良平さんや石渕聡さんに見せてもらったブラジルの「ヴィオラ・カイピーラ」とよく似た音がする。
誰もが魅力的。
一流、超一流の音楽と音楽家。

レコーディング風景も、カーネギーでのライブシーンも、
本当にね、心が持っていかれる。
ちょうど、一昨日You Tube配信でライブで見ていたフジロックでのFishboneのスカで感じたのと
おんなじ楽しみだなぁって。

あーあ
もっとちゃんと音楽やろう、って思ったよ
ちゃんと、っていうのは
立ち向かわなきゃいけないような仕事(音楽)に対峙する時に
ちょびっとでもあるイヤな気分を
一切捨てることだ

音楽は
ナチュラルに
素直に
丁寧に
手を抜かずに
思い切って・・・やるもんだ。

「プロでは
軽い感じの音が出ない」
この映画でベテランパーカッショニストが言ってたセリフ。
これ、これなんだよ
わたしの目下の悩みはね。

それから
ギターはやっぱり
ちゃんと弾けるようになろう
と、思いました(笑)








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by saskia1217 | 2018-07-30 01:12 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

矢来能楽堂の午後

今日は矢来能楽堂。
9月につくばでオペラ+能「カーリュー・リバー」をご一緒する能楽師・山中一馬さんの会にお邪魔いたしました。

番組は
仕舞「玉鬘」「誓願寺」
狂言「千鳥」
能「海人」

仕舞でこれから広がる世界に入っていき。
狂言は何みても面白くて好きなのだけど「千鳥」は
特に素直で平和でなごむよね。

休憩挟んで「海人」
これは拝見するの初めてだったのでうっすら予習して行ったのだけど、間狂言も入るなかなかの大作。
演者は当然ながら、観客にかなりの集中を要する演目だなぁと思った。
夢幻能(に入るのかな?女菩薩物)は特に好きなのだけど、ひとしきりあってからのシテの登場の空気がタダならないのがいいんだよね。
やっぱり生身の人間じゃないモノが入ってくる、あの感じ。

海女と龍女を演じられた山中さんからは、しっとりとした落ち着きというのだろうか、光じゃないけど影でもない何か落ち着いた、成仏してない霊なのに浮ついてない、悲しみを悟っているような感じを受けた。

印象的だったのは、藤原房前を演じた子方の女の子。
小学校3年生ぐらいだろうか、きっと長いことお稽古しているからあの舞台に立てたのだろうけれど、大勢のおじさんたち(!)の中でたった1人、よく通る声と凛とした動きで本当にしっかり立派に務めていて感心してしまった。
私たち音楽家も小さい頃からお稽古して舞台に立つけれど、それとはまた一線を画した、規律の厳しい世界で…
言葉を覚え、動きを覚え、タイミングを覚え、座っている時も視線も変えずピクリとも動かない。
いやいや、私には無理だなー!

あと、どうしても囃子方に意識がいってしまう…
今日はどの方も本当に素晴らしかったけれど、藤田貴寛さんの笛が特に好きでした。
何とも言えない音程が指の角度で作られる様子や、ここぞと言う所の吹き切り方なども見事でした。

やっぱり矢来能楽堂、好きだなー。
入口の佇まいも舞台もあったかい感じがする。
古さや規模のせいもあるけど、例えば国立は綺麗で立派だけどどこかちょっと冷たい。
ただ、古い能楽堂ってお席の作りが小さくて狭いんだよね(苦笑)
梅若とかもねー
隣の方と、肩や腕がくっついちゃう。
くっつかないように2時間半過ごすのはなかなかの緊張感が…
まぁそこはなんと言っても国立能楽堂のメリットでしょう(笑)

楽しかった。
やっぱり時々観たいね、お能は。
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by saskia1217 | 2018-06-16 21:44 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

渋谷の真ん中で空海さんをおもう

BDKの初心者講座「一から学ぶ日本の仏教」
今月は真言宗。

講師は、声明&教会音楽コンサートや阿字観など日頃色々とお世話になってる松島龍戒ご住職。
90分間に真言宗と空海さんの肝を詰め込むという離れ業を遂行!

空海さんの生い立ちから、日本における密教の伝来や真言宗の位置と特徴、仏様やお寺、曼荼羅、お経…
一つ一つが濃いから、100%マンゴージュースを1ℓ飲んだくらいの充実感。
わかりやすくて楽しかったな。
ご住職、お疲れさまでした!
月一のシリーズ、他の宗派も楽しみです。

(ヒカリエ先の会場、なぜかマークシティ奥だと勝手に思い込んでて雨の渋谷を小走りに彷徨い、汗だくで辿り着く…
先月も行ったのに笑
だから渋谷ってキライ)
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by saskia1217 | 2018-05-31 09:21 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

四ッ谷の空

晴佐久昌英神父の講演を聴きに上智大学へ。

著書も多く、お話も面白い…たぶん名物神父さまなのだろうな、ご自分の教会以外からもファンとおぼしき方々が大勢詰めかけてた。
私は以前、仏教伝道協会で行われた、仏教、キリスト教、イスラム教、神道による「宗教の未来を語ろう」と言うシンポジウムで初めてこの神父様のお話を聞き、その強い信念や行動力に驚き、また何より非常に自由で柔らかい考え方(時間や場所のリミットを超えた普遍の追求)に共感したので、また機会があればお話を伺いたいとずっと思っていた。

