相変わらず
2013年 04月 19日
・・・ばっかりのブログになってきた(苦笑)。
ときどきあるお休みの日にお天気がいいと、どうしても歩きたくなる。
ここのところ温かい日が続いたし、ずっと忙しくてゆっくり会えなかったお友達数人との約束が連日目白押しだったので、結局その約束はほぼ全てお散歩になった。
毎日うつくしい色をみて、いい空気を吸ったという備忘録。
新宿御苑には子供の頃以来ずっと足を踏み入れていなかった。
ふと思って行ってみたら、ソメイヨシノがちょうど終わりツツジが咲き始めたという狭間にあって、それほど混み合っていない。特に、普段は閉園日の月曜なのに今の時期だけ特別開園、というラッキーも重なって不快な混雑にも悩まされずにのんびり楽しめた。
公園脇の御苑前、二丁目あたりには美味しそうなレストランやオシャレなカフェも多く、それも楽しみのひとつ。
金属部品屋さんや呉服屋さん、碁盤専門店など古くからのお店と、新しいチェーン店やコンビニが混じって並ぶ通りをぶらぶら歩くだけでも楽しい。
お昼の中華は上品系だったけど美味しかった。
新宿御苑に入ると、一気に空気が変わる。
呼吸が嬉しくなるというか、呼吸している自分を実感できるというか。
ダンスのステージみたいな一角。
セントラルパークです、とか言ってみたくなる。
もちろんいろんな花が咲き競ってた。
ニラみた〜い、と思ったら「花ニラ(トリテリア)」らしい。
山吹やらシャがやら。
藤棚のフジは2分咲き、「つつじ山」のツツジは半分くらいかな。つつじ山は目がチカチカするくらいの色にやられた。
よく剪定された松の枝々は、透かしてみると血管みたいに見事な曲線。
千駄ヶ谷門のあたりの奥のほうへ歩いていったら、素晴らしく幻想的な池に出た。
思わず立ち尽くすくらいの光景。
鳥の声しか聞こえない。
中央の松の木の下には一羽のアオサギ(?)が・・・。
人が増えて来たと思ったら、どうやら桜のコーナーに来たらしい。
もちろん今は八重桜が主流だったけど、遅咲きの桜も何種類か咲いてた。
地味な感じのもいいね。これなんか芥子色の地の着物の柄にしたい。
それでもふと振り返ると、自分が新宿のど真中にいることに気づく。
大木戸門から出て・・
ここでお茶。
この素敵なカフェにあった古い時計は、開業時に「内藤家が徳川からここの土地を貰う際に『馬で走れた分好きなだけ』と言われた」故事にちなんで「馬のもの」を、ということで購入されたそう。
(てっぺんに馬がついてる)
100年以上経っている古時計は、ちゃあんと動いて定時には鐘も鳴らしていた。
新宿、嫌いだったけど、駅を離れるといいんだってことがわかった。
二丁目のほっそ〜いビルを見ながら世界堂に寄り道して、素敵な一日を終えた。
相変わらずの面白みのない似たような写真の記事、読んで下さってありがとうございます。
そうですか、御苑あたりはよくご存知だったのですね。私は本当に殆ど知りませんでした。
年度初めは特にお忙しいですよね。お身体大切にお過ごしください。いつかどこかでゆっくりお散歩できる時間がとれるとよいですね・・。
(明日の放送はほんとにちょっとだけなので・・・恐れ入ります)