「平均律」コンサートのリハ
2010年 10月 20日
「コンサート情報」でもフライヤーをご覧いただいている、J.S.バッハ「平均律クラヴィア曲集第一巻」のリレーコンサート。
私が出演する第2グループのステージまであと1週間になりました。
今日は会場の楽器でリハ。
この楽器(フレミッシュタイプ、野神俊哉氏製作/2000年)はこの会場「3F音楽室」がオープンしてすぐに入ったもので私はその頃一度弾いたきりだったから、10周年ということは10年ぶりに触ったわけだ。
1段鍵盤で8フィート、4フィートそれぞれ1本ずつというシンプルなレジストレーションなのだけど、引き心地は軽くて鍵盤も浅いけど、柔らかいのにシャリっとした芯のあるとても個性的な音がする。ものすごく不思議な楽器なのだ。
そして10年前とは見違えるように「育って」いて、すご〜くよく鳴っていた。
そして、今日その姿を見て「あ、そうだ・・ペダルがあったんだった」(笑)。
そう、チェンバロにはふつう付いていないサスティンペダルがこの楽器にはあって、それを踏むとダンパーが上がってひっかかれた弦の響きが止まらずに鳴りっぱなしになる仕掛け。
ピアノでいえば右ペダル、です。
見えますか?
担当のハ長調から嬰ハ短調までの4曲を弾きながらよ〜く耳をすませて、どうしたらこの曲と楽器を「生かせる」(活かせる、じゃなくて)か、いろいろ考えを巡らせていた。
まだお席があるようです。
29、30日両日同じプログラムなので、どちらかご都合がつく日に、是非是非お出かけください!
限定30名という超セレブなコンサートってのも、なかなか無いと思うし(!)
詳細は「コンサート情報」↑へGO!