A線上のアリア☆チェンバロ奏者 廣澤麻美 公式ブログ  Asami Hirosawas Blog


今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
by saskia1217
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ:感じろ、考えろ、思え!( 1467 )

贈りもの

e0081334_19271761.jpg

私のところには、必ず年に2回、ドイツから贈り物が届く。
それは、イースターに届く「Osterei イースターエッグのチョコ」そして、クリスマスに届く「Weihnachtsgebaeck クリスマスのクッキー」。
送って下さるのは、ケルン近郊在住の年配のドイツ人ご夫妻。

私が住んでいた街はケルンからはかなり遠いのだが、このご夫妻とお知り合いになったのはじつはオーストリアのインスブルック。もと科学者で今では年金暮らしをしているご主人、そして美術関係のお仕事でしょっちゅうパリに出張されている奥様、お二方ともものすごい音楽好きで、お宅にはスタインウェイのフルコンと、素晴らしいチェンバロをお持ちで、ご自身は殆どお弾きにならないのだが、よくいろんな演奏家を招いてサロンコンサートを開かれている。おまけにバレンボイムやブーレーズなどいろんな音楽家とも交流がおありだ。
インスブルックでは毎年夏に古楽の音楽祭と講習会が開かれており、チェンバロのクラスに聴講生としていらしていたご主人とお会いしたのは、私が留学して間もなくの夏だった。

それ以来、ドイツやオーストリアの各地の講習会や演奏会でお会いし、またケルンを通ることがあるとご自宅に遊びに伺ったり、サロンコンサートでの演奏に呼んでいただいたりした。

クリスマスのクッキーというのは、ドイツでは各家庭で手作りするのが普通。ちょうど日本のおせち料理のように、その地方や各家庭の特徴やレシピがあり、結婚すると嫁いだ先のレシピをお姑さんから教わったりするらしい。ある音楽学者の教授ご夫妻に伺ったのだが、その先生の奥様へのプロポーズの言葉は「君が作った、うちのクリスマスのクッキーが食べたい」だったそうだ。(ん〜、なんか「古き良き日本」みたいですねえ・・・)

シュトレンを始め、グリューワインなど、クリスマス(冬)をイメージさせる味というのは、なんといってもGewuertz(スパイス)、中でもシナモン、クローブ、八角など「濃〜い」系。
クリスマスのクッキーにも、これらのスパイスがふんだんに使われています。で、ふつう何種類もあるので、作るのには結構手間がかかるんですよ。
e0081334_19263039.jpg

何種類ものお手製のクリスマスクッキーは、1種類ずつラッピングされリボンをかけられて、その名前を書いたシールが貼られ、美しいクリスマスカードや他のプレゼントとともに、小包になって届く。毎年クリスマス前に、郵便配達の方が「ポストに入らない小包のお届けです〜」と家のベルを鳴らすと、あ、ドイツからクッキーだ!とすぐわかるのでした。

私のドイツ滞在中、離れた街に暮らしながら、まるで本当の両親のようにいつも私のことを気にかけてくださったご夫妻。帰国してしまった今では、なかなか実際にお会いできることは少なくなってしまったけれど、心のこもったお手紙を読むたびに、あ〜なるべく早くまたお会いしに出かけよう、と思うのだ。
私の尊敬する牧師が以前こんなことを言っておられた。
「人を愛するということは、その人のためにどれだけの時間を使えるか、ということです」
そしてその先生は、それを本当に身をもって実行されていた。
このご夫妻のみならず、本当に自分の事以上に心を砕いて私を思ってくださる方々、友人たち、それら大切な人たちに、私は一体何が出来るだろうか・・・・
この暖かい思いを胸に、いつもそれを忘れずにいたい。
[PR]
by saskia1217 | 2005-12-23 19:28 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

お仕事納め

昨日(ってもう一昨日ですけど)、21日は「コンサート情報」でもお知らせしました慶応義塾大学コレギウムムジクムの演奏会でした。

会場は日吉校舎にある、来往舎というガラス張りの超モダンな研究棟。おもに先生方の研究室がある建物で、そのロビーが非常に近未来的なたか〜い吹き抜けになっていて、そこで音楽会やイベントが時々行われます。
この演奏会はつまり、授業で「音楽」を履修している学生さんたちが、それぞれオーケストラと合唱で1年間取り組んできた曲の成果を発表する、というもの。何年か前からオルガンやチェンバロでお手伝いをさせていただいていますが、ご指導の先生方をはじめ学生さんたちもとっても熱心で、今年は特にすばらしい演奏だったと思います。

