春のビール

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乾杯!
ができなくても
おつかれさま!
はできる

おめでとう!
ができなくても
ありがとう!
はできる

そんなやさしいビール
味わいも爽やか
苦すぎなくて
香り立つ風味が好きだな

お友達の安田有吾さんが文字を書いた「キリン一番搾り・若葉香るホップ」が発売になりました。
やったぁ〜‼︎

昨年の私のリサイタルや「チェンバロの日」チラシでもステキな作品を作ってくださった有吾さん。
イラスト原画は同じくコンドルズのオクダサトシさん!

谷川俊太郎さんのやわらかい詩と若草色の缶が、限りなく爽やか。
ちなみにロング缶は文字が違うんだって。

春のビールっていい
バッハの誕生日に発売ってのも
なんかいい
うん
なんかいい(笑)
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# by saskia1217 | 2017-03-22 09:39 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)
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この3日間の読響のステージ。
私はパッヘルベルのカノンのオルガン…
なんだけど。

オルガンの私は指揮台の真下、ど真ん中。
背後にはチェロがヴィラ・ロボスのように(笑)ぐるりと私を囲む。
チェロの後ろにはコントラバスがズラリ。
そしてそのまた後ろには…
ヴァイオリンは一番遠くの壇上に、下手から上手まで一列に。

中央の指揮台に立たれたのは、この3月で読響を退かれる下野竜也さん。
私たちはそこから派生した水面の波のように半円状に陣取る。サラウンド!
いつものパッヘルベルが、ちょっといつもじゃない。
通奏低音だからといえ、そのサラウンドストリングスはかなりの厚みなので、思い切って4フィート、どころか2フィートも入れる。
2日目からは右手も派手めに。

そうだそういえば。
下野さんにお会いしたのも久しぶりだったので「大河ドラマご出演、拝見しましたよー!」と今更ながら感動をお伝え(笑)
「素人芝居でスミマセン」と恥ずかしそうに仰りながら、オフロスキーの話題でちょっとウキウキ。

そして、いよいよ3日目の今日。
下野さんの読響卒業公演だ。
いつもなら弾き逃げだが、今日はやっぱり下野&読響の有終の美をオンタイムで目撃したくて。
冒頭のパッヘルベル「カノン」を弾き終わって、グラスのヴァイオリン協奏曲の3楽章から客席で聴かせていただく。
オケのお仕事では、受難曲みたいな場合以外は大抵乗らない曲の方が多いから、リハやGPで珍しい曲が聴けるのも楽しみのひとつ。そんなわけでグラスも初めて聴いて楽しかった。

小さい単位のほぼ規則正しい蠢きが、電子楽器でもパソコンでもなく、生身の、しかもかなりの複数によって鳴らされることの…
いいの?いや?面白いね。温かすぎる?…
みたいな訝しさ、不思議さ。
完全に完璧に無機的な姿への期待がどこかに残る罪悪感。
本番の響き、美しかった。
ピアノ科の学生時代「現代音楽史」の授業で聴いたミニマルミュージックのすっかり虜になり、授業サボって一日中図書館でライヒやらライリーやら聴いてたのを思い出していた。

ドヴォルザーク「新世界から」
久しぶりに聴いた。
もう何十年も「オケの演奏会」に自分から行ってない。中学〜大学ではあんなにオケばっかり聴いてたのに。
なかでも「新世界」は「運命」と共に子供の頃家にあったレコードのうちでも好きで毎日聴いてたから、いつ聴いてもキュンとする。
あらためて聴いて、今まで聴こえてなかった音、声がいっぱい聴こえてきた。
子供の頃からのイメージにはなかった音。
大人になった今だから気づく音。
内声をゆくホルン、うねるバス、あとうちの打楽器…
それらは今日、下野さんがカタチにしてくれた個性。

