お彼岸

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桜はまだだけど、お墓参り日和。
実家の菩提寺にてお彼岸法要。
実家の仏壇にお線香はあげられても、家族とのお墓参りとなるとなかなか時間が合わず、とても久しぶりに来ることができた。
この日ばかりは、お寺に人が溢れかえる。

方丈の法話のメインは、このお寺に伝わる慶応3年作、玉鱗の木魚。
当然のことながらとても古いので、かなり傷んでいたのを修復に出し、2週間前にやっと戻ってきたそうだ。
木魚は、江戸時代以前は白木ではなく漆塗りが一般的だったということで、当時のままの姿に修復。
まあ、道元の頃、曹洞宗では木魚は使われていなかったそうだけれど。
木魚を作る職人さんも漆塗りの職人さんもどんどん減っているらしく、方丈は過去に本堂の須弥壇の全てを担当した馴染みの漆塗りの名人にこの木魚も依頼したかったのだけれど、残念ながら最近他界されてしまったとか。

木魚は穴から特殊な細い刃物を入れてくり抜いてゆくので、小さいほうが作るのが大変らしい。
以前「ぶっちゃけ寺」でやった木魚の特集がとても面白かったのだが、そのとき職人さんたちのことや制作過程、「玉鱗」「玉齋」などを知ったのだよね。
仕上げの調律がまた難しい。歌口(というのか?)を微かずつ削りながら音程を決めていくのだけど、修復の場合は以前と同じ高さにしなきゃならないしね。

浄土宗だと後打ちだとか、使うのは漢訳とサンスクリットの時だけで訓訳のときは使わない・・・なんていう木魚話のほか、永平寺で朝炊かれるお粥は4升5合だと決まっているから雲水の人数が多くなるとお湯の量が多くなって「天井粥」になる話とか、いろんなオモシロイ事が盛り込まれた法話で飽きなかったなあ。

法要終了後に写真を撮らせていただいた。
ご本尊が写り込んでしまって、なんだかものすごくありがたいことに!??
しかし、これはやっぱり本来バチあたりなのかも…
だ、大丈夫かな???
だめかな・・・

これがその修復して漆を塗られた玉鱗。
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この木目のもやはり玉鱗。
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小さい木目のは玉斎。
どれもいい音!
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今日は、ついでに本堂の魚板(木魚の原型と言われている)を見ながら、梆(ホウ)の話もきけて面白かったな。
魚は仏教では「少ない食べ物を皆で分けて食べる」ことの象徴(「食平等」じきびょうどう)だときいて、聖書の「5つのパンと2匹の魚」の話を連想してビックリ!

んー
いろいろ面白いお彼岸だった!
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by saskia1217 | 2016-03-20 23:22 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)


今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


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