A線上のアリア☆チェンバロ奏者 廣澤麻美 公式ブログ  Asami Hirosawas Blog


今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
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ようこそ!

廣澤麻美公式ブログ「A線上のアリア」にお立ち寄りくださって、ありがとうございます!
日々の記事も随時アップしています。
「コンサートスケジュール」「チェンバロ教室のご案内」に続いて下へスクロールしていただくと、最新記事がご覧になれます。
よろしければ、ゆっくりしていってくださいね!
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# by saskia1217 | 2019-12-31 23:59 | Comments(0)

コンサート・スケジュール (2月19日更新)

現在、出演が決まっているコンサートスケジュールです。
各コンサートの詳細は随時補足、更新、またこの日程以降の情報も追ってアップしていきます!
お問い合わせはコメントにて随時承りますので、どうぞご遠慮なくメッセージをお送りください。
個人的メッセージ、個人情報を含む場合は必ず「非公開コメント」にチェックを入れて下さい。ブログ主である管理人のみが見られる状態になります。

★東京・春・音楽祭/ミュージアム・コンサート
「ブリューゲル展」記念コンサートvol.2 廣澤麻美チェンバロ・ヴァージナルコンサート
2018年3月24日(土)14時開演/13時30分開場
東京都美術館講堂
入場料/2100円
チケット一般発売 12月7日(木)10時
詳細・お問い合わせ・チケット購入は↓音楽祭公式サイトからどうぞ

<プログラム>
P. コルネット/第3旋法によるトッカータ
スザンネ・ファン・ソールトによる写本より/シャンパーニュ地方のブランル
アルマンド「ラ・ノネット」
                     ブラバントのロンドまたはブランル
レニングラード写本より/おかしなシモン
J.P.スヴェーリンク/天にまします我らの父よ
         わが青春はやがて終わり
         緑の菩提樹の下で
         涙のパヴァーヌ
半音階的ファンタジア
A.ファン・デン・ケルクホーフェン/フーガ
P.バステイン/組曲第2番

チェンバロ/ヴァージナル 廣澤麻美








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# by saskia1217 | 2019-12-31 23:58 | コンサート・スケジュール | Comments(71)

チェンバロ教室のご案内 (随時受付)

あなたもチェンバロを習いませんか?
チェンバロを弾いてみませんか!
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私が日々お仕事をしているなかで、とても大切な部分を占めるもののひとつ、それはレッスンです。現在おもに自宅で行っているレッスンには、受験生から趣味で弾かれる方まで、いろいろな生徒さんがいらしており、ソロ、また通奏低音をご指導しています。
「チェンバロ科を受験したい」また「ずっとチェンバロを弾いてみたかった」「いちどチェンバロのレッスンを受けてみたい」という方、私とご一緒に楽しくレッスンしませんか?
一年を通して、いつでも受付をしております。お問い合わせだけでも、どうぞお気軽に、ご遠慮なくどうぞ!

対象:
すべての方。年齢、経験を問いません。鍵盤楽器初心者も最初から丁寧にご指導いたします。「練習楽器がない」とご心配の方も、とりあえず始めてみませんか。追々、練習楽器の確保についてもご相談にのります。
音高、音大チェンバロ科受験生、入試で副科チェンバロや通奏低音がある受験生、急に本番でチェンバロを弾くことになり「とりあえずこの曲だけチェンバロで仕上げたい」というピアニストの方、ピアノも弾いたことがないがチェンバロをやってみたい、など、色々な方に対応いたします。
なお通奏低音だけのレッスンもいたします。

レッスンの場所:
都内、JRの駅からすぐ。楽器はフレンチタイプ2段を使用します。出張レッスンにも対応いたしますので、お気軽にご相談ください(会場費・楽器レンタル代・会場までの交通費などは別途ご負担をお願いいたします)。

レッスンの日程や時間:
原則として毎回、生徒さんのご都合と私の予定を合わせて決定します。平日や日中も可。また、期間限定でもお教えできます。

レッスン料:ワンレッスン制です。レベルに関わりなく、1回のレッスン料(約1時間)は一律にしています。なお、受験生や、ソロと通奏低音両方のレッスンを希望される方など、1時間を大幅に超える方については別のカテゴリーになります。金額についてはお問い合わせください。