2楽章のあまりにも有名なコールアングレを真正面から味わう。そこに重なりオーロラのようにゆらゆら変わる周囲のハーモニーに気づく。
原アメリカのメロディーの持つ言葉、管楽器たちのうた。
時折人間の声にも聴こえる羅紗のような弦。
最終楽章の、コッテリ濃いのになんの躊躇もなく前進するチカラ。
ラスト、コーダからあっさりと速くなるテンポ設定、新鮮で見事だったな。
最後の音が消えた後まさにタクトが下されるまで完全に守られた、けして短くはなかった静寂に、お客さんの感動と熱意と、そしてなにより敬意を感じた。
いやいやしかし、チンバッソなんて楽器、半世紀音楽やってきて初めて知りました!

アンコール、団員さん編曲のパッヘルベル「カノン」
管楽器から始まり、弦が足され、打楽器が加わって大きなクレッシェンド。
そこから3人、4人と演奏を止め退場してゆくメンバーたち。
下野さんに、ある人は手を、またある人は白いハンカチを振りながら。それに答えて手を振りお辞儀をする指揮者。
ハイドン「告別」を思わせるこの演出は、たった数回、下野さん&読響とご一緒させていただいただけの私の涙腺さえ破壊したよ。

リハで、円心みたいなセッティングの冒頭のパッヘルベルを、下野さんは「なんか…卒業式、みたいな雰囲気。みんなセーラー服と学ランで、って感じ」と仰ってたが、そうだね、下野さんの卒業式でもあったんだな。

小柄なお姿が隠れてしまうほどの巨大な花束を、ステージに登場した可愛らしいご子息から渡され、お客さんとオケメンバーに代わる代わる何度もお辞儀。
お客さんは全然帰ろうとしない。
演奏家、お客さんのどちらからもこれほど信頼され愛される指揮者はなかなかいないんじゃないかと思う。
接する人をけして不快にしない自然な心遣い、音楽と人にどこまでも誠実なお仕事ぶり、ブレない情熱とビジョン。
新天地での、また様々な場所でのご活躍に期待します。
ありがとうございました。
またご一緒できますよう。
10年間おつかれさまでした!
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# by saskia1217 | 2017-03-20 17:17 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)
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神楽坂セッションハウス「とさか計画 チリー・ゴンザレス」全4回公演、無事終了しました。
お越しくださった皆様、支えてくださったスタッフの皆様、そして近藤監督はじめ共演したみなさん、本当にありがとうございました!

5回目となる「とさか計画」、ブルグミュラーに始まり、1年おいてその再演、その後毎年シューマン&ドビュッシー、カバレフスキー&ハチャトリアンと世界が広がってきました。
今回は総監督近藤良平さんが長年特別な愛着を持たれてきた、ゴンザレスという稀有な音楽家の作品を取り上げましたが、がっしりした手を持つ大男が自由自在に鍵盤を操るその作品をピアニストではない私が弾きこなすことが果たして出来るんだろうか…と、昨年夏に楽譜を入手したときはかなり疑問でした。

その「問題曲」2つ、「チリー・イン・Fマイナー」「私をブロードウェイに連れてって」は実は近藤さんが想定していたアルバムには入っていず(ライブ映像のみで音源は出ていない)使用する予定はもともと無かったみたいだった、とわかったのは最近(笑)
結局その2曲はプログラムの重要な核となりました。

クラシック、ポップス、ジャズ…そのどれでもあり、どれでもないゴンザレスの音楽。
グリッサンド、クラスター、両足を床やペダルに打ち付ける…そんな指示満載。
初日夜公演でその「Fマイナー」を演奏中、激しいクラスターの箇所で思いっきり左手親指を鍵盤に強打し関節が腫れ上がるも、アイシングと湿布でなんとか指はラストまでもって一安心。
いやいやピアノ弾いて怪我なんてバカすぎて笑えないですからね😅

実質ほぼ1ヶ月で仕上げてしまった近藤さんの神がかった集中力でのスピード振り付け、そしてコンドルズ公演などでボス不在中、精力的に自主練を繰り返した才能溢れる若いダンサーさんたち…にまたまた驚嘆と尊敬の念。
ほんとに皆さんすばらしかった!

