先日発売になったエレファントカシマシ、両A面シングルの新曲のひとつ「東京からまんまで宇宙」のPVが、公式から「ちょい出し」になったよ。
「short ver.」とは、物の言いようだな(笑)。

もう1曲の「ワインディングロード」もすでにちょい出しになってるけど、作り込まれたストーリー風のも悪くないが、こういうシンプルなのはやっぱりいいなあ。
何かしらのちょっとしたセットや風景の中で「ただ歌ってる、演奏してる」っていうだけの画。
それだけで既にいっぱい語られちゃってるから。

それにしても。
ここんとこの新曲たちのPV、結構溜まったと思うし、そろそろまとめてくれたら嬉しいな。
だって地上波じゃ全然見られないんだもん・・・。
PVって新曲が出る前の宣伝じゃあないんだよね、もはや。
発売後しばらくしてどっかの有料チャンネルで流されるだけって、これは「映像作品」としてだけの存在価値なんだろうか?

しか〜し。
看板いっぱいで目がぐるぐるしちゃう。
JRの保管倉庫かっっ!(笑)
でもそうか、ぐるぐるで正解なんだ。


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by saskia1217 | 2011-11-30 23:33 | エレファントカシマシ | Comments(0)

素敵なものは儚い

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素敵なものはどれも一瞬で去ってしまう。
素晴らしいコンサート。
美味しい食べ物。
大好きな人との時間。
そして、秋と冬の間。

いまこの時しかない一瞬の色。
今年は秋が短くて来るべき寒さもいまひとつキリッとしないものだから、赤や黄色に変わるはずの木々が暦に背中を押されて、びっくりしてあたりをきょろきょろ見回しながら恐る恐る色を変え始めているけれど、その戸惑いが中途半端に茶色っぽい葉の色に表れちゃっている。
そんな中、芝公園のこの銀杏は見事。
黄色と緑のグラデーションが絶妙、そして陽の光が最後の仕上げをつとめる。
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芝東照宮には寒桜が何本かあって、今ちょうど満開。
ここは春の桜も見事で、なかでも都内でも珍しい緑黄色の花を咲かせる御衣黄で有名だけど、冬の桜はまた別の佇まいと、けして出しゃばらない慎ましさがあって心に沁み入る。
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お社の前にある木は花が細長くて一重のようにも見えるが、隣りの芝公園に降りるほうにある2本は八重で花全体がふっくらしている。こちらはひとつの木に白〜ピンクの様々な濃さの花が共存。
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10日前に来たときには、銀杏も桜もまったく違った色と姿だったのに。
この「今」もすぐに去ってしまうのだろうな。
それでもまた、それぞれが「次」を目指してそれぞれの準備に入る。
淡々と、でも確実に進む時。
人もその中で生きている。
そうやって生きていくことに、誰しもが立ち返ってゆく。
そしてきっと、それが一番すばらしいこと。

オマケ
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都営地下鉄の入り口に付けられている「動くオブジェ」。
以前ブラタモリでタモリさんがこれをカメラにおさめていたので、覚えてた。
とうとう実物を発見。
床屋さんの店頭のやつみたいにくるくる回ってた。

帰ってきて調べてみたら、石原都知事の「ここに都営地下鉄があるということを目立たせるため、何か動くものを」という意向で設置された「くるくるシンボル」って名前のものだそうで。
でも。
意外と目立ってませんでした(笑)。

で。
今日は友人の御礼参りもあってのお出かけだったのだけど、私も伏見稲荷にちょっとしたお願いごとしてきた関係上(笑)お稲荷さんに御礼したい・・と気になっていて。
帰ってきてから気がついたのだが、芝公園からすぐ近くの赤羽橋あたりに、伏見稲荷大社を分祀した「伏見三寳稲荷」があったではないか!
遅し・・・。
また近々、ほかのお稲荷さんを訪ねるとしようか。
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by saskia1217 | 2011-11-29 18:47 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

スピード

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飛行船て、予想に反してものすごく速い。
カメラ取りに行ってる間にもう通り過ぎちゃう。

でもなんだろ。
見つけると、なんだかものすごくしあわせな気分。
たとえそれが保険会社の宣伝飛行船でも(笑)。
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by saskia1217 | 2011-11-28 01:47 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