レッスンご希望の方は、このブログのコメント欄に「チェンバロレッスン希望」のメッセージと、メールアドレスなど可能なご連絡先をご記入の上、必ず『非公開コメント』の欄にチェックを入れてご送信ください。折り返しこちらからご連絡させていただきます。
<重要なお願い>
こちらへのお問い合わせ、お申し込みの際にお知らせいただくご連絡先、メールアドレスなどはお間違えのないよう十分お確かめの上お書きください。特に「携帯のメールアドレス」をいただいた場合、こちらからの送信を受け付けずにメールが返ってきてしまい、連絡に行き違いが生じてレッスンが不可能になってしまったケースが多々ございます。こちらから差し上げるメールはフリーメイルになりますので、大変お手数ですがメール受信の設定をいまいちどご確認いただけますよう、お願い申し上げます。
殆どの場合、お問い合わせいただいた翌日、遅くとも2〜3日中にはお返事さしあげておりますので、万が一お返事が届かない場合は再度コメントくださいますよう、お願いいたします。
また、こちらからの情報を差し上げた後、レッスンをご希望にならない場合でも、どうぞご遠慮なくその旨はっきりとお知らせいただけますと幸いです。そのままお返事いただけませんと、上記のような事故の可能性もあり行き違いが生じますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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# by saskia1217 | 2019-12-31 23:57 | チェンバロ教室のご案内 | Comments(66)

神楽坂とさか計画「THE ORIGIN」

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さる週末のセッションハウス「神楽坂とさか計画・THE ORIGIN」
満員のお客様に囲まれて、全3回公演無事終了しました。
寒いなかお越し下さったみなさま、ありがとうございました!

今回は前日夜が、音楽監修とオルガンを務めた「仏響コンサート」というスケジュールで、直前のリハ参加が難しく、とさかの皆様には色々とご迷惑をおかけしてしまったのだけど…

今年の近藤さんの狙いの1つに…
「いつも必死にがっつりピアノ弾いてダンスを視界に入れることが出来なかった私を、少し解放したい」
つまり同時に「作品そのものが音楽作品に支配されすぎない」
ことがあった。

ピアノ的にみると(笑)昨年のゴンザレスが容量重量体力気力Maxだとすると(1年かけてさらったからねー)、今年はまさに対極。
余裕ないスケジュールも相まって、当日まで決まらないアレコレに対して、私も焦りや不安ほとんど感じずにノンビリ参加。
…とはいえ、石渕さんとのアンサンブルや、最後まで身体に入らなくて怖かった4小節+6小節という変格的な尺の即興には、ちょっぴりドキドキでしたが。
(ダンサーの拍や尺の数え方って、音楽家サイドからみると倍なことが多いから難しく、話がややこしくなったり。体感的に4単位が彼らには8なんだよねー。未だに慣れなくて…)
あと…
コンドルズファンにはおなじみの名曲「サバンナの掟」でいただいた役「最近抜け毛が気になる雄ライオン」の出番ばかり気になり(笑)
ゼッケンつけたカラフルな衣装を、Eテレのイメージに重ねてやりきりました、あはは。

海外国内で活躍するダンサーさん、大学出たばかりくらいのフレッシュなダンサーさん…
とさか計画は今年で7回目なのだけど、毎年本当に!全てのダンサーさんがみな素晴らしいのです。
個性豊か、明るくて面白く、楽しい人ばかり。
思いやりがあり、気遣いがあり、優しくて、キッパリと気持ちがいい。
1ヶ月半くらいほぼ毎日一緒に過ごす間、嫌なことが一瞬もないばかりか、楽しい時間が過ぎていつか終わることがこんなに寂しく悲しい現場ってないのですよ。
ほんとにひとえに近藤さんの人徳なんだなぁ…

そんなわけで2日間の本番中、才能と個性豊かなダンサーさんたちの近藤ワールドを、今年はピアノ席から心穏やかに楽しめました。
みんなありがとう!
羽生くんも宇野くんも小平さんも、なーんにも見られてないけど(笑)幸せな時間でした。

やりたかったことが出来て良かったね、近藤さん!
と思いきや、まだやりたかったことがいっぱい残っちゃったんだって。
それはまた来年やるそうなので、みなさま期待してお待ちください!
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# by saskia1217 | 2018-02-19 22:18 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

祈りのとき〜仏響コンサート、終了!〜

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2/16の仏響コンサート@日本福音ルーテル東京教会。
短い準備期間に加え、いくつかのハプニングもあり開催が危ぶまれましたが、皆様の強い気持ちとご尽力で何とか終了しました。