全く未知だったゴンザレスの音楽。
自由自在に楽器を、音を膨らます。
もう身体から出てきちゃって本人にも止められない(近藤さんにとってのダンス、と同じ)
本当の音楽家ってこういう人のことだと思う。
出会わせてくださったボスに感謝。
お客様のアンケートや直接の会話で「またピアノが弾きたくなった」」「ピアノをやってみたくなった」という声をたくさんいただくのも、私にとっては「とさか」で一番嬉しいことのひとつ。

例によって4回目くらいでやっとポジティブな実感が出てくるのですが、それもまた儚い舞台の性。
毎日会って密な時間を共有した仲間との突然のお別れという寂しさもまた、いつものこと。

またいつかご一緒できますよう!
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# by saskia1217 | 2017-01-30 18:40 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)
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連日夜はセッションハウス「神楽坂とさか計画」のリハが続いています。

いや〜、今日は17〜23時ガーッと集中しました😝
プログラムの各セクションをザッと通して、やっと流れがわかってきました。
近藤さんのさすがの人間観察力、6人のダンサーの適材適所ぶりが見事です!
みんなカッコよくて、可愛くて、哀れで、おバカさんで…
あとは私がカッコよく弾けるかどうか、だな。

1月28日(土)16時/19時
1月29日(日)14時/17時
神楽坂セッションハウス
入場料/前売一般3000円、前売学生2500円、前売子ども(4歳〜中学生)1500円
    当日はそれぞれ+500円
お問い合わせ・ご予約/セッションハウス 03-3266-0461
mail@session-house.net

会場キャパが少ないので、チケットはお早めに!
私までメッセージ頂くか、または直接セッションハウスへ。
当日券もありますのでギリギリでも大丈夫です!
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# by saskia1217 | 2017-01-23 01:01 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

ロ短調ミサ

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バッハ「ロ短調ミサ」終了。
紀尾井ホールも何年ぶりだったろう。

曲が圧倒的にスゴイのはともかく、指揮とアルトソロと合唱の3役をこなした青木洋也さんは天晴れだったし、合唱は理想的な響きと言葉と熱だったし、オケも充実してました。

10代の終わりにバッハのカンタータや受難曲に出会い、その演奏に加わりたいという理由だけでチェンバロを始めて、20代の頃夢中になって崇めていたヘルムート・リリングの理想を自分も現実にしたくて、その分野の演奏(しかもできればモダン楽器で)を総括する立場になるのが私の当時の夢でした。
ちなみにもう一つの夢はバロックオペラの指揮をすることで(笑)そのどちらも実現はしなかったのだけど
でも通奏低音奏者としてそんな理想的な響きの中にいられると言うのはとても幸せで、昔の夢を思い出したりもしたのでした。

それにしてもやっぱりバッハはいいよなー😍
このコンサートに誘ってくださった山縣万里さんには本当に感謝です。
ありがとう!
一緒に弾けて楽しかった!
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# by saskia1217 | 2017-01-23 00:53 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)
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CONDORS 20th Century Toy@芸劇シアターイースト

21年目のコンドルズを12年目の私が観る
全てが懐かしいシーンばかり
コンパクトでみっちり
昨年秋の華々しかったNHKホールよりよかった…
よかったというより好きだった
やってる人たちのテンションが落ち着いていて、じんわりみっちりバランスがよい
全員の出番がおんなじくらいだったのもいい

