カテゴリ:コンドルズ( 52 )

コラボレーション

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「日中韓芸術祭2014〜ダンスで交信〜」というステージを観てきた。
横浜KAAT。
日本大通りといえば、どっちかというと県民ホールに行くことのほうが多いので、KAATは中に入ったのはじつは初めて。
駅からの道を歩きながら「あー前回ここに来たのはエレカシの県民ホール、雨の日だったな〜」なんて思い出しながら。

抽選に当選したので運良く行けたのだけど、こんなイベントが無料だなんて横浜市も太っ腹だな。文化庁もがんばってくれている模様。
開演前の会場内には(当時)ザ・コンドルズの「真夏帝国」や「無条件幸福」が流れる。トイレに入っても流れてる(笑)。今日のイベントの演出はすべて、コンドルズに任されていたと聞いている。
入場時には手荷物チェック(結講中まで調べられる)、ステージ下の上下には警備員、トイレにも係員、受付にも大勢のスタッフと、ダンスの公演にしては物々しい警備だったのは、やっぱり「日中韓」だったからなのだろうな。
でも公演終了後に思った。
今日のこの舞台を観た人はそんなことてんでオカシイと思える、そんな大きな気持ちになれたんじゃないのかな。
だから、たくさんの人が観れたらよかったのに、と思えるステージ。

盛りだくさんとは聞いていたけど、ほんとに。
休憩10分のみでほぼ3時間近くにわたり、日本、中国、韓国の音楽とダンスがたっぷり。
最初は客席下手後方から近藤さんがバンドネオンを弾きながら登場。白い帽子に横ボーダーのマリンスタイル。ステージに向いながら「楽しんでくださいね〜」と呼びかける。
オープニングの幕が開くと、まさかの白学ランのコンドルズ(今日は12人)が「でんぱ組」の女子達と一緒に歌い踊る。まさかの白学ランはまるで海軍みたいで(笑)精悍な感じでした。
白いせいか(笑)振りも歌も爽やかで、でんぱ組のセーラー服(っぽい衣装)と学ランがなんだか眩しかった。
郷ひろみさんのバックダンサーをコンドルズが務めたときも思ったけど、彼らは本当にどんな場面のどんな音楽のどんなダンスを担当しても、違和感がないのがホントにマジカル。
秋葉原で歌い踊っててもおかしくない、と今日は思ったよ。

各国のトップは中国。
福建省(といえばお茶しか知らない)からの伝統的な音楽とダンス。「福建省梨園戯実験劇団」。女性の踊り手さんがひとり、歌いながら踊っていたかな。京劇みたいなクッキリとしたメイクとゆっくりとした動き。客席の空気がだ〜んだんゆるくなってきたあたりで演目が変わり、目にも鮮やかな衣装の男女がスピード感あふれるダンスを披露。
音楽隊は太鼓が全てのイニシアティブを取っていたのが面白かった。叩きながら片足で音程を変えてて面白い。席がとても後ろだったので、楽器や奏法などが殆ど見えなかったのがちょっと残念。
つづいて泉州からの「泉州南少林武術団」の演技発表。ものすごくかっこよかった。ドンドコドコドコ、みたいなBGMにのって伝統ある武術の型をどんどん披露。あれ、音楽がなかったらどんな印象になるんだろう?
ラストに、目隠しをした二人が剣を打ち合い、互いの身体を飛び越えたりして拍手喝采。

そして韓国の伝統的な音楽を奏でる「律(ユル)」が登場。深紅の衣装が印象的。並び方も楽器も、日本の雅楽とそんなに変わらない。ま、日本の雅楽は朝鮮半島から来たものだから当たり前なんだけど。
篳篥の(使い方なのか?)音色が日本のものと全く違うのにちょっと驚く。もちろん強いのだけど、もっと柔らかく艶っぽい表現が出来る。日本の雅楽のほうがなんかやっぱり線が細くて、こまかい単位のところでのニュアンスが多いような気がする。
1曲目は(おそらく)伝統的な曲、真っ赤な伝統衣装と、弓で弾くお琴の音が印象的。琵琶が無い編成だとこれが弦楽器の要になるのか。
2曲目は篳篥のソロと女性サンダーによるソロ。カーテンコールを含めたダンサーの動きはまるでクラシックバレエのようだった。
衣装を白に替えた3曲目はおそらくモダンの作品なのか?韓国の音楽特有の奇数拍子、5拍、7拍・・・力強い打楽器の音と、太くてちょっと独特のメロディー。同じアジアなんだけど何だかとても太く強く大きい感じを受けた。これが「大陸」というものなのか?
韓国後半は人気のダンスグループ「LDP」。男性15人。「若くてダンスが上手いコンドルズ」あるいは「たくましいジャニーズ」みたいな彼ら、若さもあって、とにかく身体能力がハンパない。ここでも音楽に野太くガッチリした揺るぎないものを感じる。ジャケット姿だったのが次第にシャツ、シャツの前ボタン開けバージョンと変化してゆき・・・ぜんぶは脱がなかったですよ(笑)。スカッとかっこいい切れ味よいダンス。全員がバネみたいに跳ねてた印象。きっと人気あるんだろうな〜。また他のシチュエーションで見たくなるグループ。

