<   2017年 04月 ( 11 )   > この月の画像一覧

ライラック

音羽通りでライラックをみつけた。
ドイツじゃ春を告げる花。
日本では初夏の花。
もわもわしているうちに、世の中はどんどん時が進んでいたのだ。

5ヶ月ぶりのお稽古にやっと。
ペン字も筆も、ある時期しつこく練習したことって意外と身体に残ってるものだね。
でも先生がなぜかずーっと古畑任三郎だったので
きいてるわたしの喉もカスカスな気がしてきた(笑)
e0081334_22363494.jpg

e0081334_22363519.jpg


[PR]
by saskia1217 | 2017-04-25 22:34 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

牡丹

雲水さんたちが丹精込めて育てたのでしょう、色とりどりの牡丹が見事でした。
本堂前の八重桜も満開。
いつもよりだいぶ早い明るい時間に伺ったら、いつもと違う風景がみえました。
ふだんは中にばかりいる本堂も久しぶりに外からお参り、参禅会1時間半も前なのに既にたくさんの坐蒲が整然と並べられていました。
日暮れ直前の静寂に包まれた永平寺東京別院長谷寺。
e0081334_22341291.jpg

e0081334_22341310.jpg

e0081334_22341493.jpg

e0081334_22341409.jpg

e0081334_22341503.jpg


[PR]
by saskia1217 | 2017-04-25 22:32 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

桜の花、舞い上がる道を

取り敢えず行くしかなさそうだ 上り下りの道
ああ 信じて転がるエブリデイ

輝く時は今 そして胸をはって生きていこう
桜の花、舞い上がる道を
e0081334_22014451.jpg

e0081334_22014562.jpg

e0081334_22014556.jpg

e0081334_22014609.jpg

e0081334_22014777.jpg


[PR]
by saskia1217 | 2017-04-21 21:57 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

精進

總持寺に行く前、ちょいと検索していたら「總持寺監修のカップ麺」てのがあると知って、早速売店で探して見た。
あったあった、お土産コーナーに大量に売ってた!
その名も「我逢麺」
すごい名前。

発売した数年前にはうどんと蕎麦二種類売ってたそうなんだけど、今はお蕎麦だけなんだって。
e0081334_09394772.jpg

e0081334_09394715.jpg

いたって普通の、3分待つやつ。
動物性の材料が全く使われてなく、もちろん出汁も昆布。
具材は山菜、野菜、油揚げなど。
精進蕎麦といえども、しっかりした出汁の味。
お蕎麦も美味しい!
具も細かいから子供やお年寄りにも食べやすいんじゃないかな。

分の紙の裏には各地の曹洞宗のお寺のご住職による法話が書いてあって、3分待つ間にそれが読めるってのがウリ(笑)
e0081334_09394818.jpg


總持寺で作ってるわけじゃなくてあくまでも「監修」なんだけど、どうやら一押しのお土産らしい。
発売時はすごく話題になってかなり売れたみたいで、だからうどんももう在庫ないのかな。
うどんも食べてみたかったなぁ…



[PR]
by saskia1217 | 2017-04-18 09:17 | Comments(0)

禅に浸る(つづき)

(つづき)
見たことあったけど名前がわからなかったもののいくつかが判明したり(笑)。
e0081334_06433882.jpg

e0081334_06433899.jpg

e0081334_06433938.jpg

e0081334_06434013.jpg

パソコンコーナーでゆっくり映像をみた後「正法眼蔵」自筆を見る。
小筆で書かれたその文字は、柔らかくしなやかで、道元禅師の厳しくて固いイメージ(!)と少し違う印象。
まだまだとま口までしか読んでないあの膨大な書物を、またどんどん読み進んでいきたい気持ちになるし、小筆の稽古もしたくなる(笑)。
e0081334_06354476.jpg

e0081334_06354525.jpg

e0081334_06354527.jpg

使われている紙も相当繊細で凝ったものらしく、道元禅師の気構えが伺えるとのこと。
永平寺の資料館でオリジナルをみた「普勧坐禅儀」の複製も。
e0081334_06354615.jpg