ということで、とっても楽しいイベントなのですが、なにせこの吹き抜け空間、暖房をしません(あるらしいんだけれど、しても効果がないほど、この吹き抜けは巨大なのだ)。毎年この時期なので、とにかく「極寒」です。
したがって、ドレスなど着られるような気温ではなく、衣装はタートルネックセーターにパンツ、ブーツ、それにオーバーコートにマフラーという完全防備になります(笑。でも笑い事ではない)
。それでシュッツなんかやるものだから、昔さんざん経験したドイツの教会での演奏会を彷彿とさせて、それもそれで「本場」っぽい(笑)。(ご存知のとおりヨーロッパのふる〜い教会には暖房のないところがいくらもあり、日本の冬どころではない寒さですから、出演者も聴衆もころころに着膨れしてる演奏会なんです・・・)
それでも毎年、出演者のご家族や近所にお住まいの方たちなど、かなりのお客様が来場されます。それも開場時間よりも早くいらっしゃる熱心な聴衆が多い。すごいことです。
お客様には携帯の使い捨てカイロが配られ、普段はまったくこういうもののお世話にならない私も、さすがに昨日は手袋とカイロの効力に頼りました。

寒いかわりに、床や壁が石、はるか天井までまわりじゅうがガラスという、残響の多い空間なので、響きは素晴らしく、オルガンを弾いていても非常に気持ちがいい。普段教室で歌っている学生さんたちも、気持ち良さそうに、シュッツやモーツァルトのグレイトミサなどを熱唱していました。

本番後はもちろん打ち上げ。たくさん呑んで、たくさん食べて、たくさんしゃべって、本当に楽しい夜でした。私が気持ちだけは歳とらないのは(失笑)、きっと普段こういう元気な学生さんたちと接していられるお陰かな〜と痛感してます。

これで私の年内のお仕事は終わり。あとはクリスマス礼拝でオルガンを弾くだけです。
冬至の今日も寒い風が吹きました。
どなたにも、いいクリスマスがきますように!
[PR]
by saskia1217 | 2005-12-23 01:29 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

思い出

とっても珍しいことに、ここ数日ちょっとイベントが続き、ブログ更新が滞っています・・・
ん〜、ブログって大変だ(笑)。

昨日は、ドイツ留学時代の後輩のお宅にお呼ばれしてきました。彼女はドイツ留学から帰国後、しばらくしてからご結婚されて、その後またアメリカにいらしてました。3年たって、最近帰国され、昨日は本当に何年ぶりかでお目にかかったのでした。
(彼女のブログは右の「お友達のページ」の「チェンバロ弾きのひとりごと」。どうぞ訪ねてくださいね)

JRの駅からほど近い素敵なお宅にお邪魔すると、留学時代そのままの彼女のテイストで美しく整えられたお部屋が・・・一目で誰のお宅かわかる、という感じで思わずうなづいてしまいまいした(笑)。

お茶をいただきながらしばらくお話。私にはまったくの未知の国、アメリカのお話を伺ったり、ドイツ時代の思い出話に花が咲き、あっという間にお夕食の時間。
彼女が朝から一生懸命手をかけて準備してくださったであろう、心のこもったお料理が次々と登場。アメリカのアンティークショップで見つけたという素敵なシャンパングラスや、ピカピカのディナーセットも目を楽しませてくれました。

メニューは、熱で溶かしたカマンベールがのったグリーンサラダ、ホタテとコーンのスープ、お野菜もたっぷりの煮込みハンバーグ、サフランライス。それにフルーツやコーヒー。美味しいシャンパンもいただき、おまけに最後にはナポレオンのVSOPを!
お腹も一杯、おしゃべりも目一杯、本当に楽しい時間でした。
抜群のお味の煮込みハンバーグ↓
e0081334_16255.jpg

大切な人はたくさんいるけれど、留学時代、特にドイツの同じ街での生活を共にした先輩や後輩、また同時期にドイツ留学した同年代の友人たちというのは、私にとっては本当に特別な、とりわけ大事な人たちです。思い出すだけで胸がいっぱいになるような、たくさんのいろんな思い出を共有しているからだろうし、それぞれその形は違ってはいても、ドイツに対する計り知れない愛情をやっぱりみんなが持っている、何年経ってもそんな感覚を引き出しから取り出して語り合うことができる安心感と共感、それはとても大きい。

