ヴィルティオーソ

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今さら、ですけど・・・
こんなの聴いてます。
イングウェイ・マルムスティーン、スウェーデン生まれのミュージシャン、ロックギタリスト。
とりあえず年代順に2つのアルバムと1つのライブ録音を聴いてみてるところ。

キーワードは「超高速弾き」「クラシックとの関わり」そして「毒舌」・・・らしい。
数日前に生まれて初めてこの人のCD聴いたんですが、もちろん、その「速弾き」はすごくかっこよくて気に入ったんだけど、私にはどっちかというと「艶っぽい歌い方」のほうがグッときたかな〜。
難しいことを速く弾く、ってことに関しては、実はそれほどインパクトは感じなかったかもしれない(彼はパガニーニの影響を受けてるらしい)。私はギターのことよくわかんないので、実際はきっともの凄いことなんだろうな〜って程度しか言えないけど、う〜ん、ヴァイオリンとかハープとかもみんな超高速で弾いていて、またそれが出来る人が今やたくさんいて・・・つまり、聴いてると無意識にその先のことを期待しちゃうんですね。

あ、これいいじゃん、って思ったのは、ビートが重くて強い曲。どっちかというと「ライジング・フォース」よりも「トリロジー」に入ってる曲のほうがハマりました。
それと、ギターの高音の鳴らし方にはやっぱりシビレる。あれは他の人には出来ないのかも。
あと、この人はインプロヴィゼーションをたくさんやるんだけど、そのタイミングというか、じっとりした空気がすごく好きだな〜。

ライブ録音とかだと、クラシックの曲があっちこっちにインプロで出てきたりして面白いんだけど、2005年に来日して新日本フィルと自作を共演したとき(そのライブをちょっと聴いたけど、これがまた素晴しいんだな〜)は、オケパートもきっちり自分で全部書いて、音楽に隙がなかったみたいに思う。どうせやるなら、こういうふうにハンパじゃなくやるべきだ!
その時のインタビューで彼は「ロックとクラシックの融合、とかいってやってるやつはいっぱいいるけど、でも殆どの場合それは『ロックがクラシックを従えてる』かたちになっちまってるんだよ。俺のはそうじゃない」みたいなことを言ってたらしい。

2月の自分のリサイタルで、チェンバロでいろんなジャンルの曲を弾いてみたりした時にも随分思ったんだけど、どっちがどっちに手を出してみても、それって所詮なんだか中途半端なものが出来ちゃうことが多いと思う。なにも「ロック」と「クラシック」に限らず、ジャズとかラップとかでも。あと「親しまれるクラシック」みたいなのも、同じ。なんか違うんだよな〜。
こないだ、ロックとクラシックのハーモニーの成り立ちや定型の使い方、その表示方法なんかについて話をしていて思ったこと、それは・・・
結局のところは言うまでもなく「みんなおんなじ音楽」なんだから(音楽の構造が全く違う民族音楽や邦楽は別として)、なんだか無理して気張って「融合」させようとしなくっていいんだよね・・・というか、それってきっと成功しない。
そんなこと考えて弾いてたら楽しくないしね、鍵盤に向かって、自分が行きたいほうへ、聞こえて来る音と気持ちよくミックスしながら、飛んでいけるっていうのが理想だと思うな。
は〜。

このマルムスティーンって人、いろんなおかしな語録があるんだけど、ツボにはまったものを少し。
「スウェーデンで俺は嫌われているんだ。理由は俺が成功していて金持ちだからさ」
「カモン・ベイベー!イエイ!ロックンロール!なんて歌詞は大嫌いだ!」
そして・・・
「バッハが死んでから誰も作曲はしてこなかった。みんなバッハの真似なんだ。それ以後、初めて作曲をしたのは俺なのさ」

あっぱれ。
こういう人、好き!(笑)
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Commented by ビケ♪ at 2007-06-05 00:16 x
え?マルムスティン・・・どうしてですか???
今私も、ハードロック好きな方にいろいろご教授してもらってるんですよーあーびっくりした。
ちなみに、マルムスティンはトリロジー聴いてます。
結構好きです♪
Commented by saskia1217 at 2007-06-05 17:09
ビケ♪さま
どうもどうも。
どうして、っていわれても困っちゃいますね〜。
私ロック好きでよく聴いてます。
でもまだまだ全然知らなさすぎ。
トリロジー、いいですよね。でもオススメはゼッタイ「ライブ録音」です。是非!!
by saskia1217 | 2007-06-02 01:40 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217