こんな季節

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東京女子大にてメサイアのリハーサル。

ここのメサイアはいつもクリスマスの賛美歌も演奏するので「聖しこの夜」なんかも一緒にリハ。

はぁ〜、もうこんな季節かぁ〜…
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by saskia1217 | 2011-11-26 15:53 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

節電

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そうなんだけどさぁ・・・
たぶん、今はもう、冬なんだ・・・

ある日の灼熱の楽屋にて。
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by saskia1217 | 2011-11-26 00:06 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

生まれて初めて

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今日「ヨハネ受難曲」の本番だった神奈川県立音楽堂。
私が子供の時からある古いホールだが、今日初めてこんなものを発見。
神奈川奉行所だったのかあ。
知らなかったな。

朝はいいお天気だったのに、終演後外に出たら予報通りの雨。
友人の車で中華街へ移動。
すご〜い!綺麗。美しい夜景にいちいち歓声をあげてしまう。
夜の横浜を生で見るのは初めて、そしてなんと中華街も生まれて初めて。
ライトアップされた門がキラキラしている。
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ナマコも初めて!
美味しかった。
ん〜、あれはいわゆる「コラーゲン」てやつなのか?
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うつくしい萬珍楼の入り口。
なかに面白いモノがいます。
この頃はもう雨も止んで、いい感じに濡れたアスファルトにネオンの光が跳ね返って綺麗。
でも、大きな飯店の前に巨大クリスマスツリーがデ〜ンとあったり、店内にクリスマスソングが流れてたりするのがなんだか解せない(笑)。
中華街といってもある意味「インターナショナル」だからいいんだけど、中華街にはやっぱり銅鑼とかが鳴っててほしい、というのが初心者の勝手な心情。
何の根拠もないけどね。

今度は昼間の明るいときに来て、店先で売っている美味しそうなものを「食べ歩き」してみたい。
今日は初めてづくしだったけど、楽しみがまた増えた。
今日のところはひとまず、さよなら横浜。
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by saskia1217 | 2011-11-24 03:24 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

横浜は晴れ

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横浜は素敵なところなのだが、滅多に来ない。
今日も仕事で来た。
でも、駅を降りたところからこんな素敵な空だと、どうしたってフラフラと海の方に向かって歩き出したくなる。
ホールは海と反対側(笑)。
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バッハ「ヨハネ受難曲」のリハ。
今日合わせて、明日昼が本番。
今回は古楽器オケ、リュートが入ります。
同じ通奏低音グループにリュートがいると、オルガンを弾いてて、「むむ〜っ」てところと「これは助かる〜」ってところが両方。
即興的に入れてる音型がダダかぶりすることがよくあって、それは別に悪い事じゃないし敢えて避けなくてもいいのだけど、その瞬間な〜んかリューティストに申し訳ない気になっちゃう(苦笑)。
明日の本番は、いったいどのくらいカブるかな(笑)。

明日14時から、神奈川県立音楽堂。
お暇な方はぜひぜひ。
冬に受難曲ってのも何ですが、最近ドラマティックなものに飢えてる、なんて方には特にオススメ。
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by saskia1217 | 2011-11-23 02:14 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

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「ねえねえ、寒くなってきたとおもわにゃい?」
「そうだにゃ〜、まるくなるしかないにゃあ」
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「そ、手足をぴったりくっつけて・・・もうこっからうごきたくにゃいもん」
「ん〜〜、もう目までくっつけちゃう!」
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「だって、歌以上のことを俺が言えるわけないじゃない」

言葉で話すよりも、文章に書くよりも、
音楽をすることが、それだけが、まるまるの自分。
自分のぜんぶ。
そんなふうに言える人になりたいです。
自分は何の係なのか、ちゃんとわかって生きてゆこう。
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by saskia1217 | 2011-11-21 18:05 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

受け継がれる力

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増上寺の三解脱門が戦後初、60年ぶりに一般公開されるとお友達から聞いてずっと気になっていたが、昨日やっと時間がとれてお昼過ぎから出かけた。
ブラタモリ「芝」の回でタモリさんたちが特別に楼門の上に案内されて、あの上、広重が見たであろうポイントから海方向(つまり現在の浜松町駅方向)に向かっての景色が紹介されてたのがとても印象的だったから、いいなあ、一般人は昇れないのか〜、と羨ましく思っていたんだよね。