今日の講演会は上智大学のイベントの1つで、入場無料、誰でも入れる…と言うので、クリスチャンもそうでない人も老若男女集まるのかと思っていたら、どうやらそうでもなかったらしい。
神父さまも壇上からご覧になってきっと顔見知りが多かったのだろう、講演とはいえ何度かお祈りの瞬間があり、その際には当然十字を切る。
周りじゅう漏れなくササっと十字を切るなかでポカーンとしてたのは私だけ…と思ったら、
「この中で今まで一度も十字を切ったことない方はいらっしゃいますか?」の問いに手を挙げたのはどうやら私1人だけだったらしい(笑)
いやーあの場にいたのが全員カトリック、ってさすがに吃驚!
おかげで私1人のために会場全員がもう一度十字を切らされる!羽目に…

テーマ「復活」で2時間近く話し倒されたが、
「復活」は前の状態に戻ることだが、本当の「復活」は「誕生」である
というメッセージが力強かった。
あと、赤ワイン大好きすぎる&フランスのチーズは美味しい、たまに1人で食べちゃうときもある告白とか笑
セカオワ大ファン話とかワンオクもかなり好き話とか(笑)

今日のお話ではないけど
「しょうもない仏教もあれば本物の仏教もある。しょうもないキリスト教もあれば本物のキリスト教もある。本物どうしはちゃんと繋がっています」
っていう、この神父さまの言葉がとても好きで。

せっかく生きてるんだから動かないと!
外に出る教会、毎日外と繋がってる教会、現実のなかにある教会…
動く教会って素晴らしい。
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by saskia1217 | 2018-05-31 09:15 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

週末プチチベット

チベット仏教に浸った週末。
チベットフェスティバル@護国寺

一昨日作り始められ、昨日制作風景を拝見した砂曼荼羅が、今日法要を終えて崩される破壇式に立ち会う。
今日お昼に完成した砂曼荼羅には午後の開眼法要で観音様においでいただき、灌頂などの後に完全に崩される破壇式となる。
1時間ほど並んで待った我々は最前列前の床に座るよう案内された。
かぶりつきだ!

昨日きいた声明と同じ?低音から始まる読経の後で導師様がおもむろに壇から降りられ、曼荼羅の周りをグルグル回り始める。
導師様ほか数名の僧侶が持つ小さな鐘がけたたましく鳴り響くと、続いて鐃鈸、チベット仏教音楽のオーボエ「ギャリン」がさらに大きな音を重ねる。

さっぱりわからない言語の途中「フジサトボーヤー」と聞こえたのは気のせいか?
大悲心陀羅尼…
共通する可能性は???
うーん、謎、気になる…

阿闍梨チャド・リンポチェ師の両手には小さな五鈷杵のような金色の法具。
それでケーキのように8等分に線引きされた後中央に集められたカラフルな砂は、お坊さんたちによってたくさんの小さな袋に分けられ、参列者全員に授与された。
厄除け魔除けなどご利益あるらしく、お守りとして身につけたり安置したり…とオススメがあった。
「大丈夫、ちゃんと皆さん全員の分ありますからご心配なく!」と、ユーモアたっぷりにお話くださった阿闍梨さまの、なんと穏やかで屈託のない笑顔。
砂と共に頂いたのは、シンプルで柔らかく、そして揺るがぬ心。
遠くからいらしてくださったお坊さんたちに感謝。

帰りにご本堂の如意輪観音様にご挨拶して、お坊さんたちのご無事とチベットの平和をお祈り。
通り道の「一言地蔵」さまに一言だけ!お願いし、広い境内いっぱいの新緑とツツジと夕陽に見送られてお寺をあとにした。
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by saskia1217 | 2018-04-29 17:08 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

生!砂曼荼羅

昨日テレビニュースで知り、チベット仏教の砂曼荼羅の制作を見に行ってきた!

昨日から明日まで護国寺で開催中のチベットフェスティバル。
ダライ・ラマゆかりの南インド・セラ寺より招聘した12人のお坊さんたちによる仮面舞踊(チャム…馬頭観音のものは日本初)、声明(ドンパ)、僧院の経典に基づく占い、瞑想体験、解説、講演など。
明後日以降は相田みつを美術館に会場をうつす。

最近曼荼羅について学んだときから砂曼荼羅には独特な不思議さを感じていたので、その制作過程を目の当たりに出来るなんて貴重なチャンス!
高僧チャド・リンポチェ師の解説も少し聞け、あとはもうずーっと曼荼羅の横に立って制作する5人のお坊さんの手元を見つめてた。
先が細くなった細長い管に砂を入れ、その管を少しずつ叩きながら必要な量を画面に落としてゆく。
管を叩く音が桂昌殿に響き続ける。見飽きない。
見学はフリーだし映像も写真も撮っていいので、多くの人が近寄ってきてパシャパシャやるが、お坊さんたちはただ淡々と手先を動かすのみ。
彼ら同士は時折静かに談笑して和やかな空気だったが、やはりこれは修行なんだなーと思った。
今回、護国寺では3日かけて作り、明日最終日にその曼荼羅におまつりする馬頭観音の開眼法要の後、破壇式で一気に壊されるのだ。

日々、作業に入る時と作業を終えた時に、声明を唱えるという、それも楽しみにしていた。
僧衣に重ねたエプロンを外し、袈裟を肩にかけ直して床に座り、まず1人の僧侶が超低音ボイスでドローンのような声を出し始めたあと、残りの僧侶が唱和していく。
ホーミーと、ロシア正教会の男声合唱を混ぜたような印象。
不思議な響き。
しばらく低い音域で唸るようなユニゾンが続いたあと、途中段階的に同じモティーフのゼクエンツが高い音域に登っていき、また再び冒頭のような低い音域に戻り、12分ほどで終わった。

もちろん言葉もわからないし、ただ音として聞いているのだけど、聴き終わった後はなんだか静かにすっきりした気分だった。
日本以外の仏教を体験できる機会は少ないので、ほんとに貴重な時間だった。
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by saskia1217 | 2018-04-29 17:04 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217
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