スペースはこじんまりしているけれど、2時間みてもまだまだ細かく見たくなる、ものすごく充実した博物館でした。
またイベントやレクチャーなんかに来てみたいな。
楽しい時間、満喫できて感謝でした!
e0081334_06434012.jpg

e0081334_06434124.jpg

e0081334_06434100.jpg

e0081334_06434217.jpg


e0081334_06434364.jpg





[PR]
by saskia1217 | 2017-04-17 06:26 | Comments(0)

禅に浸る

以前からずっと行きたかった駒澤大学禅文化歴史博物館。
ちょうど今読んでいる道元禅師「正法眼蔵」の自筆の一部が展示されているというし、楽しみに訪ねた。
折しも入学式シーズンで、桜満開のキャンパスにはサークル勧誘の人のアーチができていて、そういう絵に描いたような「キャンパスライフ」には縁のなかった弱小芸術系出身の私は、歳に似合わずドギマギしながらその華やかな人いきれを通り過ぎ、やっとのことで博物館に辿り着いた。

現在改築中でホロをかぶっているが、ライト風のノスタルジックな建物は入口も素敵。
e0081334_06254902.jpg

e0081334_06255025.jpg

中に入ると、ヒンヤリとした空気に誰もいない静けさ。
外の賑やかさから一気に別世界。
折しも花祭り前で、正面には花御堂。
お参りして熱い甘茶もいただく。
e0081334_06255129.jpg

1階は、天井の八角形の明かりとりの下、広いスペースにたくさんの展示。
最初に目を引くのが右手に鎮座している一仏両祖の須弥壇。
e0081334_06255103.jpg

e0081334_06255277.jpg

e0081334_06255238.jpg

おみくじが置いてあったり!

面白かったのが、曹洞宗で使う鳴り物コーナー。
e0081334_06255385.jpg

葬儀でよくみる鼓(こ)とか鐃鈸(にょうはつ)なんか、間近でなかなか見ることないし、手にとって鳴らして見ることができて楽しい。
目覚ましの振鈴で鳴らす鐘はやっぱりかなりの音量で、誰もいなかったからよかったけどなかなか吃驚。
柝(たく)は食事前の偈文を思い出して懐かしかったり。

ほかにもコーナーごとに、仏教の歴史、お釈迦様の生涯、雲水さんの生活や単、行鉢についてなどわかりやすく展示されていた。
さすがに、両祖の紹介や、曹洞宗の歴史と教勢の時代別の移り変わり、同じ禅宗である臨済宗や黄檗宗との関連などは詳細で面白かった。
すべて「道」とつくものはまず禅と関係があるときくけれど、それらの紹介も興味深かった。
(つづく)
e0081334_06255373.jpg

e0081334_06255495.jpg





[PR]
by saskia1217 | 2017-04-17 05:17 | Comments(0)

写真展

e0081334_05094702.jpg

2008年5月3日、渋谷公会堂(当時はCCレモンホール)。
気になって気になって、1週間前にmixi(懐かしい!)で譲っていただいたチケットで聴いたエレファントカシマシ。
あれから何年かはたしかに、すべての中心にエレカシがいた気がする。

だいすきなバンド、そして宮本さんというミュージシャンの魅力。
バンドも宮本さんもいろいろあって
世の中もわたしもいろいろあって、今。
やっぱり、ありがとうと、だいすきと、よろしくねと。

今年は30周年記念で8ヶ月くらいかけて全47都道府県をくまなくまわるエレカシ。
初めていく土地のファンは本当に嬉しいだろうなぁ。
東京ラブの彼らが殆ど東京に居ないのはなんとなく寂しいけど
東京凱旋も楽しみに
さぁ、がんばろうぜ!

先日池袋パルコで開かれた写真展。
平日夕方、ひとりで、また二人連れで、どこかおずおずとたくさんのパネルの間を巡るひそやかなファンの人たち。
コンサート会場で感じるのと同じ、なんだか控えめで、でも真摯な空気が、いかにもエレカシ…って雰囲気でした。
その日数時間後に宮本さんご本人が会場に現れたときも、キャーどころか皆後ずさりしたというから(笑)
e0081334_05094882.jpg

e0081334_05094900.jpg

e0081334_05094937.jpg

e0081334_05095038.jpg

e0081334_05095032.jpg

e0081334_05095187.jpg

e0081334_05095155.jpg

e0081334_05095219.jpg

e0081334_05095335.jpg



[PR]
by saskia1217 | 2017-04-17 04:42 | エレファントカシマシ | Comments(0)
前日に1人で巡ったのは外からだけだったので、境内から建物を眺めるだけ。
中をいろいろ拝見できるのはとても貴重だった。