そんな貴重な機会だからすっごく混むかなと思って覚悟していったら、平日のせいかそうでもなく、入場口には4〜5人の列しかできていなかった。
タモリさんたちが番組で昇っていたのはたしか本堂正面に向かって左の朱色の階段からだったと思うが、今回は反対側が入り口になっていて、こっち側はおそらく階段が常備されていないのだろう、工事現場のような金属製の階段がしつらえてあり、かなりの勾配を登る(昇る)ことになった。
階段というより「梯子」だったですね。両手で手すりを持つ感じになるので、リュックや斜めがけバッグで両手があくのが理想的。そして足元、ヒールではかなり辛いと思う。もちろんスカートなんてもってのほか(笑)。
私くらいの年齢の女性グループが「いや〜〜、ムリムリ〜、こんなとこ昇れないわ〜!」とキャーキャー大騒ぎをしていたけど、上に辿り着いてみたら杖をついたかなり年配の方もいらしてちょっとビックリ。反対側からのぼられたのかなあ?

何度も頭上に頭をぶつけながらのぼりきると、少し薄暗い屋根裏のような空間に、ズラッと像が並んでいるのが目に入る。
正面に向かって右側に出るので、まずは右半分、8人の羅漢さまをじっくり見る。
羅漢さまたちは壁の奥にズラッと並んでこちらを向いている。もちろんだが、一人一人顔かたちや仕草だけでなく、その大きさも微妙に少しずつ違っている。顔のパーツのバランスも皆違う。迫力の一言。
そしてその手前の少し低くなった段にやはりズラッと並んで腰掛けているのは、増上寺の歴代上人様たちの像。小ぶりなのだが、こちらに私はとても惹かれるものを感じた。生身の人間ぽいせいなのか・・こちらも一人一人表情が違って、でも全員がとても柔和だ。上人様は左右合わせて全部で31人。

右半分をかなりの時間をかけて見た後で、そこで初めて、中央に安置されてる釈迦三尊像が目に飛び込んできた。

ビックリした。
本当に驚いた。

中央のお釈迦様の両脇には、向かって右に文殊菩薩、左に普賢菩薩の、いつも通りの2人の脇侍。
奇しくも文殊菩薩は今年卯年の守護、普賢菩薩は来年辰年の守護を司る。
文殊菩薩は獅子に、そして普賢菩薩は白くうつくしいゾウに乗っている。

どれもけっして大きな仏像ではない。
なのに、3体の放つ力がまっすぐにこちらに向かってくる。
特に真ん中の釈迦如来、お召し物の部分の色が少し落ちていたり、その古さから儚さまでも感じられるが、全てを突き抜けて身体中から発せられてくるものがスゴイんだ。
なんだろ、意味不明なのに力だけ感じるような。
ん〜、例えば目の前で全然わからない外国語でドワ〜〜〜ッと何かを訴えられて、意味も何語かも分からないんだけど、何故か言いたいことはほぼ感じちゃう、みたいなね。
(例えが下手・・)
ちょうどお釈迦様から向かって正面の扉も、外、大門に向かってまっすぐ開けられていて、外界、下界にも何かがとんでいっている実感があった。

お参りのために設けてあるお賽銭箱と供物用の台よりも前、かなり近寄って像を見ることができたので、近くに行って斜め横から見上げていたら、何故かわからないんだけど、涙がポロポロ出てきて困った。
仏像見て泣くなんて生まれて初めてだ。
歳取ると涙脆くなる、ってことだけが原因でもあるまい。
ずっと長いことこの暗くて高い場所で全てのことを見ていらして、そしてしばらくぶりで外の空気と触れて、そしていま大勢の、平成に生きる人たちが訪れて、こうやって相対している・・・
1秒1秒積み重ねられて今も進んでいる時、歴史が流れてゆく様、昔ここで生きていた人のこと・・・多少そんな感傷的な気持ちもなくはなかったけど、何よりその長い長い時間のことを思ったら何だかたまらない気持ちになった。
今自分が生きていることが、そしてこのお釈迦様に出会えたことが、ただただありがたかった。

