今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!

by saskia1217

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「囲まれた」会

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ゆうべは、この1年間楽理科の授業で受け持った学生さんたちが計画してくれた「広沢先生を囲む会」なるものに参加してきました!
約束したのが最終授業のあった1月初旬だったので、すでに予定が入ってしまった人や、近頃流行りのひどい風邪にやられて当日来られなくなってしまった人もいて、結局のところ3人というこじんまりした「会」になったが、大学の授業なんて1年やって試験終わったら「はい、さよ〜なら」でも不思議はないのに、こんな私に声をかけてくれるなんて感動です。誘っていただけるうちが花だと(笑)いそいそと出かけていきました。

池袋駅からほど近い、京風の創作ダイニング。わりと小さいお店だったので、静かでよかった。いろんなお料理をいただきましたが、写真は「地鶏の陶板焼き金山寺味噌バター焼き」です。これはたぶん、京人参とか九条葱なんでしょうね。京野菜ってほんとに美味しい。デパートの野菜売り場では時々見かけますが、なかなか手軽に買えないのが残念。鶏もぷりぷりで美味でした。

学生さんたちと話していると、どうしても自分の学生時代を思い出して、昔話をいっぱいしちゃうんですね。みんなは面白そうに聞いてくれるけれど、これって歳をとった証拠ですよね(苦笑)。でもみんな、1人1人がそれぞれ一生懸命勉強したり、アルバイトしたり、サークル活動したり、将来のことを考えたり、いろんなことで悩んだりしている様子をみていると、その時はたしかに本人は大変なんだけれど、でも楽しそうだな〜、羨ましいな〜と思ってしまう。
自分が学生のときは、先生や年上の人たちに「若くて、何でもできて羨ましいわ〜」「好きな事思いっきりできて楽しいでしょう」「今しかできないよ、そんなこと」と散々言われたものだけど、まさに今それを実感している。

でも、いつもそういう学生さんたちに囲まれていられる自分はラッキーだし、幸せだと思う。私が彼らに教えられることももちろんあるけれど、彼らに教えてもらったり、助けてもらったりすることも多い。とんでもない希望やたくさんの「したいこと」を胸いっぱいに持っていた頃の、あの何ともいえない気持ちを思い出させてくれることが、その中でも一番感謝していることかなぁ・・。それが、ちょっと怠けたり疲れたり面倒くさくなってしまいがちな今の私を、叱咤激励してくれるのは確かだから!
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by saskia1217 | 2006-02-28 19:50 | くいしんぼうメニュー | Comments(0)

名残り

バレンタインデーに一緒に映画を見にいったお友達からいただいたチョコ、大切にとっておいたんだけど、そろそろ3月になってしまいます。
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・・・ってことで、もう食べてもいいかな、とついに今日、跡形もなくなりました。(美味しかった)
彼女は私の部屋があまりにも「緑色」なので、敢えてカエルのチョコを選んでくれました。その時一緒にいたもう一人の友人には「クマさん」だったかな?
でも「カエル屋敷」の住人としては、これが嬉しかったです。

今日は礼拝奏楽して、聖歌隊とオルガニストの懇親会に出て、友達とお茶を飲んで話して、デパートに寄って、家の近くで買い物して帰宅。は〜、長い日曜だった。
夜は楽しみにしていた「世界遺産・エルサレム第二回」。
でも期待してたほどじゃなかった。ヴィア・ドロローサの紹介が中心だったのだけれど。

私がエルサレムを訪ねたのは1999年1月、BCJ(バッハコレギウムジャパン)の最初のイスラエル演奏旅行だった。持って行ったのはバッハ「ヨハネ受難曲」それにカンタータ、そしてヘンデル「メサイア」。その約1ヶ月前のクリスマスに受洗したばかりの私には、そのイスラエル旅行はかなり強烈なものだった。
そのお話は長くなりそうなので、また別の機会に書きましょ。
イスラエル、本当にまた行って見たいところだ。特にヨルダン近くのガリラヤ湖のあたり。でも今はまだ望めないかな。いつか全く危険がなくなって誰でも行けるようになる時が来るのだろうか・・・・
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by saskia1217 | 2006-02-27 01:21 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(3)

