エキュメニカル

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世界170の国や地域のキリスト教会で、今日、3月の第1金曜日に行われているのが「世界祈祷日」という礼拝。起源は19世紀後期のアメリカだが、いまや国際委員会もあるほどの大規模な企画になった。
で、これってエキュメニカル(超教派)の催しなので、毎年当番の教派が持ち回りになるようで、ある年はカトリック、次の年は聖公会・・・というふうに開催教会が変わっていくらしい。で、その年のテーマになる国も年ごとに変わっていくということで、10年くらい先まで決定しているとか。

今年、みんなで祈り考える国は、南米のパラグアイ。そして日本でのお当番は日本基督教団。私がオルガニストをしている阿佐ケ谷教会も、東京での会場となり、たまたま私が奏楽をすることになった。
うちの教会のキャパは、ぎゅうぎゅうなら500くらいあるのでそれなりに広いのだが、今日はなんと400人以上の人(パラグアイの特に女性についてのメッセージがあったことや、主催が婦人委員会だったこともあって、そのほとんどが女性だったが)が集まったのだった。すごい。クリスマスイブとおんなじくらいの混み具合!
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パラグアイなんて私は普段あんまり接する機会が少ない国だ。写真は、今日ロビーに展示してあったパラグアイの女性の伝統的手工芸品の数々。ニャンドゥティという蜘蛛の巣みたいな美しいレース状の手芸品(所謂普通の刺繍ではないらしい)でつくられた服や飾り物。
それはそうと、パラグアイの国旗って、表と裏があるの知ってました?

パラグアイの教会がつくった式文が世界中でその国の言葉に訳されて、今日一斉に礼拝となるんだから、これはかなり壮大なムーブメントだ。いろいろなメッセージ、パラグアイの民族楽器アルパの演奏を交えた演出、それぞれが物珍しく学ぶところも多かったけれど、ただパラグアイの賛美歌を日本語で、それもオルガンの伴奏で歌うのってどうなんだろ?今日歌った賛美歌のうち数曲はパラグアイのもので、なかには原語のままカタカナで歌うものもあったけれど、日本語を当てられている曲はやっぱりどこか不自然。(仕方ないけどね)
近年変わってきたとはいえ、日本の教会のなかで親しまれている賛美歌の多くが欧米のものであること、そして伴奏楽器がオルガンだということ、これにはやっぱり限界がある。
ブラジルなんかもそうだけれど、パラグアイの賛美歌も現地ではアルパや打楽器が入った、全く違ったものなんだろうと思う。

とはいえ、まあ、ある意味すべてが心底エキュメニカルな私としては(笑)、自分の教会に黒い服のシスターたちがたくさんいらしたり、紺色の制服をピシッと着用された救世軍の方たちが座ってらしたりする光景は、何だかいいもんだよな〜とちょっと感動。

もうひとつ、今日ちょっと思ったこと。他人を納得させたり、感動させたり、相手の心を動かしたり、感情に訴えたりするためには、話し手側が感情に訴えていてはなかなかうまくいかないんだな〜ということを実感。何かを伝えるには、やっぱり理性を持って簡潔に、かつ感動も持って訴えかけないとダメなんだなあ。音楽も同じだけど・・・難しいのだ。
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by saskia1217 | 2007-03-03 00:05 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

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