休憩10分を挟んで慌ただしくプログラム後半・日本へ。
目がチカチカするような活気溢れる映像と共にでんぱ組が曲とダンスを披露。ファンとおぼしきお客さんたちが(今日は席が無作為に決められたものだから)バラバラに座ったそれぞれの席で、お決まりとおぼしきフリや応援ポーズを、ちょっと遠慮がちに弱々しくやっていたのが興味深かった。最前列に陣取った数人は、フリもバッチリ(笑)。いわゆるアイドルのファンという人たちを初めて生で見ました。
会場のお客さんの90%は「ポカーン」という雰囲気ではあったし、手拍子していいのか、どうすればいいのか、みたいな戸惑いが漂っていたのも事実。けして冷たいものではなく、楽しいんだけどどうしようこの時間、みたいな空気。このジャンルだけはやっぱりどうしても同じ場所には溶け込みきれないものなのかしら、とちょっぴり思いながら観ていた。(そんな疑惑はフィナーレでは払拭されたんだけど)
比較的短い時間でハケたでんぱ組のあとは、山海塾。ぬいぐるみ仕様のナレーターが引っ込む頃にはもう会場の雰囲気がジワジワ変わってくる。
天井からつり下げられた何か(遠くで見えず)と、「舞踏」のトレードマークである全身白塗りの男性が4人でしばらく踊る。舞踏ってかなり昔に観に行ったことがあるのだけど、最近はもうほとんど観ていなかった。
いや〜、見入ってしまう。
もうその一言。
舞踏というと、暗くてゆっくりの動きというイメージが強かったけど、明るい中で速くて鋭い動きもいっぱいあって、飽きずに観た。素晴らしいな、本当に。やっぱり一度、ちゃんと公演を観に行ってみたい。

山海塾が踊り終わり製粉所の床みたいに真っ白になっていた(!)ステージに、ラストはコンドルズが登場。いつもの黒学ラン。ふう(笑)。
夏公演「GIGANT」の冒頭あたりのコント風な動きのコーナーから始まり、もう二度と観られないと思っていただいすきな風船ダンス(エーデルワイス)、ガンガンロックのダンス、近藤さん静かなソロ、そして全員での大団円へとコンパクトに構成されてた。
何度みても面白く、何度みても眩しく、何度みてもじーんとする。
私の隣りの席にいた幼稚園年長さんくらいの女の子、山海塾まではもじもじしたりグッタリしたりと落ち着かない様子だったのが、コンドルズの冒頭、近藤さんと平原さんの身体をつかった面白い動きが始まると、派手な音楽が鳴るわけでもないのに、にわかにステージに集中しケラケラ笑ったり伸び上がってみたりしていたのが印象的。何か吸い寄せられるものがあるのか。
単純なことって、それをピックアップして見せるということって、誰にでもすぐ伝わるんだね、きっと。
それを発見し実践するコンドルズって見事だな。
そしてとても当たり前のことなのだけど「どんな時もどんな場面でも全く手を抜かない」ところ、本当に尊敬する。これ、じつはなかなか無いことなんだと思うから。

グランドフィナーレは、近藤さんの「横浜盆ダンス」を出演者全員(ステージ)と客席全員で。スクリーンには提灯がいっぱいの盆踊りの映像。
映像でしか知らなかったこの盆踊り、即席で強引に振りを教わった割には覚えやすく、多少狭かったけど身体を動かしての一体感が楽しかった。殆ど全員が有無を言わさず(笑)フラフラと踊りに加わっていたのが素晴らしかったね。

