今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!

by saskia1217

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二回目の七夕

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阿佐ヶ谷ももうすぐ七夕。
いつものように。
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by saskia1217 | 2011-07-31 12:47 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

影響

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CMで見たからって、すぐ真似する。
商品買うときにもCMで見たものが気になっちゃう超標準的一般市民だが、食べ物飲み物は一段と気になる、記憶に残る。

それを作ろう!ってすごく決心したわけじゃないけど、なんとな〜く作ってた今日のお昼。
顆粒のダシを少し濃いめに氷水に溶かして、茹でたお素麺を冷水でよくさらしてから入れ、冷蔵庫にあったロースハム、大葉、トマト、胡瓜、ゆで卵をトッピング。
白ごまをかけて、オリーブオイルをまわしかけ、レモン汁を少したらす。
人に出すわけじゃないからって、億劫がってゆで卵を手で割ったらやっぱりこんなグダグダ(笑)。

美味しかったけど。
正直オススメ。
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by saskia1217 | 2011-07-30 23:56 | くいしんぼうメニュー | Comments(2)

めまぐるしい往来

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友人宅にて一日中ダラダラ。
昼食に用意してくれた、もちろん全手作りの食卓。
本格麻婆豆腐、鶏手羽元の煮物と煮玉子、ツルムラサキのおひたし、トマトのピクルス、ニンジンのサラダに炊きたてご飯。
ビールを呑みながら後から枝豆(茶豆)。

エレカシ「桜の花舞い上がる武道館」DVD(うちにもあるけど・・笑)。

おやつにケーキ(マンゴーのシブースト)と珈琲。

エレカシ、フジテレビ「FACTORY」出演時映像(うちにもあるけど・・笑)。

夕食に作ってくれた、ツナ&椎茸&ニンジン入り素麺チャンプルー、胡瓜と茗荷とミニトマトと大葉のサラダ。

エレカシ昨夏の日比谷野音、TBSのディレクターズカットバージョン(うちにもあるけど・・笑)。

もちろん合間合間にもっとたくさんの色々が挟まりまくりながら。
だらだらだらだら、だらだらだらだら。(←これ、打つと、左手指の分割練習になる)
いい一日。

とにかくこのところ、世の中、往来が激しすぎてついてゆけない。
原田芳雄さんが亡くなって、海老蔵夫妻に子供が生まれて、及川ミッチーが結婚して、小松左京とレイハラカミが亡くなった。
レイさん、アラバキにも矢野さんと出るはずだったのに。

アラバキに出かけるまでに、いろんなアーティストの音楽を聴こう。
ギターの課題、セカンドポジション以上(苦笑)。
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by saskia1217 | 2011-07-29 01:48 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)
日々起きたこととか、思ったことなんて、たぶんいちいち書き付ける必要はないのだろう。
正直なところ、そんなことがそれほど重要だとはあまり思っていない。
「備忘録」なんて言葉は、きっともっと本当に大事なこと、忘れたら他人に迷惑がかかるようなことに使うものだな。
ブログ、なんて「公式プライベート」だって、だから本当はものすごくどうでもいいものだと、実は思っている。
だから書きたくない時は書かない。
で、今日はちょっと書く(笑)。
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24日、日曜の午後、国立能楽堂で櫻間右陣さんの会を鑑賞。
観世、宝生、矢来には行ったことあったのだが、ここは初めて。
6月のセルリアンの能楽堂オペラでご一緒させていただいた時は、リハはもちろん本番も、その舞台姿をちゃんと拝見できる瞬間はなく、ほんの一瞬の美しい動きや見事なお衣装をチラッと、という具合だったのが残念だったのだが、今回は本当に堪能。
能楽堂自体のもつ雰囲気も、そこに集まるお客さんたちの空気も満喫。

まず最初に、野村万作さんによる狂言「名取川」。
最初の一声が発せられた時は、正直、声そのもののインパクトはそれほど来ず、どちらかというと耳をすまして集中する方向だったのだが、そんな感覚はものの3分で吹っ飛び、言い回しやトーンの多様さや、緩急、間の長短、そして視覚的にも身体のしなやかさや表情の移り変わりがとても楽しく、ずっと釘付けになっていた。
相変わらず他愛もない話を、あそこまで「本気で可笑しく」思わず声を出して笑ってしまうほどにまで引き上げてゆく狂言という世界は本当に計り知れない。

