美味しい曖昧

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「ロマネスコ」って呼ばれてる。
こないだ「最後から二番目の恋」を見てたら「カリッコリー」って言ってたけど。
ブロッコリー+カリフラワーの真ん中、って曖昧なとこを言いたかったんだろうね。
もとは「ブロッコロ・ロマネスコ」ってイタリア語の名前だったと思う。

ドイツに住んでた頃、イタリアからくるこの野菜が大好きでよく食べてた。
ブロッコリーもカリフラワーも大好きだけど、もしかしたらロマネスコが一番好きかも。
色が好きだからかなあ(笑)。
ただ茹でて、マヨネーズ系のドレッシングや柑橘系のお酢で食べるのが最高。
裏ごししてピュレやスープにしても美味しいけど、やっぱりこの美しい形を崩すのが勿体ない。

この幾何学的な模様、ひとつひとつの円錐形の出っぱりや蕾がフィボナッチ数列と一致するってきいた。
すべての約束事は、もともと自然界にあったもの。
人類はそれをひとつひとつ、長い時間をかけて「発見」してきただけ。
食べながらそれを思い出すと、感動のあまりお腹いっぱいになってしまうのだけど(笑)。
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by saskia1217 | 2012-03-31 20:45 | くいしんぼうメニュー | Comments(1)

横丁

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強い南風にかき混ぜられながら、池袋を歩いた。
いつもの道から、久しぶりにいつもあまり通らない道に入ってみた。
「人世横丁」が、いつのまにか無くなっていた。
そこには、ものすごく大きな大きなビルが建ってしまっていた。

吃驚というより、あっけにとられた。
あそこで呑んだことはなかったが、何だかちょっと哀しかった。
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帰りに本屋へ寄って「JAPAN」を手にとり、エレカシ宮本さんの新曲にまつわるインタビューを読んだ。
とりあえず「大地のシンフォニー」のサビがマイナーじゃなくてメジャーになって良かった、と思った。
そして少なくとも、「87」が宮本さんのマイブームの数字なんだ、ってこともわかった(笑)。
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by saskia1217 | 2012-03-30 21:13 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

CCC

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下北に行ったので、ものすごく久しぶりにCCCへお昼ごはんを食べにいった。
ひとりでいってもふたりでいっても、いつでもゆっくり楽しく美味しいパスタが食べられて、ゆったり楽しく素敵なケーキでお茶が飲めて、空が見えて、いい音楽がかかってる。
久しぶりにいっても、全然変わってなかったな。

たぶん「春の最初に咲く」的な花(笑)がテーブルを明るくしている。
今日はホントにポカポカとしていいお天気だったので、ヨーロッパのおうちの屋根裏に住んでるみたいな、光いっぱいの空が味わえた。
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3種類の日替わりパスタランチから、鶏とじゃがいものペペロンチーノ。
ローズマリーが魅惑的。
鶏とローズマリーのコンビは史上最高にすごいよね。
サラダとドリンクもつけて。
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今日のはサーモン、サニーレタス、トレビス、プチトマトのサラダ。
ドレッシングが天国的に美味しかったので、お店でも売ってるこのドレッシングを購入。
ちなみに普段は「ドレッシングなんて買うもんじゃあない」派、自分で作る派なのだけど、これは例外中の例外。
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その名のとおり、はちみつとタマネギのドレッシング。
たぶん、私が食べてきたなかで一番感動したドレッシングのひとつに入る。

お店にいる間、昨年夏にアラバキでchaboさんのステージに出た曽我部さんの素敵な歌を思い出してた。
ホントにいい声でいい歌で、すてきなアクトだったな。
聴いてる人の気持ちが楽になるような。
数年前、曽我部恵一バンドは芸大の芸術祭に来て下さったんだけど、そのときは聞き逃しちゃったんだよなあ。
いつかライブで聴いてみたいな。
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by saskia1217 | 2012-03-29 00:45 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