短いコラボはあったにしろ基本的には全ての団体が個々に演じたのだけど、きっとお互い、それぞれの作品・演技を観て聴いて、いろいろ感じたに違いないなあと思わせるような、実際共演しなかったまでも「横の滲み合い」がこちらにも伝わって来るような、そんなイベントだった。
コラボレーションて、何も実際に同じ舞台で同時に演技するだけじゃない。刺激や驚きや共感の末に、意識のなかで共に感じ合う、盗み合う、賞賛しあう、そんなことでもあるんじゃないかな。
日中韓、それぞれがしっかりと存在しつつ、感じ合い混じり合う気持ち、そして同じ絆が同時に演者とお客さんとの間にも創られていた、とっても深い時間だったと思う。

フェスや対バンライブなんかと同じく、いつもなら自分でチケット買ってまで観にはいかない人たちの作品に触れられたこと、特に中国や韓国のものが生で観られたのは収穫。(アジアの演奏団体は大学にもよく客演に来てくれるのだけど、なかなか行かないことが多い・・・)

帰り道が、とても気持ちよかった。
気持ちのいい人たち、気持ちのいい夜。
いろんなところで、いろんなジャンルで、こんなことが出来たらいいのにな。
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by saskia1217 | 2014-09-05 04:27 | コンドルズ | Comments(0)

かわいい巨人〜コンドルズ『GIGANT』東京公演〜ネタバレ注意!!

コンドルズ夏の全国ツァー「GIGANT」について、作品内容に触れていますので、これからご鑑賞の方はお読みにならないでください!





コンドルズの夏公演を観た。
長い夏の全国ツアー日程の、真ん中よりちょい前くらいの東京公演。
文字通り、ライブは生き物。
どんな舞台でも、1ヶ月におよぶツァー初日と大千秋楽とではいろんなことが違ってくるから、その時々の楽しみってある。
特にコンドルズはね(笑)。

彼らの生の舞台を観るのは、じつに昨年夏以来1年ぶり。
さいたまの芸劇とはまた別の意味で、世田谷パブリックシアターはとってもコンドルズに合ってるハコだと思う。
客席も観やすいしなあ。

今回の「GIGANT」のモティーフは「ガリバー旅行記」だそうだけど、多くの大人と同じように私も正直この作品の全てを通読したことはない。子供の頃絵本で読んだ部分的なヴァージョンの「おとぎ話」的なイメージだけしかない。
なになに〜、ホントはこの作品、当時のイギリス政治の批判やら皮肉みたいな、ブラックな部分もあるとかないとか。
へぇ〜。

幕が開いて、まず目に飛び込んでくるのは近藤さんのソロ。
ここから始まるのは昨今珍しいかも。
音楽はまだ使わない。自然の音。そして次々と出て来るメンバーたちのゆっくりした動き。
そのうちに「ガリバー」を思わせる動きや形が示されて、コミカルだったり、ビックリしたり。
客席の小さな子供達の反応もいい。誰にでもわかる面白い動きって、コンドルズは逃さないね。
メンバー紹介映像で「近藤さん=GIGANT」っていうのも、なるほど〜。

そのうち、かっこいいダンスから、する〜っとコントが始まり、私なんかにはポカーンな(笑)「進撃の巨人」ネタや、時事ネタもふんだんに、客席も取り込んで、映像や人形劇なんかが息も付かせずに続いてゆく。
昔「JUPITER」で観て斬新だった「小さなシーン」をたくさん連ねてゆくコーナーでは、初日観たときはあちこち「?」だったり、笑うとこだったのかな?みたいな感じもあったのが、楽日では素直に面白く観られた。まあ・・・初日はヒドイ精神状態だったから、観る側のコンディションの問題だったのかも。
人形劇や影絵コーナーでも、音や動き、セリフなどがちょいちょい分かり易くなってて、作品が育ってる感があったな。
「分かり易くする」というベクトルが、私がコンドルズに思っていたよりも多く感じられて、ちょっと面白かった。