コンドルズはせまいとこのほうが感じ取れるものが多い気がする
コンドルズ観た後のキモチって独特でコトバになかなかできないんだけど
そのキモチって11年ずっとおんなじなのです
それは、コンドルズを観たときしか感じないキモチ
「切なさ」なんて言っちゃうと薄っぺらいし、それひとつでもない
キュン、涙、切なさ、生きてる、人っていいな、過ぎてゆくものへの愛、消えてゆく儚さ・・・
観たときの自分の状況が、幸せな時も辛い時もおんなじ
それがすばらしくてありがたい

シンタローさんがステージきわきわでライト浴びて踊るのもいいし
最近拓郎さんのダンスがどんどんブラッシュアップされててかっこよかったり
たつろうさんの扱いがやっぱり(苦笑)だったり(でも重要なポイントだったり)
青田さんのドイツ語のキレの良さだったり
懐かしいフィラデルフィアダンサーズは昔見たのと違う新メンバーが見慣れてきたり
青山の時と違って人形遣いの有吾さんと光二郎さんの微妙な綱使いが細かに見えたり

近藤さんが群舞にスゥ〜っと入っていくときの一歩手前の瞬間とか
昔はなかったスタイリッシュ!なダンスとか
昔はなかった息があがったダンサーとか
懐かしいラジオのエンディングテーマとか
よくもあんなに真剣にバカバカしいことやるよなーしかも仲良し、とか…

いろんな思いはあるけど
まぁとにかく今回も
楽日まで全員が怪我なく走り遂げられたことに感謝

カーテンコールで「ファイティングマン」
ダメだよ、拳上げて一緒に歌っちゃうよ(笑)
♪おまえの力必要さ
俺を、俺を、力づけろよ♪
そうか、21年目、ここからまた再び闘ってゆくんだな…
力づけてほしい
力づけるから!

オマケの写真は
年末に掃除していたら出てきた
懐かしいラジオ番組での「父の日川柳」の懸賞でシアターアプルのチケットプレゼント頂いたときのパネル(これ持って山手線乗って帰ってきたんだった…)

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# by saskia1217 | 2017-01-17 00:20 | コンドルズ | Comments(0)
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今頃・・・ですが。
毎年恒例、エレカシの新春コンサートを武道館で聴いてきた。
そうか、昨年は国際フォーラムだったから武道館は久しぶりかな。
やっぱり武道館はいい。
しかもこの日は、快晴の青い空から、きりりと冷えた月の冴える夜に。
エレカシのコンサートが終わって外に出て来たときに月が見えるのって、本当にいい。
夏の野音、Zepp東京の観覧車にかかる月、そして武道館の広い空の月。
それぞれに思い出がある。

今年は東側スタンドの、とてもステージに近いところで観た。
広いステージの中央にこじんまりと置かれたセット。
4人+サニーさんのキーボードとヒラマミキオさんのサポートギター。
6人という絶妙の締まり具合。
セットを見たときから期待が高まる。

ソールドアウトの、上階まで満員の武道館。
嬉しいね。
いろいろあったね。
いまようやく落ち着いたエレカシを思うにつけ。
いろいろあって、こっちも落ち着いてエレカシを聴けるようになった。

宮本さんは昨年のZeppと打って変わって絶好調の声。
「夢のちまた」の第一声で「今日はいいぞ、大丈夫だ〜」なんて思う。
ちょうどドラムの冨永さんの手元がよく見える席で、いつも聴いている音源では気づかなかった面白いリズムに新しい発見をしたり。
エレカシの曲(特に初期の)って、ものすごい変拍子だったり、変なとこに拍入れたりするんだよね(笑)。
やっぱりすごいや、トミ!
この日も終始すばらしかった。

最近はあまりMCをしない宮本さんだが、さすがに新春とあって嬉しそうなコメントを時々。
「おめでとう!」
「大丈夫だ!」
「今年はいい年になる!」

「新しい季節へキミと」が聴けて清々しく嬉しい。
全体的に落ち着いた演奏、特に「デーデ」とか「星の砂」なんかも腰が据わってて浮ついたアッチェレランドがない。
音も声もすべてがしっかり、言葉もはっきり。
地に足がついた響きがしていた。
安心感、かな。