キャロットタワーは、シアタートラムしか行ったことないよなぁ・・・
ボンヤリと、でも確信しながら、何年かぶりの三軒茶屋に降り立つ。

「来たことあるじゃん、パブリックシアター・・・」

賢太郎さんの、あの「Drop」を観にきたじゃないか!
しかも、ガッツリ3回も通ってしまったくらいのおおごとだったじゃないか(笑)。
人の記憶って本当に貧困です。

コンドルズ「狼たちの午後」は2年前の初演のとき、何故か観に行かなかった。
「こどものための作品」と銘打ってあったからだった気がする。その後の評判がとても良く「あ〜行けば良かったな」と少し後悔してたので、再演はありがたかった。
その時も観たお友達によれば、今回の作品はゲストの登場場面などで細かい設定変更はあるにしても、基本的には初演時と殆ど変わっていなかったらしい。
私は初めてだったから、天井からのカメラで同時撮影するシーンなど過去にまだ見たことがなかったアイデアも色々あって新鮮だった。
が、何ヶ所か多くのお客さんが笑ってたツボが実はよくわからなかったり(再演だし、今回も何度も観ているお客さん多いんだなあ・・)元ネタを知らないから、面白さに気づかない以前に大喜利的な場面で小林顕作さん演ずるプロデューサーのツッコミが理解できなかったり、特に最初の方はちょっとテンション低めで観ていた。
「んん、なんだこれは、面白くなるのか?」って。

でもやっぱりどんどん引込まれた。
気がつくと途中からすごい大笑いしていた。
強引じゃないやり方で、いつのまにか袖を優しくひっぱられて輪の中に入れられちゃうんだよね、彼らの舞台っていつも。
声からすると、中年の方かなあ、男性のお客さんが心の底から楽しそうに笑ってらしたのがすごく印象的で、あ〜こういうのっていいなあって、そのことに心があったまってしまうのだった。

今回は前から2列目のど真ん中という席に会場に着いて吃驚したのだけど(笑・・こんなに前で観たのは我がコンドルズ史上初めてだ)、超前列のデメリットとして「スクリーンが近すぎて大きい絵が把握できない」「ステージ奥でやってることがよく見えない」「袖で待機している出演者が見えちゃう」「出演者のいろんな『水分』が降ってくる」(笑)など色々あるが、何よりも今日は「コント場面になると、物理的に近すぎて『その人』そのものが見えてしまい、入り込みかかってもなんか引き戻されてしまう」というのがあった。もちろん、その人がステージで素になってる訳じゃけっしてないのだけど。
ただ、ダンスシーンはやっぱりド迫力で、これは確かにすごいものがある。
殆ど自分の頭の上に踊ってる人の足が来る感じだものね。

学ランを着たゲストの小出恵介さんは終始「はにかみ」キャラを崩さず、「赤ずきん」の物語を語り、コントに混じり、そして良平さんとサシで踊り・・・なかなか興味深く拝見。
テレビでしかお見かけしたことなかったから、顔と身体のバランスを今日初めて知りました(笑)。イメージ以上に小顔でスラッとしておられて。
テレビって怖い。

「赤ずきん」や「三匹の子豚」を軸に、考えてみれば当然な現象が次々と「実際に当てて演じられ」、でもそのシュールさは夢にでてきてうなされるタイプじゃなくて、どこかにやりとしたり、あるあるの可笑しさであり、バカバカしくてほんのりハッピーになっちゃう方の「シュール」。
コントのシーンで顕作さんが本当に涙を流していたのが見えて(これも前列のメリットか)、冷静に考えれば他愛のない単なるコントとも言えるのに、当然のことだが全身全霊で「その人物の一瞬の感情を示してくれる」役者さんの素晴らしさが伝わってきた。
結果、その部分だけ見たらほんとに他愛のない(失礼)劇中劇でした、ちゃんちゃん、なのだけど、それはあの真剣な場面がなかったら成立しないわけで。

なんだかすごく「春」を感じたなあ。
非常にざっくり言えば「何かを目指してがんばろう」的なストーリーをもつコントや、ステージのバックと両サイドに垂れ下がったカラフルな原色の布も、始まってまもなく藤田さんがめっちゃくちゃに毟りだしてた箱ティッシュの色とりどりのフワフワ紙も、そして桜色のチラシからも。
風船型のブタを3匹、ふわふわさせながら連れて満面の笑みで登場したオクダさんを見た瞬間、大好きなミヒャエル・ソーヴァのあのシュールで怖いんだけど呑気で幸せな絵の数々が脳裏をよぎったり・・・ん〜、たしかにブタの絵、多い画家だしな(笑)。
公演の定番であるラストひとつ手前の良平さんのソロの冒頭、スポットの中に鮮やかに収まったその手がジリジリと爪を立てていったとき「あ、狼」ってストンと思って、同時にちょっとゾクッとしたり。
キッパを被ったメンバーひとりひとりの映像は、先日のイスラエルで撮ったものだろうか。それぞれの表情が素敵で、いい映像だった。

