はつうまのきつね

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ああ、なんて久しぶりに歩いたことか、染井霊園。
ここは本当にいい。一歩足を踏み入れると、空気が清らか。
目に飛び込んで来る景色のうち、空の占める面積がちょうどいい。枝の占める割合がちょうどいい。
蕾はまだまだ固いけど、たぶんもう、あっという間にここも人で賑わうことだろう。
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毎年のこと、王子稲荷神社の初午の凧市に出かけること。
参道にはたくさんの露店が並ぶ縁日がたち、卵焼きを売る扇屋さんの列もいつもよりずっとずっと長くなる。
それが今年は祝日だった。建国記念日。
そして見事な晴天、そして暖かかった。
お社にお参りするのに多少の列に並ぶのはいつものことだけど、さすがに今年はもうちょっとタイヘンなんだろうな、と早めに出かける。
午前中だったけど、その列の最後は参道のかなり手前のところまで伸びていた。
ちょっと甘かったかな(笑)。
でもまあ、ゆったりできる日だったから、時間を気にせずにノンビリと並ぶ。

お好み焼き、たこ焼き、焼きそば・・・並んでいる両脇からは、ものすごくいい匂いが迫ってくる。
射的、くじ引き、お面屋さん・・・
鈴カステラの、超スピードで鉄の型にかっきり生地を流し込む名人芸に見とれているうちに、やっと門前まできた。ここまでおよそ40〜50分。
行列に並ぶのは(そしてそれが食べ物屋さんだと特に)だいっきらいなので普段はゼッタイやらないが、この日ばかりはきちんとお参りして実家に届ける火伏せの凧をゲットするべく、おとなしく並んだのだ。
たくさんの警察官が、打ち合わせをしながら誘導と警備にあたっている。
門前ではいくつかのテレビ局が、お昼のニュース用だろうか、取材のカメラをまわしていた。
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社へ向かう急な階段の手前で、例年通り入場規制をしていた。
さらに15分ほど待つ。
無事のぼって短くお参りし、今度は凧の列にならぶ。
そしてお神籤は大吉。
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そう広くもない境内は、凧や縁起物などを売る露店でギッシリいっぱい。
今年も、可愛い狐に扮した子供達のお神楽が奉納されていた。
王子稲荷坂から白い狐たちがいっせいに降りてくる様は、真昼にもかかわらずちょっと不思議な冷やっこさがある。
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お稲荷さんには、この独特なひんやり感がある。
それが好きなんだな。
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お神楽の音を背に稲荷の坂を下り、これも恒例、大好きな石鍋屋さんに寄って(店内で食べるための列は50人ほど!)ものすごく美味しい瓦煎餅「王子装束榎木稲荷の狐の行列」の味噌味とピーナツ味をお土産に買い、ちょっとお腹もすいたので甘酒を飲みながら日向で一休み。
装束稲荷は、大晦日に関東中から集まった狐さんたちが稲荷神社に行く前に身なりを整えたという小さな可愛いお稲荷さん。しばらく行ってないなー。
石鍋やさん名物のくず餅は、また今度来た時に。

帰り道に見たお参りのための列は、来たときの3倍以上にもなって、参道を折り返してJRの高架の下までになっていた。
地元の人も「初午でこんなのは今まで見たことない」って。
そりゃ、DJポリスも出るわけだ(笑)。

同じ日でも、いつもと変わりなくそれはそれはひっそりと、静寂な空気を保っていた、大好きな神社にもご挨拶。
いつもの夏みかんが見事な実り。
ここの福禄寿と御衣黄が開くのは、まだまだずっと先だな。
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by saskia1217 | 2015-02-14 02:47 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)