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カテゴリ:エレファントカシマシ( 124 )

ヴォーカリスト宮本浩次

ふーむ

ファンがザワついているようですが。
武道館の木村佳乃さんからのお花、やっぱりかぁ…
スカパラ、林檎さんコラボはこの布石でもあったか。
昔のインタビューとか思い起こしても、長年考えてきたことの実現なのかもしれないし。

しかものっけから小林さんかぁ。

この人の歌の原点のひとつでもある「歌謡曲」。
40年間、身体の奥に眠り続けてたマグマが時を得て吹き出したんだろう。

「バンド至上主義」ファンが少なくない中ではすでに賛否両論あるようですが。
いいんじゃないですか、どんな形だって、この国宝級の喉と音楽を生かしたい。

わたしは…応援したいです、ソロ。
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by saskia1217 | 2019-01-21 10:56 | エレファントカシマシ | Comments(0)

昨日、エレカシ新春武道館2日目を聴いて、今日は一日中バッタリグッタリ。
身体より中身が。

水曜は正味2時間半強だったが、昨夜は結局3時間たっぷり。
曲数はいずれも31曲。

途中ギターのトラブル。
(エフェクター?ローディー丹下さんの作業の手元から、演奏者からみて一番左のものが接触不良かバカになってたようにみえた)
差し替えのギターも上手くいかず、石くんのギターを取り上げるもベルトの長さが合わない?やら何やらで結局放り出し、ギター無しでかなりのところまで歌ってから、決断したように中断。
とても悔しそうで、歌いながらローディーさんに冗談半分ぽくはあったが体当たりしたり、イライラと悲しみが手に取るように伝わってきたから胸が痛くていたたまれなかった。
その後お客から上がった善意の励ましの掛け声にも「君の同情は必要としてない」と言い放つそばから「ありがとう、その気持ちは受け取ったよ」とフォローするのも痛々しく。
数十分経ってからやっと落ち着いたのか、「いやーギターの音出なくて焦っちゃってね、スミマセン。よくあるんですよ、こんなこと今までにもあったのに。本当にごめんなさい、申し訳ありませんでした。」と、手を合わせて謝罪。
いやいや。
ライブはナマですな。

「風と共に」1曲では止まらなかったミヤジの涙。
「風と共に」「風」「四月の風」の、一連の風シリーズの流れが素晴らしかった。
チョイスも演奏も。

「風と共に」でミヤジが泣いたのは初めてじゃなかったか…
いつもはすぐに立ち直るのに、今日は次の「風」に入っても涙が止まらなかった。
連動して涙ぐむ客席。
アドリブで
♪私『たち』の未来に幸多かれ♪
と歌ってくれたミヤジに幸多かれ!

今日でこの世が終わるような。
不可抗力の綻びも誤魔化さずに真摯に。
温かく熱く命の果てまで。

4列目でその全てを全身全霊で受け取りました。
ありがとうエレカシ 、ありったけの愛を!
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by saskia1217 | 2019-01-20 00:20 | エレファントカシマシ | Comments(0)

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衒いも緩みもない。
足し算も引き算もない。
すべてがあるべきところにある。
余計な熱量も寸分の押し付けもない。
けど激アツ。
後味スッキリ爽やか、大人っぽいライブだった…

エレファントカシマシ新春ライブ@日本武道館

冒頭「脱コミュニケーション」の第一声八百屋声に、わーん風邪?調子悪いのー?
2曲目「Wake Up」声潰れてるの?潰してるの?
3曲目「新しい季節へキミと」んー、滑らかになってきた?いつもの尻上がり復活パターンかい・・・
「絆」高音ファルセットだなあ?
で「悪魔メフィスト」これは果たしてワザと?

と、声の調子にちょっぴりハラハラさせられながらも(激しい曲でもツヤのある声とコトバがはっきり聴こえたい、って個人的好みなんだな、きっと)、だからといってパフォーマンスの質が悪いってことでもないところがエレカシの、宮本さんの不思議。
この不思議と付き合って10年以上、慣れたはずなのに今だに謎。


武道館はどんな席でもよく見えるのが嬉しい。
2階後方、幸いにもステージ全部が見渡せる。
大好きなトミのドラムの、「珍奇男」や「風」で途中から入ってくる瞬間や、「大地のシンフォニー」のマーチングのバチさばきがよく見えて嬉しかった。
キーボード村山さんの激連発グリッサンドも華麗!
なるほど今度真似してみよう!