ラストのラスト、ステージに吊ってあったカラフルな大きな布たちが、両サイド、バック、東西、ホリゾント・・・と全てが一気に落とされていったのが素晴らしかった。
学生時代、芸大生だけでオペラ「ボエーム」を作ったとき、その時の演出家がやはり幕切れでセットの三方を全て崩し倒すという演出をしてみんなの心をえぐったことを思い出した。
あれは完全な悲劇で「この小さな屋根裏部屋で起こった全てのこと、人間の生命、芸術、すべて儚い」みたいなメッセージだったのだが、今日のコンドルズでは「『劇中劇の劇中劇の劇中劇』(顕作さん風にいえば)だったからね、最初から起こってきた全てのことは、すべてご破算、もしかしたら夢だったのかなぁ?・・・とにかくゼロに戻ったよ!」って一瞬で言ってたように思えた。
ホリゾントや東西が剥がされるって、いずれにしてもかなりのショックを与えるものだ。

とにかく。
「世田谷アラウンド48」(←これいいな、盗んじゃお)のメンバーの皆さん!
いつにも増して素晴らしい集中力と全力投球、身体と心の柔軟性を見せてくれた。
「またひとりぼっちか」という石渕さんのラストの一言に、最近のエレカシに香ってる、誰にでもある拭いきれない「ひとりぼっち感」を思い出してたら、カーテンコールで「四月の風」と「星の降るような夜に」がかかった。
そうだよな・・・
「寂しくない大人なんていない」ってキョンキョンも言ってたじゃん(「最後から二番目の恋」最終回)。
だから。
♪互い肩でも組んで・・・歩こうぜ、長い坂道を♪
いつものように、30年近く共に歩いてきた彼らがズラッと肩を組むカーテンコールにこれ以上相応しい曲はない。

友達が、仲間がいることがそれだけで素晴らしい。
三茶での美味しいビールがありがたかった。
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by saskia1217 | 2012-03-28 04:41 | コンドルズ | Comments(2)

「約束」をちょっとだけ

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今日また、新曲の初OAをラジオで聴いた。
「大地のシンフォニー」の両A面のもう1曲。
「約束」。

「約束」という言葉は素敵な響きがするけど、たぶんあんまり軽々しく使える言葉ではないね。
今までのエレカシの曲の中には、実はあんまり出てこなかったなあ、なんてちょっと意外に思う。

宮本さんは、訥々と呟くようなのにその声は太く強く、全力で全霊で歌っていた、叫んでた。
その歌い方は今までのどの曲でも聴いたことがないものかもしれない。
「大地」が下ってゆくベースラインの上に築かれてるとしたら、「約束」は動かないベースの上に流れる最上部のラインが下降線を辿ってゆく、そのまた上に宮本さんの声が重しのように乗っかっている、そんな姿をしている。
途切れ途切れの吐息のように一言ずつ歌われる冒頭はどこか洋楽を思わせる「ソウル」な感じがあって、身体から振り絞られてくるような息の混じった歌声が、それが「本当」なんだということを伝えている。
途中から伸びやかに高いところへ広がってゆくメロディーライン。
この人がとびきりのメロディーメーカーだということを、今更ながらしみじみ思う。

フルコーラスは流れなかったのでホントのところは全然わからないけど、空気感は「それを愛と呼ぶとしよう」に近いような。ただ、もっと太い。そして、あれほど綺麗に整えない、もっと「本当」な、自然で思うままなイメージ・・かな。

フルで聴ける日を楽しみに。
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by saskia1217 | 2012-03-27 02:12 | エレファントカシマシ | Comments(0)

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楽しみにしてたよ!
4月25日発売になるエレカシの43枚目のシングル「大地のシンフォニー」。
そのタイトル曲の初OA、つい先ほどTFMで。
1時間ほどの仕事に出かける寸前、支度途中の恰好でラジオの前でしばし凝固(笑)。

タイトルからあれこれと楽しみに想像していたイメージは裏切られなかったな。
イントロのないソロで始まるそののっけから、4度にひっかかりまくりのメロディーライン(いわゆるsus4)。
時代やジャンルを問わず、私が例外なく最もイチコロになってしまう4→3の、緊張/繋留→解決。たぶんこれ、人類の90%は同じだと思うんだ。人のココロにものすごく訴えかける不思議な魔法の力を持つライン。
それが、in Gの持つキャラクターである明るさと前進感と爽やかさの中で、何度も何度も重ねられてゆく。4だけじゃない、7も9もその上へ上へと積み重なってゆく。重ねられてゆくに相応しい言葉とともに。
宮本さんご本人が、好きと言ってたそういうAメロ。歌う人はその重なりの螺旋の中心にいて、たぶん一番気持ち良く、高みへと昇れそうだ。

