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キャッチボール

「世の中に自分の作ったものを発表するということは、相手がいて初めて成立する行為です。それがプロともなれば、その相手を選び切ることなんてできません。プロになる、ということは、腹をくくる、ということでもあるんですよ」
(KKP=小林賢太郎プロデュース ♯3 「PAPER RUNNER」より 
室岡さん演じる、とある出版社の漫画週刊誌編集長のセリフ)

そうね。
私の場合、世の中の人に何かを供給はしていても、作品そのものをゼロから作っているわけではないから、クリエイターという意識は殆どない。
でも、ひとつのイベント、一夜のエンターテイメントをひとつの作品として見れば、それを企画して演出して発表する、っていう行為としては同じ気持ちかもしれない。
お手柄も、しでかしたことも、全て自分の責任。どんなに喝采を受けようと、たとえネット上であること無いこと、どれだけ悪く書かれようとも、そこまで全部ひっくるめて。

「ラーメンズは客を選んでいる」と、テレビによく出るような芸能人からよく、決まり文句のようにそう言われるけど(今はもう言われないのかな?)、どう考えてもそんなことはないわけで。
彼らがいうのはもちろん「ネタで客を振り分けている」って意味なんだろうけど、供給する側が自分の表現したいことをやるのが悪いわけはない、何一つ。
ただ、投げっぱなしはプロじゃない。相手の反応、相手の気持ち、伝わったのかどうか・・・で、どうすればいいのか、が考えられるのが表現者だろう。
要は「相手あっての」ってことなんですな。キャッチボール。

今はもう大昔の、第7回公演「news」の全国ツァー千秋楽公演の楽屋で、開演10分前に黙々と前日の会場アンケートを読みふけっている小林賢太郎さんの姿をみて(ドキュメンタリービデオ「news-NEWS」)、あの編集長のセリフがそのまま彼の声として聞こえてきたのでした。

P. S.
KKP公演「TAKE OFF」東京公演、先行予約当たりますようにっっっっっっ!!
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by saskia1217 | 2007-07-31 23:58 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

いろいろな人と

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そんなわけで、鹿児島みやげ「さつま揚げ」を味わいながら、週末いくつかのお仕事。

昨日は、都内の某スタジオでチェンバロ愛好家の方たちのグループで公開レッスン。レクチャーに続いて1人30分のレッスンを6人という、かなりの駆け足だったが、皆さんが選んできてくださった曲もバラエティに富んでいて、私もとても楽しい時間だった。
レッスンをしていると、日頃自分が弾いている曲についてもちょっとした発見があったり、聴きながら新しいアイデアが浮かんだり、ということも多い。
そんなわけで、レッスンするのはかなり楽しいと思っている私にとっては、初めてレッスンする生徒さんたちとの交流は、コンサート会場での聴衆の方との出会いと同じくらい大切なのだ。

今日は宗研合唱団の、ドイツ演奏旅行前の試演会。
バッハのカンタータ2曲、テレマンのモテットなどをピアノで伴奏する。
バッハのカンタータのオケパートをピアノ(もしくはチェンバロ)で弾くのは、なかなか難しいものがある。特に初期カンタータは、ライプツィヒ時代のものとは全く違う独特の書き方のせいもあって、弾きにくさはまた格別。そのかわり、この時期独特の、天上的に美しい弦楽器の音型やオーボエのソロ、映画音楽かと見まごうばかりの和声進行などを手のうちに出来る幸せは味わえる。普段は通奏低音というスコアの最下段から、「いいよな〜、なんだかんだ言ったって、オーボエが一番美味しいじゃん・・」と指をくわえて見上げているのだから。もちろん、右手でどんなに歌ったって、オーボエの突出力は到底表現できっこないのだが・・・。

う〜ん、「負け犬のオーボエ」・・・・
(あれ??)
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by saskia1217 | 2007-07-30 02:33 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

ゆったりした時間で

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本番が一段落して、ちょっとだけ静かな時間が戻ってきた。
これから夏の間は、レッスンや公開講座など、教える時間が多くなる予定。