總持寺といえば、雲水さんたちが毎日作務で雑巾がけをする有名な「百間廊下」。
このピカピカの床を、生で見てみたかったんだよね。
ホントになが〜く、ホントにピッカピカ。
180m(現在は164m)の長さ。
この廊下で境内が東西に分かれているのは、火災による延焼を防ぐためらしい。能登にあった(今の)祖院の大火の教訓だとか。
朝課に向かうときや移動の際、私達もこの廊下を列になって歩いたのだけど、途中通路が交差する場所では廊下が飛び石状に途切れ途切れになっている箇所があって「これ雑巾がけするときどうするんだろう?」と思っていたら、「ベテランの雲水になってくると、ここも飛び跳ねてまっすぐ拭ける」と雲水さん。
すごい。
e0081334_22213192.jpg
e0081334_22215711.jpg
仏殿。
手前には与謝野晶子の歌碑がある。
「胸なりてわれ踏みがたし氷より すめる大雄宝殿の床」
「大雄」はお釈迦様のこと、つまりこの仏殿のこと。
一般の人は中に入れないこの仏堂、与謝野晶子はここにどうしても入りたいと熱望し何度も訪ねてきた。
あまりに熱心に頼むので「それではどうぞ」となったら、その荘厳さに入ることが出来なかった、という逸話。
中を除くとひんやりした空気が感じられる。わかる気がする。
e0081334_22225024.jpg
e0081334_22233272.jpg
僧堂。
雲水さんたちが寝起き、坐禅をする場所。
ここはもちろん他者は入る事ができない。
外間口までご案内いただいた。
入り口の「王三昧」の「王」は最も凄いという意味、「三昧」はひとつの物事に集中すること。
坐禅三昧、ということ。
禅寺のなかで、特に専門道場で、私が一番惹かれる場所は僧堂だ。
今年上山する雲水さんは60人ほどとか。
e0081334_22262298.jpg
e0081334_22260877.jpg
e0081334_22255694.jpg
永平寺同様、禅寺では全てが鳴りものによって進む。
庫院にある雲板は食事の合図、太鼓は掃除の合図、鐘は時間を告げる・・・など。
「鐘鼓楼」は上部に鐘があって鳴らすところ。
そういえば朝課に向かう早朝、ここを通ったとき上からものすごい音が聞こえて来た。
ここの廊下の窓は所謂「刷子」(格子)になっていて、音を良くするために設計されている。
e0081334_22300785.jpg
放光堂。
山内で一番古い建物。
能登から移ったとき、石川素堂禅師が、1からではなく山形のお寺からそのまま寄進を受けて移築されたもの。
「柱が多い(雪に耐える)」「床が高い」「釘を使ってない」などの特徴がある。
中央の入り口上にある金色の光るもの、が命名の由来。
e0081334_22234269.jpg
e0081334_22294301.jpg
ところでお寺のなかって基本左側通行なのだけど、それはお坊さんたちがお袈裟を左腕にかけるので、ぶつからないようにということらしい。
で、この總持寺で一番新しい部分の渡り廊下の床が面白くて、こんな模様になってる。
e0081334_22263126.jpg
これ、このギザギザ。
右側を歩くとめちゃくちゃ歩きにくくなってるのだ。
よく考えたなー。

