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二世

「9月末に起こる新旧交代劇」の話題を前回ちょこっと書いたのだが。
今日は、国内最大級の交代劇「新総裁による新閣僚発表」だったですね。
まあでも、とにかく「毎年9月末に総理大臣が交替」が、ゼッタイ普通でない、ということだけは確かだ。

もしかしたら、またまた「いっとき内閣」かもしれないが、それにしても新閣僚はたしかに「二世」だらけである。
それが悪いということじゃないが、こうまでズラリだと目立つ。
例えば「彼のお父さんが総理大臣だったときに○○の○○大統領と仲良しだったから、それが外交では有利にはたらくかも」なんて報じてる番組もあったけど、そ〜んなこと、あるんだろうか・・・ははは。

「二世」といえば、今日某所で「ご両親、ご親戚も音楽家ですか?」と訊かれた。このところ初対面の方とお話することが少ないせいか、この質問もひさしぶりだったけど、かなりよく訊かれることではある。答えは「ちがいます」なのだが、なぜか「音楽家だと親も音楽家」と思う人が、この国では多いらしい。音楽界には確かに親子も多くいるけれど、私のまわりにはどちらかというと「そうでない人」のほうが多い。
ほかに、「二世ですか」クエスチョンをよく受けるところといえば、教会。
コンサートなどで初めて伺うところなどでは、殆ど必ず、それもかなり喜ばしげに「二世ですか?」と訊かれる。最初は、一瞬質問の意味がわからなかったのだが・・・
「ちがいます」と答えて、そこから話題が広がって楽しくお話できればいいのだが、そこで相手の方が話題に困って沈黙が訪れてしまうと、これまたひどく気まずい。が、残念ながらそういうことが多々ある。「二世」じゃない、のが珍しいことなのか(私の教会では圧倒的にそうだが)、そういう人にかける言葉がないのか、かえってこちらのほうが気の毒になってしまう。なので、こういう閉塞感溢れる会話は、じつはあまり好きではない。

もちろん、「二世でない」人が感じる不快不満と全く同じように、もしかしたらそれ以上に「二世」といわれる人たちの悩みや不満(プレッシャー、誹謗中傷など)も大きいと推測するから、結局どっちもどっちだが。

考えてみたら、私が何かの「二世」であると言える項目がひとつも見つからない。普段そんなこと考えもせず生きているが。両親のどちらかと自分の共通項目・・・ないですねえ。
強いて言えば「東京生まれ」くらい。
だが、私はそのことに、色々な意味でとても満足している。
そして、そういうふうに育ててくれた両親に非常に感謝しているし、それはそれですごいことだと思う。
私はゼッタイにだれかの「二世」では在りたくないし、だれかの「一世」にもなりたくない。
いろんな面で。
みんなもれなく、ただの「ひとり」。

・・・
夕方FMラジオで、渋谷HMVのブースから生出演したエレカシ宮本さんのインタビューと新曲を聴く。タイトル曲はすでにライブやPVで何度も聴いていたが、カップリングのほうは初ご披露だったのでは?
It's my lifeというその曲、「首都高ドライブの歌」なのだが、冒頭から良かった。途中でFOしちゃったから全貌は未知だが、かなり好きかもしれない。そう、タイトル曲より好きかも(笑)。なんだか、歌詞が潔い気がした。
初回盤には6月の野音ライブ映像が8曲も(!)付く。シングルの曲は2曲である(笑)。
「・・・・って、最初聞いたときは、それってどうなの?どっちがメインなの?みたいに思いましたけど(笑)、でもねえ、自分で言うのもなんですが、(DVD映像を)見てみたら、これがまたいいんですよ!」・・・らしいデス。そりゃ、ライブはいいに決まってる。

久しぶりに見ている深夜番組。
さまぁ〜ず、面白いなあ、やっぱり。
テレビでは一見同じようにバカをやっているふうに見えても、コントの質が違うというか、ゾッとするようなコントが創れるオリジナリティーを持っている芸人さんは、本当に少ないと思う。
オリジナルのコントをじっくりみると、実力の差がはっきりわかりますね。
そろそろまた、いろんな人のコントを見てみようかな。

今日のトリビア。
「♪やま〜だでんき♪
のリズムフレーズを作ったのは、さまぁ〜ず」
ふざけて歌っていたのを、CM製作者が偶然聞いていて採用になったとか。
知らなかった・・・!
by saskia1217 | 2008-09-25 01:10 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217