休憩を挟んで、お能「舟弁慶」。
お能ばかりは多少予習しないと・・と思って、平家物語とか何とか、とにかく全く疎い私はネットで少々情報を得ていた。
前シテは静御前として美しい着物と面で別れの舞を舞い、後半は猛り狂う川で義経の舟を襲う平知盛の亡霊、という、全く違う人物を同じ人が演じるという、能ならではの面白さ。
正面中ほどのお席から拝見していたが、揚幕から人物(特にシテ)が出てくる時のあの何ともいえないドキドキは本当にたまらないし、また遠くからでもその面や手先の角度が紡ぎだす細かい表情がよく見えて、この日は特に橋懸かりでの演技に独特のゾクゾクを感じていた。
あと、揚幕を下から水平にくるくると上げて、鏡の間にいるシテの声だけを聴かせたりする方法も面白かったな。
そしてもちろん、どのお衣装も美しかったけれど、知盛の袴がとても印象に残った。紺地?に金でインパクトあって、明るい舞台に映えてダイナミックで。
長刀もお能ならではの設定らしいけど、画としてのバランスがとてもかっこよくて素敵。

この日の義経は、セルリアンの時にアクテオンの犬を立派に演じていた阪本くんという男の子。
義経がわざわざ子方に設定されているのは、前シテの静御前/後シテの平知盛、そして弁慶という、大人による複数の重要な役を際立たせるためとか、義経と静の別れの場面で、そういう「情」の世界を必要以上に生々しく見せない工夫だとか、色々いわれている。
セリフそのものは多くなくても、ずっと舞台に出ずっぱりで、重そうな立派な衣装をつけ、瞬きもせず長いこと座っていたり、知盛の亡霊に刀を抜いて応戦したり、となかなか大変な大役。
大変落ち着いて見事に舞台を勤め上げていて感心しました。
そしてこの日の弁慶は、お見かけした外見も体格も「まさに弁慶」という感じだったし、子方義経とのかけあいに愛情も感じられてよかった。
なるほど、弁慶〜義経の関係性も、義経が視覚的に若い(幼い)子方だと何か独特の感覚、師従関係に柔らかさやより大きな信頼性が盛り込めるのかも。

そしてなんと行っても、間狂言の船頭さんが素晴らしかった。
狂言方の黄色い足袋が、何人もの能楽師の白い足袋に混じって動いているのも印象的で、また当たり前のことだけれど、能楽師さんたちと掛け合うセリフの言い回しや声のトーンなどが微妙に差があったのがとても面白かった。
亡霊によって川が荒れ舟が木の葉のように揺れる様を、あの小さな枠組みの作り物の舟と空間で表してしまう力。切迫した場面なのに、あの波と格闘する演技はどこか滑稽で笑いも誘えば、また同時にその危機感も併せ持つ・・・。

囃子方にもずっと注目していたが、セルリアンでご一緒させていただいた笛方の松田さんもご出演で、まさにこの日は大活躍の笛、たくさん聴かせていただけて嬉しかった。
私の席はちょうど太鼓方から直線真っ正面だったのだが、その両手の角度のなんと美しかったことか。
それにね、本当の「お調べ」を聴きましたよ。
いいねえ、「お調べ」。
あれが鳴った後には、ゼッタイに他の音に鳴ってほしくない(苦笑)。
演奏直前に舞台上で紐を締められてゆく太鼓の様子や、囃子方や地謡の方たちの扇子の使い方やタイミング、様々な後見の仕事など、一挙手一投足に注目していて忙しかった(笑)。
おかげで、見終わったら結構クタクタになっちゃった(爆)。

他にも細かいところで色々発見はあって面白かったんだけど、すぐ目の前の列の年配のオジサン達のポマードが強烈ににおいすぎていて頭が痛くなっちゃったこととか、真後ろのカップルの若い男がどっぷりしなだれかかってる彼女に(笑)いちいち筋書きやキャラクターの説明をし続けてたのがちょっと残念ちゃあ残念だった。
気にしていたら勿体ないいい舞台だったから、なるべく集中しようと努力していたのだけど。
でも、頭をこっくりこっくりっていうお客さんも結構居たり、終演後の拍手もしたりしなかったりと、いろんなお客さんがいるんだな〜・・・という経験もいい思い出に。