Eテレで作務の場所として出て来たお手洗い(東司)がここ。
烏芻沙摩明王がいらっしゃる。
e0081334_22250369.jpg
待鳳館。
上山する新米雲水さんがまず訪ねて入門を乞うのがここ。
よく見るといろいろな動物が彫ってある。
e0081334_22220885.jpg
e0081334_22280986.jpg
e0081334_22282396.jpg
太祖堂は千畳敷。
横54m×奥行き47m
広い、広いよ。
8人の祖をお祀りしている。
e0081334_22222807.jpg
紫雲台。
現在の禅師様のお住まい。
雑巾がけのスタート地点だそう。
もちろんここは入れません・・・
e0081334_22265653.jpg
とはいっても、謁見の間「相見の間」は見せていただける。
「どうせ移転するのなら東京に近いところで布教を」という決断をされた石川禅師様をはじめとする、何人かの禅師様の肖像や写真。立派な座布団。鹿鳴館のような照明。美しい欄間・・・
ふすま絵は狩野派。
「紫雲台」の額文字は東郷平八郎の筆になる。
そしてもちろん、スピーカーはボウズ(笑)
e0081334_22270672.jpg
e0081334_22271590.jpg
e0081334_22274628.jpg
e0081334_22275811.jpg
e0081334_00313444.jpg
e0081334_22273014.jpg

永平寺と總持寺。
やっぱり行ってみないとわからないことがいっぱいある。
感じたのは、ニュアンスの差さえあれ、それぞれがそれぞれの道場、お寺、禅師様に愛と誇りを持っているということ。
この日拝観のガイドをしてくださった雲水さんからもそれを感じ、その真摯な姿がとても素晴らしかった。
「打ち解ける」ことに慎重で廊下での私語などもなく、少なくとも私達の目につくところでは絶対に崩れない永平寺の雲水さんたち。
石川禅師の意を受けて「布教」という色の濃い總持寺の親しみやすさ。
よくわからないけれど、バランスがいいのだなあと思った。
小食の写真パネルの前で「この胡麻塩の部分が私達の毎朝の一番の楽しみなのです。毎日変わるので・・・白ごまになったり、ゆかりになったり」と本当に嬉しそうに話してくださった小柄の雲水さんの、透き通るようにまっすぐな心が伝わってくるようだった。

最後、向かいの小高い丘にある三宝殿、大梵鐘、穴熊稲荷を拝見して帰途についた。
e0081334_22284988.jpg
e0081334_22283543.jpg
e0081334_22290494.jpg

e0081334_22243851.jpg
e0081334_22242291.jpg
e0081334_22235950.jpg
e0081334_22221982.jpg
e0081334_22302795.jpg
そうそう!
總持寺監修で人気の「我逢麺」。
動物性のものを一切使っていないカップ麺。
出汁も昆布。
具は山菜や根菜。
美味しかった!
お蕎麦しかなかったけど、以前はうどんもあったんだよねえ。
また出してくださらないかな〜












[PR]
by saskia1217 | 2017-04-13 00:51 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)
もうだいぶ前のことになってしまったが、これも備忘録。

曹洞宗の大本山は2つ。
ひとつは昨年参禅に訪れた福井の永平寺。
そしてもうひとつは神奈川・鶴見の總持寺。

色々な環境の変化で時間的、体力的、精神的に自由になれない中、少し前に申し込んでしまった總持寺の「禅の一夜」という一泊参禅。
キャンセルを前日まで考えていたけれど、結局闇から押し出されるように当日出かけることになった。