個人的には、もっと音楽面の内容を充実させたかった悔いは残りますが、まぁ与えられた環境と時間で作り上げなくてはならないので致し方ないかもしれません。
個人的には、あの会場であのオルガンでのアンサンブルでどう響くか最後まで疑問だった自作の「懺悔随喜」がイメージ通りに音になったのに、ちょっと感動しました。

トークの時、お客様の表情がとても柔らかく楽しそうだったのが印象的でした。
(トーク…松島住職と関野牧師のインパクトにはどーしても負けてしまいますが…笑)

一人一人の祈りが1つになる時を体感&楽しんでいただけとしたら嬉しいです。
共演を快く引き受けてくれた若い弦楽器奏者のみなさん、たくさんのお客様、そして関野牧師にスペシャルサンクス!
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# by saskia1217 | 2018-02-19 22:13 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

とさかふたたび〜立ち返る原点

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「とさか」リハがゆっくり、でも密に動き出しました。
いつにもまして色とりどりのダンサーさんたち、すばらしいです!

「オリジン」=原点
いろいろな「根っこ」を探ります
音楽ももちろん
既製品は一切使いません
添加物、甘味料、着色料も禁止!

近藤さんはもちろん、わたしもです
あの時あの場所で聴いていただいたあの曲が
また聴けるかも!

さぁ…
タイヘンだぞぉ〜!😅

小さい会場ですので、ご予約はお早めにどうぞ😊

セッションハウス リンゴ企画
近藤良平 神楽坂とさか計画「THE ORIGIN」
2018年2月17日(土)19時
18日(日)13時/17時
神楽坂・セッションハウス
入場料/前売一般3000円 前売学生(高校・大学・専門生)2500円 前売こども(4歳〜中学生)1500円

構成・演出・作曲・振付・出演/近藤良平
出演/柿崎麻莉子、山崎麻衣子、あきたけだ、池田仁徳、池田絵理、酒井大輝、下島礼紗、中川絢音ほか
作曲・演奏/廣澤麻美
演奏/石渕聡
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# by saskia1217 | 2018-01-31 01:51 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

第一歩〜共に祈るチャレンジ

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声明と教会音楽が共に祈るコラボレーション「仏響コンサート」初リハ!

松島ご住職の作品、メンバーのヴァイオリニスト池田枝子さんのアレンジ、そして私の作品とアレンジ…
ご住職には図々しくも半ば強引にアレコレご提案させて頂くわ、今回初めてご一緒する弦の皆さんのお人柄と柔軟性にも大いに助けていただくわ…
とにかく音を出してみるまでは先が見えなかった内容なのでドキドキでしたが。

不安は一気に解消しました!
なかなか、いや、かなり良かったです(自画自賛…笑)
これに、当日はルーテル東京教会の熱血牧師、関野先生の祈りのメッセージが加わることを想像すると…
これはそうそう無い、得難い時間になる予感!
ほんと素晴らしい一夜になりそうなので、是非たくさんの方に立ち会い、目撃し、ともに分かち合っていただきたいです!

仏響コンサート〜声明と教会音楽の出会い〜
2018年2月16日(金)19時開演/18時20分開場
日本福音ルーテル東京教会
入場料:3,000円(礼拝席・全席自由)
チケット予約:功徳院 03-3949-4600(09:00〜17:00)
メール gen-bu@tera.or.jp
または私までFBメッセージでも承ります
    
詳細、公演パンフレット:http://www.tera.or.jp/archives/1212

公演紹介動画:https://youtu.be/hgJG2tO28YI

<プログラム>
J.S.バッハ/我ら苦しみの極みにあるとき(オルガンソロ)
カンタータ147番より コラール「イエスこそ我が喜び」
大中寅二/前奏曲(頌歌)(オルガンソロ)
高野山真言宗僧侶による祈りの法要
同・声明唱和
松島龍戒/四智梵語
般若心経
廣澤麻美・編曲/御詠歌「追弔和讃」
廣澤麻美/廻向(懺悔随喜)
ほか

<出演>
声明・読経/松島龍戒(高野山真言宗功徳院東京別院・住職)
ヴァイオリン/池田枝子、佐藤奈美
ヴィオラ/羽藤尚子
チェロ/野津真亮
オルガン/廣澤麻美


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# by saskia1217 | 2018-01-31 01:49 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

本当の強さ〜エレファントカシマシ新春コンサート2018 NHKホール〜

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大晦日には居ることが叶わなかったNHKホールへ。
3時間にわたるコンサートのトリプルアンコール、最後の一曲にまさかの・・・