最後まで見終えたときに残っていたのは「ファンタジー」。
夢、非現実、もわんもわん、前後不覚・・・そして、なんかどっかかわいいとこもある。
冒頭のガリバーっぽいシーンの数々、そして私が一番好きだった「エーデルワイス」の風船ダンス(なにあの「悪夢」感・・・ホントに夢に出るよ。風船を付ける箇所で、あんなに限りなくマヌケになるなんて)、同じく悪夢感満載の「人形劇」コーナー、そう考えてみると古賀さんの「天国への階段」もやっぱり悪夢といえば悪夢、そしてコントのストーリーの夢オチ感・・・
でもね。
「ガリバー旅行記」がそうだからワザとそうなのか、そうじゃないのか、その中にほのか〜に漂うブラック感。光二郎さんと顕作さんのオベッカ合戦とかも。
それがコンドルズなのかな、わかんないけど。

影絵がたくさん使われてたことも印象に残ったし、相変わらず光、灯りが美しくて感動。
ラスト近くの近藤さんソロで、光、影と遊んでいるようなシーンはシンプルでとても素敵。
やっぱり、ステージ床や群舞後列もちゃんと見える後方や2階が理想だね。
楽しみが半減してしまう。

いつものカッコいいダンスもありながら、特に前半の持って行き方がちょい春公演のように実験的な印象もあって、久しぶりに観たコンドルズはまたどんどん変化、進化、変容、開拓しているんだな〜と。
彼らの舞台を観ると、本当に無性に自分で何かしたくなる、弾きたくなる、何か面白いことをやりたくなる、のは変わってないな。
カーテンコールで拍手しながら、ものすごくムラムラするんだよね(笑)。

この1週間は、宇宙一会いたい人に会ってしまったり、愛犬が死んでしまったり、本当にいろんなことがあって自分のすべてが全然追いつかない日々で、そのただ中に何とかコンドルズを観る時間が与えられて。
やっぱり、何にも替えられない力、舞台の持ってる力の存在を確信した。
それを支える人たちの思い、そしてそこに乗る人たちの生きてる感。
踊っている彼らの輝く笑顔を見た時、ブワって何かがこみ上げてきて困った。
生きてるってことをもっと示さなきゃいけない、それが人間のやるべき仕事なんだなって、思ったよ。

だから、また今年も・・・ありがとう。


追記
本プロ前の子供たちのアクトも素晴らしかったな。
ほんとに子供ってスゴイな。
ワタシ・・・ダンスの振りってほんとーに覚えられないのよ(苦笑)。
なかで以前近藤さんとご一緒した、さい芸のプロムナードコンサートで弾いた中世の曲が使われてて、ちょっと嬉しかったな。
すっごいヘンな曲でピッタリだった!

美味しいオムライス!@キャロットタワーのカフェ
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by saskia1217 | 2014-08-02 21:18 | コンドルズ | Comments(0)

いまさら・・・UFO

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バロックオペラの海外公演のため日本を留守にしてる真っ最中に、コンドルズの公演「UFO」がバッチリあった。
しかも、もう閉鎖されてしまうという青山円形劇場で。

今回の「UFO」は再演だったのだけど、初演をなぜか観にいかなかった私。
行こうと思えば行けたのに何故行かなかったんだろ。
そうだ、あれだ、「もうず〜っといっぱい観に行ってるから、そろそろ1回くらいお休みするか」みたいなアレだ。

ガッツリ後悔。

で、今回はNHKが全公演撮ってた、と聞いて放送を楽しみにしていた。
たまたま数日間SNS近辺を放置していて、なんと放映を知ったのが当日朝。
あっぶねあっぶね。

もちろん、テレビを通すと力も色も何もかも小さくはなっちゃうけど、それでもあんな円形ステージを、よくもあんなに巧みに撮影してくれたもんだね、NHKさん。
きけばカメラの台数もかなり多かったとか。

この丸い劇場のいいところはいっぱいあったけれど、この映像をみていてやっぱり思ったのは。
お客さんの顔が見えるのがいい!
ステージを捉えるとき、その向こう側で観ているお客さんの笑顔やら、のけぞる姿やらが視界に入る。
カメラで撮ってもそう。
この映像にも、たくさんのお客さんのニタニタ、ニマニマ、ゲラゲラ、キャッキャ、コソコソ・・・がのぞいていた。
それもいろ〜んな世代のいろ〜んな感じの人たち。
終演して出演者が深々と頭を下げて挨拶しているときも、手がちぎれるくらい猛烈に拍手してるおじさん、微動だにせず苦〜い顔をして手も叩かないでいる女性・・・
(さすがに「なにこの人、どーしたの?」って思っちゃうけど・・・べつに全てが拍手喝采じゃなくていいんだけど、挨拶している時に腕組みしてる、ってどーなの・・・)