春、この季節にやはり寄り添う空気は、ドラムのマーチングにもあるね、きっと。
進んでゆこう、生きて行こうという前進感。派手じゃないけどいつも根っこに絶えること無く続くそのリズム。
なんか・・・こういうこと言っていいのかどうかわからないけど・・・NHK特集「ヒューマン」みたいな番組のエンディングにも合いそう。
今回はプロデュースにYANAGIMANが入っているけど、やっぱり好きなんだよなあ、私、この方の創る音。「絆」も「To you」も、どれにもやっぱり、冒頭に書いたような何か胸の底からえぐられるものが必ずあるんだ。多すぎもせず、少なすぎもせず。

「旅」「光」「空」「風」などのキーワードにいつもの宮本さんを感じながらも、歌詞には、今までとはちょっと、ちょっとだけ違う色も感じた。
印象的だったのは「ページェント」という言葉。
「ドラマ」じゃなくて「ページェント」。
もともとが「宗教劇」という意味のせいか、この言葉にはやっぱり少し厳粛なものや、襟を正すような厳しさとか、甘ったるい「ドラマ」じゃない文字通りの真剣さ(「両刃の剣」的な)を私は感じてしまうのだ。
生きていくこと、進んでいく人生は素晴らしいことが繰り広げられる舞台だけど、でも二度とやりなおせない一本勝負なんだという真摯な空気。
「鐘」という言葉をエレカシの曲で聴くのも、珍しい感動。この言葉に「ページェント」との神聖な繋がりもちょっと感じたりして。
♪演じてきたんだろう 似合わない役割を♪というフレーズがとても胸に響く。
いつものように終わるようで終わらないBメロと、その昇り詰めた最後の一滴で何度も、これでもかこれでもかと重ねて歌われるHの音が心を突き刺す。

しっかし、「恙無く」という言葉を違和感なく歌えるミュージシャンはそんなにいないだろうな。「新しい季節へキミと」が出た時「彩るぜ、明日のグラデーション」という言葉を聴いてドキッとしたあの印象とちょっと似てる。
(「恙無く」を歌っちゃえるのは、ほかにさだまさしくらいしか思い浮かばない・・笑)

残念ながらワンコーラスだけのOAだったけど。
(2コーラス目、感動を語りまくる荘口さんの声の向こうに、歌詞を必死に聞き取ろうとしたリスナーは私だけじゃなかったはず・・)
あの後にCメロがくるんだろうか?!エレカシのCメロフェチである私としては、非常に気になるところ。
そして、もうひとつの新曲「約束」はいったいどんな曲なんだろうか?
言葉から受けるイメージとしてバラードを思い浮かべる人は多いのだろうけど、じつはものすごいバリバリロックなのか?
(前回シングルの「ワインディングロード」と「東京からまんまで宇宙」みたいに、正反対とまではいかなくても、やっぱりテイストが違うものをカップリングすることが多い気はするけど)
もちろんゴツゴツなのも好きだけど、やっぱり私は宮本さんの歌うバラード、好きだ。
「バラードの王様」って呼びたいくらいだよ・・いや「バラードの命」っていうべきか?(笑)

とか・・・とか・・・。
聴かせてもらったのに、余計ぐるぐるするね。
4月25日まで、まだまだいっぱい想像して楽しもう。

「うた(歌)」という日本語は、「うつ(打つ)」という言葉と深く関係するといわれていることを、最近、日本神話の本を読んでいて知った。
言葉の力(言霊)によって相手の感情を「打つ」「ゆさぶる」、それが「うた(歌)」。
そういえば宮本さんも言ってたね。
「様々な感情の渦を瞬間的にまたは永続的に開放させ、揺さぶるのが音楽」
自分がまず揺さぶられることがなければ、いくらいい音を出したって、人のココロを揺さぶることはできない。

春。
ココロはいつも柔らかく。
自然のままに、素直に、揺さぶられることができるように。
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by saskia1217 | 2012-03-24 17:07 | エレファントカシマシ | Comments(2)

少しずつ少しずつ

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すこ〜しだけ。
ほんの少しだけ、近づくね。
目には見えないくらいゆっくりと、毎日ちょっとずつ。
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桜の季節はもうちょっとだけ待たなくてはいけないけど、
今年は遅れていた梅の花の姿が、今やっと目に心に届いてきている。
生まれたときから毎年見てきた実家の庭のこの花も、今年もまた無事に開いてくれた。
この丸くて薄いピンク色の花はやっぱり、私にとって一番の梅の花。
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勤務先の大学の、毎年一番に花を楽しませてくれるこの樹も、また大切な1本。
梅はいつも、やわらかで、あたたかくて、慎ましくて、勇気に満ちている。
大陸からやってきたこの花に最も「日本」を感じる、それが春のはじまり。
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by saskia1217 | 2012-03-23 00:07 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