「今宵の月のように」

この曲のわたし史上の最高をまた塗り替えてしまった。
きっとまたすぐに、次のベストを聴くことになるのだろうが。

エレカシ新春コンサート。
私にとって55回目のエレカシライブ、この超メジャー曲でコンサートを終えたことなんて今までなかった。
特に新春は「やわい」曲やったとしても必ず最後の最後は「男シリーズ」とかさ、「富士に太陽」的なゴリゴリで終えるのがお約束だったから。
紅白の時同様、いやそれ以上に丁寧に、一言一言いとおしむように、曲を終えるのが勿体ないように心を込めて、宮本さんはまるで3600人ひとりひとりに目の前で歌ってくれているようだった。
「今宵」って考えてみると本当に不思議な曲かもしれない。
やわらかい、心地よい、ポップ、「世間」にわかりやすい・・・なのに、しっかりと大地に足のついた、根のしっかりした太さ、強さ、逞しさがある。
紅白を受けての万感を持った、またそこに留まらず新たな未来を見据えての、敢えての決意の選曲・・・と私は受け取った。

この日はもう。
最初から最後まで、ただもう、宮本さんが幸せそうで幸せそうで。
それに尽きるコンサート。
会場中、宙を舞う埃さえもが幸福に満たされた3時間。

いつもより余計にクルクル旋回し
いつもより余計に1人でボケては自分でツッコみ自己解決(ちょっともうどこの芸人かと・・・)
いつもより余計に上下奥手前走り回り(珍しくワイヤレスマイクで丹下さんのおシゴトが楽に・・笑。そもそもNHKホールにはもうコードマイクなんて無いのかも・・・)
コンテンポラリーダンスにスカウトしたいくらいの、セッションハウスに呼びたいくらいの、いつもより多種多様なタコ踊り!

「今はここが真ん中さ」「新しい季節へキミと」「桜の花舞い上がる道を」「俺たちの明日」「真冬のロマンチック」
で新春を感じ

「今を歌え」→大宮よりさらにおっっそいテンポ、トミよく保つなあ・・・
「RESTART」「夢を追う旅人」
でしみじみと、今の自分と今のエレカシを噛み締め、

懐かしい「夢のかけら」「はじまりは今」でキュンとし…
(やっぱりいい『愛と夢』!)

MCが丁寧すぎて(笑)「うんうん、大丈夫、わかってるよ、それさっき言ってたよ」みたいにお客さんが微笑みながらブンブン頷いてるのも可笑しかったし。
「悲しみの果て」では「一度(レコード会社を)浪人して、その後『まんまと売れた』曲です」
「旅」で久々の「ギターーーー、オレ〜〜〜!」が聞けたり(何度きいてもオモシロイ)
最近お決まりの「みんなカワイイぜーーー!」を散々言った後に「だけどコンサートって・・・不思議なものですよね。だって『カワイイぜ』とか(自分で笑う)普段、絶対言わないでしょ、人に向かってさ」
「しぶやしぶやしぶやしぶやしぶやしぶやーーーーーーっっ!!!!!」連発事件
「昔の侍」が『東京の空』に入るはずだったけど結局佐久間さんとの仕事で『明日に向かって〜』に入ったこと、「東京の空」のトランペットの近藤等則さんにお願いしたくてしたくて頼み込んで「近藤さんて顔が怖い・・というか濃いんです」とか
「翳りゆく部屋」で「女性に畏怖の念を抱いていて、尊敬していて・・・あ、いや、今でも尊敬してますよ(アタフタ)」とか
「四月の風」イントロでギターのチューニングが狂ってた際に「昔若い頃、録音で自分のギターを『何でもっとレベル上げてくれないんだ!』って文句いったら『宮本さん・・・ええと、その、ギターはそれ以上大きくしたらちょっと・・(まずいです)』って言われちゃってさー、自分では上手いと思ってたの(笑)。それが今じゃあ、ねえ(やってればそれなりになるもんです)」とか・・・
オモシロイ瞬間はいっぱいありました。
ライブ恒例「ご当地ソング」・・渋谷の歌、も良かった!