「愛すべき今日」やっぱりいい曲だあ
「はじまりは今」(「住む街を変えて若くてキラキラしていた頃の曲です!」)
「翳りゆく部屋」 ひさしぶりで嬉しかった
そして何故か「翳りゆく」の後でギターかかえたまま「晩秋の一夜」の一節を朗々と。
「ああ、ここ(マイクの前)・・・歌いたくなっちゃうんだ」
歌いたくなっちゃう人・・・それが歌手だもんな。

6人なのにすごい量感、あの広い武道館で。
音楽的落ち着きはあったんんだけど、間奏のインプロとか、かけ声とかが今まできいたことない斬新なものもあったのが楽しかった。
「星の砂」だったっけな、「うわっはっはっ」とかものすごい悪魔笑いとか(笑)
相変わらず左右にかけずり回り、お客さんにサービス。
ステージ際の大砲型の照明にまたがって、それが気に入ったのか何度も繰り返し、そのたびにコンピュータ制御の照明が正しい位置に自動で戻って行くのが可笑しくて。
途中ギターのペグが弛むというアクシデントに「もーだめっ!このギター、失格!」に笑い。

「珍奇男」なんかもこのところワンマンではあまりやってなかったメジャーどころ、この日はそんな曲が再び聴けた。
「俺たちの明日」「桜の花舞い上がる道を」「ハナウタ」のお正月三点セット!
そしてやっぱり「笑顔の未来へ」
「夢を追う旅人」やっぱりいい
「RAINBOW」はもしかしたら過去最高の演奏だったかも。
「ガストロンジャー」さえ、ものすごい丁寧な演奏。

「第二部」は珍しく黒に白紐のスニーカーで登場。
白シャツ黒パンツにそれだから、なんか初々しくて若いぞ。
「ちょっと変わった曲なんだけど」と「東京ジェラシイ」も嬉しい。
そこから「i am hungry」「so many people」「ファイティングマン」とノリノリの盛り上がり。

アンコールはメンバー休憩で「涙」弾き語り。
これ聴けるのは本当に嬉しい。
やっぱりライブのなかで数曲は弾き語りが聴きたいよ。
ここでまさかの「今宵の月のように」
そしてここで終わるわけないな・・・と待ってました「待つ男」
これやらないとお正月が来ないね(笑)

30周年のエレカシを聴きはじめて、私は9年。
いつもそこにエレカシがいて、新曲のCD聴いて、時々出るテレビ見て、ライブに行って・・・
ある意味安定したローテーション、それがかけがえの無い幸せなんだということも噛み締める。
舞台に乗る側も聴く側も、ハッピーな時、辛い時期、お互いいろいろある。
それでもその「当たり前」の繰り返しが、そしてその度に受け取る思いが、変わらないこと。
お互い変わっているのに、変わらないもの。
たとえブランクがあったとしても、戻って来られるところ。
それって、両方スゴイんだと思う。
エレカシも自分もバンザイ、エレカシも自分もガンバレ!

今年、エレカシは全然(苦笑)東京に居てくれない。
エレカシが居ない東京なんて・・・って思うけど(笑)
8月を抜かしたほぼ一年間、4月から12月まで、北海道から沖縄まで47回のコンサートツァー。
そのどこかでまた聴きにいけることを、そしてエレカシの元気を、
年頭に祈る2017年新春。
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# by saskia1217 | 2017-01-14 16:16 | エレファントカシマシ | Comments(0)

都心の静謐

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三が日最終日。
新年修正会@永平寺東京別院長谷寺
山門、ヒルズ、鏡餅。