お能も狂言も好きだけど、やっぱりセットで観るのがいい。
また近いうちに観に行こうっと。

終演後まだ明るいなかを、友人と代々木〜新宿と歩く。
暑すぎない気持ちのよい天気で、思わずサザンテラスのベルギービールのお店で、とりあえず一杯。
春〜秋のビールは外にかぎる。
風渡るテラスで、それが日常茶飯事だったドイツを懐かしく回想しながら、空の下でビール。
こういう場面ではいつも
♪五月のビールを飲みに行こう♪
っていうブルーハーツの歌を思い出すんだ。
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あれ?
一杯、じゃなかったっけ?
笑。

呑んでから食事に向かう途中、サザンテラスのど真ん中で、芸大で教えた卒業生たちにバッタリ。
まさにその「懐かしい街」私の第二の故郷ヴュルツブルクに留学中のオルガニストと、やはりカンタータクラブで活躍していたバリトン、そのお友達数人。
嬉しくて思わず握手(笑)。

いい舞台と、いい天気と、いい友達と、いいビール。
生きてる価値は、まだまだあるさ。
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by saskia1217 | 2011-07-27 23:37 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

どうでもいいこと

時折無性に食べたくなる、きっと身体にあんまり優しくない「ジャンクフード」。
マクドナルドでダブルチーズバーガーのセット、それもフライドポテトとコーラのチョイス。
あとキッチンABCみたいなガッツガツのB級グルメ寄りの洋食。
コンビニの唐揚げ弁当、しかもマヨネーズのっけ。

テレビで見たりすると余計食べたくなる。
で、昨日、ケンタッキーフライドチキンにお昼を食べにいった、わざわざ(笑)。
数日前にテレビで見たからだ。
子どもの頃は、誕生日とかクリスマスとかお正月とか、何かというとケンタッキーのチキンが食卓にあったなあ。
最近チキンがどう考えても小ぶりになったのは、あの時自分が子供だったからという理由だけではない気がする。
でも、美味しいのだ、相変わらず。
だから食べたくなる。

見た番組では「ケンタッキーのチキンはどこまで食べるのが正しいのか」をお店の人が説明していたのだが、それによればあの白い軟骨の部分は「召し上がっていただけます」とのこと。
それがとっても気になっていたので、検証したかったこともある(笑)。
チキンが2ピースつくランチセット、3年に一度くらいしか飲まないジンジャエール、ポテトをチョイスし、追加でコールスローとビスケットまでつけてしまった。
食べ過ぎだろ。

そして軟骨。
なるほど〜。
コリコリしてて柔らかいから難なく食べられるが、特に味がするとか美味しいとかではない。
でもなんか身体に良さそう(笑)。
でもね、これ、すごい音がするんだ。
食べてる自分は余計耳に響くんだが、たぶんまわりの人にも結構聞こえるレベル。
ゴリゴリ、って(爆)。
軟骨を食べてるという光景よりも、その音がかなり恥ずかしい。
1人で牛丼屋のカウンターで食べるのがひとつも恥ずかしくない私も、なぜかこれは恥ずかしい。
可笑しい、我ながら可笑しい。

閑話休題。
贈りものに添える小さな和風のカードを買いに、デパートに入っている老舗和風文房具店に行った。
美しい青い朝顔の絵が描かれた手刷りのカードを見つけて、レジに持って行った。
カードは65円。
でもまあ、面倒くさいのでそのデパートのクレジットカードを出した。
店員が言った。
「ご一括払いですか?」

笑。
まあ、ね。
条件反射なんでしょうが、いくらなんでもね。

もいっかい閑話休題。
とにかくポイントカードが多すぎる。
あまりに多いのでよく使うものだけを持ち歩くようにしているが、それでも混乱する。
今日はあるものを捜して3〜4のデパートを行ったり来たりし、最後にやっと気に入ったものが見つかって会計をする時に、さっきまでうろうろしていた、いわゆる「ライバル関係」のもうひとつのデパートのポイントカードを出してしまった。
「お客様、こちらは○武でございます!」

