禅に浸る

以前からずっと行きたかった駒澤大学禅文化歴史博物館。
ちょうど今読んでいる道元禅師「正法眼蔵」の自筆の一部が展示されているというし、楽しみに訪ねた。
折しも入学式シーズンで、桜満開のキャンパスにはサークル勧誘の人のアーチができていて、そういう絵に描いたような「キャンパスライフ」には縁のなかった弱小芸術系出身の私は、歳に似合わずドギマギしながらその華やかな人いきれを通り過ぎ、やっとのことで博物館に辿り着いた。

現在改築中でホロをかぶっているが、ライト風のノスタルジックな建物は入口も素敵。
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中に入ると、ヒンヤリとした空気に誰もいない静けさ。
外の賑やかさから一気に別世界。
折しも花祭り前で、正面には花御堂。
お参りして熱い甘茶もいただく。
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1階は、天井の八角形の明かりとりの下、広いスペースにたくさんの展示。
最初に目を引くのが右手に鎮座している一仏両祖の須弥壇。
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おみくじが置いてあったり!

面白かったのが、曹洞宗で使う鳴り物コーナー。
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葬儀でよくみる鼓(こ)とか鐃鈸(にょうはつ)なんか、間近でなかなか見ることないし、手にとって鳴らして見ることができて楽しい。
目覚ましの振鈴で鳴らす鐘はやっぱりかなりの音量で、誰もいなかったからよかったけどなかなか吃驚。
柝(たく)は食事前の偈文を思い出して懐かしかったり。

ほかにもコーナーごとに、仏教の歴史、お釈迦様の生涯、雲水さんの生活や単、行鉢についてなどわかりやすく展示されていた。
さすがに、両祖の紹介や、曹洞宗の歴史と教勢の時代別の移り変わり、同じ禅宗である臨済宗や黄檗宗との関連などは詳細で面白かった。
すべて「道」とつくものはまず禅と関係があるときくけれど、それらの紹介も興味深かった。
(つづく)
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by saskia1217 | 2017-04-17 05:17 | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217