人生は流れ星のように〜エレカシ2014コンサートツァー・Zepp Diver City 第2日目〜

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「ドビッシャー男」はぶっ飛んでる曲である。
「ドビッシャー」は何ら意味はないが、浮かんできた言葉だと、以前宮本さんは言っていたっけ。
ドビュッシー、じゃないの、ドビッシャー(笑)。
でもまさに「ドビッシャ〜〜〜〜!!」って感じの、詞と曲なんだよね。

そんな「つっぱしる」モードでのっけから飛ばしていたエレカシ東京公演2日目。
休日のソールドアウト、お客さんのヤル気もハンパない。
入場のときに外に全員整列して番号順に呼ばれるのだけど、清々しい晴天の中、2500人近くの人で埋め尽くされた中からまず「Aの1番の方〜!!」と声がかかるのだが、いそいそと出て来たご当人に他のお客さんから自然と拍手が(笑)。超羨望の眼差しを一身に浴びながらの嬉し恥ずかしの入場風景。2番の人も拍手されてました。なんだろ、あのほのぼの感は。
ステージに乗る側も、初日に比べてずっとリラックスしてたみたい。1日目オープニングの、あのなんともいえない緊張感、お客さんとの間にあるちょっとした探り合いみたいなのが全く無く、お互いいきなり相手の懐に飛び込んだような。

メンバー登場時の、おもに前列あたりの女子から絶え間なくあがる黄色い声に、思わずこっちが動揺(笑)。
それを受けてかどうなのかわからないが(^^)、2曲目「この世は最高」の前フリに
「めんどくせーなー、じゃあ、おまえのためだけに歌ってやるよ!」
と宮本さん。
おーおー、こんなセリフ、いつから吐くように(言えるように?)なったのでしょうか?!
トーク用セリフだとしてもビックリだよ(笑)。

ちょっと声疲れてるのかな〜と思ったりした瞬間もあったけど、こなれてて自由な感じがお客さんをどんどん楽に盛り上げていって。
前日に増して野太い男子のかけ声がたくさん上がって、あれ、なんだか嬉しいんだよね。
この日は途中、「笑顔の未来」と「あなたへ」の間で急に「すいません、着替えていいですか?」と、あまりの汗だくに宮本さんだけが中座する場面も。(びしょびしょスケスケになるのが恥ずかしいそうで)
その1〜2分の間、ステージに残ったメンバーたちは控えめに思い思いに音出しをしたり、ローディーさんたちがいろいろ整えたりしていて、その空白を埋めるようにお客さんからメンバーへの呼びかけがいっぱい起こったのだけど、その勢いがひとしきり収まったあたりで・・・
「せいちゃ〜〜ん」「いしくぅ〜〜ん」「トミ〜〜〜ッ!!」・・・・「たんげさ〜ん!」
そして会場からあたたかな笑い声。
丹下さんとはいつも宮本さんに付いているローディーさん。皆に親しまれるローディーさんてのもスゴイよね。ちなみにこの日も、「珍奇男」の見事なギターチェンジや、宮本さんがドラムやベースの背後にむちゃくちゃ入り込んで歌ったときのコードさばき、など、いつものあの「いい仕事」の健在を目撃。

アンコールも入れて、前日と6曲もチェンジした「あ〜、これもこれも歌いたかったんだよ〜」という声がきこえてきそうなセットリスト。
「ゴッドファーザー」も3年ぶりくらいに聴いたな、生は。
最近とっても聴きたかった大好き曲「我が祈り」も秀逸。迫力満点。続いての「旅」も。この2曲が入ってる『悪魔のささやき』は好きなアルバム3本の指に間違いなく入る。

お客全員手のひらキラキラの「星の砂」が終わり、アコギ弾き語り態勢に入った宮本さんは、座るなりフワッと♪俺の部屋へ来るなら地下鉄のホームを出て、目印はあのレストラン/コンビニ24時間下にある、古いアパートの5階さ〜♪と、「部屋」の冒頭からワンフレーズ歌い切る・・・
・・・からの「ジャーン、ジャンジャジャン!・・せけんの〜みなさま、わたしはばかでしょう〜か〜!」バクハツには笑った。
なんという絶妙なイントロ(笑)。
こういうとこが、ホントのミュージシャンだな〜って思う瞬間なんだな。

懐かしい響きの「Sweet Memory」。音と言葉だけで、なぜあんな「ドライブしてる車の疾走感」が映画みたいに蘇って来るんだろう、と毎回思う名曲。
自分が、山の中を、海浜を、町の中を・・・・走り抜けている体感が一瞬にして襲ってくる。

「飛べない俺」ではこの日もキーボードを弾いてくれた。
「これしか弾けない・・・」とかいいつつ冒頭の和音をポロリと叩きながら「ピアノ・・・憧れてるんですよ、ほんと。悔しいときとかさ、悲しいとき、ピアノ弾けたらいいなあって思ってるんだよ、いやマジで」と言ってました。
そういえば私は、悔しいときや悲しいときにピアノ弾いたこと、無いかもしれない。
そう思ったらなんだか、ちょっと寂しい気もしちゃったりした。

アンコール。
前日のキムタク風イントロ無しになってた「今宵の月のように」に続いて、「流れ星のやうな人生」が。
5年前の桜・武道館で聴いて以来。
お客さんも大喜び。みんなノリノリで手拍子やらコブシやら。歌い終えて「みんなよく知ってるね〜、この曲」って(笑)。
知ってるよ知ってるよ!
「流れ星の『や』うな人生、って曲です(笑)。『町を見下ろす丘』っていうアルバムに入ってるんです」と、とても愛おしそうに紹介されていたのが印象的。あのアルバム、ものすごく売れたわけではなかったけど、ご本人は非常に思い入れがあった、という話をどこかで聞いたことがある。
自分の曲って、自分の子供みたいなものだろうから。

最近はもう、エレカシを聴きにいっても、特に前に行くでもなく、後ろのほうでじっくり楽しむことが多くなった。自分がそうなってきた、というか、エレカシの音楽がそうやって聴きたくさせるから。
大きな気持ちで、大きな時間の流れを感じながら聴いていたい。
ステージの端で起こっていることも、お客さんの表情や空気も、会場の温度も、見渡し、感じながら、エレカシの音と言葉を受け止める、楽しむ。
サクッと聴いて、サクッと会場を後にし、スッと電車に乗り、家路に着く。
身体のなかにまだその余韻を残したまま、風に吹かれて。
電車を降りて見上げた空に、月なんかが出ていたひにゃ、もう最高、「この世は最高」なのである。
♪死ぬまでやめられねぇ♪・・・なのである。

エレカシよ、また逢う日まで。
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by saskia1217 | 2014-09-15 04:08 | エレファントカシマシ | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
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