意外や意外

下記の「コンサート情報」↓でもお知らせしたが、明日は東洋英和でのカンタータの演奏会本番。
昨夕、そのリハがあって東洋英和女学院に出かけた。
うっっ、麻布十番の駅から鳥居坂、さ、坂がきつい!

本番会場でもある素敵な講堂でのリハ。
お借りしたオルガンは柔らかい音色が素敵な楽器。
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今回はバッハのカンタータ2曲と、同じくバッハの名曲「2つのヴァイオリンのための協奏曲」というプログラムだが、カンタータは基本的に通奏低音にオルガンを使うのは当たり前として、協奏曲のほうはチェンバロを使うのが一般的だ。
教会の楽器であるオルガンを、『おそらく』教会以外のところで演奏されていた室内楽に使うのは一般的でない、という考えなんだけど、でも教会内で本当に所謂「世俗的な器楽曲」が演奏されていなかったか、というとそれもちょっと違う。実際教会で、市民がそのような音楽を楽しんでいた、という事実もあるので、その際オルガンが使われたと考えても、そうおかしいことではないだろう。
(この件については詳細を調べた訳ではないので、間違いがあったらご教示ください!)
で、今回は鍵盤楽器を2つも使うことはできないので、この協奏曲もオルガンで通奏低音を弾くことになった。

やってみたら、これが実にいいんですね〜。
多少、タッチのアタックにキレが必要だけど、高音を多様したり音を増やしたり、いろいろ効果は出るようだ。
何が一番凄いかって、2楽章(緩徐楽章)がチェンバロで弾くよりもずっと弾きやすく、アンサンブルの点でも和音が豊かに保持されて、抜群の効果である。過去、チェンバロでこの楽章を弾く時にさんざん苦労してきたことが全部すっきりと解決しちゃうのだ。
機会のある方は是非お試しあれ!
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Commented by ふいご屋 at 2006-05-26 16:21 x
saskiaさま
昨日はお目にかかれて、光栄でした。ついにリアルsaskiaさまに会える!とあって朝からドキドキ。会場に楽器を設置してから音出しまでのわずかな時間、大急ぎで調律している間も心臓はバクバク…。言葉を交わした瞬間のことを覚えていません(大げさ…)。
お行儀の悪い人間ですが、どうぞよろしくお願いいたしますね!

そう、昨晩はこの2本のVnコンチェルトが実に興味深い音響像を作り上げていました。教会カンタータなどの宗教曲に使う通奏低音楽器としてチェンバロが相応しいかという神学的な視点からの論争があったのは少し前。昨日の演奏形態はある意味でその裏返しみたいなものがありますよね。

そのことは横に置いても、別の方向から光が当てられたこのコンチェルトの姿がなんともいえぬ、実にチャーミングなもので、この形態で演奏することに十分説得力があると思いました。

もう一つ感じたのは、オルガンを使ってこのコンチェルトを演奏してみると「これはカンタータ第○○番の冒頭シンフォニアです」と言われても、疑いなく信じてしまいそうな音楽であった、ということ。本当に、バッハは深くて偉大です!
Commented by saskia1217 at 2006-05-27 01:55 x
ふいご屋様
お世話になっております。こちらこそ、昨日はありがとうございました。
素敵な楽器を弾かせていただけて、楽しくお仕事できそうです。
明日もどうぞよろしくお願いいたします!
Commented by mjfh0916 at 2006-05-27 21:00 x
すごくすごく興奮して演奏会から帰ってまいりました。
saskia様からうかがっていたとおり、コンチェルトはとても素晴らしく、なんで娘を連れてこなかったんだろうととても後悔しました。大小それぞれの楽器が重要な役割を果たし、緊張感を持った音が折り重なっていく所を実際に見せ、聞かせたらどんなに良かったでしょう。
それに、女声のみのカンタータはとても温かい響きがしていいですね!特に78番の冒頭はとても丁寧に歌われて、感動のあまり涙、、、、。本当です!ああ、合唱って、カンタータって、Bachって、そして「生」の音楽って本当にいいですね!
saskia様にお会いできるかなあなんて思いましたが、急ぎましたので失礼しました。(拍手しながら手を振りたくなる衝動を押さえたんです!それにジーっと見てはおかしな人と思われるかも、、、なんて!!!)次回はぜひお目にかかれたらいいなあと思います。
今日はたくさん元気をいただきました。ありがとうございました。
Commented by saskia1217 at 2006-05-28 02:09
mjfh0916様
演奏会、いらしてくださったんですね!お天気の悪い中お出かけくださって、ありがとうございました。それに、楽しんでくださったご様子、とても嬉しく思います。78番は私も大好きなカンタータです。コラールの詞と半音階バス(悲しみを表す)が相まって、ものすごく濃厚な音楽になっていますよね。せっかくいらしてくださったのにお会いできなくて残念でした。もしまた機会がありましたら、是非お声をかけてください。そして、是非お嬢さんもご一緒にどうぞ!
by saskia1217 | 2006-05-26 13:30 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(4)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
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