すべて過去になってしまったシーンだけれど、それはやっぱり永遠に心に残っています。
[PR]
by saskia1217 | 2005-12-22 01:06 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

採点

トリノ・オリンピックに誰が出場するか、という話題性もあって、このところのフィギュアスケートの人気は大変なものである。
体操やバレエを見ていても同じ事を感じるのだが、最近の若い子たち(笑)は、ほんとうに体型もすっきりして足も長くなった。それに加えて技術水準も高くなっているのだから、もうブラボーとしかいいようがない。

昔からフィギュアスケートを見ていて、ずっと思っていたことがあった。それは、私たち音楽家の「競技会」である「コンクール」でも、ぜひフィギュアのように「技術点」「芸術点」のふたつにカテゴリを分けて採点してくれればいいのに、という思いだった。
それは当時、特に日本の音楽コンクールでは、なんだかんだいってもやっぱり、どちらかというと「技術」重視の傾向があった事が否めないからだった。
実際そうだった、という証拠もないし、単に世論がそう言っていただけかもしれないし、欧米からみた日本人の音楽家に対しての無責任な「技術偏重論」だったのかもしれない。でも、そう言われるだけの何かの根拠はあったように思う。

まあそう思いながらも、ここまでが「技術」、ここまでが「芸術」という明瞭な線引きができるのがスポーツである由縁であり、スポーツではない「芸術、音楽」においては、そういうきっかりした採点は不可能なんだ、とも考えていた。

今ではフィギュアスケートの採点方法も、ただ「技術点」「芸術点」ではなく、もっと細分化されているし、いっぽう音楽コンクールのほうも、「ミス=減点、それでいっかんの終わり」ということもなくなり、同時に、日本人の音楽家への世界の評価も、「楽器マシン」や「技術屋」というところから脱し、嘘偽りなく真っ正面から「本当の素晴らしい音楽家」へと変わっていった。

どちらの世界でも、柔軟で才能豊かな、魅力的な若い人材が増えている。
「中堅」としては、かなり嬉しい現象だ。
(いつまでも「若手」のつもりだった私。ある日「中堅」と書かれた自分の名前を目にし、愕然としたのでした。ま、そりゃあそうか・・・凹)
[PR]
by saskia1217 | 2005-12-17 01:02 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

冷たい空

e0081334_1254961.jpg

今日、午後のお散歩から帰ったらすでに空が暮れていて、ベランダからこんな月が見えました。薄いオレンジと紫の暮れなずむ空に、大きく浮かんだクリーム色の月は、息を呑むほど美しかった。
さすがに日が暮れるのが早い。心地よく冷たい空気は、けっして人をいじめているわけではなくて、「がんばれよ」と元気づけてくれているように思える。
だから、冬が好き。春より、夏より、秋より、冬が好き。

・・・・・・・
→カテゴリご案内!!
「コンサート情報」に、来週の本番のご案内をアップ↓、そして新しいカテゴリ「リンク集」を作りました。ぜひぜひご覧ください!
[PR]
by saskia1217 | 2005-12-16 01:26 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(8)

リンク集をつくりました!

よく行くお友達のサイトをご紹介!
トップページ右端の欄からクリックして訪ねてくださいね。

「オペラ歌手小森輝彦の公式ウェブサイト 『ドイツ・テューリンゲンの森から』」
学生時代、おそらく一番多く共演した音楽仲間である、小森輝彦さんのサイト。当時イタリアオペラ嫌いの私を、オペキチにした張本人。多くのドイツリートを一緒に勉強させていただきました。現在、ドイツ・ゲラの「アルテンブルク・ゲラ市立劇場」の専属バリトン歌手として活躍中。時々帰国されて数々のオペラの舞台に立たれています。そんな情報はもちろん、ドイツ生活のお話も満載!