あの大ステージを2階天井近くからみると、宮本さんの華奢で小柄な身体が一段と細く小さく見える。
ギターがものすごく大きい。
あそこから一体どうやって、この武道館全体を轟かし震撼させる狂気や、1万5千人をピクリとも動かず立ちつくさせる静寂を作り出せるのか。

一本足唱法。海老反り。五体投地。ステージ一周。ケンケン飛び。
1曲終わるごとにセトリを見るために軸足使ってクルッと回転し、また180度回って正面を向く、お馴染みの華麗なターン。
宮本さんの身体能力は果てしない。
20年、30年経っても進化するんだろうな。

華やかなメディア露出が続いた後で、いつものようにいつものライブ。
浮き足立たない、それどころか派手さなど何もない飾らないライブ。
職人のように「自分の仕事」を淡々とキッチリこなすバンドメンバーが今日のステージの一番の印象。
無駄なMCも無し。
黙々と音楽。
会場いっぱいに生まれる共感と勇気。

本日の個人的ベスト
「風」「旅立ちの朝」
そして「ワインディングロード」「大地にシンフォニー」「絆」のラインは私にとっては神並び。
嬉しかったのは「マボロシ」「風に吹かれて/KB vers.」「今をかきならせ」」「かけだす男(←照明カッコイイ)

♪いつか通った通りを辿り来ただけなのかい?
「いいのかい?」なんてさ
死ぬのかい?オレは…

あと百年を生き長らえても
今のこのオレを抜けられやしまい


あと五分しか生きられぬのなら
今のこのオレを越えられるというの♪

「風」はエレカシ全曲中最愛の曲かもしれない。
30代で作った、叙情的に、哲学的に、振り絞るように、シンプルに命を歌ったこの短く小さな曲を、50代の宮本さんが歌う凄さ。
時間と距離を忘れる。

(ところで最近、知らない間にライブでの手拍子や振りがついてて吃驚すること多いのだけど、意外にもミヤジがステージで率先して誘ってる「オリジナル」もあるので侮れない笑
手拍子って!
振りって!
「ひと頃のエレカシには考えられなかったコト」が、この2〜3年でワンサカ起こっている。
スバラシイことだよ)

同じ時代に同じ国に生き、同じ言葉を話している…
そのことに絶叫したいほどありがたく思う人に何人か出会ってきた。
彼は彼らは、わたしには今も変わらず、その筆頭であり続けている。


by saskia1217 | 2019-01-17 01:51 | エレファントカシマシ | Comments(0)

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エレカシZepp Tokyo2日目。
セトリは昨日と同じだが、何曲か歌い回しに高音の素敵なアドリブ多し。
ギターもだけど、宮本さんの声によるメロディの即興は本当に本当に素晴らしいのだ!
他の誰にも作れないフレーズなんだ。

時折僅かに掠れながらも、声は昨日よりずっと楽そう。
客席の熱量は、今日のほうが開演時から高かった気がする。
昨日は宮本さんの緊張感がピリピリ伝わってきたが、今日はもっとリラックスしてた感じで客席への語りかけもラフだったな。

「このZeppが出来た時、宇多田ヒカルに招待されて2階中央で見たんですよー…えーと、自慢です」
ツァーオープニング、喉の不調で名古屋キャンセルを謝罪会見。
(過去最高に症状が酷く、スタッフも俺も『いつも通りすぐ治る』と思ってたんだけどダメでした)
「(私が死んだ後に価値が出る曲、の話題)まー自分は死んでるからわからないけどさ、いや、でも俺90、100歳まで生きるから。」
(90歳になったら国民栄誉賞を!是非!)

超絶タコ踊り、超速インベーダー移動、悪魔高笑いは今日は少なめ。
アンコール終わって2時間でキッパリとSE流れる。
それでいいと思う。
今まで普通に3時間超えがおかしかったんだよ。

今一番好きな「今を歌え」の密度は増してたし、あの雄大なる「旅立ちの朝」をもう一度浴びられる幸せ。
ステージもフロアもご機嫌、どちらもが無限の幸福感に包まれた一夜。

カーテンコール恒例のストーンズ挨拶、今日は全員で恋人繋ぎ成功。
ほんとになんて愛らしい人たちなんだろう・・・

フェスに行く予定のないわたしには、おそらく平成最後のエレカシライブ。
ありがとう。
昭和〜平成〜…3つの時代を一緒に駆け抜けられることに、乾杯!

by saskia1217 | 2018-07-07 01:00 | エレファントカシマシ | Comments(0)

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旅立ちの夜。
11年目、私の57回目のエレカシのコンサート。

なにこの八百屋声…(涙)
ガッラガラ!
ツァースタートの名古屋公演を丸々キャンセルした喉がまたぶり返したのか、無理して大阪やって治ってないのか、はたまた昨日リハしすぎたのか、今日のゲネで張り切りすぎたのか…
今日という今日はこりゃホントにダメじゃん、宮本さん!
と、もうほとんど怒り😡
実は名古屋キャンセルの話を聞いたときも私は「うわあお気の毒だ、大丈夫かな」というよりも「なにそれ!ダメでしょそれは〜!!」という怒りの方が勝っていた。
(耳のご病気の時はそれはそれは深刻に心配ばかりしていたけど)
過去、ライブ中に喉が復活するのはあるあるだった宮本さんだが、これは再度ドクターストップか?