音楽が、そのチョイスがよかったなあ。
知ってる曲も、知らない曲も。
開演前のD・ボウイ「Starman」好きだから、画面通しててもなんかワクワクした。
コンドルズの公演は特に、開演前〜開演の瞬間、そしてラストの大団円からの暗転〜明転した瞬間の全員のお辞儀、がな〜んだかワクワクドキドキウルウルするんだよね。

UFO、まる、円、サーカス(circus)〜サークル、座、宇宙、林檎、星・・・
全てが「まるくおさまる」シーンで円形ダンスのマイムマイムの音楽。
(ん、最後のバンドのシーンだけがよくわかんなかった。電源?)
前半で3人が林檎をめぐって踊るナンバーでのゆっくりした曲には、一瞬「未知との遭遇」の交信音と同じメロディが、意図的なのか偶然なのかわからないけど(これなんの曲か知らないので)急に現れてドッキリしたり。
サーカスからの「道化師のギャロップ」(このダンスだけは初演のものをDVDで観ていたのだけど、ほ、ん、と、好き、これ。マネして踊っちゃいたい)。
ほんとによく考えられていて。
それがわざとらしくなくて。
そして、いつものように、ラスト近くの「しんみり」もあって。
「仲間」もチラっと最後に確認できて。

よかったなあ。

今年のさいたま公演「ひまわり」も、地方での本番と重なって観られなかったから、コンドルズの公演は去年の夏公演以来、ほぼ1年観ていない。
あ〜、欠落欠落。
エレカシもお正月以来「ナマ」が欠乏しているけど、質のいい栄養はやっぱり定期的に補給せねば。

ところで。

「UFO」と「りゅうほう」って似てない?

あ〜あ、まだ冷やし中華、食べてないや・・・。
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by saskia1217 | 2014-06-14 00:48 | コンドルズ | Comments(0)

さあ、顔を上げて

清々しくて、晴れ晴れしい。
素敵なMVです。

燻ってなんかいちゃダメだ・・・


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by saskia1217 | 2014-05-22 17:25 | コンドルズ | Comments(0)

夏の終わり



こんなにテンポゆっくりだったっけ?
ヴァージョン違いかと思うくらい、印象が違う。
(でも他のはどうしても探せないから、これがオリジナルの正解だろう)
ステージを見ているときってたぶん心拍数が普段より速くなってるから、そのせいかな。

ダンスの舞台で使われてた音楽をあとで聴くと、一瞬しか見てないのにその「フリ」だけは何故か脳裏に焼き付いてることがある。
だからあとでオリジナルのPVを見てものすごい違和感があったりする(笑)。

この曲もだから、パブロフの犬みたいに、聴くと自動的に、あの独特なさびし〜い気持ちになる。
さよなら、夏。
でも大丈夫さ。
いま、ここからまた、新しい季節へ!
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by saskia1217 | 2013-09-08 16:39 | コンドルズ | Comments(0)

一夜明けて

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今朝まで死ぬほど聴き続けていた2曲。

FUNは最近も来日して、テレビであの「We Are Young」をスタジオ生演奏したりしていたのを見たりしてはいたんだけど、「Some Nights」は初めて聴いた。
繰り返し聴いてるうちに、その歌詞がなかなか凄いことに気がついてまた吃驚。
具体的にそれがどういう情景なのかについてはいろんな解釈があるらしいけど、まあ、そんなことはどうだっていい。
きっとどっちも正解なんだ。
スゴいのは、作って、歌ってる人の嘘のない等身大の声が、ちゃんと伝わってくるってことなんだ。
この曲で打ちのめされる、ずっと底で鳴り続ける殆どマーチングのようなリズムの真実味は、大きな舞台のスケールの大きい音響で聴いたあとに、音源をヘッドフォンで大大大音響にして聴いてみても、同じようには戻ってはこないのだけれど。

英語をあんまりちゃんと理解できないので、どうも洋楽をあまり積極的に聴くことがない。
だけど、まっすぐに共感できるものって、たくさんあるんだね。

そして、Fall out Boyの「Thriller」の歌詞が、この「Some Nights」と強烈にリンクしていることにも気づいて、また驚く。

I can take your problems away with a nod and a wave
Of my hand, 'cause that's just the kind of boy that I am
The only thing I haven't done yet is die
......
Crowds are won and lost and won again
But our hearts beat for the diehards

