離陸ふたたび
2008年 08月 19日
とどいた!
「トライアンフ」公演目前にもかかわらず、最近めっきりラーメンズの話題が身近でのぼらないので、注文したことさえ殆ど忘れかけてました。
ひどい・・・
発売日の今日、宅配便で飛んできた「TAKE OFF」のDVD。
小林賢太郎さんの演劇プロジェクトKKP、第5作目の舞台の収録です。
劇場で観たのはもう1年近く前。え〜っ、嘘みたいだ。
思えばあれが、初めての「生ラーメンズ」(片割れだけど)だったんですよね。
興奮したなあ。
ファンの心配のタネだった「初回特典」もちゃんと付いてきて、一安心。
公演までの記録をたくさんの写真と日記でまとめたミニ冊子、結構楽しめる。
なんか妙に「懐かしい」気分(笑)。
閑話休題。
今日は殆ど半年ぶりくらいに「目的なく」チェンバロを弾きまくった。
本番があるからその曲、とか、プログラミングしなきゃいけないから、とかじゃなくて。思えば学生の頃はピアノであれ、チェンバロであれ、オルガンであれ、こんな感じで日がな一日楽器に向かって夢中で弾き続けるのが日課だったのに。その日「これ弾きたい」と思った楽譜を山のように積んで、それを片っ端から弾いていく。初見であれ、弾いたことある曲であれ。
スポーツ選手もきっとそうだと思うのだが、楽器もずっと弾いてないと身体がヘンな感じになってくる。私の場合は手が痒くなってくる(実際には痒くないのだが、手のなかに小さい虫がうようよ這ってるみたいな不快感なのだ)。
そういう状態になると、以前はかなりの危機感を感じていたのに、いつの頃からかそれが平気になってしまった。留学していた時、著名な演奏家である大学の教授たちが1ヶ月以上ものバカンス中に全く楽器に触らないのに最初はたいそう驚き「そうか〜、これが社会人のメリハリってもんか」と妙に納得したのだが、その影響だろうか(笑)。
今日は10/5のライブの曲を全て書き上げた後、何を思ったのか急に思い立って楽譜を引っ張り出し、気がついたら弾き始めていた。バッハ「平均律」、C.P.E.バッハ、フレスコバルディ、L.クープラン、カベソン、セイシャス、バード、フィリップス、パーセル、テレマン、リゲティ、いろんな現代作曲家・・・。6時間くらい弾いたかな。
ご飯食べるのも、クーラーつけるのも忘れていて汗だくになった。
・・・・。
どうも何事も極端でいけない。
毎日、ちょっとずつパラパラ弾いてればいいのに(苦笑)。
でも、ライブの曲が書き上がってちょっぴり安堵。
近いうちに素敵なフライアーもアップしますので、お楽しみに!