先日、私が帰国後こちらの大学で一年目に教えたときの生徒さんが、留学中のドイツから一時帰国してレッスンを受けに訪ねてきてくれた。
彼女はその時大学で楽理を勉強していたが、今はドイツの大学でドイツ文学と音楽を学んでいる。考えてみたら、もうあれから10年近く経ったのだった。
チェンバロのレッスンをしながら、懐かしいドイツの話にも花が咲いて楽しかった。

写真は、彼女がおみやげに持ってきてくれた、デュッセルドルフのカラシ。カラシ(マスタード)といえば、フランスのディジョンとかが有名だけど、ヨーロッパのいろんな国の、いろんな地方のいろんな街には、そこだけにしかない独特のカラシがある。以前このブログでも、南ドイツの甘いカラシの話を書いたことがあったけれど、これもそういう「ご当地もの」のひとつ。
ソーセージやじゃがいものみならず、ドイツの黒いパンにも合う。この入れ物がまた可愛い。
ありがとう!大事に大事に食べようっと!

少し自由な時間ができて、近所へのちょっとした買い物も慌てずにできて嬉しい。
買い物に出たついでに、本屋さんに寄っていろんな本を物色。
さっきはブック○フで、若手芸人さんばかりを特集した99年出版の、とある本を立ち読み。今では知らない人がいないくらい売れている芸人さんが、かなり若い姿で(!)何組か紹介されている。そのなかには当時のラーメンズも取り上げられていて、99年9月公演の「完全立方体〜Perfect Cube〜」の中から「服を買いにいく男」というコントを読むことができた。この頃のラーメンズを知る由もないのだが、読んでいて、きっとかなり若かったであろうお二人の舞台姿が彷彿としてきて、なんだか楽しかった。

そういえばこのところ、ラーメンズ「TEXT」を見れば見るほど、宮沢賢治への懐かしさがこみ上げてきて急に読みたくなっていた。ラーメンズのどの公演作品もそれぞれ大好きだけれど、やはり私には、時代の新しいものになればなるほど感銘が深い。そういう意味でも前回公演の「TEXT」はじつに身の毛がよだつほどの作品で、五感全て、そして何かそれ以外のプラスαの感覚をも総撫でされるような、とんでもない作品だと思っている。そして、その作品のそこかしこ、かなり重要な部分に陣取っているのが宮沢賢治なのである。
子どものころ一通り読んではいるのだが、その「どこかよくわからない」感じもあってか、あの頃はそれほど興味も深くは湧かず、その後読み返すことはなかった。それどころか、大人になってからはどちらかというと敬遠していたかもしれない。
宮沢賢治=センチメンタル、のような、間違ったイメージがあったのも事実で、それが敬遠していた原因かもしれない。今、風の通る部屋のソファにゆっくりと腰掛けて、次から次へと賢治の童話や詩をあらためて読み続けて行くとき、その味わい深い、素敵な色が見えて来る。そして、大好きな「小岩井農場」のあの空気や色や匂いが、ありありと蘇ってくるのだ。
こんなに暑い夜にでも、ベランダに出て、賢治のつくった「星めぐりのうた」を口ずさめば、ちょびっと涼しい風が吹きそうな気もしてくる。

家での読書もいいけれど、近所のタ○ーズにいき、ちょっと素敵なソファに陣取って美味しい珈琲を飲みながら読むのも楽しい。
駅前にはもう、毎年恒例の阿波踊りの提灯が組まれていた。
ああ、もう一年経ったのかあ・・・
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by saskia1217 | 2007-07-27 19:20 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

ああ桜島

鹿児島3日目。

本番朝。
午前中オルガンとチェンバロの練習。照明や音響のスタッフさんたちのお仕事を横目で見ながら。
教会、それもカトリック教会は基本的にいつでも誰でも入ってこられるように扉を明けているから、コンサートの準備中も観光客の方や地元の方がちらほら聖堂に姿をみせていた。
近郊のお住まいだというご夫婦、「当日券を買いにきた」という年配のご婦人、いろんな方をお話ししながら。なんか嬉しいですよね。