オランダの味

今日は午後から大宮で、4月に参加する「オイリュトミー」公演の初めての合わせ。本番はポジティフオルガンを使うが、リハーサルのたびに借りるわけにはいかないので、友人のオルガニストからキーボードを借りることになっていた。
共演の「みやさま」の車に同乗し、オルガニスト宅へ。

兼ねてから彼女は「じゃあ早めにきて、『オランダ風パンケーキ』のブランチしようよ」と言ってくれていた。着くと、テーブルはすっかり綺麗に準備されていて、キッチンはシナモンのいい香りでいっぱいだった。
粉もオランダから持ってきたというそのパンケーキ、クレープ状にうす〜く焼いて、上にはクリームチーズ、オランダの黒いシロップ、ジャムなどを乗せていただく。いい香りの紅茶も煎れてもらって、もう夢心地。
少しすると、こんな素敵なものが出てきた。
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レーズンとシナモン入りの焼き林檎。
これも具としてパンケーキにのせると美味!私はクリームチーズと黒いシロップと一緒にしてみた。クリームチーズと甘いもののコンビネーションがこよなく好きなのだ。
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オランダでは、このパンケーキにカリカリに焼いたベーコンを何枚か乗せ、その上に黒いシロップ(もちろんすご〜く甘い)をかけて食べるという話を聞いた。そういえばオランダで目撃したことがある。ううう・・・・ミルヒライス(ミルクでお米を甘く煮たデザート)とかザバイオーネより強烈かも。(この2つが平気な私には問題ないかもしれないけど・・・笑)

急に寒さが戻った今日、楽しいおしゃべり(この3人は大学の同級でした)と暖かいブランチは、とっても元気づけてくれました。
(たまには自分のではないお料理をご披露できて、嬉しいです)
Mちゃん、ありがとう!ごちそうさま!
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by saskia1217 | 2006-02-25 00:09 | くいしんぼうメニュー | Comments(6)

「ばったり」の日

朝7時起床、8時に家をでる。
オルガンシューズ(オルガンを弾く時用の靴。ご存知の人はご存知だが、底も革ですべりがよく、靴の前半分が柔らかくできている特殊な靴)を置きっぱなしにしてある教会に9時にそれを一端取りに行き、阿佐ヶ谷からそのまま祐天寺の聖パウロ教会へ。

再び中央線快速で新宿へ戻る。電車は混み混みだ。目の前で開いたドアの中は、すでにもう一人も入りそうもなかったが、グリグリと乗り込んだ(笑)。と、すでに乗っていた人たちを結構押してしまった。そのうち足がぶつかったすぐ隣りの人に「すみません」と声をかけると、その人が「あれっっ??広沢先生!!」
なんと数年前に大学で教えた子に「ばったり!」だった。今は就職して忙しく活躍している。出勤途中だという彼女と満員電車中で懐かしくおしゃべり。
こんなことがあるなんて・・・・・・すごすぎる。普段はゼッタイあんな時間にあんなところに居ないし、一瞬この電車を見送ろうかと思っていたので、なんだかちょっと感動。

パウロ教会では10時から1時間くらいオルガンを見学(試奏)させていただくことになっていた。4月下旬にそこで歌の伴奏をすることになっているから、各ストップの音色確認と、楽器の様子をなるべく早く見ておきたかったのだ。
でもその見学は昨日急に決まったため、一昨日阿佐ヶ谷から帰るときに靴を持って帰らなかった。しかし、もともとお昼から阿佐ヶ谷でオルガン練習を入れていたので、つまりまた祐天寺から阿佐ヶ谷へ戻らねばならなかった。
は〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ。
今までも結構何度も、教会に靴とりにだけ行ったことあったな〜・・・
靴なくても弾ける人は弾けるんだろうが、今回は初めての楽器なので、一度きちんと弾いてみようと思ったのだ。例えばペダルの鍵盤の間隔が、普段弾き慣れている楽器のほぼ1.5倍くらいあったりする(泣)。経験の浅い私は、やはり万全を期しておかねばならないのである。

