旅のおもひで/その7・モントルーからローザンヌへ

さて。
チューリッヒのホテルは空港のすぐそば。
しかもチューリッヒから東京への直行便が出てる。
でも、ここからは帰らない(苦笑)。
数日前までいたジュネーヴ近辺へ、またレマン湖までとんぼ返り。
バスの旅は往路と違う街を通って南下。

ここまできてやっと、すこ〜し山、すこ〜し「スイス」(笑)。
でも雪は本当に少ない。例年だともっと雪景色らしい。
積もった雪の景色はごくごく一瞬だけ。
このあたりの農家は、古いのも新築も、屋根が台形をした面白い形をしている。
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トイレ休憩とコーヒータイムは、チーズで有名なグリュエール近郊のドライブイン。
陽射しが出て来て、目の前の湖を照らす。
ああ絶景かな!
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ガイドさん談で、コーヒーを頼むと「ダブルクリーム」という、チョコで出来た小さい器に褐色の生クリームが入ったのがついてくるやつを頼んでみる。
このチョコごと、カップにどぶん!と入れて溶かして飲む。思ったよりチョコ味にならない。
ヨーロッパのカフェでコーヒーに付いてくるクリームも褐色をしているけど、あれはまろやかでいいな。乳製品はやっぱり日本は高音殺菌が主流だから、味がどうしても、ね。
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わずか20分の休憩で、トイレと絶景激写とコーヒーと深呼吸を敢行。
バスは昼食をとるレストランを目指す。
ああ、道路標識がだんだんフランス語表記になってゆく・・・
途中、「このあたりが大体ドイツ語とフランス語の境目です。」と説明のあった川(?)らしきものがある場所で大きな橋の上を走ったのだけど、切り立った岩壁にいくつも穴があいている、遺跡みたいなものを目撃。ちょうど埼玉県の百穴みたいな、竪穴式。
あれって一体なんだったのだろう?
質問するの忘れちゃったけど、ずっと気になっている。
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さて、バスは再びレマン湖岸に出て、モントルーの街に入ってゆく。
政治家、王族、ハリウッド俳優・・世界中の著名人、大物たちがこの街を訪れ、滞在し、また余生を過ごした。チャップリンで有名かな。
なんでもエステ専門のクリニックなんかがすごくて、長期滞在する人が最近増えているとか。
ま、無縁な世界ですけど(笑)。
街はそれほど大きくはないが、いかにも昔からの保養地、しかも由緒ある感じがある。有名な老舗ホテル、カジノ、そしてこれは昔「魚市場」だった建物。
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残念ながらバスの車窓から、通り過ぎるものをみることしか出来なかったが、湖畔を散歩する世界中からの観光客はみなゆったりと時を過ごしているように見えた。
いつかちょっとゆっくり見たい街。

さあ、そしてそこからほどなく湖沿いに見えて来るのが「シオン城」。
お城は置いといてまずはその正面に一軒だけポツンとあるレストランでお昼ごはん。
白身魚にハーブバター、ナチュラルライス。せっかくなので、ガイドさん情報にあったスイスの国民的飲み物だっていう「リヴェラ」も。んとね、オロナミンCみたいな味だよ。
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ここでもあまり時間が無く、とにかく眼前のお城を少しでも観たくて、コーヒーもそこそこに席を立つ。
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昭和の人ならCMソングをすぐに歌える(笑)あの「パンシロン」の語源がこのお城だっていう「へぇ〜」話。ロート製薬の社長・山田輝郎氏がこの城の美しさに感動してぜひとも名前に使いたい!といった由来だそうで。Chillonはフランス語では「シオン」だけど、英語読みで。
ん、パンはなんだ、パンは?(笑)
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ヨーロッパは何事も自己責任ですよ(笑)。
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いかにも「中世」。そうだ、バイロンの「シヨンの囚人」でも有名ですね。ここに幽閉された宗教改革者のお話。
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とっても小さい場所なのだけど大きめの観光船も停まります。(後日、某所でこの船に乗ることになるんだけど!)
でも水辺の生き物たちもいっぱい。
我々もほそ〜い木製の桟橋に大挙し、きゃーきゃー興奮。小学生の遠足か!(笑)
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お城の中を見学する時間がなかったのが、ほんと〜うに残念。
泣く泣くバスで一路ローザンヌへ。
車窓にネスレ本社が見えてくる。貧しかったスイスの、母乳の出ないお母さんたちのために創立者が粉ミルクを開発したのが発祥という話をきく。思えば、ラクレットやフォンデュも、あまり豊かでなくモノを大切にする習慣のあったスイスの昔の人たちの知恵だった。
で、我々がずっと「ネッスル」と言ってたのはイギリスでずっとNessleと書かれ呼ばれていたからなんだね。(最近日本でも「ネスレ」になりました)
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ネスレを通り過ぎてほどなく、絶品ワインの産地として有名な世界遺産の地ラヴォーを通過。レマン湖に面した斜面に、特徴ある段々畑が広がる。
「この名品ワインを作るのは3つの太陽。1つは空から注ぐ太陽の光。2つめはレマン湖に反射してから届く日光。そして3つめはこの葡萄を作る人たちの心のなかの情熱の太陽。」
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そしてやっと、ローザンヌに到着。
ホテルは、湖畔も湖畔。観光客や地元の人で賑わうウシー地区の先端にある。夕方、少し陽が陰って来た頃、少し歩きたくてホテル周りを散歩。
夕刻の光に美しい湖面。すぐ近くのオリンピック博物館は観光のメッカ(あんまり興味なかったので中は観ず・・・)。そう、やっぱりオリンピックの街なのだってことが、ちょっと歩いただけでわかる。そればかりでなく、やはり政治家や著名人が多く訪れた記録があちこちに。
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泊まったホテル。
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この日はひとまず「おやすみなさい」。
翌日、恒例のリハ前街探検を敢行。
この街を取材した回のNHKの「世界ふれあい街歩き」を渡欧前に一度見直してきたので、余計わくわく。
そう、坂の街。
また、てくてくのぼっていこう。
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by saskia1217 | 2014-04-02 19:45 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)