初めて降りる鶴見の駅、そこからほんの5分ほどのところに広々とした敷地を持つ總持寺はある。
参禅は夕刻からだが、ちょうど同じ日に催されていた写経にも参加することにしていたので、朝早くから訪ねた。
e0081334_22200205.jpg
e0081334_22202173.jpg
三松関、そして三門。
このお寺はもともと能登にあったものを大火災の後に鶴見に移転したということもあり、殆どの建物はそう古いわけではないけれど、それでも明治時代からの落ち着きが感じられてとても趣がある。
何もかもが広く、大きく、ドッシリとしている安心感。
e0081334_22203049.jpg
e0081334_22204028.jpg
境内に入って右に大きく曲がる緩やかな坂をのぼってゆくと、右手には大きな建物「三松閣」。
写経や参禅などの研修や宿泊が出来る施設。
e0081334_22204989.jpg
そしてその先には総受付のある香積台。
そうだ、Eテレで観ていた「お寺の知恵拝借」で出て来た玄関だ。
e0081334_22210074.jpg
写経の部屋は三松閣の上階にある大講堂。
大勢の人がすでに到着して、めいめい好きな机について準備をしていた。
そう、机に椅子のスタイル。
机上には筆や墨汁、紙、解説などが用意してある。
予定表には開始時間に祈祷や解説などがあるとあったのでずっと待っていたが、時間になっても誰もそれらしき人は現れない(苦笑)。
常連とおぼしき人たちはもうどんどん書き始めている。
私と同じように初めていらしたらしい方たちはやはり戸惑ってまわりをキョロキョロ。
制限時間もあるので私も書き始める。
初めてから少し経ってから、担当のお坊さんが入って来て挨拶があった。
見たところ常連の方の割合がかなり高いとみたが、初めての人も必ずいるのだから、あれはなんとか改善したほうがいいように思ったな。
写経ってやっぱり、始まりはキチンと気持ちを正して、何かしらのセレモニーがあったほうがいいイメージだったのだけど。
ただ書くのなら、べつにお寺に行く必要ないからね。
書き上げた後、短い休憩時間をはさんで今度はちゃんと納経の儀式が執り行われる。
正面の祭壇にむかって列になり、ひとりひとりお焼香と納経。
書いた紙を煙にかざしてから納める方が多かったので、真似してみた。
e0081334_22291533.jpg
写経の後は昼食。
精進料理のお膳をいただくのだが、これを目当てに写経に参加された方も多いのではと思われた。
何と言っても年配のご婦人のグループが多く・・・これがなかなか、写経でも昼食でも姦しい(苦笑)
食事は地下にある食堂で、テーブルでいただく。
紅いお膳に美しく並んだ精進料理。
これは雲水さんの食事とは違ってまさにおもてなし料理、初春を先取って木の芽や山菜の天麩羅、筍の煮物など。
簡単に五観の偈だけを唱えてからいただく。
食事中は・・・皆さん結構おしゃべりしていた。
e0081334_22210957.jpg
昼食後に解散となったので、参禅の受付時間まで小一時間を境内の散策に当てようと、荷物を受処で預かっていただく。
突き当たりにある大きな大黒様も印象的。ここ、香積台の入り口には大きな杓文字もある。
e0081334_22212103.jpg
受処前にある売店にひっかかって(笑)だいぶ買い物をしたが、素晴らしい晴天の下、広い境内を歩く。
時間になって参禅の受付を済ませ、部屋割りどおりの部屋に向かう。
なんとここの参禅は、旅館のような綺麗なお部屋に宿泊なのだ。
永平寺の全員雑魚寝煎餅布団を想像していたので、かなり吃驚。
なんとお茶とお茶菓子までお部屋に用意されていた。
床の間のある和室にフカフカの布団。
着物と袴の参禅着に着替えて早速集合、簡単に坐禅の作法を教わる。
そして早速、禅堂に向かう。
e0081334_22253816.jpg
e0081334_22252395.jpg
担当して下さる布教参禅寮の雲水さんたちは、みな親切で柔らかい印象。
雲水さんの居る専門道場では、永平寺と、麻布の永平寺別院くらいしか知らないのでつい比べた印象を受けてしまうのだけれど、總持寺の雲水さんたちはみな顔色・・・血色が良くて、親しみやすい雰囲気があるように感じた。
(永平寺も總持寺もその厳しさには変わりはないのだが、やはり極寒の山奥にある厳格なお寺と、HPなども充実していて一般の人たちへのアプローチもオープンな感じの都会のお寺と、空気が違うのは当たり前だなと思う)

我々一般参禅者が使う禅堂は、昔雲水さんたちが実際修行に使っていたという、古めかしく、黒いツヤのある木目の立派な禅堂。中央には文殊菩薩様。
まずはそこで一炷。
やはりお寺、しかも禅堂で坐るのはいい。
山奥ではないのでそれなりに色々な音は聞こえてくるが、それでも閑静な場所、夕方の静謐のなかで充実した時間。
永平寺で坐ったときは完全な初心者で、足が痛くて痛くて大変だったが、さすがに少し慣れて今では普通に坐れるようになったことが有り難い。
坐禅中、隣り?の建物から掛け声とも怒鳴り声ともきこえる大きな声が聞こえて来た。
隣りの鶴見大学の体育系サークルのトレーニングなのかなあなんて思っていたら・・・
あとできいたら、新入りの雲水さんたちの研修期間で、応量器の使い方や坐禅の仕方などの特訓中の声だったと。
いやいや、一番たいへんな時ですね。
警策も含めて、そんないろんなことが励ましになりました。
(ちなみに總持寺の一般向けの警策は、雲水さんたちが使うものより多少小さく軽く作ってあるのだそう。なんだー、そんな手加減要らないのに・・・笑)