11時に終了、お腹がすいた(笑)。
駅前のマックに入ろうとしたら、席のないマックだった(驚)。しかたがないので、4軒くらい先の松屋にいって、「生姜焼き定食」をガッツリ食べた。いうまでもなく、お店は男性サラリーマンや近くの工事現場の作業員のおじさん、おにいさんで一杯。きちんと食べたので元気復活して、お店を出る。
と、出会いがしらに目の前を、ブルーの覆面パトカーが激走するのに「ばったり!」
なんだなんだ????・・・事件か事件か???
すごい野次馬根性のある私は急いで駅前まで走って行ったが、そのパトはちょこんと駅前交番の前に止まっていて、別に何かが起きているわけではなさそうだった。青いスポーツカーみたいな形の車で、刑事ドラマそのままの赤いランプを屋根の端に乗せている。携帯で写真撮りたい衝動にかられたが、人がいっぱいいたのでやめておいた(くうう〜〜)。

阿佐ヶ谷教会に戻り、缶コーヒーで10分ほど休憩。12時半から16時まで弾く。外は暖かいのに礼拝堂は寒い。弾き終わって帰ろうと支度を始めると、気のせいか喉が痛い。早く帰ろ〜っと思ったら、用事で教会に来ていた友人がちょうど帰るところに「ばったり!」
少しお話しようと、行きつけの喫茶店へいき、暖かいココアを飲む。
風邪かな〜と思ったけど、そのココアでちょっと元気がでる。

帰りに、きれてしまっていたバルサミコ酢と、サンドイッチ用のマスタードを買いにスーパーへ寄る。野菜売り場を通りかかると、万能ネギの特売に「ばったり!」
そういえば万能ネギのストックも切れていたんだった!(いつも細かく刻んで冷凍してあるんです)

ということで、今夜は風邪に「ばったり」やられないように、早く寝ようっと!!!
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by saskia1217 | 2006-02-23 20:02 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(5)

メダル

オリンピックも後半に入り、日本がまだ1つもメダルをとっていないと、メディアはさかんに焦っている。

メダル・・・・つまり1位から3位までってことだけど、オリンピックという世界レベルの戦いでメダルをとるって、よ〜く考えてみると、とてつもなく大変なことだ。夏でも冬でも、過去のオリンピックで、日本選手が何らかのメダルをとることはそれほど珍しいことではなかったのだから、もちろん今回だって「いくつか取るだろう」くらいに、ごくごく一般的な国民は思っていただろうし、私も漠然とそんなふうに思っていた。

音楽や美術の世界と違って、スポーツというのはきっちりタイムが出るもの(もしくは何らかの「規定」が明記できるもの)だから、「勝ち負け」は誰にも文句がつけられない。勝ちは勝ち、負けは負け、金メダルは1人なのである。
私が唯一知っている「競争」は音楽のコンクールだけだが、大抵の場合それは6〜7人だかの審査員によって採点されるから、勝ったといっても「たまたまそこにいたその6〜7人がいいと思った」だけのことだとも言える。だからある意味「聴衆賞」なんかをもらうほうが、真に嬉しかったりもするのだが。(ま、でもそれも「たまたまそこにいた千人がいいと思っただけ」なんだけど・・・笑)つまりある意味、勝っても奢らず、負けてもなんとか自分を納得させられる、というところがある。

ついでながら私個人は経験上、コンクールでは「1位」を取らないと意味がない、と感じている。もちろん1位になっても一生が保証されるわけでもなく、大きな国際コンクールで優勝したってその後まったく演奏の場を失ってしまったケースも少なくないのは承知のとおりだ。
でも、2位や3位(いわゆる「由緒ある」コンクールでは「○位までは『入賞者』と名乗ってよろしい」という規定まである)と、1位に与えられるその後の仕事のチャンスは歴然と違っている。どうせ受けるなら、1位にならなきゃ損だな、と思う。

