旅のおもひで/その5・ベルンからチューリッヒ着

ちょっと心が萎えてきたけど(笑)途中でやめるわけにもいかないので、ゆっくり書くぞ。

ジュネーヴからチューリッヒはバス移動。途中「どこか」でお昼休憩、ということしか知らず、着いたのはなんと首都ベルン。
高速道路を走っているうちに、場所表示のプレートが段々とドイツ語(らしきもの)に変わってゆくあの感覚。とりあえずなんとなくホッとしたりする(笑)。
お天気はいまいちだったけど、バスが古い街並にどんどん入ってゆくとワクワク。
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昼食は街の真ん中にある「ホテル・ベルン」のレストラン。
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団体さんなので全員おんなじメニュー(笑)。
豚肉、そして付け合わせは典型的スイスメニューのRoesti(じゃがいもとチーズの・・こう、焼いたやつ)。ソースはよくある白っぽいブラウンで、これが結構塩辛かったのね、案の定(苦笑)。
美味しかったのだけど。
あとは、サラダ、パン、デザート。
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食事が終わって余った時間は、バス出発まで自由行動だときいたので、少しでも街を見ようと早速みんなでそのあたりを散歩。
到着間際に地図を渡されたのだけど、ベルンに寄るとわかっていたら、ちょっとは街のこと調べておいたのにな〜。
何が有名なのかよくわからなかったけど、旧市街の建物はとにかく古くて、でも建物も街も規模はそんなに大きくない印象。劇場やオペラハウスも可愛いサイズ。ものすごく高い建物はないけどトラムやバスが行き交って(暴走して?)いて結構賑やか。
時計塔は立派!
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「ベルン」というだけあって、街のシンボルは熊。至る所に熊さんが。
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ホテル前に大きな教会があったので、残り時間あと数分で入ってみる。「フランス教会」
もともとカトリックだったのを改革派の教会にしたのかなあ。入ると後方(?)に祭壇らしきものがあり、そのすぐ上のエンポールに大きなパイプオルガン。前方には仮設のようなステージがあったから臨時なのかなあ。横に席があったのは改革派になったせい??よくわからない。
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時間さえあったら、中央のカテドラルとか、「熊公園」とか行ってみたかったな。熊公園、すごそうだ。
やっぱり、ドイツやオーストリーで感じる空気とどこか同じものを受けるんだよね。言葉のせいなのか、はよくわからないけど。不思議な落ち着きというか、色というか。まあたぶん、私個人が受ける不安感とか安心感のせいかもしれないけれど。
でも建物の形とか、街の作りとかが、やっぱり知らない街なのになんとなく親近感、安心感、デジャヴ感があるからかもな。
こんなに小さい街が首都だ、ということにとにかくちょっと吃驚だね。きいた話では、地理的にフランス語圏とドイツ語圏のちょうど間くらいにあったから、という利便性でここが首都になったらしい。なんだか、想像し難い歴史ですよね、やっぱり。

もののわずか20分で街を見まくる人たち・・・必死(笑)。
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さて、慌ただしくバスに乗ってチューリッヒへ。
ホテルはジュネーヴとガラッとかわって、典型的なチェーンの現代的なホテル。空港近くという場所柄、航空会社のクルーの利用も多いとか。
入り口では赤い牛がお出迎え、部屋へ入ったらバスルームでかわいいやつがお出迎え。
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ホテルは市街地から遠いので、チェックインしたらもうその日は部屋でゆっくり。
というか日曜日だったのでレストランも閉まってるし、かろうじて開いてた近くのスーパーを教えてもらって買い出しに。
見慣れた食品、食材がいっぱいでついつい無駄なものを購入(苦笑)。ドイツ時代に私の定番おやつ、心の友だった(笑)あのキンダーミルヒシュニッテとか買っちゃったじゃあないか〜!
このシリーズのキンダーショコボンとかキンダーショコラーデ、大好きだったんだよなあ。
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そしてやっぱり大好物のひとつ、今回の旅で「もういいだろ〜」ってくらい食べまくったHimbeere、ん〜と、フランボワーズ、ですな。
夕食用に、無意識に好きなものを買ったら真っ赤(笑)。どうかしてる。
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しっかし。
レジのお姉ちゃんに「スイスがこの時期こんなに暖かいとは思ってなかったですよ〜!」なんてちょいと話しかけてみたら、超フレンドリーに弾丸トークしてくれたのはよかったんだけど、あまりのスイス・ドイツ語に60%くらいしか理解できなかった、案の定(笑)。
ま、な〜んとなく想像で補えるんだけど、あれはショッキングよね・・・。
ドイツのテレビではドイツ語圏のスイスの人が話すときにちゃんと字幕が付くくらいなのだけど、スイスのテレビじゃ当然そのまんまなので、何日間かテレビ見まくってその中にどっぷり浸ってみたのも楽しかった。
あ、ホテルのフロントはもちろん、もうそりゃ綺麗な標準ドイツ語でした〜。