…という冒頭3曲の超ガッカリを電撃的に覆す4曲目「悲しみの果て」
からの、残り19曲艶やかに歌い切る。

一体どんな声帯なんだよ⁉️

とてつもなくライブ化けしていた「旅立ちの朝」が今夜のベスト!
エフェクトのかかったボーカルと青紫の照明がつくる透明感。

12年前のアルバム「町を見下ろす丘」を彷彿とさせる「オレを生きる」
インタビューで読んだことだが、このアルバムではタイトルに「俺」と「オレ」が両方登場する。
かなり好きな、レゲエ調「神様俺を!」は「どちらかといえば自分を含むみんな」、そして「オレを生きる」は「自分自身」のことだと。
♪悲しんでなんていられない♪
の一言で、その共感は最高に達する。

そして「RESTART」「i am hungry」の名演、快演!
「私が死んだ後に価値が出る曲です」とのMCの(笑)懐かしい曲「シャララ」の秀逸さは、生きてる今すでに宝物。

説得力と貫禄と。
危うさとチャーミングと。
不器用という真っ直ぐささえ孕んだ才能が昇華した職人技。

今日もまたいろんな思いを孕んで幕が下りた。
こうやって時は過ぎる。
街は変わるけど、その人がいた場所、あの時間は確かな魂となってまぎれもなく残る。
今日何度も眼差しを上に向け天を指差し歌いかけた宮本さんの祈りのベクトルを、痛いほど共有する雨の朝。
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by saskia1217 | 2018-07-07 00:42 | エレファントカシマシ | Comments(0)

タイトルはバッハだけど(笑)
なんだか頭にフッと出てきたもんだから。

「覚醒」ってコトバはこのアルバムの曲中にも出てくるし、「覚醒(オマエに言った)」という名曲もあるじゃないか。
エレカシ23枚目のアルバム「WAKE UP」
(ん〜ここんとこ英語タイトルが多いね〜。ここらで「生活」みたいのもいいんじゃない?)

CDが到着してから2日置いて、ゆっくり開封して、歌詞カードを眺める。
時間がなかったわけじゃない、ただ何となくそんな気分、今の私は。
詞を見て思う「うわぁ言葉の繰り返し多い!」
視覚的にはそんなことばかりが目立ってそこからなかなか先に進まないのは、私にファンタジーが足りないからなんだろう。
それからまた時間を置いておもむろに音のほうと向き合う。

聴くとね。
もうね。
姿がみえなかった何かが、距離が、瞬間で目前に迫り、自分のなかに突き刺さる。
何度やったら懲りるんだろう、結局毎回、このエレカシマジック。
気づいたら・・・5曲目くらいで、正座してる(笑)

「生まれかわる」「神様」「笑い」
通して聴いて残ったキーワード。
既にシングルとして聴き込んでいた曲が6曲、お初が6曲、全12曲を正直に収録順に聴く。
単純に「大好き曲」は
「神様俺を」と「自由」
そして「旅立ちの朝」が続く(村山さんのアレンジいい!)。
そして、今だにそれらを上回る「今を歌え」
これはもう超絶に好きすぎる。

「神様俺を」は、歌詞が近い、とにかく近い。
私だよ、それ!っていう。
ああ、その感覚!いつも感じてるのと同じ、ぜ〜んぶおんなじ!
年齢なんだろうなあ、やっぱり同年代だなあと思う。

ここ数年のアルバムリリースが3年に一度とはいえ、宮本さんはとにかく「枯れる」ということがない。
どうやら常に、年がら年中、曲を作っているそうで、発表されてない曲もたくさん溜まってるし、日々どんどん作りたくて仕方がなくて、実際じゃんじゃん書いてるそうだし。
やっぱり、これこそが「天才」だと思うんだ。
いつもご一緒する尊敬する舞踊家、近藤良平さんにもいつも感じていること。
近藤さんはリハしながらいつも言うのだ「もういくらでも振付けできちゃうんだよ〜、時間で切らないとキリが無いから今日はもうヤメ!」って。
時間と、身体の限界さえなければ、きっとこの人たちって無限に創り続けるのだろうな。
クリエイト、創る人って、本当に本当にすごい。
その片鱗のひとかけらも無い私からは、井戸の底から天国見てるみたい。

このアルバムの魅力はそこここに。
村山さんのアレンジの豊かな色彩。
あとはね、「いつもの顔で」に突然でてきた宮本さんのコーラス「シャラッ、ラッ、ラッ、ラッ〜」の昭和感に、ちょびっとだけ『クールファイブかよ』って微笑んだり。
(宮本さんのコーラス、すごい好きですよ、ええ)