私自身は大きなコンクールでは1位をいただいたことはないが、留学してからはほぼ1年に1つの国際コンクールを受ける機会があった。チェンバロのコンクールは数がそう多くないので、開催されるものを片っ端から全部受けるという形になる。面白かったのは、世界中から集まる同年代のチェンバリストたちと、毎年必ずコンクールで会えることだった。再会も楽しいし、お互いの演奏を毎年聴けるから、彼らが1年でどう変わってきたかがよくわかる。敵対心むき出しで挨拶もしない人もいれば、本選に残ってオケと弾くコンチェルトのリハーサルを、ファイナリスト同士聴き合ってアドヴァイスを出し合ったりすることもあった。←いい話でしょ?(笑)
「プラハの春」コンクールでは、指揮者のあまりの下手さに、ファイナリスト5人団結してコンクール事務局と審査員に、指揮者を替えてくれないとボイコットするぞと抗議をしに行ったこともあった。必死だったんだな〜、あの時は・・・

他にも、コンクールのいいところは、著名な審査員に直接助言を仰げることだ。たとえ予選で落ちても、直接彼らのところに言って話を聴く事ができるのは貴重な経験だ。助言と共に「私はあなたのこんなところが好きだった」という励ましを受けるだけで、若い演奏家にとっては大きな力になる。
コンクールの思い出は星の数ほどあるが、それはまた別の機会に。

話題がそれた(・・・いつものことか〜)。
トリノで戦っている日本選手は、たしかにそれぞれが全力を尽くしていることが、画面からひしひしと伝わってくる。ここまで来るのに、いったいどれだけの道のりがあったことだろう。そして体調管理、メンタルな調整に追われながら、ただ一瞬にかけて競技に挑む。これ以上何を望めるんだろう。
「(メダルがとれないのは)たるんでるからだ」と一喝した石原都知事は本当にどうかしている。「結果がすべて」という厳しさは必要だろう、でもそんなことは選手自身がとっくにわかっていることだ。メダルがとれない、とれなかったと地団駄踏んで悔しがるのが選手自身ならばいい。メダルのことで一喜一憂するTVの向こうの国民はいただけない。

オリンピックに参加し、終わって、選手1人1人がそれぞれ思うところがあり、今後につなげ、またそれを見ている側は競技の楽しさや、数々のドラマを教えてもらったり、そんな選手の姿をみていろいろ考えさせられる、そういう収穫こそが、オリンピックの良さだろう。
メダルを期待して応援する気持ちはわかるけど、もういいよ、「メダル」っていう言葉は!
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by saskia1217 | 2006-02-22 00:55 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(4)

トマトクリーム

・・・それはいつも、突然食べたくなって、かつ数日間ハマるようです。私の場合。
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昨日は礼拝が終わってから、教会帰りによく行く阿佐ヶ谷駅前のイタリアンのお店で、友人と一緒にパスタランチを食べた。ひさしぶりに外でいただくパスタだったのと、これまたカロリーを気にして(苦笑)いつもは食べないクリーム系のパスタを選んだことと、何よりも友人とのおしゃべりが楽しかったのとで、午後中とてもご機嫌であった。

昨日のパスタは「海老のトマトクリームスパゲティ」だったが、今晩家で作ったのは、冷蔵庫の中にあったハムとしめじを使ってのトマトクリームスパゲティ。玉葱やニンニクと一緒にオリーブオイルで炒め、白ワインとホールトマトを加え、塩胡椒をし、少量のケチャップ、砂糖、醤油を隠し味に入れる。生クリームがなかったので、脂肪分をカットした牛乳と小麦粉少量を注意深く溶かし混ぜながらソースをクリーム状にし、茹でたてのパスタにからめる。もちろん生クリームを使ったほうが風味やコクが出て美味しいし、隣りのコンビニに買いに行ってもよかったのだが、ま、カロリー的にはこのほうがよかろうと思いなおした訳で。

