ワークショップ

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「ワークショップ」をやるのは初めてだった。
日本チェンバロ協会の例会として「通奏低音講座」をやってほしいとのご依頼。
先週の土曜日に無事終了。
違うチェンバリストが3回分、それぞれ違うソロパートと共に、という企画の第2回目。
先週の土曜日に無事終了。
「実践」をメインにということで、資料を用いた解説や話など講義めいたことは一切せずに、その時初めてお会いする受講者のその場の「今」に、微力ながらアドヴァイスが出来たら、と思って臨んだ。
基本的には、いつもやってるレッスンと同じ。

参加者、特に聴講生が当日までそれほど集まらなかったので、こじんまりやるかな〜と思っていたら、聴講だけで6名の方がいらしてくださり、受講生と合わせて10人という、グループ公開レッスンにはちょうどいい人数に。
大雨のなか、どうもありがとうございました!

「通奏低音」ときいただけで、ちょっとマイナスイメージを持つ方がけっこう多い。
「数字が読めない」「数字をスラスラ読んで弾けない」「アンサンブルすると弾けない」
「自由で趣味のいいリアリゼーションが弾けない」「右手に作る音型がワンパターンになってしまう」「コンティヌオアリアのリアリゼーションがうまく作れない」・・・
そんなお悩みはよ〜くわかりますよね。

通奏低音って、誰でも弾けるんです。
ただ、ちょっとばかり練習が必要なのと、少しずつでも、ゆっくりでも連続的にお稽古すること。
数字を身体に読み込んで手に伝達する、かっこよくて素敵な音型を紡ぎ出す、豊かな和音で満たす、それはもう、いっぱい弾いて、いっぱい聴いて(これも大切)慣れること、それだけしか方法はないです。
いつも思うのだけど、いつも学生さんたちに話すのだけど、それってちょうど水泳とか自転車と似ている。
ものすごく練習して泳げるようになって、自転車こげるようになって、その後しばらく、何ヶ月かやらなかったとする。次にやってみると、浮く感覚、バランス取る感覚を忘れちゃってて、取り戻すのにちょっと時間がかかっちゃったりする。
通奏低音も、数ヶ月全く弾かなかったら、次に弾いた時一瞬「あれっ?」みたいな感覚、あります。
30年弾いていても(笑)。

あとは。
通奏低音はあくまでも、誰か共演者がいて成り立つもの。
スコア全部を見渡して把握するコツ、そしていつも相手のことを念頭において。
相手を「たてる」だけでなくて、同時に自分の熱も盛り込んで。相手を挑発もして。
音楽の全体像、現場にいる全員の姿と動きを総括して。
自分のまわり半径1メートルで音楽しないように。

ま、難しいよね。
違う現場で違う曲を弾くたびに、そう思うね。
でも楽しいよね。
音楽やっててよかった、って思えるのはやっぱり、誰かと一緒に音を出してる瞬間。
通奏低音は、そこには絶対必要な、魔法の杖。
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by saskia1217 | 2014-07-04 17:02 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)


今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


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