す、すみません・・・
あまりにあっちこっち回ったから、自分でもすっかり「そのデパートにいる」と思っていた自分、余裕なさすぎだろう。
落ち着け、自分。

これからまた暑さがぶり返したら、もっと頭がぼ〜っとしそうだ。
深呼吸して、ゆっくりゆっくり行こう。
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by saskia1217 | 2011-07-23 20:52 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

連休真夏の渋谷で狂言会

昨日、朝、なぜか5時30分ぴったりに目が覚めた。
反射的にテレビをつけたら、決勝戦はなんと延長戦に入っていた。
ぼんやりと「2対1」という数字が目に入いったとたん「負けてしまうのか?」とうっすら怖くなったので、そのままテレビを消して寝てしまった小心者。
この日は狂言会に行くことになっていたので、昼間眠くなってはいけないと前夜珍しく早寝したのだったが、それでもこの時間に目が覚めたのは奇跡。
それにしても、勝てて良かった。
おめでとう、なでしこJAPAN!

またまた灼熱の猛暑日、連休の雑踏に息もできないほどの渋谷。
松濤の坂を登って観世能楽堂へ。
学生の時以来なので、かなり久しぶりだ。
しかし、東急までの喧噪と人混みが、角を曲がったとたんに静寂と凛とした佇まいに豹変する驚きは相変わらず。
やっぱり素敵な一角。
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能楽堂すぐ手前にある大山稲荷神社の前を通る。
稲荷フェチとしてはお参りしなければなるまい。こういうちいちゃな稲荷はホントに魅力的だ。
御由緒の詳細はなかなかわからないのだが、高台にあることから昔このあたりを「大山」「大山町」といったらしく、名前の由来はそこらしい。伏見神社の系列という説もある。ふうん。
お狐さんがすごくマンガチックで可愛い。
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伺ったのは、先日セルリアンタワー能楽堂のオペラでご一緒した善竹富太郎さんが出演される「善竹狂言会」。
お能も狂言も、詳しくはないものの結構好きだが、こういうキッカケでもないとなかなか自分でチケットを買って観に行くという習慣はなかったですね。
だから今回はすごく嬉しくて、ずっと楽しみにしていた。

とはいえ、狂言ばかりが上演される会は初めて。
大抵はお能が2曲に、その間に狂言が1曲、というスタイルは馴染みがあったのだが、今回の会は善竹十郎さんを中心とした善竹家、大蔵家の方々が勢揃い、という狂言師の方達の会だったので「狂言組」という形だったのだろう・・・と勝手に想像。
(たぶんそういうことですよね?・・すみません、全くの素人なのでよくわかりませぬ。普通はお能と狂言というセットで「番組」なので、セットじゃない場合はそう呼ばなかったかと。)

満席に近い大勢のお客様は、やはり年配の方が多めではあったけれど、小学生くらいのお子さんから大学生くらいの若い人までいろいろ。素敵な和服姿のご婦人たちもいらしたけれど、ラフなスタイルの若者もいて、堅苦しくない楽しい雰囲気。

素囃子の早舞から始まる。
切り戸口から空気のようにすすすすす〜っと囃子方が出て来て、お辞儀も拍手もなくそのまますんなりと演奏が始まる、あの自然な感じがいつ見てもいいなあ。
続いて、最初の狂言「二人袴」
ここでシテの聟を演じたのが富太郎さん。オペラの舞台でのお姿しか接したことがなかったので(笑)この日は本来のお仕事ぶりが拝見できると、とても楽しみに鑑賞していた。
このお話、いつまでも親離れできない息子と、子離れできない父親の滑稽な一幕を描いた愛すべきストーリーなのだが、聟の親を演じられたのが富太郎さんの実のお父上である善竹十郎さん。
最初のほうで、父親が「まったくいい歳になって婿入り(お嫁さんの実家に挨拶にいくこと)にもきちんと行かず、いつまでもしっかりしないで本当にしょうがない」と嘆きつつ息子を呼ぶ場面で「富太郎!」と実名で呼んでらしたのが可笑しくて、会場もドッと湧いていた。
登場した富太郎さんはその恰幅のいい外見もさることながら(失礼!)、オーラというか、舞台に出られただけでもうその存在感がとても大きく、表情や声も観客にしっかり届く強い力が感じられて素晴らしかった。けして威圧的でなくあくまでも楽しいものなのだけれど、あれは生まれ持った才能と修行の賜物との両方なのでしょうね。
自分より大柄の息子に袴をはかせてやるシーンで、両手をいっぱいに拡げて袴の紐を締めるお父様の姿には温かさがにじみ出ていてしみじみしましたね。
1枚の袴の狭い布の上で立ったり座ったり踊ったりは、さぞ腹筋を使うだろうなぁ、なんてくだらないことを思いながら、ずっと笑いっぱなし。
とても楽しませていただいた。

