雪の日に聴く

起きたら雪が降っていた。
ばんざい!

でも、積もらなかった。
今年になってからの初雪だった東京は、札幌よりも気温が低いといってニュースが盛り上がっていた。
でもよく考えてみたら2.2℃なんて、じつは大した寒さではないのかも。
私の基準だと、マイナスになったらさすがに寒い、気温が低い、という感じ。
ドイツで暮らしていた頃は、温度計を見てプラスだと「あ〜今日はまだあったかいのか」という感覚だったが、やっぱり東北や北海道もそうなのかなあ?
でも、東京も、昔はちょくちょくマイナスになっていたような気がする。

うだうだと暑い夏には、チェンバロを聴くと(弾くと)かなり涼しくなる・・・気がする。
雪が舞った今日はこれを聴いていた。

"O CIÚME"(嫉妬)

タイトルから安易に想像しがちな、恋愛絡みや表立った人間関係ではなく、暑い国の乾涸びた空気の中、太陽が真上に止まる正午の一瞬を歌った不思議な詩。

「嫉妬の心が黒い矢を放ち
矢は喉元に命中した

・・・・・・・・・・・・

製革工場で引き伸ばされる
たくさんの魂
すべての道に すべての部屋に
嫉妬の化物じみた影が君臨する」

カエターノ・ヴェローゾ。
湿った雪空の下で聴く乾いた熱風の音は、行ったこともない南の国を懐かしく思わせる。
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by saskia1217 | 2009-02-27 22:20 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)