今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!

by saskia1217

再開、そして再会

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この清々しい秋の空の下、おしごとおしごと!
今週に入ってやっと「日々働く生活」になり、ほぼ人間らしい生活を取り戻したと言える(苦笑)。
人間働かないと、生きているという実感が湧かない。
連日働いて、時々ポカンと休める、というのが何ともいえない幸せなのだ。

昨日は
やっっっっっっっっっっっっっっと
大学の授業が始まり、約3ヶ月ぶりに学生さんたちに会う。
今教えている人たち、また昨年、2年前、3年前・・・教えた人たちが、みんな元気に挨拶をしてくれるのが、結構嬉しい。
久しぶりに2コマ分しゃべって、口が疲れました(笑)。

今日は都内某所まで、二期会のオペラ、モーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」の稽古のお手伝いに行く。
稽古場に着くと、何やら門の前に若い女性が大勢。その視線を浴びつつ、不思議な空気の中を建物に入って行く。どうやらS○APのS.K.くんが仕事に来ていたらしい(私自身は目撃していないので、あくまでもウワサ)。いわゆる「出待ち」ってやつですね。
それに敷地内の屋外スペースでは映画撮影もやっていて、先日再放送された、「古畑任三郎(上記S○APとのスペシャル)」で記憶にも新しい、あの田村正和さんのお姿も。久しぶりの映画ご出演だという来年公開予定の「ラストラブ」(共演・伊東美咲)らしい。秋晴れの空の下、悠々と座っていらしたデッキチェアは、ロケ現場には必ず持参されるという、あの「田村チェア」だったのだろうか・・・・・???

と、ミーハーな話が先になってしまったが、オペラのほうは11月に東京・日生劇場で上演される、おなじみの名作。演出は宮本亜門氏、指揮はパスカル・ヴェロ氏。出演される歌手の方たちも実力派の魅力的なメンバーばかり。

実はここで演出助手をされている高岸未朝さんが、学生時代に何年もずっと一緒にオペラを作ってきた旧友だというご縁だったのだが、なんと今日は、彼女とのほぼ20年ぶりの再会だったのである。もちろん、稽古場で会った瞬間に、おもいっきり「ハグ」してしまったのは言うまでもない(笑)。外見はもちろん(!)、そのエネルギッシュで完璧な仕事ぶりも、舞台にかける熱意もほんとうに20年前とまったく変わらない彼女に驚き、感動しつつ、当時の自分もずいぶん熱かったな〜〜、としんみり思い出に浸った今日一日。
毎日毎日、くる日もくる日も、オペラの稽古とリートの伴奏に明け暮れた日々。学内、学外通して、私が彼女と一緒に上演にかかわったのは、モーツァルトの「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」(この2つは稽古ピアノと本番のチェンバロ)、レハール「メリー・ウィドウ」、オッフェンバック「天国と地獄」(稽古と本番のピアノ)。チェンバロ科の学生だったはずの私、いったいあの4年間何してたんだろ・・・(笑)?!
でも本当に楽しかったんだよな〜。いろんな意味で、あれがあって本当によかったな〜と今思う。
それにしても、「舞台」を作るのって、ほっっっんとに楽しい!!

今日お手伝いしたのは立ち稽古で、新しい演出を付ける作業だったのだが、今ここでネタバレするわけにはいかないものの、さすがの宮本氏、徹底したお仕事ぶりで、かなり面白くてワクワクするような、魅力的なシーンになる予感・・・!
オペラファンの方のみならず、オペラって一度行ってみたいけど何だか躊躇しちゃうという方、一度も観たことがないという方も、モーツァルトイヤーの今、是非この親しみやすいオペラを観にいってみませんか!!
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by saskia1217 | 2006-10-12 23:45 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(3)
Commented by mjfh0916 at 2006-10-13 23:10 x
現場のエネルギーがばしばし伝わるお話!!昨日の「毎日モーツアルト」での宮本氏の解説を聞いて、「ドン・ジョヴァンニ」を観たくなっていたところでした。生き生きとした躍動感あふれる「コシ・ファン・トゥッテ」になりそうですね!
私も下手な歌の本番が近づき、緊張感と期待(やっぱり落胆、、、?)の中の毎日を過ごしています。saskia様とは比べようもありませんが、ちょっとだけ似ている気持ちなのかな???と思うとうれしくなってます。スミマセン、、、
どうぞご自愛くださり、素敵な演奏をたくさん聴かせてくださいね!!!
Commented by saskia1217 at 2006-10-14 00:05 x
mjfh0916様
コメントありがとうございます。
そうですね、宮本氏の演出方法は一時代前の日本のオペラの作り方にはあまりなかったやり方なのかもしれませんが、私はとても好きですし、お芝居にしろオペラにしろ、演出というのはこうあらねばならないとつくづく思います。隙無く考え抜かれ、それを徹底して実現させるという、まさに職人の完璧さを感じさせます。演奏家の仕事もそうなんですけれどね。
本番がおありなんですね。緊張と期待(ワクワク?)は誰にでもありますよね。その全てが本番の間だけはそっくり「ルンルン」に取って変わると素晴らしいですね。何よりも、舞台に乗ってる本人が一番楽しむことがいちばん大切なのかな、って思います!素敵な時間になるといいですね!
Commented by mjfh0916 at 2006-10-14 21:20 x
ありがとうございます!!音をはずさないようにとか、テンポを落とさないようにとか、もちろんとても大事なことだけど、それに気をとられて大きな流れを忘れてしまいがちです。やはりおっしゃるよう緊張と期待をそっくり「ルンルン」に変えることがその大きなものを忘れない、ひいては流れに乗るコツなのかも、、、と思いました。大切なヒント、ありがとうございました。少し勇気が出ました!本番までの時間も大事に楽しみたいと思います。