ぐるぐる東国三社〜鹿島神宮〜

う〜ん、神宮は「鹿島」で、町は「鹿島」なのか・・・
そういえば「神宮」は、伊勢のほか熱田、鹿島、香取だけだったんだよなあ。
伊勢と熱田が重要なのは当然てわかるけど、鹿島と香取の御祭神の国譲りの際の働きがやはりずば抜けて重要だった、ということをあらためて思ったりする。
出雲は「大社」、同じくらい重要だけど「天照大神と直接関係している」経緯とは違うってことか。

さて、寄り道をいい加減に切り上げて、その後多くの魅力的な鳥居をスルーして、我々はやっと鹿島神宮へ辿り着いた。
無料の駐車場はいっぱいで、神宮入り口脇の駐車場へ。
すぐ隣りには車のお祓いができる場所が。
で、鳥居をくぐる前にもう、売店にひっかかって、メロンとバニラのミックスソフトをのんびり食べる(笑)。
茨城はメロン!
美味しかったな〜
こういう一見無駄に見えることが、とても重要なひとときなのだと思う。

大きな大きな鳥居をくぐり、境内へ。
これまた大きな朱色の楼門。
裏側には雷をかたどったものが。
解説がなくて由来はよくわからなかったが、当然タケミカヅチの雷を表しているのだろう・・・左右それぞれ日と月?らしき模様も。
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門をくぐってまっすぐ目の前にはひと際背の高い木と、その下に小さなお社「高房社」。
タケミカヅチの葦原中国制定を妨げていた天香香背男を抑える働きをした建葉槌神をお祀りしていて、本宮参拝の前にまずここを参拝するのが習わしらしい。
そういや出雲も祓社を先に参拝する習慣があったっけ・・・ま、意味は違うけど。
いろいろしきたりがあるんだね。
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それから90度右へ身体をまわすと、そこに本殿と拝殿がある。
面白い配置。
拝殿は、これほど大きな神社のわりには小さくて簡素な見かけ。
後ろにひそんでいる本殿は立派だけれど、それほど大きいというわけではない。
もちろん、大きさは問題じゃないんだけど、ちょっと意外だった。
日曜で参拝客もいっぱい!
列に並んでお参り。
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再び身体の向きを左に90度戻すと、そこからいかにも「森の入り口」がぱっくり口を開けている。

本で読んだり写真を見たりしていたイメージから、香取も鹿島も同じくらいの「格」ということから、同じくらいの規模なのかと思っていたが、鹿島はどうやらとんでもなく大きかった。
そういえば、車で橋を渡る時、広い水面に大きな紅い鳥居がみえた。
そう厳島神社みたいな、アレだ。
あれも大きかった。
そう、でも広さ、規模だけじゃない、なにか全体的な風格やスケールが違う。
それはたぶん、森のせいだ。
拝殿をあとにして森へ一歩踏み込むと、急に空気がひんやりして、別の世界へ入り込んだ気持ちになる。
霊気。
樹って、土ってスゴイ。
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しばらく行くと、さざれ石。
いろんな神社でいろんなさざれ石を見たけれど、これは今まで見た中で一番立派だったかも。
♪さざれ〜、いしの〜♪
と、ど真中で息継ぎをするのはやめましょう(笑)
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歩いていると自然と深呼吸になる。
両側が鬱蒼としていて、陽の光が適度に遮られて分散した光も綺麗。
大きな木、その下の背の低い木、地面近くの草花まで、ありとあらゆる植物の宝庫。
きっと鳥の種類も多いんだろうな、鳴き声がいっぱい聞こえた。
ふと脇をちょっと入ったところに、岩が挟まった木を見つける。
神秘的。
ぜったい何かが宿っている、というのが感じられる。
そばにはこれまた、美しく繊細な植物。
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神様のお使い、鹿さんたち。
ここの鹿は参拝客から餌をもらえるシステムになっていて、なんだか元気いっぱい。
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どんどん歩いてゆくと道は途中から枝分かれしている。
まずは「要石」を見にゆこう。
香取では凸形だったけど、こちらは凹形。
水戸光圀公が7日7晩掘らせてみたけど、根元に辿り着かなかったという逸話がある。
香取と鹿島で、地震を起こす地中の大鯰の頭とシッポを押さえているらしい。
なぜか皆お賽銭を投げ込んでいた・・・
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道の分かれ目まで戻って来て、奥宮を参拝。
ここはタケミカヅチの荒魂をお祀りしている。奥宮って大抵荒魂なのね。
古くってステキ。
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ここでまた茶店に寄って(笑)ぜんざいなんかで一休み。
(鹿島は境内にもお茶屋さんがいっぱいあって、ついつい・・・)
少し歩いて御手洗池まで。
地図で見るほど遠くない。道は急に下って、そのうち大きな茶店(笑)と池が見えてくる。
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友人が以前来た時は、平日だったこともあってこの辺りはもう静まりかえっていたというが、この日はかなりの賑わい。
串に刺した大きなお団子をほおばる人たちでいっぱいのベンチ、木陰で横笛を吹くおじさん、水路ではしゃぐ子供達・・・
池は神秘的で、湧き水も冷たくて透き通っている。
(直に飲料にはできない)
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近くの大黒社で大国主を参拝し、来た道を戻る。
敷地そのものは東京ドーム15個分(いつも思うが、そう言われてもあんまり実感としてわからない・・・笑)という森林は、もっと奥にいったらきっともっと霊気に満ちていそうだった。
鹿島神宮、なんだか大きな懐に包んでもらった気がする。

16時すぎ、陽はまだ高い。
当初予定していなかった、東国三社の3つめ「息栖神社」に、果たして日暮れまでに行けるだろうか・・・






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by saskia1217 | 2017-06-04 00:38 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217