夕刻からGP。
全体的にあっさりと。あとは自分個人の仕上げと最後の確認。みやまコンセールというコンサートホールからこのために運んでこられたチェンバロは、最善は尽くしたもののやはり環境にすぐにはなじめず、前日に弦が切れたのだが、それもまあ落ち着き、生っぽい音も減ってかなり鳴ってきていた。
本番はほぼ満席のお客様に恵まれて、楽しい雰囲気のなか進行。殆どサウナとも言えるような天気。暑いだけじゃなく湿気がすごい。聖堂の中は冷房がきいているが、照明やお客様の熱気で結構暑い。息がとりにくい感じ。
前半はチェンバロソロ、そしてフルートとのアンサンブル。急遽決まったアンコールのバッハも。
後半は着替えてオルガンのところへ。オルガンソロを挟みながら、前ではテノール&ピアノでプッチーニなど、そして最後にヘンデルをオルガンと。

・・・と、そんな感じでプログラム的にはかなり忙しいコンサートだったが、いい雰囲気で楽しむことができた。終演後、ご両親に連れられた小学生の男の子がサインを求めにきてくれた。私が冒頭で弾いたバッハの「イタリア協奏曲」の第一楽章を、最近ピアノの発表会で弾いたばかりでとっても面白く聴いてくれたとのこと。嬉しいですよね、なんか。私が作った曲じゃないけど(笑)。
もちろん鹿児島市内には立派な公会堂やホールもあって、いろんなコンサートも開かれているのだろうが、東京のように毎日いくつものコンサートがあるのが当たり前で、それを意識もしないという環境とはやはり違うのだろう。帰りがけのお客様が口々に「たのしかったです」「素敵でした」とかけてくださる言葉に、ものすごい真実味を感じたように思う。
「聴きたい」という人のところで「聴いて欲しい」ものを弾く、という原点。あらためて満喫。

さて、鹿児島といえば桜島。
ホテルから歩いて2分で港なのに、本番の日の朝歩いて見に行こうとしたら、ものすごい驟雨。諦めて最終日、帰る日の午前中に希望をつなぎ、この日の朝はおみやげを仕入れに、斜め前の老舗デパート「山形屋」へ。焼酎やさつまあげ(ベタすぎる・・・)をゲット。もうひとつ、天文館の中心部に、私が以前から大好きなお芋のお菓子やさん「フェスティバロ」本店があったのだが、そこまで行く時間もなく、これは東京駅の大丸地下で買えることもあり諦める。ちょっと残念。

本番終了後、ホテル到着後にいったん荷物を置き、食事に出る。
「あ〜〜〜、やっと何か名物が食べられるぞ〜〜、お酒も呑めるぞ〜〜」
結局いつも、仕事でどこかに行っても、空港とホテルとコンサート会場しか行けない宿命の我々だが、そんななかでも「お酒と土地の食べ物」だけは死守したい、と思うのが私。
ホテルのフロントで教えてもらった近所の和食屋さんは、1人でも十分楽しめる素敵なお店だった。カウンターに座って、板さんたちにいろいろ聞きながら、焼酎やお料理を選んでいく。
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焼酎のなかでは芋が一番、東京にいても芋(そして黒糖)しか飲まない私。ここはどうしても「現地限定」が飲みたいところ。最初は定番、佐藤の黒。そして次にオススメの「八幡ろかせず」という35度の芋焼酎を。両方ロック。薩摩切り子のグラスに入れて飲むと、また格別ですね。

いただいたお料理は・・・全て「ベタ」なもの。
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まずはさつま揚げ。手前のは、細かいさつま芋の歯ごたえがある一品。あつあつ。
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地鶏の炭火焼。「赤鶏」というのは比較的柔らかいそうだが、こっちはこりこりした歯ごたえのある鶏。レモンをかけたり、塩をつけたり、あるいはゆず胡椒で。
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キビナゴの串焼き。塩味が効いていて美味しい。
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指宿産?だったかな・・・キスの天ぷら。塩または天つゆで。
いやいや〜、満足。これでやっと、鹿児島に来たって言う実感が湧いた(笑)。

帰京日。
午前中「何が何でもぜったいに桜島を見て帰ってやる!」と散歩に出るも、この有様↓
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桜島、見えず・・・涙。
おまけに、5分くらい歩いただけなのに、汗ぐっしょり、息はぜいぜい。

次はいつまた、鹿児島なんかに行けるのかなあ・・・
板前さんが温泉とかいろんな名所の話をしてくれたのだけど、もちろんどれにも行けなかった・・・もしまた鹿児島に行ったら、キリシタン遺跡めぐり、桜島ツァー、霧島や指宿の温泉、焼酎の酒蔵見学・・・なんかいいなあ。
あとね、もっともっと黒豚、黒牛、地鶏、焼酎・・・・
(結局、呑み食いですか・・・?)