その後左半分の羅漢様と上人様たちを見、仏像と外の景色を交互に行ったり来たりを繰り返しながら3〜40分くらい過ごしてから下へ降りた。
地面に足をつけた時、ちょっぴり、やはり特別な時しか上にのぼる事を許されなかった江戸の庶民になったような気がした。

いつもは閉まっている徳川家の霊廟も公開しているときいて、本堂での短いお参りと安国殿でのお土産調達を済ませてから、急ぎ足で裏手へ回った。
お江人気のせいか、こちらのほうが賑わっていた気がする。
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得意顔で徳川の歴史を家族や連れに語りながら見るおじさんや、お江のお墓の前で記念撮影に並ぶ若い女性グループ。
特に徳川に興味があるわけでもない私は(笑)、それでもいつも閉まっている門しか見ていなかった立派なお墓の数々をぐるっと巡りながら、各将軍やその家族のことにちょっとだけ想いを馳せてみた。
お墓によって、石だったり青銅だったり、ちょっとずつ違う。
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三解脱門も徳川霊廟も入場料はそれぞれ500円ずつだが、一緒に記念品をいただいた。
前者は竹でできた小さい栞で、広重の名所江戸百景の芝神明増上寺の図柄がカラーでプリントされていてとっても素敵。
霊廟のほうでは、立派な絵葉書の11枚セット。戦火で失われる前の宝塔や墓塔、豪華だった霊廟などの写真も含まれている。そして明治34年の増上寺とその周辺の俯瞰図。例の松蓮社なんかも載ってて面白い。

三解脱門公開は今月30日まで、徳川霊廟は期間延長がきまって来年1月末まで。
特に前者は強くオススメ!
詳細はこちら

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日が暮れる前に行かねば、と前回行けなかった芝東照宮へ向かう。
徳川家康を祀ったこの神社、けして大きくはないが何かとても落ち着いた空気に支配されている。
ちょうど薄暗くなってきた頃に提灯が灯るのも風情があっていい。
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家康が植樹したと伝えられるこのオオイチョウでも有名。東京都の天然記念物。
まだあんまり黄色くなっていなかったな。
これだけ大きい樹だと銀杏の量も半端なさそうだね(笑)。
なんか銀杏を見るとあったかい茶碗蒸しが食べたくなる(爆)。
たしかこの境内には珍しい桜もあったんじゃなかったっけ?
春にも訪れてみたいなあ。
フラッと出かけてきただけなのに、はからずもまた、かなり歩き回ってしまった(笑)。
また今度。
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by saskia1217 | 2011-11-19 19:20 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

雑誌「MUSICA」の今店頭に並んでいる最新号に、エレカシ宮本さんのインタビューが載っている。
新曲リリースに合わせてのプロモーションがスゴくて、ほぼ連日、テレビ・ラジオ出演、雑誌掲載が続く。今月は雑誌だけでも8誌。ファンも息つく暇がない(笑)。

でもやっぱり気になるので一応全部目を通す。
そしてMUSICAのインタビューは、期待どおりにすごくよかった。
女性誌やファッション誌など目的やターゲットが違うものはまた別の話として、他の音楽誌の記事は何度読み返しても残念ながら殆ど頭に入ってこなかった。
質問者の興味のポイント、そして回答者の心の中に本当に存在するもの。
MUSICAにはそれがあったから、読んでいてとてもスッキリし、納得し、その先を考えることができた。
インタビュアーの鹿野さん、やっぱり素晴らしいな。

宮本さんはとても興味深いことを語っていた。
(私の記憶で勝手に抜粋しているので、以下実際のご本人の言葉とは違うと思います、すみません)

自分たちの仕事やステージをことさら「震災」にかこつけたくなかったこと。
「そんなこと思ってても、テレビやラジオじゃ言えない」
ファンクラブ会報以外で「震災」について公に言葉で語ったのは初めてだったんじゃないかな?
会報でもそこまで深い本当の気持ちは話していなかったのではないかと思う。
でもそれは彼らがフジテレビの震災復興応援の音楽番組に出たときの宮本さんの様子をみればすぐわかるし、その直後の全国ツァーのステージを見て、聴けば、もう何も語らずともそんなこと十二分に伝わっていた。
そのライブの場に居られなかった人でも、宮本さんの言葉と音楽、そしてエレカシの演奏を聴いているファンなら、すぐわかる。
私たちは、そんなエレカシ、そんな宮本さんが好きなんだ。