キュウリとトマトのサラダとともに。
ブオンアペティート!
・・・・・そして食べながら「日本がんばれ!!!」
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by saskia1217 | 2006-02-20 23:37 | くいしんぼうメニュー | Comments(0)

日曜日

・・・というブラームスのリートがある。民謡風の短い歌曲だが、一度聴いたら忘れられない、思わず鼻歌で歌いたくなるような可愛くて素敵な曲だ。あっという間に終わってしまう、ごくごくシンプルな曲。

「まるまる1週間というもの、ぼくの笑顔は消えてしまった
この前の日曜日、あの娘が教会に行くのを見たっきり
とっても美しい娘、ほんとに美しい愛しい娘
神様、神様、どうか今日こそは彼女のそばに! 」(2番)

欧米の映画にも、よくこういったシーンが登場する。先日見た映画「プライドと偏見」でも、主人公の女性が日曜の教会で説教を聴きながら、相手の男性の姿をかいま見る、という一場面があった。昔の欧米の、特にプロテスタントの教会などでは、男性と女性が公然と親しく交流できるのは日曜日の教会だけだったし、実際全ての人にとって日曜の教会は「社交の場」でもあったのだ。

最近、というよりここ数年来、私はよく突然に、この美しいメロディーを思い出すようになった。毎週日曜日に教会に行くという習慣を、ごく平均的な日本人の典型である私は、30代になってから始めた。当たり前だが、教会の牧師や友人、知人は、1週間に1度しか会わない(会えない)わけである。週に一度の習い事なども同じかもしれないが、教会での礼拝やいろんな催しなどの時間を共有する友人知人は、年月が経てば経つほど、ある種特別な深いつながりが出来てくるように思う。
現代日本の教会事情として、「自宅から徒歩で行ける教会に通っている」人はけして多くはない。なかには電車で2時間近くかけて通う人もある。教会に集まるどうしが、近所に住んでいてしょっちゅう顔を合わせるわけではない。なおのこと、1週間に1度会える楽しみが増してくる。

日曜日・・・・
今ではヨーロッパでも平日同様にお店をあけるようになったが、私がドイツに住んでいた頃はまだ、土曜はお昼または遅くとも14時頃まで、日曜は完全にお休みだった。日曜は買い物もできないから、食料品の買い出しは土曜の昼までに躍起になって済ませる。日曜は何もすることがない、いや、教会に行くだけである。礼拝が終わると、車両進入禁止になった旧市街を、それぞれが家族や友人などとウインドーショッピング。「来月はこれを買いましょうか」などと話しながらブラブラ歩き、どこかで食事をしたり(飲食店はあいている)、家に帰り皆で昼食をとる。午後になれば、隣村までサイクリングか、街の映画館に行くか、プールに泳ぎに行くか、公園で読書か、またはカフェでケーキとコーヒーを頂きながらおしゃべりするか(日曜はお茶の時間にお客を呼んだりすることも多いので、ケーキやさんは午後からだけでも必ず開く)、楽しみはそんなところだろうか。
・・・・日曜日はつまり「月曜から金曜までとは全く違う日」なのだ。時間の流れ方も違う1日。そしてまた翌日から、働いたり勉強したりする各自の場所に再び戻り、再び次の日曜を目指してがんばるのだ。

ブラームスの「日曜日」は恋の歌であるが、相手が恋人やあこがれの人以外であっても、そこで会う人や空間、そしてその時間そのものに、同じような暖かい思いを感じることがある。
昔よくリートのピアノを弾く仕事をしていたころ、この曲を弾くことも多かったし、大好きな曲だった。でもこの歌詞を本当に心から実感していたわけではなかった。
今ではそれが、教会に足を運ぶたびに、自分の言葉として心に響いてくる。
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by saskia1217 | 2006-02-20 00:12 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(5)