それから、最近の曲にむか〜しの曲に出てきた同じ言葉や言い回しが出て来ると、何ともいえない気持ちになるんだよね。
時間、時代、道のり、変わらないもの。

そうそう、オマケのデモ音源。
思っていたより「聴いちゃってよかった」
特に「Easy Go」の3段階は面白かった!
やっぱり最初期は「ベースとメロディ(歌)」なんだね〜(と、バス弾きの優越)、しかもこの段階でもうかなり長い!
あの「歴史前夜」的な未完状況が、もう延々と続く。
あんな感じでずーーーっと歌っちゃうんだろうなあ。
そしてそこから次のヴァージョン(主題歌になったドラマ「宮本から君へ」の監督に最初に聴いてもらったもの)までが2週間弱。ハーモニー、メロディーライン、そして構成や長さもほぼ完成ヴァージョンに近いけど、歌詞はまだ3/4くらい。
そして最終ヴァージョンの「手拍子」(ドラムがそこで強く拍を打ち続ける箇所)に熱がこもってる!
こうして聴くと、やっぱり「Easy Go」って良く出来てるよなあ!
しかーし!
こんなものを世に出しちゃうってご本人はいいのかな〜、なんて思ったりもしちゃったり。
だってデモって、なんだか通りをハダカで歩いちゃうみたいな感じじゃない?
我々には興味深くて面白いし、嬉しいけど。
スタジオの隅っこにひっそり身動きもしないで小さくなって座り、宮本さんが曲創りに没頭するのを、息を詰めて見てる気分・・・
ちょっぴり怖くて、でも至福。

「ロックは生命を肯定する
すなわちロックは我々を覚醒させる」
昔、そんなことを言ってたよね、宮本さん。
♪悲しいなんて言ってられねえ♪(アルバムラスト曲「オレを生きる」)
に、聴く人とピッタリ一体になる、血の通ったアーティストの円熟を見た気がした。

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by saskia1217 | 2018-06-09 20:54 | エレファントカシマシ | Comments(0)

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東京に桜の開花宣言が出された土曜の午後、さいたまアリーナでは3万人の目の前に桜の花が舞い上がっていた。

エレファントカシマシ30周年記念ツァー・ファイナル。
1年をかけて全国47都道府県をくまなくまわってきた彼らが戻ってきた最終公演。
春や新春によく歌ってくれる「桜の花、舞い上がる道を」で花道の根本から桜の紙吹雪が噴き上がる(けして「散ってくる」のではない!)演出は、4年前のさいアリで記憶に新しい。
2曲目「奴隷天国」で大量の風船が頭上に落ちてきたのも、あの時の想像を絶する驚愕を懐かしく思い出していた。
そうだ、あの時は私、風邪で熱があったのにマスクして聴きに行って、帰りはすっかり元気に回復して帰ってきたんだった(笑)。
紙吹雪、風船・・・そしてこの日は、バンド名が書かれた銀テープは降るわ(エレカシで?!)、「RESTART」ではステージ上に炎を高く揚げる何本ものフレームマシンまで登場し曲の間じゅうブオンブオン炎を噴き続けていた。
度肝を抜いたな、だってエレカシのステージだよ?
してやったり、と喜ぶ宮本さんの笑顔が浮かぶようだった。

スタジアムモードでのアリーナ席ほぼ最後尾という座席は、出演者の姿はおろか、ステージがどこにあるのかさえ見えないし、上記の「降ってくるモノ」たちなんてカスリもしない(苦笑)。
なので、左右にある巨大モニターを見ながら(それさえもクリアには見えず)それでも全身で音を浴びる。
こうして後方から観ると、このバカでかいお化けのような入れ物に3万7千人?がギッシリ詰まって、「ガストロンジャー」で一斉に拳を揚げ、叫び、また「涙」弾き語りなどではコトリともしない完全な静寂を作り、「風に吹かれて」でさようならの手を振り、「星の砂」でキラキラで埋もれる。
本当に現実とは思えない、不気味ささえ感じる圧巻の光景だった。
この人たちが皆1人残らず、エレカシを聴きにきているという事実。
もし全員がエレカシを「好き」であるとするなら、ここには3万7千人の「いい人」がいることになる・・・
なんてことを妄想しながら。

こんなところをソールドアウトにしてしまう4人。
ロックって、いや商業ベースに乗る音楽って、ほんとに凄いんだなあ・・・なんて今さらヘンな感心をしてしまう。
NHKホールを満員にしたホロヴィッツも、普門館が売り切れたカラヤンも(古い!)、いやメディア路線に乗ったひと頃のドミンゴやパヴァロッティだって、どんな人気者だって無理だろう。
そう考えるとクラシックって、ホントにこじんまりしてる・・・特質だから、性格だから、良さだから、比べることもないんだけど、ついそのスケールの違いに思いを馳せてしまう。