鹿児島、ありがとう、そしてさよなら〜。
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by saskia1217 | 2007-07-23 14:41 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

リハに明けリハに暮れる

鹿児島2日目。

午前中はひとりでオルガン練習。ソロの曲と、午後から合わせる歌の伴奏の音決めなど。
普段弾いている東京の教会でもそうなのだが、何せ2階オルガン席というのは暑い。熱い空気は上に行くのだから仕方ないのだが、オルガンというのは大抵電気でモーターを動かしているし、譜面台のライトなんかもあるので、余計もわ〜〜んとしている。
そんなわけで、オルガニストは「暑いところ」及び「寒いところ」(ドイツの教会の冬はもう・・・・)で弾くことには慣れているのだ。なのに、ザビエル教会は天井も高く非常に広い空間なのだが、リハのために目一杯冷房を入れてくださり、特に2階席はがんがんにかけてくださったのだった。扇風機も何台かフル回転。本当にありがたいことだ。

午後2時過ぎにピアノ、チェンバロ両方の調律師さんが到着。昼食に出かける。
約1時間半、さて何を食べようか。どうせもうあまり時間が空くことはないだろうから、こういう時にせっかくなので記念になるものを食べよう、と思い、珍しく胃が重くそんなに空腹でもなかったのだが、フラフラとアーケード街へ。
ホテルでもらった地図を頼りに、教会から一番近いラーメン屋さん「くろいわラーメン」に行き当たる。実はラーメンという気分でもなかったのだが、いい匂いがしていたし、せっかくなので入ってみる。
定番の「ラーメン」を注文。ラーメン大好きの私が特に好きなのはとんこつ系、強いて言うならそれも醤油系、あっさりよりこってり、細麺より太麺。背油ギトギト、とかいうのも結構好きなのである。ここのラーメンはとんこつ&鶏。どちらかというとあっさり、スープも真っ白じゃなくて半透明。美味しいチャーシューと、たくさんの葱がのっていた。こってりじゃなかったけど、すごく美味しかったですよ。
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食べながらお店の壁に貼ってあるポスターを見ていたら、今の時期に東京のデパートなど複数の物産展に、ここのラーメンが出ているらしい。よくある「ちょっと複雑な気分」。
ま、でもここで食べてるってことに意味があるんだよね・・・

珈琲を飲んでから教会へ戻り、夕刻からフルートのハッチンスさんと、テノールの中鉢さんの順でリハ。
ハッチンスさんとは初めてお会いしたが、モントリオール交響楽団の首席で、その実力には定評のある方。モントリオールではよく、彼にソロを吹かせたいばっかりに、常任指揮者のデュトワがアンコールをやるそうである。スゴイ。
温厚というか、実に穏やかで落ち着いた柔らかい、それでいてしっかりした安定感を醸し出している方である。それがあの安定した演奏にもにじみ出ている気がする。
伝ヴィヴァルディ(本当はシドヴィーユ)のソナタ(「忠実なる羊飼い」より)、そしてバッハのオブリガードチェンバロとフルートのソナタ BWV1030。両方とも学生時代から何度となく弾いてきた曲だが、どちらもじつに名曲だというのを再認識。
ハッチンスさんとのアンサンブルは特に違和感もなく、とてもリラックスしたなかで楽しく弾くことができた。シドヴィーユではいろんな装飾を、毎回アドリブで入れたりするけれど、それも本番まで毎回違ってお互いにすごく楽しかった。バッハはまあ今更なんのコメントもする必要もない、ぎっちりと書かれた名作だが、シリアスな中にも雁字搦めにならないゆとりのようなものを出せたのではないかと思う。
仕事上、ドイツ語圏以外のアーティストとご一緒することは私の場合あまり多くはなかったのだが、今回は私の下手くそなフランス語と、より下手くそな英語にハッチンスさんはお付き合いくださり、会話の勉強もさせていただきましたね。

