ベストセラー

本を読むのは大好きだが、いわゆる「ベストセラー」はあまり読まない。
「あまのじゃく」であるのも事実だが(笑)、実際読みたいという興味が湧かないのだ。それならべつに、本屋さんの入り口近くに平積みになっているものでなくても、自分の好きな作家の作品や、新聞の書評で知って興味を持った本なんかを買いたい。

が、ここのところ続けざまに、ベストセラーに入っていた作品ばかり読んで「しまった」。
ミステリー好きである同僚の先生が、世の中で騒がれるずっと前に薦めてくださったダ・ヴィンチ・コード(ダン・ブラウン著)、そして最近のお薦め女教皇ヨハンナ(ドナ・W・クロス著)。

前者は今更説明の必要もないくらいの人気作品。ちょうど前教皇ヨハネ・パウロ2世の帰天に続く「コンクラーベ」の時期、タイムリーに話題になった。
読んでみてまず感じたのは、そのスピード感。小説を読んでいるというよりも、ハリウッド映画を見ているようだった。読み進めば進むほど加速していくので、頭の中もくるくるまわる感じである。内容的には確かに興味深いし(ネタバレはしません、念のため・・・でも今頃「読んでない」っていう人もいないような気が・・・)、もともとキリスト教に興味を持っていなかった人でも、いや、だからこそ、その意外性や新鮮さに惹かれるのだろう。(ただ中には「ええっっ、ほんとはこうだったの〜??すごいショック。」と、内容を真に受けるクリスチャンの友人がいたりして返答に困ったのも事実・・・)
ご存知のとおり、すでに映画化され、5月公開。

後者もカトリックに関することがテーマ。歴史上、文献などに実際に名前があがっているという女性教皇を主人公にしている。主人公の出身地とされるドイツでは、ZDF(ドイツ第二放送)のランキングでかなり長い間1位の座にあった。
これが「アメリカらしい」というのだろうか。面白かったが、読んだ感じはまったく「ダ・ヴィンチ・コード」と同じ。まさに映画そのものだ。一気に読める魅力はあるが、繰り返してまた読もうという気にはならない。ただ、映画は見てみたいと思う。(こちらも映画化が決定しているという)

もう1冊、読んでいる最中なのが白夜行(東野圭吾著)
先日、直木賞受賞で話題になった作家だが、私の読書傾向がどうしても翻訳物に偏ってしまっているせいもあり、読むのは初めて。
この本も、これを原作とした同名のドラマがTBSで始まってからすぐにベストセラーになり、あっという間に本屋から売り切れてしまった。ドラマを見始めた私は、世間のご多分に漏れず本屋さんへ向かったが、入荷するまで数日待った。
ドラマの方は原作の結末のほうから進んでいるらしく、この場合に限っては「原作を読んでからドラマ」のほうがよかったのかな〜、とも思ったが、同時進行もまあいいだろう。

どんな本にしろ、やっぱり本を読むのは面白い。
しばらくの間は、「乱読」してみようかな。
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by saskia1217 | 2006-02-11 22:29 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)