私にとっては56回目のエレカシのコンサート。
SEからカオス音へいつのまにか移り、そしてステージに果たして出演者が登場したかしないかもわからないまま、高い位置に陣取っているため微かに見えるストリングスの弓が動いているのがチラッと目に入る。
ああ、始まっているのか!
そうして「3210」から「RAINBOW」へといつもの滑り出し。
巨大モニターにはメンバーの写真、ツァーやライブのもの、プライベートなショット、若い頃、子どもの頃の姿などがフラッシュバックのようにめまぐるしく映し出され、そこから高速で動く幾何学模様に変わる。

いつも嬉しい「夢のかけら」、青い光の「風に吹かれて」や、青、緑から赤に変わる光が美しい「昔の侍」・・・
そうだ、後ろだったせいか、この日は照明の歌詞のタイミングにぴったり合わせた細かい技が一段と光ってた。
弾き語りに「涙」ではルビーのような深紅の点々の中に、ラストで白い光がキラキラしながら上から下へ落ちていったのが印象的。
「あ、涙・・・」

特にココロに響いた曲がいくつか。

「さらば青春」いつにも増してゆっくりテンポで丁寧に丁寧に。重ね重ねる「遠い」の言葉。落ち着いた演奏なのにドキドキが止まらない。
「桜の花、舞い上がる道を」花道を突き進み、とっても嬉しそうな宮本さん。いつ聴いても、完璧な名曲。♪胸をはって生きて行こう♪
私のこの日のベスト、またもや「今を歌え」・・・1月14日のNHKホールで聴いたときよりさらにテンポが遅く。トミのドラムはもう遅さの限界といっていいくらいの休符の大きさ。すごいや、トミ。
歌えば歌うほど喉の状態がいい方に向かう宮本さん、本当に尋常でない喉の持ち主。
一言一言を噛み締め、言ってふくめることの、なんて直球で響くんだろう。
続いての「風と共に」『いい曲なんです!』とまた。もちろんこれもいい演奏だったな。
陽気に始まった第2部での「RESTART」では、エレカシもこんな演出やるのか!っていう炎の祭典。驚いたのは曲が終わるまでずっと出続けてたこと。いやいや〜文字とおり熱くなった一曲。
そこからの「夢を追う旅人」オリンピック期間中、ちょいちょいCMで流れていたので嬉しかったな。
第3部!冒頭で、期待していた「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」を!
いつものようにストリングスとホーン隊、そしてメンバーの紹介を曲に載せて。律儀に名簿を見て読み上げる宮本さんの姿に会場クスクス。
ライブでのこの曲が好きで、そうしょっちゅうは観ない映像のなかでも時々引っ張り出してみる「LIFE」ツアーでのこの曲。
Sax山本拓夫さんやTrp菅坂雅彦さんはあの時からのメンバー。なんだか勝手に感無量。
ここから「So many」「友達がいるのさ」そして「涙」と一気に、ゴージャスとしんみりのギャップ。
「大勢の前で弾き語りをやりたかったから」と始まった「涙」も最高の涙だったな。
ラスト盛り上がった後で、本プロは終わっていたにもかかわらず「時計」を差して『時間大丈夫?』のジェスチャーをしながら「ホントはもう絞り尽くしちゃったんですが・・」と「四月の風」。
歌い出してしばらくして、涙で歌えず。
もらい泣きするお客さん。

途中、まだリリースされていない新曲「Easy go」を披露。
聴いた瞬間、なんかちょっとブルーハーツを思い起こさせた。ものすっごい早口で、ただなんか明るい曲だってのはわかった(笑)。
終わってから「さっきの新曲・・・どうでしたかね?うまくいった!決まった!って・・・僕は思ってるんですけど・・・」
んーーー、そうね、まだまだこれから熟れるって感じの、超早口が聴き取れない超絶技巧のさわやか曲だった。
6/6のニューアルバムが楽しみですね。

「さいたまアリーナさいたまアリーナさいたまアリーナ・・・」の超早口や、弾き語り調での「さいたまアリーナ、ありがとう」そして「友達がいるのさ」2番冒頭での「さいたま中の電気を消して」。
さいたまサービス多し。
いつもの曲をいつもの惰性で歌わない、今、まさにこの時を歌っている、今目の前にいるお客さんに向き合っている実感が伝わる。

全31曲、3時間半。
51歳の4人組、恐るべし。
途中「あれ〜もう声使い果たしたかなあ」と思ってるとすぐに復活してラストまで歌い上げるヴォーカル。
ギターが上手いヴォーカル、MCがわかりやすいヴォーカルなら他にもっともっといるだろう。
でもやっぱり「歌」は誰にも譲れない。

先日お友達の家で、少し前に録画したBSのドキュメンタリーを見せてもらったのだけど、その中で宮本さんがインタビューに答えていた言葉がとても胸に残った。
「今までずっと自分の才能を信じてやってきて(才能あるのは当然)、何故みんなわからないんだろう、いつになったら皆がそれに気づく時が来るんだろうか」ということが一番の大きな悩み、燻り続けていたことだという。
当然、そう思えないならアーティストなんてやってらんない。
その言葉通りの岩のように固い、自分への信頼が、今このときの宮本さん、エレカシを支えているのだろうと思った。

