お仕事納め

昨日(ってもう一昨日ですけど)、21日は「コンサート情報」でもお知らせしました慶応義塾大学コレギウムムジクムの演奏会でした。

会場は日吉校舎にある、来往舎というガラス張りの超モダンな研究棟。おもに先生方の研究室がある建物で、そのロビーが非常に近未来的なたか〜い吹き抜けになっていて、そこで音楽会やイベントが時々行われます。
この演奏会はつまり、授業で「音楽」を履修している学生さんたちが、それぞれオーケストラと合唱で1年間取り組んできた曲の成果を発表する、というもの。何年か前からオルガンやチェンバロでお手伝いをさせていただいていますが、ご指導の先生方をはじめ学生さんたちもとっても熱心で、今年は特にすばらしい演奏だったと思います。

ということで、とっても楽しいイベントなのですが、なにせこの吹き抜け空間、暖房をしません(あるらしいんだけれど、しても効果がないほど、この吹き抜けは巨大なのだ)。毎年この時期なので、とにかく「極寒」です。
したがって、ドレスなど着られるような気温ではなく、衣装はタートルネックセーターにパンツ、ブーツ、それにオーバーコートにマフラーという完全防備になります(笑。でも笑い事ではない)
。それでシュッツなんかやるものだから、昔さんざん経験したドイツの教会での演奏会を彷彿とさせて、それもそれで「本場」っぽい(笑)。(ご存知のとおりヨーロッパのふる〜い教会には暖房のないところがいくらもあり、日本の冬どころではない寒さですから、出演者も聴衆もころころに着膨れしてる演奏会なんです・・・)
それでも毎年、出演者のご家族や近所にお住まいの方たちなど、かなりのお客様が来場されます。それも開場時間よりも早くいらっしゃる熱心な聴衆が多い。すごいことです。
お客様には携帯の使い捨てカイロが配られ、普段はまったくこういうもののお世話にならない私も、さすがに昨日は手袋とカイロの効力に頼りました。

寒いかわりに、床や壁が石、はるか天井までまわりじゅうがガラスという、残響の多い空間なので、響きは素晴らしく、オルガンを弾いていても非常に気持ちがいい。普段教室で歌っている学生さんたちも、気持ち良さそうに、シュッツやモーツァルトのグレイトミサなどを熱唱していました。

本番後はもちろん打ち上げ。たくさん呑んで、たくさん食べて、たくさんしゃべって、本当に楽しい夜でした。私が気持ちだけは歳とらないのは(失笑)、きっと普段こういう元気な学生さんたちと接していられるお陰かな〜と痛感してます。

これで私の年内のお仕事は終わり。あとはクリスマス礼拝でオルガンを弾くだけです。
冬至の今日も寒い風が吹きました。
どなたにも、いいクリスマスがきますように!
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by saskia1217 | 2005-12-23 01:29 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)