麻布観音様の足下。
物凄い太鼓の連打にのせての般若心経、聞き慣れた大悲心陀羅尼。
15名ほどのお坊さんの力強い読経が観音堂の天井高くこだまする。
そしてダイナミックな大般若。
この転読の風に当たると今年一年病気にならないとか。
勇壮な掛け声が勇ましく五臓六腑に響く。
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読経の前に散華。
ボーッと見とれていたらあっという間にすべて拾い集められポカーン。
隣にいらした年配のご婦人が一枚私に手渡してくださる。
色うつくしい天女の絵。
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短い法話。
集まった参列者が30人くらいと少なく、お話されたお坊さんは一人一人の目を見て話されていた。福酒をひと瓶いただく。
続いて、境内反対側の微通亭にお祀りされてる麻布稲荷様の法要。
参列者もお焼香。
お世話になっている雲水さんたち、覚えていて下さってご挨拶を交わす☺️

思ったより人の少ないお正月の表参道。
静かで、自由で、キリリとした
気持ちのいい時間。
なにかのけじめ。
ただただありがたい。
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# by saskia1217 | 2017-01-09 23:39 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

自分ニュース

2016年、あと2日。
今年の個人的ニュース。

神楽坂セッションハウス・近藤良平とさか計画「カバレフスキー&ハチャトリアン」(1月)
ソロ・リサイタル(6月)
声明ミニコンサートと阿字観
タップダンスWS(7月)
コンドルズ20周年NHKホール
エレカシ野音(9月)
永平寺参禅(10月)
阿佐ヶ谷教会チャーチコンサート(11月)
永平寺東京別院参禅(12月)

十大、と思ったけど10なかった(笑)

今年の漢字、一文字。
「禅」?
「寺」かな・・・
永平寺はそれだけ強烈な、現在の自分へのカンフルと、未来に繋がる体験だった。

声明コンサートを聞きに行ったつながりでその後毎月参加している阿字観、これもご縁に感謝。
9年ぶりのソロ・リサイタルは色々と個人的にはどん底の状況のなか、たくさんの人たちに助けていただいて何とか精一杯終えることができた。
かなり長い間待ってからやってきたコンドルズのNHKホール公演は、期待通りに楽しく期待に反して気負いの無い自然体の舞台。
思い立って急に行ってみたタップダンスはやっぱり面白くて楽しかった。

考えてみると、今年のキーワードは
「思い立って行ってみたら」
どれもこれも結局は、動機はあんまり上手いこと説明できないことばかり。
なんか、今だ、すぐに行きたい、今行かなければ・・って感じで、結果いろんな人やモノに会うことができた。
ありがとうございます。

今年ありがとう。
来年もよろしく。

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# by saskia1217 | 2016-12-30 02:48 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

すごいな道元

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またか・・・と言われそうなのだけど(笑)
10月に永平寺での4日間の参禅修行から帰ってからおよそ1ヶ月くらいの間に、気がついたら結構な数の本が手元に増えていた。
どうしても欲しいものだけをしかも古本中心に集めたのだが、「正法眼蔵」に至ってはあと7巻もあるので(苦笑)まだまだこれから増えそうだなあ・・
(お経本は実家から発掘したもの・・・笑)

「食う寝る坐る 永平寺修行記」だけは、東京に帰ってすぐに注文し、届いて2日間で一気に読んでしまった。
この本のことはまた後日書きたいと思っている。

どれも面白いのでどれから読み始めていいか困った。
ちょうど折しもNHK・Eテレ「100分de名著」が始まったのでそれは番組と共に読んだ。
それもあって、やっぱり道元禅師に向かうなら、まず真っ正面から「正法眼蔵」だろう、と。
聖書みたいな超大作だから、きっと時間はかかる。
いくつかある版のうち迷った挙げ句チョイスした原語と注釈と現代語訳が併記してある、講談社学術文庫のもの。
昼間、移動中や待ち時間空き時間、家にいる時間などにはこれをちまちま読んでいくことにした。
そして、おんなじくらいすぐに読みたかった「正法眼蔵随聞記」(道元の弟子である孤雲懐奘禅師が、師の道元禅師からの教えを書き留めたもの)を、夜寝る前に読むことにした。これはエッセイみたいに、ひとつひとつの話が比較的短く、おまけにちくま学芸文庫の水野弥穂子さんの訳が素晴らしく明解で分かり易いので、寝る前にウンウンうなる必要もない。