「俺は君がかかえてる問題をこの手で瞬時に解決することができる
俺はそういう男だから
唯一まだやってないことといえば、それは死ぬこと
(中略)
大衆は熱狂しては醒め、そしてまた熱狂する
だけど俺たちのハートは、強く不動の心を持った奴らのために動いていくのさ」

(きっとさまざまな)ステージという場所に立つ人の心の叫び。
過去の時間に押されてここに流れ着き、今という時間と戦い、未来にふたたび戦いを挑む。
詞のなかに出てくる「45歳」という年齢、世間という魔物と対峙する姿・・・
それは完全に、今この目の前のステージで踊っている彼らの姿に重なっていたのかもしれないね。
そんなふうに思うのは、たかが一観客の余計な邪推でしかないかもしれないけど。
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by saskia1217 | 2013-09-02 15:25 | コンドルズ | Comments(0)

罪だ、罪だよ



心をえぐり、美しく楽しく愛すべきものは、尊い。
けど、かぎりなく罪深くもある。
目にしたものが、耳にしたものが、自分のモノであって自分のモノではない。
せっかくこんなに近くまできたのに、次の瞬間にはもう、ここから煙のように消え去ってしまうんじゃないかという不安。
その不安が「感動」という名前の涙になって出現するのかもしれない。
それが「儚い」ってことなのか。

このまま、部屋のドアを開けて、夜の街をどこまでも歩いていってしまいたい。
夜どおし歩いて、陽が昇って明るくなる頃になれば、きっと大丈夫な気がする。

こういう気持ちを、うまく処理する術を得ないまま大人になってしまったな。
だめだなあ、大人失格。
もう「生きる屍」を通り越してる。

テレビもラジオも、読書も違う。
なにかをなにかにぶつけないと、きっと立ち直れない。
こんなに何度も壊れるなんて、じつに不覚だ。

夏がそんな爪痕を残したまま、いつの間にか暦だけが秋。


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by saskia1217 | 2013-09-02 01:37 | コンドルズ | Comments(0)

時間を味方にして〜コンドルズ・日本縦断超時空ツァー2013「Time is on My Side」東京公演〜

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コンドルズ夏の全国ツァー「Time is on My Side」東京公演初日を観る。
リニューアルした芸劇中劇場の木と真紅の空間のなか、16人が動き、叫び、踊り、歌う。

舞台に立つ人って、ほんとに、なんて、なんて素敵なんだろう!
それが、冒頭の全員でのダンスの幕があいた瞬間に脳のなかいっぱいに響いた言葉。
今日一番じ〜んときた一瞬。

最後まで見終わって、濃厚な美味しいビールを呑みながら思うこと。
コンドルズのすべての要素、エッセンスが、同じ分量、ウェイトで集められてたなぁ。
行く先がわからないようにみえてたコント・ミュージカルも、ちょうどいい時間にちゃんとストンと落ちて。

数人で細かい曲線を作り続けるしなやかなダンス。
内なる力が、弾けることなくそこに留まることで、たぶん男性にしか表現できない存在感があったラストの群舞。
どの人のどの動きも、指の先まで釘付けになってしまう魅力。

いつでも、いつまでも素敵って、すごい。
この素晴らしい人たちと同じ時代に、同じ国に、同じ空間に居られる奇跡と幸せをおもう。
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by saskia1217 | 2013-08-31 01:58 | コンドルズ | Comments(0)

好きになっちゃいそう・・・

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だいっきらいだったのに。
なければいいと思っていたのに。
夏が。

今年で5回目をむかえた豊島区主催の「池袋西口公園・にゅー盆踊り」。
ダンスカンパニー「コンドルズ」の近藤良平さんがプロデュース、その柱となるオリジナル盆踊りには当日も何人かのコンドルズメンバーが出演するのに加え、地元豊島区の連の方々による「正調盆踊り」もちゃあんとあったりするごちゃごちゃ感が楽しいこのイベント。
毎年お友達から「楽しいよ〜」と誘われていたのだけど「え〜、踊るの〜?」・・・この私が踊るのか?という理由のない恥ずかしさがあって、かといってさすがに見てるだけじゃあ盆踊りに行く意味がない、って妙な信念もあって、今まで一度も行ったことがなかった。