続いて「鱸包丁」
この「叔父と甥」によるお話は、大蔵吉次郎さんとそのご子息教義さんによって演じられた。
伝統芸能の世界ではそう特別なことではないのかもしれないが、こうやって血縁関係の役を実際そうである人たちが演じるのって、観ているほうは2倍の楽しみがあるような気がする。
現代劇やテレビドラマだって、そういうキャスティングは興味深いものね。
これは、作品の大部分をシテ(叔父)がたくさんの言葉でずうっと説明しているようなもので、演じるのが難しそうだなと思った。
最後に「参った」感と「まだまだ青い」感を出さねばならない甥も難しそう。

休憩を挟んで小舞「貝盡し」。
竜宮での酒宴の場面での舞で、華やかにいろんな貝の名前が出てきて面白かった。
続いて3つめの狂言「神鳴」。
「かみなり」と読むけど、な〜るほどっていう文字(笑)。ちなみに和泉流では「雷」と書くらしい。
ここで神鳴を演じたのは富太郎さんの弟さんの大二郎さん。
オペラの打ち上げでお会いした時は、きちんとしたスーツ姿で、しっかりして落ち着いた青年という感じの方だったが、この舞台ではお顔の見えないお面姿。紅い髪と愛嬌のある鬼のような「神鳴」のお面。装束もきらびやかで、なんといってもお腹に付いた小さい太鼓と両手に持って離さない小さなバチがとても可愛い。
囃子方が出てきたので、雷の登場には楽器が鳴るのかなぁ、どうやって登場するんだろうとドキドキしていたのだが、この神鳴さまは「ぴっかりぴっかり」と言いながらぴょんぴょん飛び跳ねて登場。時々「がらりごろり」と雷鳴も。
その擬音と仕草、途中野原に座り込んでヤブ医者と話しているその姿も、医者の言いなりになって針治療で痛い目に合ってる姿もなんとも愛らしくて、本当に楽しかった。
この作品はほかにも医者が「がーしがーし」と針を差したり、「あいたあいたあいた」と神鳴が痛がったり、医者が「くわばらくわばら」と怖がったり、擬音がたくさん出て来て面白かった。その言葉には昔のものという感じを全く受けず、そのニュアンスがどんぴしゃでよ〜く伝わってくる。
最後にめでたしめでたしになるところもホッとできていいな。
 
最後は「六地蔵」
シテのすっぱを善竹十郎さんが演じられた。
4人が出て賑やかな舞台。現代の演劇ではあまり無いような気がするが、狂言では例えば2人ずつ2組が同時にそれぞれのやり取りをすることがある。つまり2組のセリフが被ることが時々あるのだが、そんなときも不思議とそれぞれの会話がちゃんと聴こえてくるのがすごくて、それがとても新鮮だった。
他愛もないコントのようなやりとりが何度も何度も続くこの作品、そのバカバカしさがひとつもくだらなさに繋がらず、私たちが「あ〜わかるわかる」という「あるある」に通じるから、共感しながら安心して観ていることができる。
現代のお笑いには、ヘン顔や下ネタに頼って強引に笑いに繋げようとすることも多いけれど、こういう単純な仕草ややり取りで笑いを引きだすのって、本当は「お笑い」の源流なのかもしれない。
観ていてふっと思い出してしまったのは、ドリフターズや漫才などにあったような昭和の演芸的な笑い。もちろん全く同じではないのだが、私たちが日常で経験してきた不条理や恥をかいた思い出などと直結する「笑い」のエッセンスは、ある意味どちらもとても正統的な日本の笑い、という気がする。
すぐに消えて行ってしまうような薄っぺらい笑いではなく、いつまでも心に残り、いつでもどの時代でも人を笑わせられるように「残る」ものは貴重だ。
それを綿々と淡々と絶やさずに伝え続けている方たちは本当に素晴らしいと尊敬するのみ。