食べる前にいろいろ

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一見矛盾してるように見えるけど、これで正しい(笑)。
「メロンパン」て、メロン「味」のパンじゃなくて、メロン「型」のパンのことだからね、もともと。
でも、なんか一瞬、なにかがオカシイような気がしてしまう。
最近は「メロン味の生地でメロンクリーム入りのメロン型のメロンパン」が普通に存在するからなあ。

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久しぶりに単体のヨーグルトを買ったら(いつもは大きいパックを買うので)、最新技術が使われていた。
開けたら、フタの裏に一滴たりともヨーグルトが付いていない!
フタのさわり心地が明らかに違う。
これか〜、この間テレビでやってたのは。
(たしか、シルシルミシル?)
蓮の葉が水滴を完璧にはじいてしまうという原理をヒントに、開発したそうだ。
消費者からの苦情で開発することになったらしいけど、ヨーグルトのフタの裏に「ヨーグルトが付くじゃないか」と文句を言うのは、たぶん日本だけなんじゃないか(笑)。
ドイツにいた頃、ドイツの人たちはみな、フタの裏についたヨーグルトのみならず、カップの底に残ったヨーグルトをスプーンでひじょ〜に甲斐甲斐しく、まめまめしく、せかせかとした仕草で、綺麗サッパリ猫が舐めた後のように完璧に食べるのを、いつも感慨深く見ていた。
で、な〜んとなくいつのまにか、私もそれをふつうにやるようになっていた。
家でお母さんに「フタの裏についたのをスプーンでこそげるなんて、お行儀悪いからやめなさい!」って怒られるケースも多いと思うけど、習慣になってしまうとなかなか抜けないもんだ。

そんな「もやってる」感じのある種の躊躇を、これまた綺麗サッパリ拭い去ってくれる最先端技術!
すごいぞ、明治ヨーグルト。
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by saskia1217 | 2012-03-21 00:27 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

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雨があがった。初めて幕張に行った。
春のロックフェス「GO! FES」。
昨年は震災直後の停電などの影響で中止になったこのイベント、1年経ってその時のことを思い出しつつの開催となった。

2日間開催の2日目。
開演は12時。
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エレカシが聴きたくてチケットを買ったけど、もちろんそれだけ聴いたんじゃつまんない。
せっかくの楽しい一日、いろいろ聴いてみようって。
特に好きなアーティストがいたわけじゃないけど、1〜2曲は知ってるとか、名前知ってるとか(笑)そんな感じでゆる〜く。
結果、図らずもものすごい充実した一日になったなあ。
音の胃袋が満腹って感じ。

トップバッターの高橋優さんが始まったときには、会場はまだそんなに人が多くなく、とてもリラックスした空気で今日がオープン。
実は屋内フェスって初めてだったのだけど、これだけ広いと(特に横幅)前方も激しく混まないし、ステージが高く設営されてたから後ろからバッチリいい眺めで見ることもできる。
フェスに行くっていうとどうしても、ちゃんと見えて音もいい場所にいけるかな〜とか、でもあんまり前々から場所確保するのもマナーに反するし、でもどのアーティストも真剣に聴くんだからいいよねとか(笑)、でもモッシュにあって死ぬ思いしたくないなとか、そういう些細なことが結構ストレスになるのだ。
その点、このフェスは食事スペースも余裕ありすぎるくらい十分で、おまけにステージ部分ときっかり区切られてるから混乱が無い。手荷物預かりも外で大きいし、トイレの数も十分。
小さめのフェスだから動員数の点で有利なのかもしれないけど、これだったら本当にど〜でもいいストレス無しにゆったり楽しめてすごくいい。
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高橋優さん、最近テレビで見ることも多かったし、今日やった中でもさすがに私も「卒業」と「福笑い」だけは知ってた。
とにかく「一生懸命」な印象。
歌詞の内容、方向がちょっとさだまさしを彷彿とさせる。平成のさだまさしか・・・?!
使う言葉や「言葉をいっぱい詰め込みたい感」が似てる気がした。
声そのものは少しザラつきのある質感なんだけど、安定して歌えるから安心して聴ける。若くて元気がよくて、いい声。昨夜、広島でライブだったそうだが、この元気に若さを感じる(笑)。
歌ってる声とMCで話してる時の声の色やトーンがあまり変わらないから、その「メッセージ性」がいつも前面に押し出される感じ。
聴く人によってはそれが「多すぎる」って場合もあるだろうけど、今日ライブで聴いていたら、テレビで歌ってる時と比べてそれがプラスになってる気がした。嫌味にならないというか。

