2018年 03月 12日 ( 1 )

奏で踊る人たち〜ブリューゲル展〜

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やっと行ってきた!ブリューゲル展
雨の正午前あたりって、比較的空いててゆったり見られた。
順番気にしなければ、誰もいない絵のところでしばし独り占めも!

宗教画、風景画、花のStilleven、農民たち…
ネーデルラントを強く想い起こさせる船や水難の絵もやはりいくつか。

ほぼ全てが個人蔵のせいだろうか、保存状態がとても良いので何しろ全体的にとっても発色が良い。鮮やか!
特に、宗教画の背景や風景画に多く使われていた、空や水の白っぽい青が印象的。
Stillevenでは、孫の世代のちょい派手なものより、やっぱりヤン1世の、背景が暗いものが好きだなあ。
前面に浮き出ている鮮やかな花々も目を引くけど、そのすぐ後ろの闇の中にうっすら見える後ろに隠れた花たちの、同じ色の花とは思えない密やかで暗く、何かを語っているような様子が印象的。
あたかも、しゃれこうべや砂時計が描かれた象徴的な静物画に表される、生と死は紙一重、命の儚さと同じ思いを感じる。

4世代150年に渡る一家の歩み。
父親のコピー、独自の好み、居住地の風味…
イタリアに行ったまま帰らなかった最も若い世代のヤン・ピーテルとアブラハムの、明らかにイタリアっぽい影の色。

「寓意シリーズ」も興味深かったけど、まぁ、色んなものをいっぱい描ける!みたいな「賑やか感」が先に立つね。
「聴覚の寓意」に描かれたものも盛りだくさん!
ヴィオル、リュートやテオルボの類、レベックやポシェットヴァイオリンみたいなの、シャルマイ?オーボエのようなリード管楽器、ツィンク、リコーダー、トロンボーン、ホルン(ポストホルンのように巻いてあるもの)、チェンバロ(なぜか譜面台に風景画!)、遠景にオルガン(これまたありがちな、パイプの長さが右の方が長い…)、太鼓類、鈴、鐘、時計類(壁には掛け時計、テーブルには卓上時計)、ホイッスル、オカリナのような形の陶器製の小さな笛、歌う天使、リュートを弾く女性、耳が良い鹿、死ぬ前に一度だけ美しい声で鳴くと言われる白鳥、鳥たち、流れる水…

一番好きだったのは、ヤン1世の10×15ほどの小さな銅板に描かれた何枚かの油彩画。
鮮やかな色の見事な細密画!
さすが細密画家のお祖母ちゃんに教わっただけある!
いつまでーーも見ていられる絵だった。
けどねー
まだ買わなくていいかなーと迷っていたアートスコープ、やっぱり買っとけばよかったなぁ…
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さてさて
「ブリューゲル展記念コンサート」vol.2
私担当の回は3/24(土)14時、東京都美術館講堂。
まだチケット大丈夫です!
2100円→1割引で承ってます!
展覧会と合わせてぜひどうぞ!
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by saskia1217 | 2018-03-12 15:18 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


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