15秒のワクワク

ひどい「テレビっ子」の私は、どうしてもテレビを真剣に見てしまうようである。
自分ではリラックスして楽しんでいるつもりなのだが、例えばCMになったからといって、じゃあこの間にトイレにいって・・・ということにはならない。
CM、だ〜い好きなので。

CMのときはさすがに一息いれているのだが、それでも目と耳はしっかり働いているらしく、うるさいだけのCMとか、言葉遣いがおかしかったり下品だったり、映像が美しくなかったりするものなんかには、かなり腹をたてている。
最近はなかなか、いいな〜これ、と思えるものは少ないのだが、それでも時々素敵なCMに出会うのは嬉しい。
人それぞれ好みが違うので、万人に「ウケる」CMを作るのは至難の業だろう。

ここのところ、ちょっと気になっているのが、JR東日本の「12月10日ダイヤ改正」のCM。
BGMがとってもワクワクする音楽で、かなり気に入っている。映像は新幹線が走っているところなのだが、音楽がその映像にじつに合っている。ちょっと電子っぽい音が残念といえば残念だが、ん〜、あのバス進行と和声は(笑)、人の心をかなり惹き付ける。
よくありがちな、どこかにありそうな、といえばそうなのだけど、私が「鉄道」に持っているノスタルジーとか、あこがれとか、思い出とか、日常とか、そういう細やかな感情の全てがここに入っているような、ドンピシャな音楽なのだ。

残念ながら作曲者の名前は出ていませんが、こちらで聴けます♡

どこの国にいても、駅で列車に乗ってどこかに移動する時の心情は、とても特別なものだ。空港も同じような効果があるのだが、駅という場所はそれよりももっと心に深く入り込む、何か不思議な空気に満ちている。
何かと別れ、何かを振り切り、心にある決断を秘めて一人で乗りこんだ列車が発車していく時、窓の外に見知らぬ美しい風景が流れてゆくとき、未知の土地や人との出会いを前に不安や希望で胸がいっぱいになって目的地の駅に滑り込んで行く時、列車そして駅はいつも親しいパートナーであり、そして舞台になる。

たった15秒間で、そんなことが全て蘇り、胸がしめつけられそうになる。
列車に乗って、旅に出たくなる。
ん〜〜〜〜、うまいなあ、JR。
おそるべし。
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Commented by pikachumama at 2005-12-14 05:37 x
これまでに見たドイツのテレビCMで、一番ヒットだと私が思ってるのは、Sparkasseのものでした。
船乗りの青年が母港に帰ってくる。恋人が迎えに出ていて、久しぶりの感動の再開・・・が、彼は、彼女が高級車に乗ってきていること、着ている服やつけているアクセサリーが高級品になっていることに気づき、「・・・誰か新しい人と?」と悲しげに口にし、彼女は思わせぶりに頷くのだが・・・そこで突然画面が変わり、にこやかな銀行員のおじさんが3人、画面で鷹揚に頷いている、というもの。つまり彼女は財テクで儲けたんだな(笑)。
Sparkasse自体には何の恩もないけれど、あのCMだけはいつ見ても「うふっ」とさせられましたね。
だいぶ前なんで麻美さんも見たかな?
Commented by saskia1217 at 2005-12-15 11:28
ぴかちゅうまま様
SparkasseのCMって、こういうほのぼの系が多いですよね。でもこのCMはみたことがなかったな〜。TchiboとかEducho(同じ会社か)とか、あと愛用の香水LauraのCMが好きでしたね。洗剤やシャンプーなど生活用品だと、CMでneu!とうたっている新発売商品は、必ず一度は買って試してました(どこの国にいても、「典型的消費者」・・・笑)。
by saskia1217 | 2005-12-14 00:17 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)