ベタベタ

先日KKP♯6「TRIUMPH」の舞台を観てからというもの、昨日あたりから何故か、同じKKPの♯5「TAKE OFF」のDVDを見たくてたまらない。
この「TAKE OFF」、先月発売になったばかりのDVDを最初に見たときは、実はそれほどの感動はなかったのだ。舞台を観に行ったときはかなり心を動かされ興奮もしたが、DVDで見返すとそれほどでもないかな〜とも感じていた。「TAKE OFF」のストーリーそのものに、それほど感情移入できなくなっていたのかもしれない。

でも、何故だろう。
一昨日、昨日と無性に「TAKE OFF」が見たくなり、見れば見るほどじわじわと「やっぱりこれ好きかも」なんて思ってきた。
べつに「TRIUMPH」がつまらなかったわけではない。
でも、4月に小林賢太郎さんのソロパフォーマンス「Drop」を観た直後の、もの凄い高揚感と感動、そして作品をどうしようもなく追体験したいという枯渇感を埋めるために、過去のPotsunenシリーズを何度も何度も観たことを思い出すと、今回の「TRIUMPH」は本当に全く別の作り方がされた作品だったんだなと思う。もちろん、KKPはPotsunenとは全く違うコンセプトだということは百も承知ですが。
私がラーメンズを巡る作品シリーズのなかで、Potsunenが一番好きだという理由はきっとそこにあるんだろう。

「TRIUMPH」は「大サビのない曲」。どちらかというと平坦で、万人ウケするシーンや台詞や「泣ける」ポイント、などがない。が、なにかいいもの、なにか暖かいもの、なにか平和なものが常時少量ずつ流れ続けるのだろう。
「TAKE OFF」は「一度聴くと忘れられないような大サビがあって、CMやドラマ主題歌のタイアップしそうな曲」。ベタはベタ。でもわかりやすい。それを承知でも多くの人は感動して、好きになる。
エレカシで言えば、前者は「ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ」。(いや、サビがないわけじゃないが他の曲に比べたら起伏は激しくない。・・・・もしや来月発売の新曲もそんな感じか?)
そして後者は「桜の花舞い上がる道を」や「風に吹かれて」といったところか?

私はやっぱり、そっちなのか??(笑)
スーパーの目の高さにある新商品を手に取らずにはいられず、どんな映画でも大抵は涙腺がゆるむ私は、まあ、きっとそうなんだろう。
(「ヒトコイシクテ・・」は大好きなんですけどね。何故かって、サビじゃないところがもの凄くよくって、サビで大盛り上がりにならなくても全体がしっとりといい、からです)

そんな私の今日。
錦糸町のトリフォニーホールにて、新日本フィルのリハ。
バッハのヴァイオリン協奏曲2番、ヴィヴァルディのファゴット協奏曲ホ短調、という「バロック音楽の権化」のようなプログラム。ベタベタである。
大好きなその2曲。
本番は明日15時。
ベタベタに弾こう。

(以下きいてみたい方はどうぞ)
「ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ」

「桜の花舞い上がる道を」

「風に吹かれて」

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Commented by at 2008-09-05 22:24 x
おお、びばるでぃ!
ファゴットの素敵な曲ですよね。
聴きにゆけなくて残念です・・・
Commented by saskia1217 at 2008-09-06 01:07
あの曲は10代の頃弾いて、もの凄いバロックにハマった曲なんですよ。
尺が短いせいか、あんまりコンサートでは演奏されないのが残念です。
by saskia1217 | 2008-09-05 22:02 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)