「RAINBOW」から「ガストロンジャー」へのトミのドラムが凄くて、ほんとに凄くて思わず「トミすごい」と声に出して呟いてしまいました・・
この日は3階席だったのだけど、遠いほど、上に行けば行くほどドラムが見えるのは私は嬉しいな。

「奴隷天国」のとき、遠目ながら、ごくごく短髪になった宮本さんが客席のあちこちを指差しながら「そこの!・・・そこの!・・オメェだよ!・・・なに笑ってんだよ!なに頷いてんだよ!・・・そこの!!・・・オメェだよ、オメェ!」って睨んでるシーンに、それこそ昔の怖かった当時の恐ろしい形相でお客さんを怒鳴ってた青年が重なって見えた気がして。

アンコールの「ファイティングマン」からの「so many people」へのテッパンの盛り上がりも堪能。
からの・・・「今宵」

お友達の1人が、もう今は解散してしまったバンドのお話をしてくれたんだけれど。
彼女はそのバンドがそこそこ好きで、ライブも何度か聴きに行っていたのだけど、そして歌もいいし、ステージも好きだったけれど、結局やる曲やる曲全部が暗くて、どこまで行っても明るくならない、バンドが時を重ねてもそれが変わらなかったので、聴かなくなってしまったそうだ。
そしてそのバンドは、解散してしまった。
だから、ではないかもしれないけど、人は音楽に、コンサートに、やっぱり希望を求めているんだよね。
暗さ、辛さ、悲しさ、憂鬱・・を共有、わかり合えるためには、その先に光が無いと。
光があるってことを、ステージに乗ってる人が身をもって表してくれないと。

楽しいことより悲しいことの方が増えてゆく年齢、おそらくは同じ悲しみを経験しているはずの宮本さんが、満面の笑みと身体中で言う。
「今51歳。61歳、71歳で自分が、バンドが何を出来ているか、新しいことをしているか、楽しみで仕方がない!
これから先、楽しく素晴らしいことしか想像できない」

なんて強い人なんだろう、と思う。
私もあんなふうに強くなりたい。
ポジティブなんていうコトバとは一線を画すその揺るがない背中は、大ホールの中央で精一杯うごめく小柄で華奢な姿の何百倍も大きく、頼り甲斐のあるリーダーのものだった。
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# by saskia1217 | 2018-01-16 19:50 | エレファントカシマシ | Comments(0)

恩師

私には、今の私を作ってくださった、私の人生の道をつけてくださった恩師が何人かあります。

原田茂生先生。
二つめの大学で、専攻のチェンバロより夢中で取り組んだドイツリートを卒業後もずっとご指導いただき、若造の私をステージにもお誘いくださいました。
ヴォルフのスペイン歌曲集、楽しかった…
身に余る共演に緊張して舞台袖までメイク用のヘアクリップ付けっ放しだったのを、笑いながら教えてくださったなぁ…

DAADのドイツ留学試験の際には、たくさんのアドバイスと励ましをいただきました。
無事合格したものの初めての外国行きだった私を
「大丈夫じゃー、あんたは北極でも南極でもやっていけるっ!」と豪快に笑って送り出してくださった先生。
DAAD大先輩でいらした先生が、留学説明会での昼食のテーブルで、ブレートヒェンにナイフを入れながら
「ドイツではこうやって横に切って食べるんじゃ!懐かしいなぁ…」と目を細めていらしたっけ。
先生がいらっしゃらなかったら、私はドイツに行けていなかった…

芸大学部長をされていたときは、全身を黒革のツナギでキメた先生が大きな真っ黒なバイクで、あの煉瓦色の校門を颯爽と飛ばしてこられるお姿も脳裏に焼き付いています。

先生が育ててこられた素晴らしい歌手は数えきれないほどいらっしゃいますが、
声楽科学生でない私のような者にも本当に惜しみなく、音楽への愛とエネルギーを全身全霊で伝えてくださった方でした。

決して焦らず、慌てず、押し付けず、
そして何よりも、本当にいつも
楽しく明るく
ノンビリと。

先生にお会いできて本当に幸せでした。
合掌。

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# by saskia1217 | 2017-12-22 01:30 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

笑いにはかなわない

昨日、師走初日。
お誘いいただき、ディケンズの「クリスマスキャロル」を下敷きにした「音楽狂言〜寿来爺」を観た。

東中野の梅若能楽堂は初めて訪ねたが、年輪を感じる古い作りは落ち着きがあっていい。ロビーにたくさん置かれた椅子も、ほぼ「アンティーク」のような佇まい。
ただ昔の建物の常で客席がとても狭く隣の方と肩や腕がくっついてしまうほど。
外国人や男性の方にはかなり辛い…

