ちょっと近所へ・・・

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丹波哲郎さんが亡くなって、お通夜やお葬式の様子をテレビなどでも報じていた。
私にとって丹波さんといえば、なんといっても「Gメン75」。まあ、ホントに大好きでいつも見ていた。今でも時々、友人などと歩いていてついつい道幅一杯に広がってしまっていたりすると「ちょっとちょっと、私たち『Gメン歩き』になってるよ〜、邪魔だよ〜」なんて言ってしまう。もっとも、そう言って通じる相手の時だけであるが・・・(苦笑)。

最近では「大霊界」のほうが有名だったその丹波さんは、亡くなる前に「死ぬっていうのはね、ちょっと隣りの家に行くようなもんなんだ」とおっしゃっていたという。
それを聞いて、なんだかどこかで聞いたことのあるフレーズだな〜と思った。う〜ん誰か、似たようなことを言っていた人がいたなぁ。八木重吉だったっけか・・・・?

しばらく考えて、思い出した。
マルティン・ルターだった。
ルターは、危篤の父に宛てて書いた手紙のなかでこう言っている。
「神の御前にあってこの生活から離れること(=死ぬこと)は、わたしがここからマンスフェルトのあなたのところへ旅するとか、あるいはヴィッテンベルクのわたしのところへ、そちらから旅するというよりもはるかに短いからです。」(ルターの「危篤の父を慰める手紙」/1531年2月15日付、ヴィッテンベルクにて)
つまり彼がこのすぐ前で書いている「私たちは(死んでも)神様の御許でやがて再会するであろうという信仰は確かで疑いのないことだからです」ということを例えているのだ。

「すぐ近いところなんだよ」というこの言葉を読むと、何故かふわ〜っとした安心感に包まれる。丹波さんがルターの言葉を頭においていたかどうかは定かではないが、やっぱり人生落ち着いて貫いた人の行き着くところは、こういう心なんだな〜と思った。

(写真は「ヘチマの花」)
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Commented by きょろ at 2006-10-02 13:01 x
丹波さんもルターも、きっと現世を全うしたからこそ、こうした言葉が出てくるのですよね。
逆に現世を断ち切って遠いところに行きたい、と思って死んだ人も、結局現世からは離れられないのかも・・・。
少々怖い話になってしまいましたが、死んだらみんな20才になるといっていた丹波さん、20才のイケメンに戻って、楽園で楽しく暮らしているのでしょうね。
Commented by saskia1217 at 2006-10-02 13:31 x
きょろさん
「死んだらみんな20歳になる」ってなんかいいですね。
亡くなった後も、この世の人たちに「でもきっと天国で、相変わらずイキイキと楽しくやってるだろうな〜」なんて言われるような生き方をしたいものですよね。
by saskia1217 | 2006-09-30 16:39 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217