昨夜読んでいた章が、短いのにあまりにもハッとしたのだ。
「法談の次に示して云ク、直饒我レ道理を以て道ふに、人僻事を言フを、理を攻めて言ヒ勝ツは悪しきなり。
次に、我れは現に道理と思へども、「我が非にこそ。」と言ツて負けてのくもあしばやなると言フなり。
ただ人をも言ヒ折らず、我が僻事にも謂ヒおほせず、無為にして止めるが好キなり。耳に聴キ入レぬやうにて忘るれば、人も忘れて怒らざるなり。第一の用心なり。」

(訳)
「法の話をなさったおりに、教えて言われた。
よしんば自分は道理にかなったことを言っているのに、相手が間違ったことを言っても、理屈で攻めて相手を言いまかすのはよくない。
また次に、自分では、たしかに自分の方が道理に合っていると思っても、「わたしが間違っているのでしょう。」と言って、敗けて引きさがるのも、あきらめが早すぎてよくない。
ただ、相手もへこませず、自分の間違いにもしてしまわず、何事もなく、そのままにしておくのがよいのである。相手の議論も、聞こえないようにして、気にかけないと、相手も同様に忘れて、怒りもしないのである。何より大切な心得である。」

すごいなあ!
まるで目の前に道元が現れて諭されてるみたいに電撃的だった。
今はもうずいぶん治ったと思っているけれど、ドイツから帰ってきてから暫く、私は話し相手を「こちらの道理を出来るだけ強烈に示して打ち負かす」という所謂欧米風の会話を、平気でしていた(ようだった)。
家族からさんざん注意され、悲しまれ(時に母には泣かれ)、さすがに直接は言わなかった友人知人もきっと同じ不快感を持っていたに違いない。
良い悪いという意識はなく、自然にそうなっていたのだと思うけれど、厄介なのは自分でそれが「相手を不愉快にさせている」ということに全く気づかなかったことだ。

なるほど、この道元の言葉、冒頭は「ほう、そうか。言い負かすというのはやはり良くないのだな。日本の美徳でもあろう」なんて感心するのだが、それよりも面白いと思ったのはその次。
「自分が違っている、と引き下がるのもよくない。どちらでもなく、決着をつけることなく、そのまま流す」のが良い、というところ。
うやむやにする、ぼかしておく・・・それはついつい、日本の「悪いところ」と思われる事が多いけれど(特に西洋に近い意識を持った人には)、いやいややっぱりね、これってすごく大事なことかもしれない。

目の前にあることをそのまま受け止め、肯定も否定もせず取り込んで、自分がまるで金網かフィルターになったようにそれを通してやる。
「坐禅の途中に何かが頭のなかに浮かんでくる、そのこと自体は悪い事ではないが、それを膨らませないでそのまま流してゆかせる」という曹洞宗の坐禅の心得を思い出した。
対話、対人に於いても、相手を無視してそのまま「聞かない」のではなく、ちゃんと聞いて受け止めた後でそれを流す、ということなんだろう。
対人関係のノウハウ、ということ以上に、真剣に向き合いながらも怒りや衝突を避けることが出来る術。
いつも相手をまっすぐに見つめ、凛としている僧侶の姿のような、そんなイメージを持った。

道元。
意外と頑固だったとも聞くけれど、そんな人間味も含めて、ホントに恐るべし方である。
何年かかるかわからないけど、「正法眼蔵」どんどん分け入っていこう。




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# by saskia1217 | 2016-12-29 01:42 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217