東京の空、快晴なり
2008年 10月 29日
今日のお昼ごはんは、天空で。
中野、練馬、奥多摩が見える。
ひとかけらの雲も濁りもない、文句無しの快晴。
東京の空も圧巻である。
見とれすぎてごはんを食べるのも忘れるくらい。
ふとテーブルに目をおとす。
和食屋さんでチョイスしたのは、真鯛のお頭焼き、きのこご飯、油揚げと青菜のお味噌汁と漬け物。
これにビュッフェ形式のお惣菜各種とデザートが付く。
お惣菜は、カレー味の雪花菜、ひじきの煮物、里芋の煮物、大根のチゲ風、湯豆腐、野菜サラダ、もやしのナムル、ちくわの磯辺揚げ、じゃがいものチーズ焼き。
デザートはオレンジゼリー、白玉小豆。
食事中も、つい空ばっかり見てしまう。
だって、急にこんなものが視界に入ったり・・・
(ダ○ワハウスの、白い鯨の形の飛行船)
食後、「ジオットとその遺産展」を見にいく。
これもかなりの高所(笑)。
だって、今度はこんな景色。
御苑、そして遠くに東京タワーも見える。
高いところがめっぽう好きな私には、心も踊る最高の空間。
ところで、かなり遠くからでもよく見えるこのヘンな鳥の巣ビル、出来てから随分経ってからその存在に気づいた私だが(笑)、今日は念願叶ってようやく目の当たりにできた。
これはでも、遠くから見た方が美しい。
ジオット展でわかったこと。
聖母マリアに抱かれる幼児キリストの胸に、ほぼもれなくかかっている赤いペンダントは「珊瑚」だってこと。赤い珊瑚はキリストの血をあらわしていて、磔刑後、十字架から卸されてマリアの腕に抱かれるキリストの運命を予告しているらしい。
そしてその手に掴まれている小鳥は、十字架上でキリストの身体から棘を抜こうとして返り血を浴びたロビンらしい。同じく十字架上の死を暗示しているそうだ。
東京、快晴、風、秋、きのこごはん、ジオット。
いろいろと、いい一日。
一体何の建物なのでしょう・・・気になります。
テレビのCMにもイラストがのってますね。