A線上のアリア☆チェンバロ奏者 廣澤麻美 公式ブログ  Asami Hirosawas Blog


今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
by saskia1217
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平常心と対処力

夕方、仕事に行く途中、乗っていたバスが追突事故に遇った。
幸いさほど大きいショックではなかったのでバスの乗客にけが人はいなかったし、バスの後部はそれほどのダメージは受けてないようだった。それに対して、ぶつかってきたほうのバンは、前が結構凹んでいた。
乗り込んだときには座席が空いていなかったので、つり革に掴まって立っていたが、私はバスに乗る機会がそれほど多くないこともあって、バスの中で立っているということにあまり慣れていない。バスでは何故か進行方向に直角に立っているのが結構難しいし、なにしろ揺れる。今日も「あ〜やっぱりバスは揺れるなあ〜」なんて思いながら、つり革と手すりとダブルで掴まっていた。事故が起きた1つ前の停留所でかなり多くの人が降り、車内に立っている人はひとりもいなくなった。私も目の前の席が空いたので座ったのだったが、立っていたらきっともっと衝突のショックは大きかっただろう。

今日の追突はどう考えても、バスに落ち度はないように思えた。とはいえ事故は事故。運転手さんはすぐに機敏に対処し、何よりも先にまず私たちに「お怪我をされた方はいらっしゃいませんか」と確認、「申し訳ございません」と何度も謝った。まあ、運転手さんが謝る筋合いはないのだけれど・・・。車外に出て後ろの車の運転手(若い女性だった)といろいろ話したり、バス会社に連絡をとったりしながらも、乗客にけが人がないかどうか何度も何度も訊いてまわった。
結局そのまま運行することはできず、後続のバスが10分くらいで来るということで、それを待つことにした。「寒いので車内でお待ちください、後続バスが来たらご案内します」というのでそのままバスの中からあたりを見ていた。仕事に遅れるのでそこから徒歩で行こうか迷ったが、そこで10分待つのと、歩いて目的地に着く時間とほぼ同じくらいとみたので、諦めてバスを待った。
事故からものの数分で、まず自転車にのった警察官が1人かけつけ、その後すぐにパトカーが2台やってきて横付けになった。バンの運転手の女性は青い顔をして警察官の質問に答えていたが、明らかに動揺して、携帯電話を片手にガードレールに力なくもたれていた。「前方不注意」ってやつだったのか?
しばらくしてバスが来たので、無事乗り換えることができ、仕事には10分遅れて到着。
ひとまず大事もなくホッと胸をなでおろす。

ところで私、滅多にバスに乗らないのに、乗っていたバスが追突されたのはこれで3回目である。1回目はかなり昔だったが、2回目は昨年夏、霧島音楽祭に参加するために鹿児島空港から乗った、高速を市内へ向かう長距離バス。料金所を越えたところで追突され、30分以上立ち往生。
なにかあるのだろうか???(苦笑)
私が乗ったバスは、追突されるのか?????
ま、3度あったからきっともう起こらないでしょうが。

電車やバスに乗っていて事故や事件が起こった時、日本人は非常に冷静で秩序だった行動をするんだということを、今日ひさしぶりに実感。そう、日本人は非常時に比較的強い。とはいっても大きな災害のときはとてもそんな状態ではないと思うけれど。それでも震災後などに、パニックは皆無でないにしても、どちらかというとすぐに統制のとれた行動をしようという力が働くように思う。他人どうしがすぐに力を合わせようとする傾向は、やはり強いと思う。

ドイツにいる頃も、乗っていた電車が事故で止まってしまったことが何度もあった。3年前、ハンブルクのSバーンに乗っていて突然止まってしまった時も(それも日本のように、すぐに車内放送があるとは限らない)、乗客たちはいっせいに騒ぎだし、何の説明もないと怒りまくり、止まったのがちょうど駅だったこともあって、「こんなところにはいられない」「どうにか他の行き方がないか」「誰かにきいてくる」と、その殆どがホームに降りてしまった。
私は、「何か説明があるかもしれない」「案外すぐに発車するかもしれない」「とにかく理由がわからなければ、他の方法をとったほうがいいかどうかも決められない」「ここでじたばたしても仕方ない」つまり「しばらく様子をみよう」と思い、そのまま座席に座っていた。
すると近くの席に座っていた中年の女性が、「落ち着いているわね、日本人はこういうとき、とっても冷静なんだって聞いたことがあるわ」と話しかけてきた。そんなことで誉められたのは非常に妙な気分だったが、それよりも日本(日本人)ってそんなふうに思われているんだ、ということがちょっとオドロキだった。

平常心、対処力。
地震などという、彼らにはまったく想像もできない現象が日常茶飯事である国に住む日本人、もしかしたらそんなありがたくない環境のもたらす美しい特性なのかもしれない。
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by saskia1217 | 2008-01-08 02:50 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(4)
Commented by 馬酔木 at 2008-01-08 21:43 x
びっくりしました。ご無事なようで何よりです。「こういう時、冷静な日本人」…そういう評価があるんですか。ふーむ。電車の遅延ならよくあることだし、…というのも首都圏に住んでいるがゆえの感想でしょうか? でも確かに、大災害の時も暴動が起きたりはしないようですね。それを誇っていいのだとすれば、ちょっとうれしいかも。
Commented by larara5 at 2008-01-09 01:56 x
びっくりしました(2)。ホント、お怪我がなくって良かったです。
運転手さんの動きが適切ですね。こういうとき、シャッキリ対応してくださると、こちらも安心しますね。
しかし、sasukia様、実に落ち着いていらっしゃる。「山羊座のO型」でしょうか?日本人の中の日本人(バリバリ日本人)ではないでしょうか・・・。
しかし、バスで3回目というのは多いので、是非気をつけてくださいね。
といっても、不可抗力・予測不可能ですが、気をつけるのに、しくはなし
というやつです。
ちなみに私は、かなりの確立で、違う方向のバスにいつも乗ってしまい
ます。

さて、本日は、慶応のコンサートですね。いつもクリスマスでは
なかったでしたっけ。一度キャンパス見学がてら、伺いたいと思って
おりましたが、明日は会議のてんこ盛りなので、また次回のアナウ
ンスをお待ちしております。
冬の演奏会は、風邪対策ほか体調管理など大変だと思います。
よい演奏会を心よりお祈りいたしております。
Commented by saskia1217 at 2008-01-09 02:39 x
馬酔木さま、Larara5さま
お騒がせしました。ご心配おかけしてすみません!ありがとうございます。実に小さい事故だったので、何ともありません。ぴんぴんしています。
でも本当にいつも、電車や車、バスの中では「安全」が当然だと確信してのほほんと乗っていますから、こういうことがあるとちょっとハッとさせられます。自分も事故に合ったり巻き込まれたりする可能性は十分あるんだな、ということを。まあ、不可抗力は仕方ありません、それまでですけど、自分で防げる範囲内のことは注意していたいですね。最近は携帯をじ〜っと見つめて操作しながら歩く人に、よくぶつかります。怖いです。
何故、前を見て歩かないんだろう、みんな・・・・・

Larara5さま
今年度は指導の先生のご都合で、いつものようにクリスマスではなく年明けとなりました。おそらく来年度も私自身日吉には頻繁に行くことになると思いますので、また何かイベントがあったらお知らせしますね。
会議などでお忙しいと思いますが、オーバーワークに気をつけて下さいね。
Commented by saskia1217 at 2008-01-09 02:41
追伸。
ちなみに私は「山羊座のO」ではないです(笑)。
そんなに落ち着きはありません・・・(爆)。
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