「チェンバロ弾きのひとりごと」
ドイツで同門だった、チェンバロ奏者 渡邊温子さんのページ。最近3年にわたるアメリカ滞在から帰国されました。

「洋琴庭 チェンバロ奏者 森洋子のページ」
富士山の麓にお住まいの森洋子さんの、豊富な話題満載のページ。ときどき、その「社会派」コメントにはいろいろ考えさせられます。

「あひルンの日記帳」
オルガンと音楽療法を専門とされる、あひルンさんのブログ。お料理やお酒の話題も一杯。

「日々のささやかな楽しみ♪」
楽理科の学生さん がたまりさんのブログ。毎日の新鮮な発見と豊富な話題で綴ります。

「ぴかままのおうち」
学生時代の同窓生、ぴかちゅうままさんのブログ。ベルリン在住のソプラノ歌手です。

「ホシの東京再出発」
以前お仕事をご一緒した、幅広いレパートリーをもつソプラノ歌手 星野美保子さんの美しいブログ。芸大カンタータクラブの後輩でもあります。楽しい写真がいっぱい。

「れおんの日々」
私が勤める大学の学生さんのブログ。チェンバロ専攻の後輩でもあります。
[PR]
by saskia1217 | 2005-12-16 01:18 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

15秒のワクワク

ひどい「テレビっ子」の私は、どうしてもテレビを真剣に見てしまうようである。
自分ではリラックスして楽しんでいるつもりなのだが、例えばCMになったからといって、じゃあこの間にトイレにいって・・・ということにはならない。
CM、だ〜い好きなので。

CMのときはさすがに一息いれているのだが、それでも目と耳はしっかり働いているらしく、うるさいだけのCMとか、言葉遣いがおかしかったり下品だったり、映像が美しくなかったりするものなんかには、かなり腹をたてている。
最近はなかなか、いいな〜これ、と思えるものは少ないのだが、それでも時々素敵なCMに出会うのは嬉しい。
人それぞれ好みが違うので、万人に「ウケる」CMを作るのは至難の業だろう。

ここのところ、ちょっと気になっているのが、JR東日本の「12月10日ダイヤ改正」のCM。
BGMがとってもワクワクする音楽で、かなり気に入っている。映像は新幹線が走っているところなのだが、音楽がその映像にじつに合っている。ちょっと電子っぽい音が残念といえば残念だが、ん〜、あのバス進行と和声は(笑)、人の心をかなり惹き付ける。
よくありがちな、どこかにありそうな、といえばそうなのだけど、私が「鉄道」に持っているノスタルジーとか、あこがれとか、思い出とか、日常とか、そういう細やかな感情の全てがここに入っているような、ドンピシャな音楽なのだ。

残念ながら作曲者の名前は出ていませんが、こちらで聴けます♡

どこの国にいても、駅で列車に乗ってどこかに移動する時の心情は、とても特別なものだ。空港も同じような効果があるのだが、駅という場所はそれよりももっと心に深く入り込む、何か不思議な空気に満ちている。
何かと別れ、何かを振り切り、心にある決断を秘めて一人で乗りこんだ列車が発車していく時、窓の外に見知らぬ美しい風景が流れてゆくとき、未知の土地や人との出会いを前に不安や希望で胸がいっぱいになって目的地の駅に滑り込んで行く時、列車そして駅はいつも親しいパートナーであり、そして舞台になる。

たった15秒間で、そんなことが全て蘇り、胸がしめつけられそうになる。
列車に乗って、旅に出たくなる。
ん〜〜〜〜、うまいなあ、JR。
おそるべし。
[PR]
by saskia1217 | 2005-12-14 00:17 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

WM

「どんなスポーツをしますか」「スポーツは好きですか」
語学検定の口頭試験などでも必ず聞かれる、ふつうの人間にとって、ごくごく一般的な質問である。

質問されると困る。好きか嫌いか、と言われれば「嫌い」だ。
自分で運動するのは本当に嫌。だあれもいないプールでマイペースでのびのび泳ぐとか、散歩とか、緑の中のサイクリングとか、森林浴とか簡単な山歩きは大好きだが、どこか施設とかグランドとかに行って、着替えて、走ったりボールを追っかけたりするのは、絶対にやりたくない。

でも観戦は別物で、ただ2つだけ、私が熱狂的に見るものがある。
サッカーとF1。
F1はドイツに住んでいた時さんざんテレビで見て、見ているうちに面白くてたまらなくなり、中継は必ず見るようになった。ドイツではやはりシューマッハーは絶対的な英雄であり、自分の子供を第二のシューマッハーにしようという親も多く、小さいうちからゴーカートで英才教育を行うことが流行している。日本でのテレビ番組は殆どいつも深夜だが、レースのある時は今でも必ず見ている。ドライブの上手さ、それに駆け引きと勇気、決断力、チームの力、マシンの善し悪し、コースの特徴など、見ているうちに面白くなってくるものである。

