特効薬

舞台とか本とか映像とか、何かとてつもない衝撃がど〜〜〜んとキテしまった後というのは、どうしてもしばらくの間はフラフラ状態だ。
仕方ない。
一番いいのは、テレビでニュースやバラエティを見たり、新聞読んだり、仕事に没頭するという「強制的日常復帰」というリハビリだが、それはそれでちょっと味気ないし、せっかくの宝物が壊れてしまうようで勿体なくもある。

自分の中がなんだか一杯、なのにカラッポ、という時、その空白を埋めるために何かしなくてはと焦るのだが、テレビもDVDも見るものを選ばねばならない。

今日はいいことを思いついた。
観たい映画があったことを思い出した。
思いついたら、即刻観たくなって近所のレンタルビデオ屋に走った。
「ナイトミュージアム」
普段新しい映画、特にアメリカ映画を滅多に観ないので、最初「旧作」の棚ばかり探してて・・・
係のお兄さんがレジ前の「話題作」の棚から持ってきてくれました(笑)。昨年の今頃日本公開だったですね、これ。そういえばテレビCMで見た記憶が。

面白かったです。というか好きでした、これは。
「ダ・ヴィンチ・コード」よりずっといい(あれは個人的にはイマイチだ)。
もとより「夜の博物館」「休館日の美術館」とくれば、絶対に「何かが起こるっぽい」けど、予測通りのことが起こる上に、そのまた先に意外な展開があって飽きなかった。

じつは小学生の頃、夜の博物館を使ったお話を書こうとしたことがあった。果たしてそれを完成させたのかどうかさえ忘れてしまったし、内容すら覚えていないのだが、当時好きだった本のひとつに、女の子だったっけな、NYのメトロポリタン美術館に忍び込んで(夜だったかどうか忘れました)何かが起こるっていう話があった。岩波少年文庫だったかな。映画化されてる気もする。
あ、つまり、そういう題材はやっぱりゾクゾクするってこと。昼間の博物館でさえも、その部屋だけたまたま自分1人しか居なくなったりすると、何かを感じたりしませんか???

この映画、気持ちのいいくらい「アメリカン」な勧善懲悪&ハッピーエンド、お決まりの「父と息子の心の○○」とか、走るティラノザウルスとか、定番と言っちゃ定番ですが、後味が凄くいいのが好き。キャスティングもいいしね。ベン・スティラーはピッタリだし、好きなロビン・ウィリアムズも活躍してるし。
途中でWEAPON OF CHOICEが使われてて、「サラリーマンNEO」シリーズ1のオープニングで宝田明さんが「警備員服姿」で踊っている映像がフラッシュバックしたのも、偶然の可笑しさ。

ひとつだけ。
B. ジョエルの「セプテンバー」に乗って繰り広げられるラストシーンだけは、ちょっといただけなかったなぁ〜、個人的に。ま、でもあれがアメリカ映画なのか、やっぱり・・・

夢?
現実&非現実?
そして「願い事」は3つじゃなくて1つ?
「Drop」の舞台をご覧になって、なんとなくボーゼンとしている方、かつこの映画を未見の方、オススメです!
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by saskia1217 | 2008-04-06 22:22 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(5)

Commented by at 2008-04-06 23:08 x
昔、メトロポリタン美術館という歌がみんなのうた(NHK教育?)で流れてました。夜の美術館に迷い込んだ女の子がミイラや石像と踊りまくって最後は絵に取り込まれちゃうので、すごくこわかった記憶が・・・本がもとになってたのでしょうか。
Commented by あひるん at 2008-04-06 23:26 x
おぉ! ナイトミュージアム!
去年の秋、スウェーデン&ドイツに行ったとき、たぶんフィンランド航空の復路だと思うのですけど、機内で観ました。面白かった!かなり笑った! そして、なんかじーんときました……。
Commented by saskia1217 at 2008-04-07 00:26
いろいろ調べてみたら、私が小学生の時だいすきだった本は「クローディアの秘密」(E.L.カニグズバーグ著/岩波少年文庫)でした。クローディアという女の子が弟と一緒に家出して、メトロポリタン美術館に泊まり込んじゃう話でした。みんなのうたでやってた「メトロポリタン美術館」は、その本が元になったらしいです。
そのうたは随分大人になってから(笑)聴いて覚えてますが、あれは全国的に子どもたちのトラウマになったらしいですね。
Commented by きょろ at 2008-04-08 18:42 x
ベン・スティーラー主演ですよね?
アメリカで大ヒットだったとか。
まだ見てないんだけど、借りに行こうかな~。
Commented by saskia1217 at 2008-04-08 22:26 x
そうです、スティラー主演です。
アメリカ人にはまさに直球の映画でしょうね(笑)。
でも無条件、素直に楽しめる映画でした。すごく良く出来てると思いました。
あれを見るとやっぱり博物館に行きたくなります!
きょろさんのお好みかどうかわからないのですが、私はオススメです。