手抜きごはん

大学の期末試験も終わって切羽詰まった仕事もなく、それほど忙しくはないのだが、このところ連日オルガンの練習に出かけたり、家にいればオリンピックを見続けたり(笑)で、ご飯を作る余力があんまり残っていない。

・・・ということで、最近のご飯の写真をご披露です。
ほとんど「残ったものに何かをちょっと」みたいなもので、料理という料理じゃないですねえ。
ははは。

ある日のお昼「味噌汁ご飯」
小松菜と豆腐のお味噌汁が残っていたので、そこにフレッシュな小松菜、ワカメ、かつおぶしを足し、卵とご飯を入れておじやにしました。昔のワンちゃんのご飯みたい・・・(*-゛-)
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ある日の夕ご飯「キノコと鶏のシチュー」
白菜が余って困っていたので、しめじ、人参、鶏肉、じゃがいも(きたあかり)、玉葱と白いシチューを作りました。
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別の日の夕ご飯「中華丼」
それでもまだまだ白菜があって困っていたので(笑)、大切に保管しすぎて期限切れした(!)ホタテの缶詰を使って、中華のあんかけ丼をつくりました。他にはピーマンや人参が入ってます。スープはワカメとシジミです。
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まだちょっと寒さが残っているので、無意識のうちにあったかいものばかり作ってしまいますね。春になったらきっと、生野菜サラダなんかが増えるんだろうな。
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by saskia1217 | 2006-02-17 19:09 | くいしんぼうメニュー | Comments(4)

高慢と偏見

ぽかぽかと春のような今日、滅多に行かない銀座に繰り出し、有楽座で映画を見た。
「プライドと偏見」、ご存知ジェーン・オースティン原作のコスチュームドラマである。

「プライドと偏見」と言えば、コリン・ファースがダーシー氏を演じたBBC制作の連続ドラマの印象が強いし、実際それを見た人がかなり多いようで、今回の映画をみても「どうしても彼のイメージが拭い切れなかった」という意見もよく聞いたが、私はなかなかいいキャスティングだと思ったな。

じつに美しい映画だった。なんといっても風景が素晴らしい。日の出、草原、庭、家畜たち、驟雨のなかの古い城・・・
何度も出てくる舞踏会シーンも、それが開催される家の家柄によって、ダンスも、料理も、音楽も、そして集まる人たちの衣装も会話も、まったく格式が違って描写されているのが面白かった。
話そのものは、オースティンの他の作品と同じく、まあいってみれば18世紀末イングランドにおける「トレンディードラマ」なんだけれど、親の気持ち、親子や兄弟姉妹のあり方、男女間の心の動きなどは、どの時代のどこの国でも基本的にはあんまり変わらないんだな、という、これまたお決まりの感想が残ったわけで。

登場したところでは「なんだこのごついヤツ」という感じのダーシー(マシュー・マクファディン)、見すすめるうちに「なかなかいい感じ」に見えてきたから、まあ適役だったんだろうな。エリザベス役のキーラ・ナイトレイは、顔立ちはかなり現代的なものを感じさせたけれど、とにかく若々しく(20歳じゃ当たり前か!)知的で独立心の強いキャラクターにぴったりの美しさでした。

余談。
テーマをはじめ全編に流れる、ピアノソロを中心とした心地よい音楽に浸りながらエンドロールをじ〜っと見ていたら、「ピアノ演奏 ジャン.イヴ・ティボーデ」だって!
第1回東京国際ピアノコンクールで優勝したフランスのピアニストで、当時たしか19歳、いわゆる「イケメン・ピアニスト」のハシリの1人でしたね。ちなみに当時高校生だった私は、学校からの帰り道、山手線の中で来日中の彼をみつけ、彼が下車した高田馬場で一緒に降り、ホームを追っかけて行って「エクスキューズミー、アーユー、ミスターティボーデ?」とやったのだった・・・彼をイケメンだとはじつはあんまり思っていなかったんだけれど(笑)、筋金入りミーハーだった私は、もう自動的に身体が動いてしまったのでした。きっちりサインいただいて帰りましたけどね・・・