私はそうたくさんの作品を観てきたわけじゃないのだけれど、たくさん予習していかなくても、狂言のストーリーは殆どどれも他愛のない日常的なものが多いこともあって、セリフを聞いているだけで大抵は何を言っているのかが分かるし、ストーリーも理解できる。なかには聞き慣れない昔の言葉も出てくるけれど、ちょっと想像して見当がつくものも多い。
そういう時、あ〜自分は日本人なんだなあと実感する。

やっぱりもっともっと観に行きたいな。
自分を、いつもと全く違う世界に置いて、結局自分が見えてくる。
ごちゃごちゃやクタクタやドロドロをリセットするには必要なことかもしれない。
本当に気持ちのよい、素敵な一日だった。
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by saskia1217 | 2011-07-19 20:59 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

最近すごいと思うこと

牛乳石鹸(バスサイズ)のハンパない泡立ちの良さ。
このところずっと使ってるのは青箱だけど、より「クリーミィ」な赤箱も試してみたい。
だけど、なんでマツキヨには青箱しか売ってないんだろ。

レディ・ガガ。
このひとはすごい。
今回の来日で、テレビで歌とかパフォーマンスとか色々見たんだけど、結構釘付け(笑)。
まぁその、まず歌詞がいいわけですよ。
あと歌だってうまい。
歌が下手な人を、私は「歌手」とは認めません。

つい最近作詞家デビューした友人。
彼女とはもう10年以上前にフランス語学校で出会ったのだが、以来時々会って、主にロックとかバンドとかフェスの話をする(・・というか聞いてもらう・・・笑)。
知り合った時彼女はすでにバリバリ仕事をしていたが、その後潔くフランス留学もし、今では子育てもしながら仕事もして、バンド活動も続け、ボイトレとか脚本とかいろんな勉強しながら、ちょっと前から作詞も勉強中というスーパーウーマン。
JUJUさんの現在発売中のニューアルバムのなかの「If」という曲の歌詞を書いたのが彼女。
すごい!
じつはこの時同じクラスで知り合った別の友人もやっぱりウルトラ級で、当時OLさんだったのをスパッとやめてフリーライターに転身、長年ずっと好きだった福山雅治さんについて書いた本を、とうとう2冊も出版してしまったという強者。
すごい、みんなすごすぎる。
時々彼女達と会って話をすると、あ〜、こんなぽやぽやしてちゃあダメだなあ、と思わせられることしきり。

有言実行って、ホントにあるんだよなあ。
思いは通じる、願いは叶うっていうのは本当だけど、ただ思ってるだけじゃあダメなんだよね。
それが叶ったときのことを思い出すと、ああそうだ、頑張らなくちゃダメなんだ、って反省する。
やることやってないと、何も叶わないんだよね、不思議だけど。
邪念なくまっすぐに頑張っているとき、とんでもないことが叶ったりする。

全てが叶うような、そんな気がしてたあの頃。
もう一回、賭けてみようか?
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by saskia1217 | 2011-07-18 01:18 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)
女子のワールドカップが行われていることすら知らなかった。
ベスト4入りのニュースを聞くまでは。

・・って人が殆どだったと思う。
サッカー観戦は大好きだけど、女子まではカバーしてなかったな。
で、ここへきて急に地上波生中継だもの(苦笑)。
急に大騒ぎ。
なんだかな〜。

でもきっといい試合になるだろうな、決勝戦。
ものすごい力なのはわかる。
しかし、あの時間に見るだけの女子サッカーへの愛があるかに関しては、我ながら未知。
もちろん、勝ったら嬉しい。

