A線上のアリア☆チェンバロ奏者 廣澤麻美 公式ブログ  Asami Hirosawas Blog


今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
by saskia1217
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なんとなく観る

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先日たまたまチケットをいただいたので行ってきた。
ホイッスラー展。
閉幕までもう数日しか無かったけど、今日の夕方だけ空いていたので、お仕事終わりにサーッと横浜まで。
横浜美術館、初めて。
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好きな画家の展覧会は、どんなに忙しくても、そして多少遠くてもいつもがんばって行く。
そしてがんばって観てしまう。
思い入れがある分、期待も大きいし、無意識に自分の感動や満足を前提にしてしまうから、些細なことに不満や期待はずれや、小さな怒りまでもが起こることがある。
でも今日は、まず自分からは行かない展覧会だったから、ふわふわした気持ちで、楽〜な気分で。
会期最後なのでそこそこ混んでいて、作品はかなり小さなエッチング、ドライポイントなども多かったから人垣が二重三重にもなってなかなか観るのが大変だったりしたけれど、普段ならたぶんストレスになってしまうそんな状況も、今日はな〜んかゆる〜く流せて、じっと列になって全ての作品を順番にキッチリ観ようとする多くの人たちをすり抜け、空いてるとこからフラフラとあっちへこっちへと。

また、ホイッスラーはそうやって観ることが相応しいような、淡くて、もやっていて、優しい画が多かった気がする。
有名な「赤と黒」のような強烈であるべき色でさえも、強烈さからはほど遠い柔らかい色彩の付いた画も素敵だったけれど、私には、多くの小さな小さな版画群のほうが魅力的に思えた。
特に最初のほうに展示されていたものは作品保護のために照明がかなり暗く、人も多く、近くで観られなかったものも多かったのだけど、ちょっと遠くから観たってそのモノクロの世界は、どれもギュッと、キュッと、シュッとしていて、小さな小さな四角に吸い込まれそうだった。
端正で、凛としていた。

イギリスとフランス。
その混じり方と、どちらもアリなしたたかさと。
いくつかの海の画を観ていて、昔オルガンのワークショップで1週間ほど滞在したことのあるノルマンディーのDieppeを思い出していたら、彼自身そのあたりを描いたことがあったとか。

ココロに重く引っかかるものはなかったから、お土産は何も買わずに帰ってきた。
どれも、「モノ」になったあれこれは、どうでもいいものに思えた。
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by saskia1217 | 2015-02-28 00:36 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(1)
Commented by desire_san at 2015-03-06 05:57
こんにちは。
私も横浜美術館で、ミレーの作品展をみてきましたので、興味深く読ませていただきました。ホイッスラーの作品には色彩のグラデュエーションに音楽の響きを感じ、快い安らぎを覚えました。昨年のオルセー美術館展で「灰色と黒のアレンジメント・画家の母の肖像」の黒のシンフォニー、今回白い服の女性たちの白のシンフォニーを味わえてよかったと思いました。

私は横浜美術館のホイッスラー展で観た作品に、昨年のオルセー美術館展で「灰色と黒のアレンジメント・画家の母の肖像」も含めてホイッスラーの絵画の特徴や魅力を整理してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見やご感想など何でも結構ですのでコメントいただけると感謝致します。
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