業界用語

ロックの雑誌やCD解説なんかを読んでいると、わからない言葉が結構出てくる。
知らない用語。聞いたことあるけど、意味を知らなかった言葉。
「リフ」とかね、例えば(笑)。
↑でもこれも、結局明解な定義がない言葉なんですね・・・。すっごくよく耳にするのに。

ネットは辞書以上に「また引き」が止まらないから、結局寝られなくなってしまう。
子供の頃からのクセだ。昔から辞書をひくときいつも「また引き」ばっかりしていて、勉強がまったく捗らなかった。で、最後には、自分が最初に何を調べていたのかわかんなくなっちゃうのだ。
(「また引き」っていいますかね?つまり、1つの言葉をひいて、その解説を読むうちにそこに出てきた事柄をまたひいていく・・・ってことデス)

この前は「レディオヘッド」を調べてた途中で、ロックでしか使わない言葉とか、いろんな楽器や器械の名前が出てきて、調べものが延々と終わらなかった(笑)。
「メロトロン」っていう楽器(ん〜、器械?)が出てきて、ほ〜なるほど、と見ているうちに「モーグ」とか「ハモンド」とかどんどん出てきて、例によって収拾がつかなくなっていた(苦笑)。

で、それを読みながら、例えば18〜19世紀ヨーロッパで数え切れないくらい不思議な弦楽器が考案されては姿を消していったり、その後近代になって同じく不思議な管楽器や鍵盤楽器が出ては消えていったことを思い出していた。いつの時代でも、いろんなこと考える人がいるもんだなあ。

ハモンドオルガンといえば、何年か前にオケの仕事で弾いたことがある。
リゲティの「室内協奏曲」という、1969〜70年に書かれた作品。
チェンバロとハモンドオルガンの持ち替えという滅多にありえないお役目で、曲はまだしも楽器の扱いが難しかった。指揮は大野和士さんで、非常に明晰なそのお仕事ぶりに感動したのだったが。
あの時は、ハモンドオルガンという楽器そのものを調達するのがまず大変だったらしい。日本に数台しかないということで、来てみたらかなり図体が大きく(特にスピーカーがデカイ)、見た目はエレクトーンに極似しているものの、もちろん全く別物。スイッチを入れるとモーターが回転し、しばらくしてから音が出る。それはいいとしても、ズラッと並んだストップ(音栓)の名称が、私にも知識があったパイプオルガンとあまり変わらないのをいいことに(そりゃそうだ、もともとハモンドオルガンはアメリカで、パイプオルガンが高価すぎて調達できない教会などに普及していった歴史がある)、全て勘、想像、思い込み・・・?で操作して音作りをしたのだった。
今考えると勿体ないことをした。あんなに珍しい楽器にせっかくたっぷり触れたのに、もっといろいろ調べて理解していたら、もっといろいろと音を出して楽しめたのに・・・。

もうひとつ、ロックのCDのブックレットを見て、すごく驚いたことがある。
それは「曲目解説」がないこと。
大抵の場合、美しいアートワークのカラフルなブックレットには文字があまり(または全く)書いていない。歌詞は載っている(ことが多い)。
外国のバンドのものは、そこに対訳が別に挟み込まれる。その挟み込み資料には日本の「評論家」が書いた文章が載っていることも多く、もちろんそのバンドのちょっとした経歴や、曲が出来るプロセスなんかをチラッと書いてあることもなくはないが、大抵はのっけから「評論家」の思い入れたっぷりの「評論」になっている。そのバンドが「どこの国のどういうバンドでいつ結成されて、メンバーそれぞれの経歴はこうで、今はこういう活動をしていて・・」というニュートラルな「解説」がなく、いきなり「評論」なので、私のようにそのバンドに関して全く予備知識がない人間がそこから何か情報を求めようとすると、かなり裏切られる。

「音楽」を聴くんだから、それでいいのかも。
ついついそこに「情報」を求めてしまうクセがついている自分に、ちょっと幻滅。
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Commented by レコード at 2008-12-25 01:57 x
こんにちは。
むかしのレコードとかも、ライナーノートとか
一切ないってききますもんねー。
曲名もわかんなくて、ジャケットで音を覚えている人がいたりとか。
そんなわけで、メリークリスマスです♪
by saskia1217 | 2008-12-24 02:13 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(1)