DOESは、その声をききながら隣りでお昼ごはん食べてました、スミマセン。そんなに若くない感じのバンドだったんですね。
塩豚丼とビール。色がヘンなのは、食事スペースの照明もピンクと白が交互に点灯してたから(笑)。
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チャットモンチーは、2人で頑張ってた。
女性シンガーに好きなアーティストが何故かほとんど居ない私、その理由のひとつはたぶん声質なんだと思うが、彼女も個人的にはあまり長時間きいていられないタイプの声。もちろんすごくよく歌ってるのだけど。ただ初めて聴いた人には歌詞がよく伝わらなかったのはちょっと残念かな。
キーボード連弾から始まって、ボーカルのみが歌へ移動。連弾するとき、低音部を担当するキーボーディスト(?)に比べてボーカルの彼女のタッチが一定して強かったのが、かえってトイピアノみたいでよかったかも。
イントロを録音しながら重ねてゆく方法を何度も使っていたね。
たった2人でそれぞれが複数の楽器を操りながら工夫して音をつくっていたのはすごいと思ったけど、でもプラグドの音楽はマシンをうまくつかって多重に音が作れるからその強みはあるよね。
アンプラグドだとなかなかそれは無理だから。たとえばピアノトリオから誰か一人脱退しちゃったらもうそのグループはメンバー補充しないかぎりまったく機能しない。
メンバー紹介はいかにも女の子らしい一幕で、そういうステージに慣れてない私には、見ているこっちのほうがちょっと恥ずかしくなっちゃうくらいの可愛さ(笑)。

SHAKALABBITSは、これもスミマセン、おやつ休憩で聴きながらいちごフロート食べてた。
でもボーカルの女性は何を歌ってるのか(ステージみないで音楽だけきいてると)やっぱりよくわからなかったなあ。
抹茶フロートといちごミルクフロート。いずれも白玉入りの濃厚フロート。いちごの方は果肉がいっぱい!甘過ぎなくて美味しかった。
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次のステージは吉井和哉さん。この辺りから少しお客さんが多くなってくる。
吉井さんは特にお目当てでもなく期待もしていなかったので、音が始まってからのんびり後ろのほうからノコノコ覗きにいったのだが。
歌、うまい・・・・。
で、見せ方もさすがにうまい。
昨年夏にアラバキできいたときは、歌もステージそのものもそれほど印象に残らなかったんだけど(すっごい前方で吉井ファンにもみくちゃにされながらきいたのに)、今日のはちょっと心に残ったな。ものすごい安定感、ブレのないステージ。
何より、バンド全体のサウンドがものすごく充実してて重厚。音楽を、歌をきいているという実感がある。
歌詞もよく聞こえてきて、その結構面白い感じに吃驚。こんな曲作ってたんだ・・・。
曲そのものの出来方、スピードのある曲でもビートの取り方、歌詞の乗せ方がせわしなくないので(そこがたぶん昭和なのかな)私にはとてもすんなり入ってくる。
心地よいって言っていいかな。

POLYSICSは、たぶん普段きいてる音楽とはかなりジャンルが違うんだろうなと思いつつ、少し前方の端辺り、スペースがあるところで最初お客さん気分で聴いていたのだけど、音をきくとやっぱり身体が動いてきて、だんだんノリノリになってきて、結局ずっと踊ってたね(笑)。
かけ声とか振りとか言われるままにやってたらけっこう楽しくてね。
でもたぶん、あのサウンドは2時間きくのは私には無理だな(苦笑)。
あのピコピコはいわゆるテクノの流れなんだろうけど、私世代が想像するイエローマジックとかのオシャレ感とは違って、もっとはっちゃけてる。ダンスミュージックといってもいいのか?
例えばだけど、the telefonesなんかで感じるのと同じような楽しさなんだろうね。踊ってる人いっぱい。
ドラムがうまかった。