中鉢さんとの曲は短いものが2曲だったので、量的にはそんなに大変ではなかったですが、ひとつは2階席のオルガンの横で、そしてラストのもう一曲は下の祭壇で歌われたので、バランスとか時差とかのほうが心配だった。まあそれほど問題なくすんなり決まったのでよかったけれど。

あとは中鉢さんとピアノ伴奏の合わせが終わるのを待ち、夜からひとりでオルガンとチェンバロの練習。ああいうよく響く空間で弾いていると、オルガンにしてもチェンバロにしても、気持ちよくて時間の経つのを忘れちゃうんですよね。
気がつくともう9時。教会を出て歩き出すと結構頭や目や手足がへろへろになっているのに気づく。自分ではちゃんと歩いてるつもりだったのに、2階席から降りる階段でこけてしまった・・・う〜ん、歳のせいなのか、単に体力不足なのか。
めんどくさいので、ホテル下の和食屋さんで「黒豚のこしょう焼き」定食。
豚、美味しかった!

おまけ
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ザビエル教会の控え室の洗面台のところにあった花瓶。
お花はもちろん本物。手を洗おうとして
ぎょ〜〜〜〜〜〜っっ!!!
なにかいるっっっっ!!

そ、それも2匹も〜〜〜っ!
おおきなバッタ。そおっと持って外へ行こうとしたところで・・・・
やっと気づく。
葉っぱで作った飾り物でした。
あ〜、こわかった〜〜〜、やめてよね〜〜〜(笑)。
(こわかった、というより、びっくりしました)

おまけ2
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S○NTORY「天然水」は、東京で買うと大抵「富士の水」とかですが、なんと「阿蘇」でした。
西の方には珍しくもないでしょうが、私にとっては
ほお〜〜!
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by saskia1217 | 2007-07-23 14:03 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

南国体験

昨日、鹿児島より帰京。
あ〜〜〜〜、暑かったぁ〜〜〜!!
その一言。
暑い、というより「蒸し暑い」。とにかく、息苦しかった〜。
地元の方も「こんなに蒸すのはそんなには無い」とおっしゃってたけど、それでも・・・

そんなわけで、体力気力を使い果たし、今日は廃人と化しておりました。
少しずつ写真などをアップするとしますか。

18日、飛行機で鹿児島空港へ。
ちなみに機内のニュース映像で、仕方ないとはいえ、その日朝の「ブラジル、航空機着陸失敗炎上」のニュースをど〜んと放送してるのって、気持ち的にどうでしょうねえ??(苦笑)
鹿児島に降り立つと、むわ〜〜っと暑い。
空港から市内まではバスで1時間弱かかる。市内ホテル近くの停留所まで、10分おきにバスが出ているときいていたが、ちょうど来たバスはその停留所には停まらないらしい。その後は20分後だというので、市内の位置関係や停留所名もまったく知らないまま、とりあえず市内に行こうとそのバスに乗る。
空港すぐ脇にはフェニックス(?)の木がいっぱい。南国っぽいなあ。
じつは九州は生まれてこのかた2回目。数年前に一度だけ福岡に演奏会で数日間滞在したのみ。こんなに南に来るなんて、ちょっとワクワク。そうか、自分史上、日本最南端かも。

高速を降りたところで、後ろから軽い衝撃がありバスが急停車。なんだなんだ?
そのままなんの説明もなく10分ほど停車。なんだなんだ?
お客さん同士の会話から、どうやら後続車に追突された(されかかった?)らしく、ちょっともめていたらしい。結局なんの説明もないまま(いいのか〜〜?)発車、無事市内着。
右も左もわからない繁華街に放り出されたが、そこは日本のいいところ。日本語が通じるのだ!(あたりまえだ) 
そこは「天文館」という、鹿児島市内いちばんの繁華街で、ホテルはそこから歩いて6〜7分だった。