サッカー観戦の歴史はもっと古い。1990年、まだ留学前、衛星放送で偶然みたワールドカップ・イタリア大会。もともとスポーツにまったく興味のなかった私はもちろんサッカーに関する予備知識もゼロだったが、一目みて、みるみるうちに引き込まれてしまった。うまい、うますぎる!中でも、子供の頃からのあこがれの国、ドイツのナショナルチームは、涙がでるほと素晴らしいチームだった。ひとりひとりの技術、どんなに追い込まれても戦い抜く精神力、リーダーの統率力、チームワーク、本当に感動したのだった。どの試合も録画しながら、ドイツを応援し続けた。そのせいかどうかわからないが(笑)、その年の優勝はドイツだった。私は泣いて狂喜した。
当時はたしか2種類くらいしかなかったサッカーの専門雑誌を買いに、デパートの書店まで出向き、買った事もないスポーツ新聞を買い込んで切り抜き(でも当時はサッカーの記事なんて、3センチ四方の記事くらいしかなかった)、ドイツの選手がプレーする本国やイタリアのクラブチームの住所を探し当てて、ドイツ語で一生懸命ファンレターを書いて送った。

あれから15年、私が日本を留守にしている間に、日本にもJリーグができ、ワールドカップにも挑戦する時代になっていった。日本のサッカー史だってけして短くはなく、多くの先人たちが何十年もかけて少しずつ築き上げてきた歴史がある。でも当時は、日本のナショナルチームがワールドカップに出場する、なんてことは想像もつかなかった。それを思うと、本当にここ10年ほどで、どれほど日本のサッカーが急激に向上してきたことか、本当に目をみはるものがあるし、実に感慨深い。

来年6月のワールドカップ、ドイツ語でいうところのWM、いよいよ勝負どころである。日本選手の層も厚くなり、各国で活躍する才能ある選手たちが総動員される。対戦国はまず、オーストラリア、クロアチア、そしてブラジル。ブラジルとの対戦など、昔の感覚で言えば考えられないレベルだ。でも前回、ブラジルとは(送ってきたメンバーからして本気でなかったと考える人も多いけれど)同点引き分けという成績だった。けして、悪くない。
ブラジルやアルゼンチン、ドイツやオランダに「対等に渡り合える、もしかしたら引き分け、うまくいけば勝つ可能性もなくはない」というところまでこぎつけた今、監督の采配とともに、選手の活躍が本当に楽しみだ。願わくば、中田英寿選手がいつも苦言を呈しているように、もっともっと厳しく、完璧を目指す姿勢と精神力、そして技術の向上がなされることを願っている。

ドイツまで観戦には行けそうもないけれど、そしておそらく代々木競技場のモニター観戦にも行かないと思うけれど(ん〜、あれはちょっと理解に苦しむな)、きっと午前何時かのテレビの前で、ビール片手に声を枯らす私がいるだろう。
今では日本でも、まるでドイツのように、ナショナルチームの試合のある日は人通りが少なくなり、となりのマンションや隣りの部屋から、シュートの後同じタイミングで歓声があがるのが結構普通になった・・・スゴイ。
今からドキドキである。
[PR]
by saskia1217 | 2005-12-12 00:00 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(5)

税金

昨日は朝9時から夜6時まで大学で授業をしたあと、別の大学に音楽会のリハーサルにかけつけた。毎年12月に催されるクリスマス前の音楽会は、学生さんたち出演なのだが、私はオルガンでお手伝いすることになっている。すっかり暗くなってから到着、すでに数時間練習していた学生さんたちに合流。お仕事が終わったあと、いい感じのお寿司屋さんで、とっても美味なお寿司をいただいて帰宅。ん〜、おつまみで出してくれた「タコの吸盤」の食感がたまらなく印象的だったし、ひさしぶりのビールも美味しかった。
おかげさまで、とってもいい気持ちでぐっすり眠りました(笑)。