そしてエレカシ。
ここまでで結構楽しんでしまったから(前のPOLYSICSでノリすぎて気づいたら汗だく)、却って邪念もなく(笑)落ち着いてエレカシの時間を迎えることができてよかったかも。
全9(実質8)曲、40分のステージ。
SCの時に結構曲目がバレバレだったりして(苦笑)。
今日はヒラマさんを加えた5人で。
メンバーが登場してきたとき、宮本さんがものすごくゆっくり歩いてきて、おまけにちょっと顔色が冴えないみたいに見えたので「な〜んか具合でも悪いのかな」なんてちょっぴり思ったのだったが。ステージなのにものすごい厚着してたし・・・。
「sky is blue」で始まる。この時声は出てたんだけど、なんとなく空気がまとまらない感じだったのか、歌詞が少しウロウロしていて。
「悲しみの果て」くらいからちょっと声が擦れ気味かな〜と思ったけど、歌いあげるところは気持ち良さそう。この曲やるとやっぱりお客さんがすごく喜んで、みんなの気持ちの流れが一斉にステージに向かうのがわかる。思えば昨年からずっと、この曲をいろんな思いで聴いてきたなあ。
「新曲、といっても古い新曲」とMCで「ワインディングロード」「東京からまんまで宇宙」を。「ワインディングロード」やっぱり好きだなあ。イントロでミッキーがアコギ弾いてるとき、宮本さんが歌う言葉がちょっと途切れそうになって「続けて続けて」みたいにジェスチャーがあってちょっとドキッとしましたが。このあたりからかなり声が辛そうにきこえてきた。
「俺たちの明日」もなんか久しぶりな気が。フェスの定番曲。やっぱりみんな盛り上がる。高音ちょっと残念だったなあ。
「朝」に突入、雀ちゃんのチュンチュンがいつもより長かった気がしたのだけど、その間ずっといろんなうなり声が続いてて「まだか?まだなのか?」と思ってました。いつものとおり赤と緑の照明に彩られた「悪魔メフィスト」はこういう大きいステージでやるとやっぱりいいね。聴けてよかったけど、これはやっぱりコーラスが無いと残念。あの重なり具合(言葉も)の量感がいいのになあ。
「ガストロンジャー」、いつものように上手下手ギリギリまで来て歌ってくれた。私は上手にいたのだけど、お客さんの男性陣かな、とある方向をかなり具体的にガンとばして迫力あった。
今日は『キリスト教の聖書』の前に『近所のおばさん』が登場したのが、初聴きパターンでした。
そして「今宵の月のように」これも久々。爽やかに、みんなに支えられてアクト終了。

新曲はおあずけ(苦笑)。フェスの定番曲に前回の新曲、というところかな。
そうそう、今日は全ての曲で(メフィストのリズムパターンも)テンポがいつもよりだいぶ遅めで、たっぷり演奏しようという空気を感じた。大きな会場にはそのほうが響きが届く感じがしていい。
う〜ん。
宮本さんも努めて元気に張り切ってるみたいだったし、プログラムも楽しかったんだけど、今日は特に高音が・・・かなり辛そうで、今まで聴いた中で一番苦しそうだったかも。
それが残念・・・というか、残念を通り越してちょっと心配なレベル。素人のおせっかいで恐縮ですが。まあ、あくまでも私個人の感想なので、全体的にどう聴こえてたのかわからないのだけど。私がいたのはホール中程の上手寄りだったのだが、中央や前方だと聴こえ方も違ったのかもしれない。
もしかしたら体調崩してらしたのかもしれないし。
新曲披露もふくめ、ツァーに期待します!
頼むぜ〜!
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やっぱりここまで気が張ってたせいか、一気に空腹を感じ夕食&ビールタイム。
ラスト、大トリはKREVA。
大好きなラーメンズの小林賢太郎さん繋がりでKREVAはもともと嫌いじゃなかったけど、曲もよく知らないしライブも初めてだったから期待せずに後ろで聴くことに。
以前から、テレビなんかで知った彼の創作方法にはとても感銘を受けていたので、「ラッパー」として私が個人的に認める(笑・・全てきちんと韻踏んでないのはラップと思えません)唯一のアーティストとしてすごいなあとは思ってたのだけど。
いや~。
やっぱりライブで聴くとすごい。
立て続けに長時間あの緻密に構築された言葉の洪水を完璧に歌い、話し、しかも噛まない。あたりまえなんだろうけど、あらためてすごいと思う。
完成度がすごい。演出も含め、ひとつのステージとしての楽しさが完璧。
ちゃんと歌うといい声だしなあ(笑)。
「国民的行事」が始まって何故これを知ってたのかなとよ〜く考えたら、賢太郎さんがPVに出てたからだった・・・は〜、遠い記憶。「Have a nice day!」はたまたまシングルを持っていて聞き覚えがあったからちょっと嬉しかった。ここ3〜4年は殆ど全くといっていいくらいエレカシ以外の音楽、聴いてなかったからな(笑)。
ものすごくハッピーなステージ。これもずっと踊ってた。
あの全員が手を上下に振り下ろす仕草って、じつは気持ち悪いってずっと思ってたんだけど(笑)、結局自分もやってたもんね。
鳴り止まぬ拍手に、アンコールに女性ボーカリストが出てきて一緒に1曲。
「震災に対してのメッセージ」の歌だったそうだけど、言葉が全てリズムにのってるせいか、すんなりした飾らない歌詞のせいなのか、彼らの歌い方やステージングのせいなのか、その「メッセージ性」が押し付けがましさや嫌味がまったくなくてとても爽やかだったな。こっちが反論しようもないほど。
じつに気持ちのいいラストアクトだった。

