声の力
2010年 06月 07日
時々急に食べたくなるのが崎陽軒のシュウマイ弁当。
岐阜は飛騨高山以外、未踏の地。
岐阜駅前の黄金の「何か」にビックリ、これはきっと「あの人」だろうと思ったら大当たり。
織田信長さんだった。
こっちから見ると、行き交う列車を光り輝きながら見守っておられます。
会場は西岐阜にあるサラマンカホール。
オルガンがあるので有名なのだが、訪れたのは初めて。
大きなホールですが、キャパが700という理想的なバランスで響きも素晴らしい。
ハコが大きいと客席数も多くなってしまうのが大ホールの難点だが、最初から音楽ホールとしてつくられたものはさすがにいいですね。
夕刻から夜までリハ。
翌日午後からのコンサートはいずれもアマチュア合唱団の精鋭、CANTUS ANIMAE(東京)、まい(長野)、Pro Musica Viva(岐阜)の合同演奏会。
ルネサンスから日本の現代作品、そして今年度の全日本や学校音楽コンクールの課題曲までを網羅する豪華なプログラムで、トリには地元の中高校の合唱部員たちとの合同演奏という3時間にわたるゴージャス企画。
名曲ぞろいで合唱ファンにはたまらないラインナップだったのでは?
何よりも客席の前方に陣取った学生さんたちがじつに真剣に、また楽しそうにステージを見つめていたのが印象的だった。
私はバッハ、メンデルスゾーン、フォーレでオルガンを、そしてモンテヴェルディでチェンバロを担当。いずれも楽しく弾かせていただいた。
やっぱり「声」や「歌詞」の持つ力の前には、器楽は屈してしまうのだ。
その圧倒的な力にずいぶん助けてもらった。
プログラム最後の総勢300人以上の「声」による、「大地讃頌」と「鴎」は圧巻。
「大地讃頌」冒頭、ピアニシモから始まって長い長いフレーズを内側からジリジリと膨らませていく場面や、無伴奏で歌われた「鴎」はまさに「圧巻」以外の表現ができないほど。
楽屋のモニター越しにも伝わったくらいだったから、会場のお客さんはさぞ息をのんだことだろう。
昼本番でゲネブロが朝早かったため、初日夜の集まりは残念ながら失礼させていただき、ホテル近くのちょっとしたお店で、学生時代からの大親友で共演のチェリスト西澤央子さんとかる〜く飲みつつササッと食事。
純和風「オープン居酒屋」の、道に面したビールケースを挟んで陣取り、初夏の夜の心地よい風を受けながら地元でとれたての野菜や魚を少々。
長良川の鮎(ピンぼけお許しください)、どて煮などどれも最高に美味。
(この他、あぶった皮付き空豆や手羽先なども素晴らしかったが、いずれも見事なピンぼけ写真だったのでボツ!)
本番後の打ち上げにていただいたのは、こんな見事なお膳。
飛騨牛のしゃぶしゃぶも柔らかくて至福。
この後、五穀米に赤出しのお味噌汁、ほうじ茶のゼリーまでフルコース。
たくさんのおしゃべりと共に、じつに楽しい思い出になった。
お世話いただいた多くの合唱団の方々、指揮の雨森文也先生はじめ共演の皆さん、そして満員のお客さまに感謝。
鵜飼いが見られなかったのは残念だが、いつか旅にでも行きたいなあ。
そして今まで密かに「きっとおなじ☆の住人だ」と勝手に思っていたのですが、昨日の打上げで完全に確信しましたo(^-^o)♪
近いうちに「Hさんと飲む会」、実現しましょう !
これからも末永く宜しくお願いします〜♪
こちらこそ、ありがとうございました!
思いっきり楽しかったです。
またご一緒したいですね〜、いろんな意味で(笑)。
こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします!
あ、いろいろとお大事になさってくださいね!
くれぐれも無理(と深酒)しないようにしてください。