いや〜、映画はやっぱり映画館で見るのがいいですね!
(エンドロールの文字もよく見えるし・・・笑)
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by saskia1217 | 2006-02-14 23:48 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

オリンピックの楽しみ

オリンピックの楽しみ、私にとって、それはなんといっても「開会式」。
朝4時からのライブを見るのはさすがにやめたが、翌日、つまり昨日の朝や夕方からの録画を、わくわくしながら見た。

競技はもちろん面白い。でも開会式はそれ以上に面白い。
まず、数々のアトラクションに、開催国のお国柄が出る。
その国、その街の歴史を描いたり、文化やスポーツ、ファッションなどのご自慢がたくさん織り交ぜられるプログラムは、ひととおり見ると、な~んとなくその街がわかったような気になるから不思議だ。
アルマーニのデザインした衣装、突然出現した真っ赤なフェラーリ、子供の歌う国家、イタリアを代表する女性たちの手で運ばれたオリンピック旗、ミラノスカラ座のスターダンサー、パヴァロッティのNessun dorma・・・

その中でも毎回私が一番楽しみにしているのが、各国選手団の入場行進である。ギリシャから始まり、開催国で終わる長い長い世界地図旅行。お馴染みの国、かつて訪れた懐かしい国、「世界の天気予報」でしか聞いた事のない国・・・私は世界地図を広げながら、その位置を確かめ、いったいどんな国なんだろう、と思いを馳せる。

そればかりではない。行進の際にはアナウンサーがいろいろな情報をコメントしてくれるので、現在の世界情勢がざっと理解できるのも便利だし、例えばそれぞれの国の正式名称やフランス語表記を知る事が出来たり、それぞれの国のコスチュームに「らしさ」を見出せるのも実に楽しい。
(フランスのユニフォームが素敵なのはいつものこととして、今回はイギリスがものすごくおしゃれで素敵だった!・・・・反面、ドイツの選手団が入場したときは思わず苦笑。「あ"~~っ、ドイツ色だぁっ」白地に蛍光オレンジと蛍光グリーン・・・ドイツの人って、なんであんなに蛍光色が好きなんだろ・・・)

今回はそのBGMに、70~80年代に世界的にヒットした誰もが知っている曲を使っていたが、おかげで会場の選手たちや観客もノリノリだったし、そしておそらくテレビの前の何億人(?)もの視聴者もすごく楽しかったに違いない。あれはじつにいいアイデアだ。

で、開会式や閉会式には、よく、子供たちや市民が参加するアトラクションがある。今回も大勢の人がダンスをしたり、皆でひとつの形を作って何かを表現するものがあった(空撮で見た、あのスキージャンパーの出し物は、実によく出来ていたなぁ)。
オリンピックのたびに、私は毎回そういう場面で何故だか涙が出てきてしまう。ほんとにおかしなことなのだが、「感動」というのとはまた別の、何かほわ~っとしたものがこみ上げてきてしまうのだ。「オリンピックの開会式みて、なんで泣いてるんだ?」と自分で可笑しく思いながら、涙が止まらない。

涙を拭きながら、私は98年の長野オリンピックの閉会式を想い出した。私はドイツにいて、テレビでその様子を見ていた。それまでのドイツ生活の7年間で一度も「ホームシック」にはならなかった私が、閉会式で全員が歌った「ふるさと」を聴いたとき、何ともいえない気持ちになってボロボロ泣けてきたのだ。帰りたいとか、日本が好きとか、愛国心とか、郷愁の念とか、そんな言葉とも違う「ほわ~」っとしたものに襲われた気がしたのだ。

オリンピックは、実に不思議な力を持っている。
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by saskia1217 | 2006-02-12 23:30 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)