そんなわけで、ほぼエレカシを聴きにいって、吉井さんとKREVAに感銘を受けて帰ってきた。
すごく楽しく、いろんなアーティストにいろんなことを教えてもらった一日。
「いい/わるい」じゃなくって、結局は「すき/きらい」なんだよね。
でもそれでいいと思ってる。
それが音楽とか、例えばときに「芸術」とかって呼ばれてるものなんだよね、たぶん。

吉井さんは上手いと思ったしとても魅力的だったけど「好き」っていうのとはちょっと違う。
エレカシは「好き」なんだ、どうしたって。
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by saskia1217 | 2012-03-19 03:32 | エレファントカシマシ | Comments(0)

こんなところにも

もう10年以上親しんでいる阿佐ヶ谷の街。
でも、ご飯を食べにいったりお茶飲んだりするお店は、チョイスが多い阿佐ヶ谷とはいえどうしても何軒かに決まってしまっているし、歩く道もいつもだいたい同じ。
散歩だけのために出かけて行くほど近くもないので、よほどのことが無い限り、その道を外れて歩くこともなかった。

でも、以前から気になっていたところに足を止めてみたり、ほんのちょっと道を逸れてみると、やっぱり面白いね。
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何百回も通りかかっていながら足を踏み入れたことがなかった鳥居のある一角。
入ってみたら、小さな弁天様だった。
右側手前の柱の上には白い蛇の像。
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もしかしたらかつてはもっと広い敷地だったのではないかと思わせる大木。ご神木かな。
狭い敷地に小さいお社、そして天を突き抜けそうな大木・・・こういう景色はそこここに見ますね。
隣りのマンションや駐車場、そして通りを挟んだ大きな古いお屋敷など、昔はやっぱり一続きだったのかなあ。
この辺はかなりの田園地帯だったはず。
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ぽかぽかと天気が良い日だったので、線路の反対側も少しだけブラッとしてみる。
パールセンターや中杉通りはよく歩くけど、その周りの住宅地まではなかなか行くことはない。
このあたりは区画も古いので、道がぐるぐる回っていたり行き止まりだったり、地図でチラッと見ておくとかグーグルアースの画像でチェックしておかないとなかなかイメージが湧かない。
そういえば、と思いだして行ってみたら素敵なところだった。
馬橋稲荷神社。
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陽射しの暖かい午後、住宅地は静まり返って、ときどき行き交う散歩の人の足音や鳥の声だけが聞こえる。
そこにかすかに水の流れる音。鳥居を入ったところから奥まで、参道の両脇を流れる水だ。
パールセンターの雑踏と賑わいからものの数分とは到底思えない。
そして仄かないい香り。
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入り口の大きな鳥居脇の紅梅だ。
春なのだ、もう。
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赤い鳥居のひとつ奥の石造りの鳥居は、昇り龍&下り龍で有名なものだそう。
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子狐を従えたお狐さんたちの間を抜けてゆく。
鳥居からまっすぐに伸びる石畳の参道は、途中流れに渡された小さな橋を経てそのままご本殿まで。
前にも後ろにもだあれもいない。
梅の香りがまた強くなってくる。
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随神門。
社号碑の下にピカピカの大きな鈴が下がってる。
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いよいよご拝殿が姿を現す。
そうか、香りはここからだった。見事な紅梅。
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奥のご本殿には千木と鰹木があって凛としている。鰹木3本という可愛いサイズだがお決まりとおり千木は外削ぎ。小さいながら勢いを感じる。
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舞殿。
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末社の水神社と厳島神社。
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斉霊殿。
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稲荷社。
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明治時代の合祀碑のところ。ここにも「力石」が。
馬橋村にも力自慢がいたのかなあ。
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少し歩みを広めただけで、新しい世界と出会える。
すごく遠くに行ったような気持ちになれる。
静かな静かな一人旅、たった数時間のトリップ。
この日は、香り馥郁の春の収穫に感謝。
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by saskia1217 | 2012-03-16 19:42 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!