気晴らし
2005年 10月 20日
いわゆる「楽天的」というのだろうか、もともとそんなに、気持ちが詰まってきたり、ストレスに押しつぶされたりしない性分らしい。
(まあもっとも、「ストレス」になるほど働いてない、勉強してない、という説も・・・)
それでもたまに、煩わしい雑音が全くない、空気のいい緑の中へ、無性に行きたくなる。
6日ぶりに秋晴れになった今日、埼玉・滑川町にある森林公園に行ってきた。
ここに来るのはひさしぶり。子供の頃は、殆ど季節ごとに来ていたと思う。
ここは広いので、かなりの入場者があってもあまり混んでいる感じがしないが、今日は平日で余計ガラガラだ。
睡蓮やコウホネが咲く池には、半分オタマジャクシの半人前カエルがぴょんぴょん飛んでいる。ここかしこに、季節ごとに違った花が咲く。舗装された主要な道から少しはずれて、森の中の道を入って行くと、人間の出すざわめきが、みる間に後ろに遠ざかって行く。それが私にとってはたまらない幸せだ。たしかに自分も「雑音を出す人間」のひとりではあるのだが・・・
季節の花が交代で咲くお花畑は、かわいそうに連日の雨に打たれて傷つき、茎が曲がってしまったコスモスで一杯だった。それでも、ピンク、黄色などの花が美しかった。
それから大好きなランタナの花も・・・
秋の野草、フジバカマは満開。いろんな種類の蝶、そして数えきれないほどたくさん飛んでいた赤とんぼに大人気。
そして、うちのわんこ「まろ」も大満足♡
帰り際、私の大好きな木「メタセコイア」の大木のある、小さな広場に出た。
長い枝を下にむかって広げ、ドームを作っている。中に入ってみると、折からの陽射しが透けて夢のようだった。深呼吸も、ひとつひとつが濃いような気がしてくる。
さあ、明日からまた都会でがんばろう!