静岡月間

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静岡月間、いや静岡「週間」。
昨日の水曜日。お昼からの大学での授業をかなり端折って上野駅までダッシュ、大きな荷物をひっさげて東京駅から新幹線へ乗り込んだ。14時23分。
行き先は浜松。楽器博物館。(写真は浜松駅前の「アクトシティ」。この一連の建物群のなかに、博物館もあります。)

先日ここでもレポートをした、来年1月から放送のNHK・BS「ピアノぴあ」。
私がお引き受けした分の残りの2回分、ソロの部分の収録が昨日だった。
使用楽器は、博物館所蔵の貴重な1765年のブランシェ作のチェンバロ。世界でもわずかしか残っていない大切なオリジナルの楽器である。

そんな楽器を弾く機会が与えられて私はじつに幸せ者なのだが、昨日の収録は急遽1週間前に、予定されていた日より1日早く本番ということになってしまい、楽器に「はじめまして」を言ったか言わないかの感覚で全てを始めなくてはならなかったことが、少し残念だったかな。楽器の感触やタイミングを確かめるには、ちょっとばかりまだ手探りだったけれど、でも本当に「箱が鳴っている」という実感があって、何かが違うなあと思った。
何百年も経った楽器が、楽器としてどんどん変化(それもポジティフに)することが稀ではない弦楽器と違い、メカニックの部分が多い鍵盤楽器は必ずしも古いものがいいとは限らない。
それより、弾ける状態に維持することは至難の業で、手を加えられながらも弾ける状態にあるオリジナルの楽器は本当に貴重なのだ。

16時29分、浜松着(す、すごい、さすが「楽器の町」だ。駅の改札を出たところにYAMA○Aの展示ブースがどか〜〜んと。グランドピアノ、エレクトーンが並ぶ・・・圧巻。)17時博物館着。段取り打ち合わせ、短時間の指慣らし、着替え、ヘアメイク、そして調律終了後、収録開始がほぼ20時。21時頃、2日分のプログラムを収録終了。「おつかれさま〜っ」

(途中、調律や調整を待ったり、カメラや音声さんを待ったりする、そんな数分間は、肩こりやヘンな身体の堅さを治す絶好のチャンス。イスから立ち上がって極力歩きまわるのだが、昨日はつい無意識に「こんどうさんちのたいそう」を黙々とやっていた私・・・笑。毎日の習慣って恐ろしいです。でもあれってホントに、動きは大きくないのに、一度やるだけで肩もほぐれるし、楽になるからスゴイ。驚いたことに「たいそう」前よりも「たいそう」後のほうが、トリルがきちんと入りました!ホントなんだから!
ドレス姿で「らっけいらっけい」を踊る私に、スタッフさん「それってヨガですか?」・・・「いえいえ、これはですね、まさにNHKのですね〜、「からだであそぼ」という番組があるじゃないですか、それのなかの・・・」とご紹介とお薦め。
新しいほうの「たいそう」もよりパワーアップして効果大、是非おためしください!)

スタッフの方たち、別時間枠で収録していたフォルテピアノの小倉さんなどと一緒に食事。それぞれのお仕事にまつわる面白い話題で楽しく過ごす。
日付が変わって数時間後、やっとホテルにたどり着く。
水曜WANTEDを聴く(笑)。東京以外の土地で聞いたのは初めてだが、なんだか不思議としみじみするなぁ。

朝9時半ころの新幹線で帰京。
半日でも家に戻れると、やっぱり休まるし、とにかく練習できるのがホッとする。
明日は、今日途中で通ってきた「新富士」まで、再び新幹線の旅。清水の蒲原教会でのクリスマスコンサートだ。
チェンバロが好きな人、音楽が好きな人、はじめてチェンバロを聴く人、いろんな人に会える未知の土地に行くのは、いつも楽しい。
さ、あしたも元気でいくぞ〜!!
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Commented at 2006-12-29 21:57 x
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by saskia1217 | 2006-12-14 23:09 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(1)