チェックインした直後に主宰の方から連絡をいただき、早速本番会場のザビエル聖堂へ。
オルガンが早く見たかったので、その夜少し触らせていただくことになっていた。
これがその聖堂。
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聖堂の前、道路を挟んだところが「ザビエル公園」となっていて、もともとそっちに聖堂はあったらしい。記念碑そして「キリスト教伝来の地」のプレートと記念像。このプレートによると、「キリスト教伝来」にまつわるこのあたりのいろんなピンポイントを訪ねるルートもあるようで、非常に興味はあったのだが、もうそういうのは純粋に観光に来ない限りは望めないので、諦めてプレートだけで巡った気分に・・・(涙)。
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聖堂の歴史、その他は上のリンクをクリックしてご覧下さいね。
現在の聖堂はコンクリート製のモダンな建物。中は天井の高い、静謐な空間。音響も抜群。
何故にこの赤い光?(ちょっと目にきます)と思ったら、そのステンドグラスの色は「赤がザビエルの情熱と殉教者の血」、青が「海の色」を現しているんだとか。ちゃんと意味があったんですね。
オルガンはスウェーデンのチュール社製。
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規模や弾き心地は、普段私が弾いている東京の阿佐ケ谷教会のものととても似ていたので、ちょっと安心。
しかし、圧倒的に響きがいいので、弾いていてすごく心地いいんですね。

その日の夜は、ストップのバランスなどを確認し、2時間くらい軽く弾いて退陣。
疲れていたのでホテルの部屋でコンビニ弁当。
鹿児島1日目の蒸し暑い夜は更けたのでした。
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by saskia1217 | 2007-07-22 19:32 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

CLASSIC

13日金曜日の「マンドリン&チェンバロライブ」、たくさんのご来聴、ほんとうにありがとうございました!!

台風というか梅雨というか、目の前は相変わらず地下鉄工事中だし、っていう「なんだかな〜」的な環境のなか、100人以上のお客様が集まってくださいました。
天気&満員+ステージ照明で、チェンバロにとってはじつに過酷な一晩となりましたが、私の下手くそ調律にもめげず、よく持ちこたえてくれました。お疲れさま!

本番までの、相方石渕さんとのリハは、とにかく双方のスケジュールの合間を縫って縫って縫いまくって、やっと作った貴重な数回。
気がついたらあっという間に本番がきちゃってた、という感じ。

本番、とっても楽しかったです。
お客様がたくさん、ということはイコール、こちらのテンションは上がりまくり、ということなので。
演奏家はじつに単純な動物なのでね。
実際はちょっと時間が押してしまって、2時間を越えてしまい、結果パイプ椅子でお尻が痛い、という悲鳴も後から伺いました。申し訳ありませんでした。次回はなんとか策を考えたいですが。
後から考えたら、「トークで長くなるタイプ」だったんで。どっちも(笑)。
以後気をつけます・・・・

で、打ち上げで、久しぶりのアルコール。
(絶ってた訳じゃないけど、飲んでる暇がなかった)
そして、飲んでしゃべって笑って、久しぶりに「始発で帰った」日。
爽快な一日でした。

チェンバロ、マンドリン、どちらもバロック時代には大人気だったのに。
これだけ掃いて捨てるほとのコンサートが開かれているのにもかかわらず、今の日本ではなかなか生でお目にかかれない楽器。
今回初めて「クラシック中心」のコンサートにいらした方も結構いらっしゃったみたいですが、もし、結構楽しかった〜、と感じてくださったとしたら、それはもう、このうえなく嬉しいことです。
コンサートってね、なんだって楽しいんですよ。お客さんもパフォーマーも。
そう、モノさえよければ、ね。

次回は10月を予定しています。
(決めるの、はやっっ!!)
もし今回、お気に召された方は、またもや是非!
もちろんプログラミングはこれからじっくり練ります。

今日は台風のなか、豊洲のららぽーとにて、マンドリンとオルガンのイベント。
連休+雨の効果で、も、の、す、ご、いヒトデ・・・いや人出。
喧噪にめげず、20分を3回弾いてきました。
13日に来て下さったお客様がまたいらしてくださったり。
嬉しかったです。ありがとうございました!

