A線上のアリア☆チェンバロ奏者 廣澤麻美 公式ブログ  Asami Hirosawas Blog


今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
by saskia1217
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天国

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山手線全駅のなかで、最も昇降客数の少ない駅、鶯谷。
寛永寺の墓地を背中にかかえ、昼も夜も妙に風通しのよい細長いホームには、真冬でも♪ホーホケキョ♪という、うぐいすの美声がスピーカーから響いたりする、妙な明るさがある。
ホームをはさんで、しっとり静かな高台の墓地側と、ネオンの灯る怪しい言問通り側とのギャップもたまらない魅力だ。

日曜の夜、その「いかがわしい側」にひさしぶりに足を運んだ。東京キネマ倶楽部、THE CONDORSの東京ライヴ「ニュー・キネマ・パラダイス」である。このレトロないかがわしさ、ニオイはこのバンドにピッタリ。(渋谷もいいけど、阿佐ヶ谷とか吉祥寺とか大塚とか谷中とか、ちょっと違う感じのライブハウスでもやってほしいな〜。)
メジャーデビュー後初めてのライヴということで、お客さんはもちろん、きっと出演者の側もひと味違う高揚感があったのではないだろうか。
いつものように満杯のフロアの前に姿を現したメンバー9人からは、決して力んではいないのだけれど、なにか一本筋の通った気迫のような、決心のような、そんなオーラを感じた。

でもやっぱり、最初っから楽しかった。なんであんなに楽しいのかなあ〜。
コンサートのあたまっから「一発かます」のって、なかなか空まわったりすべったりしやすいものだけど、そこがお客さんのノリが違うロックだと、やりやすいのかな〜なんて羨ましくも思う。
(開演してステージに出て、お客さん全員がカチッと身を固くして座っている前で、「お〜い、みんな元気か〜ぁ、いくぜぇ〜、ついてこいよ〜っっ!」ってなかなか弾けないものなのよ、ね・・・ほんと悔しい)

リラックスしまくって聴いて歌って踊って笑って手を叩きまくっていたので、曲順とか曲名とか(笑)細かいことは殆ど覚えていないのだけど、やっぱり今度も楽しいことがいっぱい起こって、ひとつひとつを楽しみ尽くしました。

たとえば・・・・
ビジュアルは『サラリーマン体操』風の「こんどうさんちのたいそう」。
まず近藤さんがフロアの皆に、振りの説明をじつにゆる〜〜い感じでされたのがとってもいい感じ。そして「皆さん今日もお疲れさまです!」のセリフで始まったと思ったら、真っ赤なランニングを着た藤田さんと光二郎さんがお手本を踊る、んですが光二郎さんが振りを間違えたり。なにが可笑しいかって、フロアに立錐の余地もないくらいぎっしりの状態で、700人(?)だかのお客さんがいっせいに「こんどうさんちのたいそう」をしてる、その光景。
5〜6列目にいた私は、後ろや横のひとに「あ、スミマセン」「あ、ゴメンナサイ」とか言いながらガンガンぶつかりまくってましたよ、ほんと。
それでも、「パート1」でまだよかったのかな(笑)。

近藤さんの「サバンナ」の癒される歌詞と歌声に、オクダさんのオリジナル紙芝居がついたのとか、いつもはなかなか聴けないキーボードのトオルさんの歌声、とか、藤田さんの鏡獅子もまっ青の頭の振り具合とか、今まであまりなかった(と思う)光二郎さんのサックスのソロとか、熱演のあまり石渕さんのギターのどこかの何かがいっぱいこっちに飛び散ってきた恐怖とか(!)、勝山さんが「あのねあのね、それでね」と、いつにも増して動物園のゴリラみたいに(ゴメンナサイ、だってホントにそうなんだもの)ステージの左右を往復していたこととか、ギターのコーヘーさんのトイレの鍵の話(すごい同感)とか、なんといってもドラムのコウさんのたったひと言の「ありがとう」の重さとか・・・・とかとか、う〜ん。

新曲3曲。どれも名曲。よかったのは、タイプがみんな違うこと。
歌詞も違うし、リズムもテンポも曲種も違う。
「ビューティフルサンデー」は真っ正面からの名曲。歌詞も音楽も。
「ストロンガー」はリズムが好き。もっと歌詞が聴き取れたらもっとよかったな〜、残念。
インパクトでは一人勝ちの「あいたい」で、メンバーが会いたい人を次々に叫んでいくのだが、妙にリアルだったりするのが心に染み入りますね。勝山さんが会いたい人(Berryz工房とか小倉優子とか)は普段から頻繁に耳にしているので全く驚かないんですが(笑)、近藤さんの「滝川クリステル」っていうのは、なんか心の叫びって感じだったな。でも滝川クリステルさん、私もすっごく好き、私も会いたいぞ。

藤田さんも最後に話していたけれど、男性のお客さんの姿が結構多くて、私も嬉しかったというか、素敵だな〜と思いましたね。先日のダンス公演も高校、大学生くらいから年配の方まで、男性が多かったので「おっ、なんかいいよな〜」って感じてました。
石渕さんの大学の学生さんらしき若者たちも元気に応援してましたが、「今日きたやつはみんなAだ〜〜っ」って叫ぶ石渕先生に対抗して、珍しく「O大学のみんなもAだあ〜〜〜!」とすかさず叫んだ近藤先生が面白かった。
私が教えている学生さんたちも、よくコンサートに来てくれたりするけど、さすがに「みんな優だぁ〜〜!」とは言えないまでも、石渕さんの「ステージの上からしか教えられないことがあるんだ〜!」っていうのはホント、まったく。
つまりそれって、普段あ〜だこ〜だ言ってる自分が真っ裸で孤軍奮闘するところ、そして同時に子どもにかえって楽しみまくっているようなところを、みんなに見せるってことなんだけど、でも不思議と恥ずかしくもないし、いまさらいいじゃない、別に、って感じでもある。

翌日になってもしゃ〜んと鳴っていた耳とともに、記憶もいつまでもぼ〜っとしていて、余韻があまりにも長く続くことにオドロキ、また快感。
うぐいすヴァレーの、あの階段を降りながら、ガラスケースに入ったラメラメのピンヒールパンプスの列を記憶にとどめながら、まだまだ味わえるこの幸せ。
感謝、ただただ全てに、感謝。
音楽って、すばらしい。
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by saskia1217 | 2006-10-19 02:07 | コンドルズ | Comments(4)
Commented by eri at 2006-10-19 04:48 x
そんなに先生がはまってらっしゃるのはどんなものかと、11月に行ってみることにしました!楽しみです♪

Commented by saskia1217 at 2006-10-19 05:10
おっっっ、素晴らしい!
いいって思うものは人それぞれで、その人がほんとにそう思うかどうかはその人の勝手なので、わたしは積極的には「布教活動」してないつもりなんですが(笑)、口を開けばコンドルズ、っていう生活態度そのものが、もう手遅れなのかもしれない・・・と気づかされた今日この頃。
早稲田祭ライブ、盛り上がりましょ!
Commented by eri at 2006-10-22 06:46 x
早稲田祭???!!!
そうなのか、そっちの方がはじけてそうだなあ。
私のいこうと思っていたのは、青山円形劇場のフェスティバルのなかの公演です。
Commented by saskia1217 at 2006-10-25 19:15 x
あ、「ダンストリエンナーレ」ですね。それもいいと思いますよ〜。早稲田祭のほうはバンドのほうしかでないので、ダンスを見たいなら青山がおすすめかも。そこでは新作をやることになっているようです。その日はスイスのカンパニーと対バン・・・って言わないか、対カンパニー、ですね。
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