18時半に薬石。
応量器ではないので、禅堂ではなく広間に儲けられたお膳(この時はさすがに黒いお膳)で、坐布に座ったり正座でいただく。
中央に文殊菩薩様。供花とお線香の香り。
お作法は基本的には禅堂と一緒で、浄人からの受け取り方も同じ。
布教係の老師が前でお作法の説明やお手本をしてくださったあとで頂く。
量はもちろん、かなり少ない。
少ない、と感じるのは応量器や坐禅に気を取られる(集中する)ことがないから、食べ物に意識がいくんだなと思った。
食後は夜話。
御老師に質問も出来たり、いいお話を伺ったあとで、ゆっくりと入浴時間。
20分で髪を濡らしたまま掛け戻っていた永平寺に較べたら極楽だ(笑)。
そして柔らかいお布団で21時開枕。

翌朝は4時の振鈴で起床。
4時45分から一炷の暁天坐禅。
そして太祖堂に移動し、いよいよ朝課。

e0081334_22224152.jpg
e0081334_22264680.jpg
5時頃から始まる朝課は、この總持寺で特筆すべき素晴らしい時間だと思う。
太祖堂は千畳敷と言われる(実際はもっとある)本堂としては国内で一番大きいお堂。
そこに僧侶全員、200人くらい?が集まり一斉に読経。
隅にはまさに数日前に上山したばかりの雲水さんたちが、姿勢や経本の持ち方などを細かく直されながら必死に読経していらした。
永平寺の朝課もとても素晴らしかったが、總持寺のは人数も多く、様々の立ち居振る舞いのひとつひとつが本当に面白い。ちょっと昔の映像だけど、YouTubeにもあるのでオススメ。
總持寺では私達参禅者は一緒に読経をせずただ聴いているだけなのでちょっと残念に思ったけれど、でも行われていることを隅々まで見聞きするにはそのほうがよかったかもしれない。
見台を運ぶ仕草、左右対称の動き、足の運び・・・
なにより凄かったのが、私の大好きな「大悲心陀羅尼」のものすごくゆっくりな読み方が、200人の微妙な音程のズレがそのまま倍音化して、グレゴリオ聖歌の空虚5度のもっと濁ったような、もはや異様とした言い様のない言うも言われぬ音の渦となって響いていたこと。
トランスを誘うような摩訶不思議なハーモニー。
そのただ中を須弥壇正面に進んでお焼香させていただけたのは、本当に感動の一瞬。
これだけを聴きに毎朝行ってもいいくらいだが(笑)始発に乗っても間に合わないのが残念。

朝課が終わると小食。
前夜の薬石と同じ広間で、お粥、ごま塩、漬物、あともう1品あった気が・・・
うーん、小食としては充実していて吃驚。
杓文字がなくお箸でお粥を食べるのにちょっと苦労する。お湯を入れる段になって、やっとご飯粒が綺麗になった(笑)
小食のあとは作務。
自分たちが坐った禅堂を皆で拭き掃除。
人数が多かったせいか、それほどきつくはなく、身体を動かして爽快。

プログラムはこれで終了だが、この後もう一炷坐るか、山内拝観かチョイス。
私はぜひぜひ解説付きで拝観したかったのでそちらに参加。
参禅のお世話をしてくださった雲水さんが、山内の様々なところを解説してまわってくださった。
途中、質問も色々出来て楽しかった。
その様子はまた次の記事で。












[PR]
by saskia1217 | 2017-04-12 23:48 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)
e0081334_03161686.jpg

e0081334_03161772.jpg

信行寺のワンコにさよならして、さらに坂を下ると玉林寺がある。
千代の富士のお墓がある曹洞宗のお寺。
入ってみたのは初めて。
e0081334_03161729.jpg

e0081334_03161832.jpg

e0081334_03161857.jpg

まだまだ、見ていないところ、いっぱいあるんだな。
[PR]
by saskia1217 | 2017-04-12 03:11 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217