さあ、今週は台風過ぎ去った鹿児島へ飛び立ちます!!
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by saskia1217 | 2007-07-16 01:39 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(7)

浜辺の歌

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久しぶりの新幹線。
静岡市内のある中学校へ、コンサートに行ってきた。
ソプラノの友人と、誰もが知っている日本のうたや教科書に出ているうた、有名なドイツリート、オペラアリア・・・・バッハから「千の風になって」、そしてその学校の校歌まで、トークを入れて約1時間のプログラム。
途中にピアノのソロを2曲。じつに何年ぶりのピアノソロだったろう・・・

台風の影響か、ただのパワーアップした梅雨なのか、開演前ころ、ものすごい暴風雨。
外は真っ白で何も見えませんでした。
学校はまさに海辺に建っているので、余計スゴかったのかも。
東京じゃ見られない迫力だったけど、生徒さんたちの登校時間じゃなくてよかった・・・

コンサートでは生徒さんたちが実に静かに聴いてくれ、アンコールの声も。
特に用意していなかったので、「千の風になって」をもう一度。ちょっと違ったアレンジをしながら弾いてみた。盛り上がりをプラスα、のような。
みんなも一緒に歌ってくれて、楽しかった。

思えば演奏家なんてじつに単純な人間。
一杯拍手をもらったり、「アンコール」なんて言われたら、うわ〜ってすぐ喜んじゃってテンションはより上がり、「もういいよ・・・」と言われるまで嬉々として演奏しつづける・・・そんな人たち。わかりやすいです(笑)。

写真はお昼にいただいた「しらす丼」。
丼のフタを開けるまで、私たちはすっかりそれが「天丼」だと勝手に思い込んでいた。
フタを開けるとどうだろう、一面真っ白なしらす。
美味しかったですよ〜。
到着から終演まで、4時間強の滞在はあっと言う間だったけれど、食も職も(うまくない???)充実の一日。
久々の早起きでちょびっと疲れはしたけれど、明日もまた本番、マンドリン&チェンバロライブ。
あ、このブログでのチケットお申し込みは、明日の正午までとさせていただきます。
それ以降のご予約はお電話くださるか、または直接会場へお越し下さい。当日券をお出しします。

それでは皆さん、明日要町でお会いしましょう!!
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by saskia1217 | 2007-07-12 23:35 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

混沌

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今いちばん会いたかった人に、会った。
都内某ホテルのロビー。
超多忙なその人と、時間を惜しむように駅へ向かって歩きながら、いろいろと話した。
ホームに立って電車を待ちながらも、いろんなことをずっと話し続けた。
電車が入ってきたが、その人はあと2本分くらい見送ってもいいと言った。
なので、思い切って、今いちばん聞きたかったことを、聞いてみた。
「×××××?」
「×××××××」
その答えに私はいたく納得し、全ての迷いが解けて光が見えた気がした。

なのに・・・・
覚えてない、んだよな、これが。
残念です。

その人は「また会いましょう」と言い、手を振って別れた。
それだけでよしとしよう(笑)。
夢にしては、上出来だ!(爆笑)

・・・・・・・・閑話休題。
夜から、マンドリン&チェンバロライブ、本番前最後のリハ(という現実)。
楽しくなりそうです。
明日いっぱい、このブログ(メール)でも受け付け致しますし、当日券も若干ありますので、「あ〜、やっぱりこんな用事キャンセルして、マンドリン聴きにいったほうがいいや〜」とか
「天気悪くてなんだかむしゃくしゃするな〜、チェンバロでも聴いて癒されよ〜」
というふうに、急に予定変更されても全く問題ありません!
是非、お出かけくださいね!

(写真は今日夕刻の空。リハ前、チェンバロを調律しながらふと窓の外の空を見ると、オーロラのような光の帯が・・・。思わず手をとめて、見入ってしまいました)
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by saskia1217 | 2007-07-12 01:24 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

ピアノ

今日は「ピアノの日」。
朝から某所でピアノ練習、そして午後は歌とピアノのリハ。
バッハやら、プッチーニやら、千の風やら・・・
その本番は今週木曜、静岡某所にて。
ひきつづき夜は某合唱団に行き、ピアノでテレマンの伴奏。

ピアノはやっぱり好きだ。
最近はあんまり人前で弾くことはないけれど、一日中ずうっと、指のおもむくまま、アイデアが浮かぶままに、好きなように好きなだけ弾いていたい・・・
そんな気持ちにさせてくれるのは、チェンバロでもオルガンでもない気がする。

やっぱり、ピアノは原点だからなあ。
結局もう○十年も付き合っている。
まあ、たまにはべったり仲良くしようや・・・
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by saskia1217 | 2007-07-10 01:10 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217