寿来爺(スクルージ)の善竹十郎さん。
舞台を拝見するたびにいつも感銘を受けること…そこに立っていらっしゃるだけで、見ている方に自然と笑みが浮かぶ。
お顔だけ、仕草だけ、歩くだけで、その手先のちょっとした動きだけで、気がつくとこちらがニヤニヤしている。
もちろんご本人はただ立っているだけであるわけはなく、熟練の末のお姿なのだろう。
同じ体型、体勢の同一人物なのに、冒頭は守銭奴の憎たらしさや醜さ意地悪さ、物語が進むに従って時には可愛そうに、またかわいく、いじらしく見えてくる。
少しずつ改心してゆく心の動きが見える。

前半は楽器だけのコンサートで、この編成にアレンジされたグリーク、ショスタコーヴィッチ、ストラヴィンスキーが演奏された。
能舞台で西洋楽器やっぱりきついのかなと思ったら、弦楽器はやはり通りにくい。
今回はアコーディオンが入っていたので、さすがその貫くリードの音は比較的届きやすい。
アコーディオンて生で聴くチャンスがあまり無いのだけど、特徴あるヴィブラートのような単旋律がほんとにうつくしくて惚れ惚れする。

休憩挟んでいよいよ狂言。
じつは善竹家のご兄弟、富太郎さんと今回ご出演の大二郎さんは、数年前の「バロックオペラin能楽堂」の素晴らしいコラボレーションでご一緒して以来のお知り合い。
国内での初演から、大成功だったスイス、フランス公演まで喜びと苦労もご一緒したご縁で、その後も時々御一家御一門の舞台をたのしく拝見している次第。
で、この作品、なんと我々のスイス公演を観た現地の作曲家が触発されて書いたそうだ。

能舞台と言うことであえて大きな鍵盤楽器ではなくアコーディオンにしたんだろうか。
狂言という何処か滑稽さも哀愁も兼ね備える場所に、同じ特性を持つアコーディオンの音はとても合っている気がする。
今回は前半からずっとだったからかもしれないけれど、この3つの楽器のみで一晩聞かせるのは(響きのこともあり)なかなか難しいなぁとも感じた。

狂言は静かなだけではなく激しい部分も多く個人的には動の要素も強いイメージだけれど、この「寿来爺」に関して言えば音楽が、作品そのものもダイナミックスの面でも割合ずっと静かなままだったので幾分単調で間延びして感じてしまうところもあったり。
狂言の動きとしてはたぶん普通だったと思うけれど、音楽のレベル(量的な)がそれより下だった気がした。
狂言の声をかき消さないように演奏しなければいけないと言う配慮も難しいところだったろうし(でも実は狂言の役者の方の声はそんなに弱いものではないのでそこまで気を使わなくてもいいような気がする)…
楽器が休んで声だけになる部分があまりなくほとんどが被っていたので、音楽の分量がもっと少なくても良いのではないかなーなんて勝手なことを思ったり。
あくまでも「音楽狂言」だから、あれでよいのかもしれないですね。

現代音楽とはいえ、想像していたような無調で即興的なものではなく、ほぼ全部が調性音楽で、物語やクリスマスキャロルの時期を醸し出す暖かい雰囲気にはなっていたと思う。
(寿来爺がハッピーになる場面のテーマに「In dulci jubilo」に似たパッセージがある?と思ったのは私だけ?😎)
あまり緊張感やドラマ性を求めるものでもないのかなー…お能と違って、悲劇でも全くのシリアスになりきらない狂言だからね。

大二郎さんが演じた3人の精はそれぞれのキャラクターが違って楽しめた。
漆黒を纏った最後の精霊は無言で動作が少ないなだけに不気味でよかったー!

寿来爺が捌けるとき
「アベマリアアベマリア」とぶつぶつ言ってたのがおかしかったなー!

最初から各場面で笑いが起こり、最後にはみんなが笑顔でニコニコ見ていたのが印象的。
最後に寿来爺(=サンタ「クロース」)がプレゼントを投げる仕草で、客席に向かって投げる時にみんなが反射的に手を出して受け取るレスポンスをしたのが興味深かった。
人を空想のなかに引っ張り込む狂言と狂言師の力を見た気がした。

いろんな可能性やいろんな課題を感じられた公演。
最後には結局「狂言てハッピーになるなぁ」
だれもが帰り道に必ず幸せで帰れるってすごいことだよね!

前回拝見できなかったので、再演をみせていただけて良かった!
お誘いありがとうございました。
狂言やお能との共同作業、またやりたいなぁ!
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# by saskia1217 | 2017-12-03 20:58 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)
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