だいすきなエレカシが、私の目の前で、段々と重くなりながらどんどん高く昇っていく。
CGかと見まごうばかりの人の数と、視界には入りきれない広大な会場で、その全員から熱いまなざしを受けている豆粒のようなこの人が、この人たちが、根本的には私たちと寸分違わない日常を歩いていることを我に返って思うとき、感嘆と尊敬とそして勇気が、あらためて自分の身体に満ちていくのがわかった。

おめでとう、ツァーファイナル。
31年目のエレカシの羽ばたきを、いったいどこまで目で追えるのだろうか。
置いていかないでね、お願いだから!
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by saskia1217 | 2018-03-19 02:15 | エレファントカシマシ | Comments(0)

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大晦日には居ることが叶わなかったNHKホールへ。
3時間にわたるコンサートのトリプルアンコール、最後の一曲にまさかの・・・

「今宵の月のように」

この曲のわたし史上の最高をまた塗り替えてしまった。
きっとまたすぐに、次のベストを聴くことになるのだろうが。

エレカシ新春コンサート。
私にとって55回目のエレカシライブ、この超メジャー曲でコンサートを終えたことなんて今までなかった。
特に新春は「やわい」曲やったとしても必ず最後の最後は「男シリーズ」とかさ、「富士に太陽」的なゴリゴリで終えるのがお約束だったから。
紅白の時同様、いやそれ以上に丁寧に、一言一言いとおしむように、曲を終えるのが勿体ないように心を込めて、宮本さんはまるで3600人ひとりひとりに目の前で歌ってくれているようだった。
「今宵」って考えてみると本当に不思議な曲かもしれない。
やわらかい、心地よい、ポップ、「世間」にわかりやすい・・・なのに、しっかりと大地に足のついた、根のしっかりした太さ、強さ、逞しさがある。
紅白を受けての万感を持った、またそこに留まらず新たな未来を見据えての、敢えての決意の選曲・・・と私は受け取った。

この日はもう。
最初から最後まで、ただもう、宮本さんが幸せそうで幸せそうで。
それに尽きるコンサート。
会場中、宙を舞う埃さえもが幸福に満たされた3時間。

いつもより余計にクルクル旋回し
いつもより余計に1人でボケては自分でツッコみ自己解決(ちょっともうどこの芸人かと・・・)
いつもより余計に上下奥手前走り回り(珍しくワイヤレスマイクで丹下さんのおシゴトが楽に・・笑。そもそもNHKホールにはもうコードマイクなんて無いのかも・・・)
コンテンポラリーダンスにスカウトしたいくらいの、セッションハウスに呼びたいくらいの、いつもより多種多様なタコ踊り!

「今はここが真ん中さ」「新しい季節へキミと」「桜の花舞い上がる道を」「俺たちの明日」「真冬のロマンチック」
で新春を感じ

「今を歌え」→大宮よりさらにおっっそいテンポ、トミよく保つなあ・・・
「RESTART」「夢を追う旅人」
でしみじみと、今の自分と今のエレカシを噛み締め、

懐かしい「夢のかけら」「はじまりは今」でキュンとし…
(やっぱりいい『愛と夢』!)

MCが丁寧すぎて(笑)「うんうん、大丈夫、わかってるよ、それさっき言ってたよ」みたいにお客さんが微笑みながらブンブン頷いてるのも可笑しかったし。
「悲しみの果て」では「一度(レコード会社を)浪人して、その後『まんまと売れた』曲です」
「旅」で久々の「ギターーーー、オレ〜〜〜!」が聞けたり(何度きいてもオモシロイ)
最近お決まりの「みんなカワイイぜーーー!」を散々言った後に「だけどコンサートって・・・不思議なものですよね。だって『カワイイぜ』とか(自分で笑う)普段、絶対言わないでしょ、人に向かってさ」
「しぶやしぶやしぶやしぶやしぶやしぶやーーーーーーっっ!!!!!」連発事件
「昔の侍」が『東京の空』に入るはずだったけど結局佐久間さんとの仕事で『明日に向かって〜』に入ったこと、「東京の空」のトランペットの近藤等則さんにお願いしたくてしたくて頼み込んで「近藤さんて顔が怖い・・というか濃いんです」とか
「翳りゆく部屋」で「女性に畏怖の念を抱いていて、尊敬していて・・・あ、いや、今でも尊敬してますよ(アタフタ)」とか
「四月の風」イントロでギターのチューニングが狂ってた際に「昔若い頃、録音で自分のギターを『何でもっとレベル上げてくれないんだ!』って文句いったら『宮本さん・・・ええと、その、ギターはそれ以上大きくしたらちょっと・・(まずいです)』って言われちゃってさー、自分では上手いと思ってたの(笑)。それが今じゃあ、ねえ(やってればそれなりになるもんです)」とか・・・
オモシロイ瞬間はいっぱいありました。
ライブ恒例「ご当地ソング」・・渋谷の歌、も良かった!