で、今年はお友達と呑んでたとき、話の弾みでつい「浴衣で参加」って盛り上がって決まっちゃって(笑)。
ゆ、浴衣だって30年ぶりだ。大丈夫なのか?
しかも踊るんだよ。大丈夫なのか?
・・・慣れてる人にはなんてことない気軽なイベントなのに、なんか自分のなかでは結構なおおごとで、でも「おおごと」にしちゃったほうがもう後に引けないからいいんだな、こういうのは。

で、行ってきた!
15日の海の日。
暑いのが本当に苦手な私は夏がだいっっっきらい。汗なんて一滴もかきたくない(これはヨガ始めてから少し解消したのだけど)。
3時間踊りまくった後、ビールを呑みながら思ったんだ。
「あ〜〜、好きになっちゃいそうだ、夏が。あのにっくき夏が。」

「人を楽しませる」天才の近藤さんとコンドルズにかかると、否応無しにそんな魔法にかかっちゃうんだな。
しかもこの日は、これ以上望めない「適度な晴天、夕刻からの適度な風、美しい三日月」という盆踊り日和。前日までの猛暑や雷雨が嘘のよう。いったい何人の晴れ男がいたんだろ。

夕方、着付けと髪結いを終えて、慣れない下駄で慣れない歩幅で(笑)西口公園に着くと、公園の周りにもう結構人が集まっていた。老若男女ほんとに様々。男女ともに浴衣率が高い。(着付けのお店の方によれば、最近は男性のレンタルや着付けが断然増えているのだが、その大半は同伴の女性の強い希望によって渋々「着させられる」パターンが多いのだそう。自分が浴衣を着るとき、男性には甚平よりもキチンとした装いを求める女性が増えてるとか。)
ちなみに、こんな感じになりました。
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髪と帯はこんなん。(お店の方が撮ってくださいました)
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17時になったらなんかフワ〜ッと近藤さんのアナウンスがきこえてきて「あ〜、はじまるんだ〜」。
この頃にはもう公園いっぱいの人。ステージ近くに集まるともう結構な密集度。
ひととおり振りを教えてもらったけど、毎年来てる人が多いのか、しゃ〜隊(事前にワークショップでレクチャーを受けたリーダー)だったのか、私の周りではマゴマゴしてる人は殆どいなかった。
あうるすぽっとの「自習動画」で大体は見ていったけど、この「にゅー盆踊り」は相手あってのダンスなので、くるっと回って入れ替わるとかいうところは実際やってみないとなかなか実感できなかったから、ここでようやく全てがスッキリ。
この時間けっこう本気で踊ってそれなりに汗をかく。
でも楽しいから気にならない。
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和装だとお手洗いが気になってなかなか水分とりづらいんだけど、そんなこと言ってたら命にかかわるってくらいカラカラだったので、その休憩時間にコンビニで水分調達。人混みを離れると涼しい風に当たれて気持ちいい。

コンビニから戻ると別の曲がかかっていて、巣鴨の連の方たちがステージや櫓にあがって、「炭坑節」や「東京音頭」のレクチャーをしていた。近藤さんも一緒にMC。
ミラーボールの下がった櫓(笑)で「東京音頭」、いいな〜。
この2つは小さい頃よく踊ったんだけど、すっかり忘れてたな。
つづけて、美空ひばりさんの「お祭りマンボ」も。これはフリが簡単なので余計な事考えなくて済むからより楽しい。
・・・って結局ずうっと踊ってるじゃん(笑)。
「踊らにゃソン、ソン」の意味がほんとうにわかった気がする。
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少しずつ暗くなってきて、空には白い三日月。
ビルのあかりと薄青い空と三日月。そしてちょうちんに灯が入る。光の具合がちょうどよく素敵になってくる時刻。
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途中、ゲストのダンスカンパニー「プロジェクト大山」のお姉さんたちが超ミニ浴衣で「どうにもとまらない」を披露。そのキレのある高速なフリに見とれていたら、なんとレクチャーされて我々も踊るという流れだった・・・。なんだかよくわかんないけど、巻き込まれて踊った結果、これも楽しかった。
この曲、いつだったか夏フェスでキューミリがカバーしてるのを見て、しかも若者がこれでノリノリになってるのを見てすごく感動したんだけど、この日もやっぱり歌が口をついて出ちゃって、そして老若男女皆がノリノリになってるのを見て、やっぱり永遠の名曲だよな〜と感慨深く。