そうそう、ホテルでは毎日ハウスキーピングさんに枕の上にチップを置いておくのだけど、部屋に帰って来るとチョコが乗っててちょっと嬉しかったりする。
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ちなみにここの朝食は最高に美味しくて、卵料理はその場で好みのものを何でも作ってくれるし(オムレツの上に目玉焼き、という猛者を何人も見ました)、パンやチーズ、ジャム、ハムソーセージはもとより、生野菜があったのは嬉しかったな。コーヒーもカプチーノなんかを注文できる。
ここには4泊したから毎日朝ご飯が楽しみだった!
大好きなミューズリー(スイスが本場!)、ベリー三昧のソース、濃厚なヨーグルト、これを混ぜ混ぜしていただくのだ〜。
ああ!そして夢にまでみたヌテラのドカ食い(苦笑)。ハーゼルナッツとチョコのスプレッドで最近は日本でも買えるけど、これはヨーロッパに住んでた人には懐かしい代物、みんな怒濤のごとく食べてましたね。もう、パン無しでも食べちゃう!

ちなみにベリーがもともと混ぜてあるミューズリーをBirchermuesli、クロワッサンのことをGipfeli(三角に尖ってるからだろ〜ね)、ドイツでいうBroetchen(小さい丸パン)をBroetli、MikrollをWeggliって言うんだ〜・・・なんてことも面白かった。ちゃあんと小さい札に書いてあるの。
〜li、って付くのが如何にもスイスで、なんか可愛い。
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また食べ物の話だけで終わるとこだった・・・。
チューリッヒの公演会場は、旧市街ではなく少し外れた小高い高級住宅地のまっただ中にある素敵なホテルに併設された劇場「リギブリック劇場」。
翌日さっそくリハへ。
バスか小さい登山電車で丘を登ってゆく。
眺めも素晴らしいし、リッチなお家を順々に見ているだけでも心がノンビリするところ。
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使わせていただいた楽屋は隣接するホテルの部屋で、そりゃもう素敵。
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リハの合間に林檎片手に散歩。
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劇場のキャパはそんなに多くなく、ここは2回公演だったけど早い時期に完売だった。
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初日は駐在大使や外交関係の方々などご招待のお客様が多く、公演に先だってパーティーもあった模様。我々出演者は関係なかったけれど。また、オペラ演出家のミヒャエル・ハンペ氏も観に来てらして、気に入ってくださったとか。
ここのお客様、特に「セレブ」が居なかった2日目は本当に反応が良くて、本当に喜んで下さってるのがよく伝わって来た。終演後、皆さん客席から直接我々のところに来てくださり「よかった!」「舞台と音楽が素晴らしく溶け合っていた!」などと声をかけてから帰路につく。近所に住んでいらっしゃるという随分お歳を召したご婦人は、半分涙声で「ありがとう!」と言ってくださったりで・・・嬉しかったな。
やっぱり、演奏した以上、お客さんがどう感じたか、楽しかったのかどうか、が一番知りたい。チューリッヒでは狂言もお能も最後にカーテンコールを設けたので、お客さんとのそんなコミュニケーションが出来たのがよかった。狂言方の善竹富太郎さんはペルゴレージのカーテンコールで「ではちょっとだけ、日本の狂言の笑いをお目にかけます」といって、ホントにあの狂言の、もう福の神みたいな大きな笑いを一発やってくれて、それが大ウケ。
笑い、表情、動き、そして音楽。どこに行ってもちゃあんとわかる、って素晴らしい。

公演の開演前、やっぱり旧市街が見たくて、Sバーンに乗って街へ繰り出したお話は、次回へ。
チューリッヒ、素晴らしく美しい街だった。
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by saskia1217 | 2014-03-28 02:12 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(1)
Commented by 履歴書の見本 at 2014-06-15 09:53 x
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!


今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217

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