懐かしいひと

午前中、とある試験を受けたあと、明後日サントリーホールである本番のリハーサルに向かった。コンサートは非公開なのでここではご案内していないのだが、ある在京オーケストラに3人のソリストが共演するもの。

そのソリストのうちのひとりが、ソプラノの天羽明恵さん。今はドイツと日本を行ったり来たり、忙しく活躍している。で、彼女は私の高校の同級生なのだ。
卒業してから○十年、前回会ったのが数年前のクラス会だから、かなり久しぶり。
私は彼女が歌うことを知っていたが、彼女はもちろん今日のリハに来てみて私に会ったわけで、結構ビックリだったかな〜。

高校は、1学年に音楽、美術それぞれ1クラスずつというミニミニ高校だったので、40人が3年間ずっと一緒に過ごすことになり、つまりどうしたって、友人関係は非常に濃〜い感じになるんですね。私にとっては今の自分の原点とも言える、ものすごく楽しい3年間だった。高校、ホントに好きで好きで、卒業したくなかったのを覚えている。

今回の曲はモーツァルトのモテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」。有名な「アレルヤ」を最終楽章にもつ、ソプラノのための美しいモテットだ。
私はオルガンで通奏低音を弾くのだが、この曲普段は「アレルヤ」だけが演奏されることも多く、そんな場合、日本では残念ながらオルガンが省かれてしまうことも多い(予算の関係もあります・・・涙)。モーツァルトはちゃんと通奏低音のパートを数字付きで書いているんだけれどね。
今回はレシタティーヴォも含めて全曲やるので、どうしたってオルガンが必要だったわけで、この美しい曲を弾けるのはなかなか嬉しい。ありがたいことです。
聞けば、歌う方もやっぱりオルガンが入った方が絶対いい、とのこと。当たり前ですけどね・・・

それにしても、ほんとに10代の頃を一緒に過ごした昔の友人と、何よりもこうして仕事の場で会えて一緒に音楽できるって、何にも代え難い、いいものだな〜と実感。
今までがんばってきてよかったな〜、としみじみ。
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by saskia1217 | 2007-01-28 23:42 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

Commented at 2007-01-29 20:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by saskia1217 at 2007-01-30 11:38
↑コメントありがとうございます。
そうです、その高校です。さださんのお話は結構いろんな人から聞きました。あの頃はまだ都立駒場高校音楽科、という時代でもっと難しかったはずです。小学校から大学院まで、居心地のいい学校がひとつでもあったというのは幸せなことかもしれませんね。