今日は、区で無料でやってくれる「がん検診」へ。
区で指定している近所の医院でやってくれるものもあるし、検査の種類によって、例えば最新式の検査機器を使うものなどは、区の健康センターまで受診にいく。

ということで、今日は後者の部類。
区の健康センターは池袋駅の北東にそびえる、ぴっかぴかのビル「健康プラザとしま」。
隣りは清掃工場で大きな白い煙突が遠くからでも見える。むか〜しはここにプール(冬はスケートリンク)があったのだが、今はもっと綺麗なスポーツセンターになっていて、清掃工場でゴミを燃やした熱で温水プールをまかなっている。

ん〜、すごく立派なガラス張りの建物。エレベータは私の大好きな「すけすけタイプ」、つまり全面ガラス張りで、山手線の線路やら首都高やら、素晴らしいお天気の今日はじつに見事な眺めだ。高いところが何より好きな私にとっては、何度昇降してもいい夢のエレベータである。

検査そのものはものの5分で終わってしまったので、あっけなくこの素晴らしい施設を後にしたのであるが、MRIやCTや、他にも最新式の設備が整ったこの健康センター、健康診断もやってくれたりするらしい。もちろんそれは有料なのだが、今回のような区の検診などは基本的に無料、無駄にしないでどんどん利用するべきだとつくづく思う。税金払っているメリットって、なかなか実感できないものだけど、こういうふうに「目にみえる」税金の使い道はありがたいことだ。

身体は大切にしましょう!
税金も大切に使いましょう!
[PR]
by saskia1217 | 2005-12-09 00:41 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

カエル屋敷のオアシス

e0081334_2334619.jpg

うちを訪ねてきてくれる人たちは殆ど例外なく、部屋へ一歩入るやいなやこう叫ぶ。

わ〜〜、みどりっっっ!

うちのインテリアの基調は、私の一番好きな色である緑なのだ。
ここに引っ越してきた時に新しくしたもの、例えばカーテン、クッション、ゴミ箱、お風呂道具、まな板、などは結局みんな緑色をしている(笑)。
それだけではなく・・・実家から持ってきた寝具、ラジカセ、傘、コート、他にも「緑がいっぱい」である。
引っ越し後に初めて訪ねてきてくれた友人は、ベランダから外を眺めながら、ひとことこうつぶやいていた。
「すご〜い、山手線までコーディネートしてるんだ、ここ・・・・」
そ、そうか、緑のカーテン越しに見える山手線は、緑の帯を見せながら左右に流れて行く。

それに加えて、部屋の中やベランダには、ぜったいに「生の緑」がないと嫌だ。つまり植物。
気がつくとそれらが細々とテーブルの上に散在していたので、先日寄せ植えをして少しすっきりさせてみた。
手前左がコンシンネとライムポトス、その奥がコーヒーの木、右側奥がテーブルヤシ、手前は・・・名前を忘れました。コーヒーの木は無印良品のものだが、それ以外は100円ショップの暗〜い売り場の黒いお盆の上にゴミゴミと押し込められていた緑たちだ。それを家に持ってきてから綺麗な器に植え替え、お水をやり、カーテン越しの陽の射すところに置く。するとぐんぐん大きく元気になっていく。それが何より嬉しい。

緑は安らぐ。ホッとする。安心する。いい気分になる。悲しい事や嫌な事を少しだけ柔らかく溶かしてくれる。自分で頑固に決めているわけでは決してないのだが、何かを買うときには同じ形のものでも、ほとんど無意識に緑のものを選んでいるのだ。
2年半使ってきた携帯電話がとうとうイカれてしまい、今週新しく購入した携帯も緑。
おいおい、またかよ〜、と自分でも思う。
時々やってくる両親に「カエル屋敷」と言われても、めげない。こうなったら、とことんカエルになってやろう。
だって、なんてったって、緑は「気持ちいい」んだから!
[PR]
by saskia1217 | 2005-12-06 23:29 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)
カテゴリ
ライフログ
お気に入り♡リンク集
最新のコメント
はるかぜたんぽぽ様 ..
by saskia1217 at 21:30
今頃のコメント、失礼いた..
by はるかぜたんぽぽ at 17:21
はるかぜたんぽぽ様 ..
by saskia1217 at 13:52
初めましてなのですがここ..
by はるかぜたんぽぽ at 00:53
船津洋子「傘松道詠集の名..
by とくまるくもん at 06:35
以前の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