勝てますように
2012年 08月 27日
JR新大久保駅からすぐの、皆中稲荷神社。
前から気になっていたのに、いつも通り過ぎるだけだった。
天文2年(1533年)、鉄砲組与力の夢にあらわれた稲荷大明神が射撃を伝授し、その霊験が評判になったという由緒をもつ。
「当たる」ということから、賭け事、勝負事に特にご利益があるとされている。
このあたりの「百人町」という地名は、江戸時代にすごい腕前を持っていたという伊賀組百人鉄砲隊を率いる内藤清成の屋敷があったことからきているが、この神社とも深いつながりを持つ。
・・・と、以前「ブラタモリ」とか「もやさま」でもやってたな。
ちょうどお祭りの準備中で、ただでさえ狭い境内は金魚すくいや盆踊りの用意でごった返していた。屋台の設置を手伝う人たちの言語もさまざま、そして鳥居の外から不思議そうに覗く金髪の観光客・・・ザ・インターナショナル。
ふる〜いお狐様、そして狛犬も共存。
本殿は小さいながらも堂々としていて、ちゃあんと奇数(3)本の鰹木と外削ぎの千木で、倉稲之魂之大神が男神であることを示している。
異文化ひしめき合う喧噪と雑踏の中にたたずむ江戸。
ギャンブルにはとりあえず無縁なので(笑)、ヒット祈願でおねがいごと。
おみくじ吉・・・そう、多くを望まないそこそこの幸せが吉、そして夢だけは大きく。