「RAINBOW」から「ガストロンジャー」へのトミのドラムが凄くて、ほんとに凄くて思わず「トミすごい」と声に出して呟いてしまいました・・
この日は3階席だったのだけど、遠いほど、上に行けば行くほどドラムが見えるのは私は嬉しいな。

「奴隷天国」のとき、遠目ながら、ごくごく短髪になった宮本さんが客席のあちこちを指差しながら「そこの!・・・そこの!・・オメェだよ!・・・なに笑ってんだよ!なに頷いてんだよ!・・・そこの!!・・・オメェだよ、オメェ!」って睨んでるシーンに、それこそ昔の怖かった当時の恐ろしい形相でお客さんを怒鳴ってた青年が重なって見えた気がして。

アンコールの「ファイティングマン」からの「so many people」へのテッパンの盛り上がりも堪能。
からの・・・「今宵」

お友達の1人が、もう今は解散してしまったバンドのお話をしてくれたんだけれど。
彼女はそのバンドがそこそこ好きで、ライブも何度か聴きに行っていたのだけど、そして歌もいいし、ステージも好きだったけれど、結局やる曲やる曲全部が暗くて、どこまで行っても明るくならない、バンドが時を重ねてもそれが変わらなかったので、聴かなくなってしまったそうだ。
そしてそのバンドは、解散してしまった。
だから、ではないかもしれないけど、人は音楽に、コンサートに、やっぱり希望を求めているんだよね。
暗さ、辛さ、悲しさ、憂鬱・・を共有、わかり合えるためには、その先に光が無いと。
光があるってことを、ステージに乗ってる人が身をもって表してくれないと。

楽しいことより悲しいことの方が増えてゆく年齢、おそらくは同じ悲しみを経験しているはずの宮本さんが、満面の笑みと身体中で言う。
「今51歳。61歳、71歳で自分が、バンドが何を出来ているか、新しいことをしているか、楽しみで仕方がない!
これから先、楽しく素晴らしいことしか想像できない」

なんて強い人なんだろう、と思う。
私も強くなりたい。
ポジティブなんていうコトバとは一線を画すその揺るがない背中は、大ホールの中央で精一杯うごめく小柄で華奢な姿の何百倍も大きく、頼り甲斐のあるリーダーのものだった。
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by saskia1217 | 2018-01-16 19:50 | エレファントカシマシ | Comments(0)

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ロビーには大晦日の国民的歌合戦出場を祝う「紅白」の花。
ソールドアウトの入場待ちの行列。
エレカシ全国ツァー@大宮ソニックシティ。

紅白初出場が公式発表されてから初めての週末、昨日は群馬公演、そして今日が大宮。
まだまだその熱は冷めず、会場は今までとどこか違う熱気が漂う。
喜び、期待、祝福、興奮、感慨。

時間キッカリ、ステージには宮本さんを先頭にメンバーとサポートのお二人が姿を現す。
異常な拍手。ずっとずっと止まらない。
宮本さんの耳の病気のための活動休止が明けた、初めての野音「復活の野音」の時のオープニングもそうだった。
あのときの拍手は限りなく温かく穏やかでしっとりしていた。
今日の拍手は熱狂の音。
拍手の音だけで「オメデトウ」が響き渡っていた。
ホントはのっけから「オメデトウ」コールをしたくてしたくてウズウズしていたが、言われたくない時間もあるだろうし、空気読むのが難しい(笑)・・・と、たぶんお客全員が思っていたんだろうな。
数曲済んでからやっと、ご本人の口から「あーこんなこと自分から言うことじゃないんだけど」と報告。
「待て」を解かれた犬みたいに、皆思う存分、祝福。
嬉しくて嬉しくて、「どうすりゃいいんだ」って言いたいのはこっちのほうで。
嬉しいよ、泣きたいほど。
「大晦日は家族で紅白を見て、ゆく年来る年を見て、その日だけは夜更かししてよくて、年が明けてお年玉もらって・・っていう昭和のね、お正月の風景だったんですよ」
まさに。
まさに私の心象風景でもある。

4曲目「ハロー人生」で宮本さんの左耳に直でガナッた石森さんに驚いて即刻叱りつける歌係。
シュンとする石くんは見慣れているけど、この日はかなり後まで文句いってたなあ。
耳、コワイから、本当。
治ったといっても、きっとずうっと気をつけて、怖い思いもしているんでしょうね。
何事もなく、何十年も歌ってほしい。

「初めて来た人にもわかるように」というこのツアーのコンセプトに則ってるレコード解説みたいなMCは、八王子の時よりもっともっと丁寧になってて、学校の先生みたいだったぞ。