「演ぶ」のチャリティーオークションが、昨日から始まってるらしい。
この紹介ページを眺めていて、片桐仁さんの隣に石丸幹二くんが載ってるのにちょっと感嘆したり(笑・・石丸くんは大学時代に一緒にバッハ・カンタータクラブとか、モーツァルトのオペラとかを何年間かずっと一緒にやってた後輩なのだ)、小林賢太郎さんの下にコンドルズが載ってたりするのにもな〜んとなくニヤニヤしちゃったりした。
しかし賢太郎さんの「ポツネン」の帽子、ものすごい値段がつきそうだなあ。
もちろん、高額になったほうがいいんだけど。

そういえば、「小林賢太郎テレビ」の新作(第3弾)が8月24日放送決定、楽しみですね。
個人的には1と2を見て、正直これはどうなんだろう、と随分強く思ったのも事実。
とても面白かったんだけど・・でも「感動」とか「感激」とか「感嘆」とかは無かったんだ。
舞台のポツネンを見すぎて、あれに浸りすぎたことが悪く作用したのかもなあ。
テレビに対する賢太郎さんの熱意とか挑戦とかは十分感じたんだけど、作品として「手がかかってる」感が強すぎて、つくり込んだこと自体が前面に出てたように私には感じられてしまって、ちょっと残念感が。

テレビと賢太郎さん。
う〜ん、今度はどんなになるのかな。
22日、23日と、前作の1と2の再放送があるので、ご覧になってない方は是非3日連続で楽しまれることをオススメします!

ん〜、8月か。
その頃なにやってんだろ、私・・・笑。
とりあえず、この夏やることは決めたんだけどね。
読書(本買いすぎた)、ヨガ(このところ全然やれてなかった)、ギター(まったく上達してない)。
以上。

去年の夏と同じじゃん・・・。
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by saskia1217 | 2011-07-17 02:33 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

日本、夏

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朝顔、西瓜、桃、玉蜀黍、鰻、賀茂茄子、水羊羹。
昨日は久しぶりの実家で、夏を味わう。

夜になって。
満月、盆提灯、送り火。
昨年の夏に亡くなった祖母の初盆、両親と一緒に見送ることができてよかった。
玄関の外で濛々と煙をあげるオガラを見つめながら、小学校にあがった頃、祖父の初盆に、茄子や胡瓜に半分に割った割り箸を差して馬と牛を作ったことや、薄い水色が綺麗だった(子供には)大きな大きな盆提灯の光なんかをはっきりと思い出していた。
おばあちゃん、やっとおじいちゃんと会えて良かったな。

15日の満月も、前夜に増してそれはそれは美しく。
本当なら「盆踊り」は、この日の満月の下で夜通し踊られるのだ。
もう長いこと盆踊りには行ってないけど、記憶の中にある太鼓の音や櫓の灯りが、遠くからやってくるような気がして、ずっとずっと月を眺めていた。

今日は朝から久しぶりにゆっくり過ごし、夕方ぼんやりとテレビをつけたら、ミュージックフェアでさだまさしさんが懐かしい歌をいっぱい歌っていた。
「檸檬」「線香花火」・・・そして「精霊流し」。
思わず一緒に歌ってた自分・・・全コーラス歌えるんだな、これが(笑)。

日本の夏。
いいな。
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by saskia1217 | 2011-07-16 18:35 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

君と歩く月の夜に

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仕事帰りに月。
満月は明日だけれど、今宵の月もほれぼれするほど見事。
大学の仕事は今日でおしまい、学校のことでいえば私は明日から長い長い夏休み。
週2日とはいえ、やっぱり授業やレッスンってどうしても150%くらい使い尽くすことになっちゃってるから(笑)それなりにクタクタになる。
それもしばらくサヨナラだ。

いつもよりちょっとだけ力が抜けて歩く上野公園。
マグリットのような月が、動物園の樹々の合間から、博物館の屋根の上から、次々と追っかけてくる。
思わずカメラを向けたそのとき、iPodから突然「月夜の散歩」が流れ出した。

♪君が笑う 話しながら
今日の月のように
夜は更けて行く
俺たちおいて♪

月が綺麗な夜があることが、涙がでるほど嬉しい。

♪ああ 永遠に そうさ 消えないだろう
かまわず 時よ 俺達 連れて行けよ♪


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by saskia1217 | 2011-07-14 23:22 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)