今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!

by saskia1217

2017年 01月 30日 ( 1 )

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神楽坂セッションハウス「とさか計画 チリー・ゴンザレス」全4回公演、無事終了しました。
お越しくださった皆様、支えてくださったスタッフの皆様、そして近藤監督はじめ共演したみなさん、本当にありがとうございました!

5回目となる「とさか計画」、ブルグミュラーに始まり、1年おいてその再演、その後毎年シューマン&ドビュッシー、カバレフスキー&ハチャトリアンと世界が広がってきました。
今回は総監督近藤良平さんが長年特別な愛着を持たれてきた、ゴンザレスという稀有な音楽家の作品を取り上げましたが、がっしりした手を持つ大男が自由自在に鍵盤を操るその作品をピアニストではない私が弾きこなすことが果たして出来るんだろうか…と、昨年夏に楽譜を入手したときはかなり疑問でした。

その「問題曲」2つ、「チリー・イン・Fマイナー」「私をブロードウェイに連れてって」は実は近藤さんが想定していたアルバムには入っていず(ライブ映像のみで音源は出ていない)使用する予定はもともと無かったみたいだった、とわかったのは最近(笑)
結局その2曲はプログラムの重要な核となりました。

クラシック、ポップス、ジャズ…そのどれでもあり、どれでもないゴンザレスの音楽。
グリッサンド、クラスター、両足を床やペダルに打ち付ける…そんな指示満載。
初日夜公演でその「Fマイナー」を演奏中、激しいクラスターの箇所で思いっきり左手親指を鍵盤に強打し関節が腫れ上がるも、アイシングと湿布でなんとか指はラストまでもって一安心。
いやいやピアノ弾いて怪我なんてバカすぎて笑えないですからね😅

実質ほぼ1ヶ月で仕上げてしまった近藤さんの神がかった集中力でのスピード振り付け、そしてコンドルズ公演などでボス不在中、精力的に自主練を繰り返した才能溢れる若いダンサーさんたち…にまたまた驚嘆と尊敬の念。
ほんとに皆さんすばらしかった!

全く未知だったゴンザレスの音楽。
自由自在に楽器を、音を膨らます。
もう身体から出てきちゃって本人にも止められない(近藤さんにとってのダンス、と同じ)
本当の音楽家ってこういう人のことだと思う。
出会わせてくださったボスに感謝。
お客様のアンケートや直接の会話で「またピアノが弾きたくなった」」「ピアノをやってみたくなった」という声をたくさんいただくのも、私にとっては「とさか」で一番嬉しいことのひとつ。

例によって4回目くらいでやっとポジティブな実感が出てくるのですが、それもまた儚い舞台の性。
毎日会って密な時間を共有した仲間との突然のお別れという寂しさもまた、いつものこと。

またいつかご一緒できますよう!
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by saskia1217 | 2017-01-30 18:40 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)