カウベルの音がいつもと違ってたから変えたの?の「デーデ」
ギター1本、一節歌い上げてから、が最近のトレンド「今宵の月のように」
すっごい疾走感の「戦う男」
「いつの頃から(サビで手を振るのが)自然発生して、でも俺がやんないから左から右からが錯綜してる」とお客にプレッシャーをかける「風に吹かれて」

遅い曲の「ゆったり度」がまたまた増してて、どれもたっぷり。
限界ギリギリまでテンポ落とした「翳りゆく部屋」はいつもよりずっと一言一言を噛んで含めるような、舞台俳優のセリフのような。
生で聴くのが楽しみで仕方なかった、だいすきなだいすきな「今を歌え」は、ドラムの休符がこれ以上持たないよってくらい際どい遅さで。
♪何度も何度も生まれ変わって♪きた・・・宮本さん、エレカシ、そして私。
泣かせるなよな、ほんと。

やさしく、メロウで、懐かしい空気の前半に、メリメリと激しさが混じって来るプログラミング。
凄みのあるイントロが付いた「3210」は圧巻。あんなの聴いたことなかったよ。
「RAINBOW」「ガストロンジャー」を聴きながら、紅白でこんなん歌ったらどうよ!なんて思ってみたり。
でも、爽やかに温かい「風と共に」で、やっぱり今のエレカシはコレかな、と思ったり。

「また出てくるからね」と何度も何度も言ってから(大丈夫です、帰らないから・・・笑)ハケて、第2部へ。
もうひとつの真骨頂、ゴリンゴリンの音の爆発が始まる。
「ズレてるほうがいい」「奴隷天国」「コールアンドレスポンス」「生命賛歌」と止まらない、魔物のような声。
「聴かせるバラード」に、もう一つのこの日一番の圧巻はここの流れ。
ライブ開始直後は「ちょっと疲れてる声?」だったのが、予想通りの大復活・・・どころか、最後に向かって拍車がかかって良い声に。
なんなんだろう、あの喉は。
そう、そして「生命賛歌」を聴きながら、さっき『翳りゆく部屋』で囁き声出してた人と同一人物だってことを、身震いしながら噛み締めていた。

この日の私のベスト。
「翳りゆく部屋」「今を歌え」「風と共に」「ズレてる」から「RESTART」までの怒濤。

すっかり、ひと頃の「俺たちの明日」ポジションになりつつある「夢を追う旅人」から最高潮に、いつもの「ファイティングマン」へ傾れ込む。
いつものアンコール「待つ男」の、頑なにラストまで一色のみの血のような深紅の照明を身に纏った「歌係」は、この日も最後の一滴まで絞り出して、ステージを去って行った。

「また会おう」が、再び当たり前になった今日に。
来年春までに、ハレのテレビで、輝かしいホールで、どでかいアリーナで、あと何回も、こんなに「また会える」ことが夢のようなことなんだとハッと気づいて背筋がピンとした、さいたまの夜。

暗いもの、重いもの、汚いもの、悲しいもの、憂鬱なもの…
そんなものが全て吹っ切れて、軽く輝かしくなった宮本さんがいた気がした。
だから私たちも軽くなれた。
強くなれた。

宮本さんの耳の病気から紅白出場までの絵に描いたような復活劇もまた、けして平易なものではなかったはずだけれど、彼らがいま手に入れた宝物は、全てそれまでの彼らの道のりの開花、ただただ花であり実であるだけ。

最高のライブ。
一緒に、全ての悲しみを越えて。
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by saskia1217 | 2017-11-20 22:29 | エレファントカシマシ | Comments(2)

過去を追うな、未来を願うな…
「今を歌え」
生涯に何度も生まれ変わる私たちは、今を歌うことしかできない。
かのヒット曲の最愛のフレーズが蘇る「電車乗り継いで いつかの町まで」に心震える。
「あなたの面影」の「た」がよりによって4度に置かれる瞬間の、痛みと懐かしさ。

好きになってから10年、1日も欠かさず…本当に笑っちゃうくらい、電車の中、道を歩きながら、大晦日も元旦も、本番の日の楽屋でも、毎日毎日聴かない日はなかったエレカシ。
1年ほど前から、それをパッタリとしなくなった。
なぜだか自分でもわからなかった。
今日届いたばかりの新譜の2曲目「今を歌え」を聴きながらふと思った。
そうか…
聴いたら泣いちゃうからだったんだな、たぶん。

エレカシ50枚目のシングル「RESTART」本日発売。
「RESTART」「今を歌え」どちらも「今からの再生」を高らかに歌った逸品。
御目出度う、30周年。

ところで。
「頑是ない」を辞書でひきました…笑。
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by saskia1217 | 2017-11-09 01:10 | エレファントカシマシ | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
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