どこまでいっても、わかってる「つもり」なんだけどね(苦笑)。
でも、いつも「わかりたい」のがファン。

震災から今日まで、自分がこれといった「震災復興」を銘打った仕事をしてこなかった私自身の言い訳では決して無いのだけど。やらなければいけないなと思っていたこともあったし、やろうと思えばできた筈なのも事実。
でも、しなかった。してこなかった。
そして以前にも書いたけれど、それを銘打って企画して実行し、今も続けているアーティスト、ミュージシャンは本当に素晴らしい。それに対してはこれっぽっちの批判も異論もない。

だけど、自分にとっては、何かが、何かが違う。違和感がぬぐえない。
中身じゃなくて形の話なんだけどね。
だからあの時、エレカシの水戸のコンサートを聴いて心底ホッとした。自分に戻れた。
私にとってのステージ人間とは、やっぱりこれなんだと思えた。

あ〜、もちろん、規模の違う話なんで、自分とエレカシを同じ土俵で語るなんて滅相もないんですけど。
でも、もし許してもらえるなら、いいたい。
そうなんです、すっごくわかる!って。

他にも印象に残った話がいくつかあった。
若い頃の、瞬発力でいいものを作ろうとしていたことと、いま歳をとってやはりいいものを作ろうとするために、昔と変わったこと、そして今でも同じく変わらないこととは・・。
昔に比べていまは「ロマン」が少なくなったこと。
今はもっとより多くの「現実」が見えてきて、今までのこと、今現在のことをひっくるめて、それをまとめながら進んでいるということ。

「ロマン」は若干少なくなりながら、じつは性質を変えているだけだ、なんて思ったりしている。
以前のロマンとは違う質のロマンがたしかに存在するんじゃないか?
と言ったって、他の人に比べたら、詞を書き音楽を書き歌を歌う人のなかにある「ロマン」はとてつもなくおっきいと思うけれど。
そして「現実」が見えてくるっていうのも、文字にするとなんかネガティブに見えがちだけど、じつは自分自身の中、そして隣近所との風通しが良くなって、楽しく生きられるようになる素敵な現象なんだ。
それがきっと本当に地に足をつけて生きるってことなんだろうな。
そしてたぶん、「現実」が見えないと「ロマン」は生まれてこない。
根無しのロマンは全て幻想、きっとすぐ泡みたいに消えてしまって、自分のなかにも世の中にも残らない。
いま私たちの目の前に形として残されているものはすべて、しっかり生きた人の足元から飛び立てたうつくしい羽根ばかりなんだろう。

今日、ポイントカードの更新に池袋のタワレコに寄ったら、小さいながらもポップで飾られたエレカシコーナーが出来ていた。
そこで流れていた小さい映像で、初めて「ワインディングロード」のPVを見た。
「人生」を辿る道で出来たわかりやすい映像だけれど、見ているうちに生、愛、死のような言葉が脳裏に点灯した。
ありふれている、ありがちな言葉だけど。
歌いながら歩く宮本さんがすれ違う多くの人たちのなかで、終盤近くに現われる葬列(黒い服と、持っている楽器の編成からしてまずそうだろう・・・トロンボーンと太鼓は「死」「葬儀」のシンボルで葬送の音楽に必ず使われる)と、その直後に黒服のバンドメンバー3人がこちらを見送るシーン。
PVストーリーの時系列でいけばそこに「死」がくるのは当然で、それはイヤな事でもなんでもないのだけど・・
「え〜、宮本さんの最期は3人が見送るのか?」みたいにも見えて、あの瞬間だけちょっとだけドキッとしてしまったな。
その後すぐ画面が明るく開けて4人の演奏シーン(現在)に変わるので、救いはあるのだけれど。

はい、そうですね。
考え過ぎ(笑)。
PV、大きな画面で見たいなあ。
地上波で流してくれないのって、残念すぎる。
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by saskia1217 | 2011-11-19 02:10 | エレファントカシマシ | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!