さっき覚えた「にゅー盆踊り」の本番は、6〜7重の輪が出来てたくらいの大勢の人で、公園はもうビッシリ。フリにある「すれ違う」ことさえ出来ないくらいギュウギュウで、帯に刺した団扇がぶつかりまくったり、かなりの密着度。
この「フォークダンスのようにどんどん相手が変わっていく」スタイルは、今一緒に踊り終えた人、今一緒に踊っている人、次に一緒に踊る人、踊っている最中にそのどの人とも目が合う瞬間があって、そうするとニコッと笑い合ったりして、なんだかとってもいいんだわあ。
ひとしきり踊り終えたあとは、MCの指示で(笑)前後左右、お互い団扇であおぎあったり。それでまたいろんな人とニッコリ。
こんな盆踊り、近藤さんにしか作れないだろうなあ。

合間には太鼓の乱れ打ちもあって、久しぶりに登場したコンドルズの石渕さんはじめ、元気そうな若者たち数人が櫓の上で太鼓を披露。
勇壮でしたね。
あれ、年々もっともっと大きな太鼓に進化していかないかな〜、な〜んて思っちゃう太鼓好きの私。
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「にゅー盆踊り」と殆ど同じフリで踊れるザコンいやストライクの「シャバラ」、横浜で開催された時に踊られた、これもコンドルズオリジナルの「崎陽軒のシューマイ音頭」(?)など違うナンバーもじゃんじゃん踊って、汗だく。
でも、疲れないんだよね。「あ〜今年はフェスがない替わりに、コレだ!」と確信。あの爽快さと快い疲労感と一緒。
最後の最後にもう1クール「にゅー盆踊り」を踊ってお開き。
達成感と愉悦感と、何だかちょっとふわふわの気持ちと、それから一瞬の虚しさと。
来て良かったよ。
来年も絶対来よう、また浴衣着て。

豊島区長も、せっかく来たのだから踊ればよかったのに(笑)。
このイベントを支えたたくさんの方たちに感謝。
いい夏の一日、来年からは胸を張って言おう。
「夏?うん、かなり好き!」

オマケ
書のワークショップでお世話になってるコンドルズの安田有吾先生、それからおそらく近いうちにまたライブを計画する石渕聡さんと、記念に一緒に撮っていただいた写真。
団扇は「書楽家時間」で一生懸命書いて作ったもので、先生曰く「遠くから見れば大丈夫」という代物。もっと修行します!
そうそう、終了後にコンドルズプロデューサーの勝山さんともお会いして、何故か盆踊りの話は一切でないうちに、思わず「お、エレカシ復活っっっ!!よかったっっ!」と固い握手を交わしてしまい、野音とかさいたまアリーナの話で盛り上がってしまったのでした(笑)。
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by saskia1217 | 2013-07-16 19:54 | コンドルズ | Comments(0)

コンテンポラリーダンス

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ダンスのことはとんとわからない。
しかも、コンテンポラリーダンスのソロを観たのはたぶん2回目。
なので、いろいろ語ることは出来ないのだけど、不思議な時間と空間を過ごしました。
平原慎太郎さんのソロ公演@あうるすぽっと。

肉体という物質の細分化された蠢きによって「生きてる」ことが伝わる。
生身ってすごいな。
楽器という二次的物体なくしては成り立たない自分の、不自由さともどかしさを微かに思い出す。

ステージ上でライブで発せられた、様々な「音」のコレクションと、ミニマルミュージックに似たテイストの音楽の静かな波。
ダンサーの身体を侵食してゆく緑が印象的だったオクダさんの映像。
観客の無意識のうちに入り込んで翻弄する坂本さんの明かり、ラストの光の帯の淵にダンサーの身体が触れるときに見えた微かな赤が、血の様に痛かった。

余談。
ロビーに小林賢太郎さんからお花が来ていて、そういえば平原さんはあの「ロールシャッハ」に関わってらしたんだよな〜、あれ観に行った頃にはそんなこと露知らず・・・な〜んて、ちょっと感慨。
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by saskia1217 | 2013-06-29 20:56 | コンドルズ | Comments(0)


今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217

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