1か8か・・・

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「イチかバチか」ではない(笑)。
花の話。

実家の庭で子どもの頃からずっと見ていた紫陽花は、いわゆる「ガクアジサイ」だった。
紫陽花の、あの花のように見えるところは実は「ガク」だそうだけど、ガクアジサイというのはその「ガク」の部分が少なく、実は「花」である中央の丸くて細かい玉のような部分が多い。いってみればこちらは「一重」のようなもの。
で、紫陽花の原型はこっちなんだそうだ。
(近所で見た紫陽花をパチリ↑。中央にあるのがガクアジサイ)

たしかに見た目にはあの「八重」っぽい、ヒラヒラした部分が多いほうが綺麗な感じもする。
けど、子どもの頃からアジサイは真ん中がスカスカしているものだと思っていたせいか、私はこの「ガクアジサイ」のほうが好きなのだ。
そういえば、タマアジサイとかヤマアジサイとか「野生」っぽいものは皆ヒラヒラしていない地味なタイプのほうである。

そういえば、実家の庭には山吹の株もあって、毎年春の終わりに黄色い花をいっぱい咲かせるそれは「一重」のものだった。なので、これまた単純な私は、山吹は一重なのだとずっと思っていたが、街で目にする山吹の殆どは八重であることに気がついて結構驚いた覚えがある。
そしてうちにあるその一重の山吹は、秋になると5粒の実からなるタネをつけるのだ。花びらが5枚なので、実も5粒。だから小学校で、かの有名な「太田道灌と山吹」のエピソードを聞いたとき、その意味がわからず、それどころか先生に「山吹にはちゃんとタネができます」と食って掛かった思い出がある(笑)。「そんなはずはありません」と怒る先生と、「うちの山吹には毎年タネができます!」と半泣きで訴える私。嫌な小学生だ(苦笑)。が、今思い出すと結構笑える。
そう、一重の山吹にはタネができるが、八重の山吹にはできないのだ。
まったくお騒がせな植物である(笑)。

しかし。
いくらお料理のお皿にのっているからといって、アジサイの葉を食べてしまう人もいるんだなあ。今日聞いた、つくばのレストランで起こった食中毒のニュースにはほんとにビックリ。
アジサイの葉には、胃液と混じって青酸を生成する何かが含まれているらしい。
日本料理の世界では、基本的に「食べられないもの」はお皿にはのせないということを聞いたけれど、西洋料理はどうなのだろう?創作料理となると、そのへんはまったく自由なのかしらん?
かといって、あの味気ないセロファンだかプラスチックだかの「まがいもの」の緑を料理のお皿にのせるほど腹立たしいこともない。
やれやれ、果たしてどっちがいいものやら。
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by saskia1217 | 2008-06-23 21:43 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)