旅のおもひで/その2・パリ公演、お散歩と蚤の市

ホテルの朝食もそれなりに美味しいけど、パリに来たらやっぱりパン屋さんに行って、出来立てクロワッサンやバゲットなんかを食べたい。
でもって、八百屋さんやスーパーで野菜や果物も買いたい。
赤かぶはドイツでもよくお弁当に持っていって食べていたけど、細長くてちょびっと辛いのはフランスでしか会ったことがない。初めてフランスにいったとき、みんながバターをつけてかじっていたので、真似するようになった。ちょいマイルドになって美味しい。
チーズも美味しいのが300円くらいで。
外食しない時、ホテルの部屋でお昼とか夕食とか便利。
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さて、お仕事の話。パリ2日目のリハ。
会場はホテルのすぐ裏、パリ日本文化会館。
コンドルズや小林賢太郎さんもここで公演をしたと思うとなんだかちょっと嬉しい。
多目的なスペースに能舞台を作る。今回舞台セットは数回違う場所から運んで作ったみたいだけど、我々は出来あがったところにポンと飛び込んで行くだけだけど、ゼロから準備するスタッフは相当ご苦労があったと思う。
写真の松羽目の老松は仮のものだったのか、本番はもっと大きく立派なものに変わっていた。
ここでの相棒はパリのフォン・ナーゲルにお願いしたフレンチくん。一番慣れてる楽器だから安心だったけど、響き的にはやっぱり会場は広すぎる(苦笑)。
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器楽隊、日本&現地のスタッフに見守られて絶賛リハ中。
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翌日から連日で全3回公演。
お客様はフランスの方の中に3割くらい(?)日本人だったかな?
全公演の最初の地ということもあり、我々の側も色々と不備やいまひとつうまく行かないところもありながら、前半狂言形式のペルゴレージ「リヴィエッタとトラコッロ」のコメディ、後半お能形式のシャルパンティエ「アクテオン」の悲劇、ともどもお客さんは非常に集中して楽しんでくれた模様。
幕間のペルゴレージ「オーボエ協奏曲」や休憩時のパーセル「トリオソナタ」と、我々器楽陣は結構働き通しで(笑)、加えてパリ公演では休憩時のチェンバロ調律も私の役目だったので、実質5分しか休憩できなかったのは少々辛かった。非常な時間的制約がある中で、お客さんが話しかけてきたり(苦笑)ものすごい雑音に襲われっぱなしだったり、ちょっとした苦労はあったかな。
喜んでくれたお客さんのアンコールの拍手に、通常のお能のスタイルをとろうとして全くカーテンコールをしなかったのは少し残念だったパリ公演。私たちもちゃんとしたご挨拶ができず、形式とのやりくりの難しさを感じる。(この後の公演地では改善されました)

初日、公演とレセプションを終えてホテルへ戻ろうと会場を出るとちょうど夜中の0時、1時間に一度ジャストの時刻にだけ数分間見られるエッフェル塔の「シャンパンフラッシュ」が!
塔全体がキッラキラに輝きつづけるミラクルな風景。
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パリの夜は東京並みに賑やか。面白いものもいっぱい。
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自由時間は夜の本番までの時間。
せっかく晴れたある日、散歩に。行き先を決めずにとりあえずセーヌ川のふちをシテ島方向へぶらぶら歩くことに。疲れたり、時間になったらただ引き返してくればいいや・・・。
てくてく歩く。気持ちいい!
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ああ、なんかアンジェラ〜〜、とか叫びながら(笑)。
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いつのまにかサンジェルマンまで来てたので、カフェで一休み。
オレンジジュース、クロワッサン、コーヒー、オムレツのブランチセット。道ゆく人や犬を眺めながらぼ〜んやり。
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春を告げる花ミモザ。パリのミモザはなんだか豪華に見える。
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トラヴィアータ!!
同じ花でもこっちで見ると洋花に見える不思議。
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いつもながら、あっちこっちで和食、寿司屋の妙なネーミングや摩訶不思議な漢字に出くわすのが面白いんだ。
だれの親戚だよっっ(笑)!
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せっかく近くに来たので、サンジェルマン・デ・プレ教会に寄る。う〜ん、20年ぶりか。
でも変わってないんだよね。
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ん〜〜、「ようこそ」「ご協力に感謝します」という日本語を教えてあげたくてしょうがない(苦笑)。
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サンジェルマン大通りを川岸へ戻ってそのまま歩きつづけたら、すぐにノートルダム大聖堂まで来てしまった。
ので、見学。ここも久しぶりすぎて中をよく覚えてなかった。
さすがにこのスケールだと圧倒されるなあ。
この教会のフライングバットレス(外部からアーチ状に支えてる部分)が、子どもの頃からどうしても鶏ガラを連想してしまってしょうがない(笑)。
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たっぷり見たのでホテルへ帰ろうと・・・かなり歩いてきたから、帰りは船で。
エッフェル塔、ルーブル美術館など名所だけに停まる観光船に乗る。
チケット売り場のおねえさんに時刻表を訊くと、かなり無愛想に「いつ来るかわかりません」(苦笑)。それでも陽気に船を待つイタリア人の一行と共にのんびりと待つこと10分、船がやってきた。
川の低さから見上げる街は、またちょっと違う印象。
観光船なので、係のお姉さんが左右に見えるものの説明をアナウンスしてくれながら進む。
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外国の街にいって何が一番楽しみかって、高いところにのぼることと街を見ること、あとは食べもの呑みもの!
パン、チーズ、ワイン、小さい林檎やスモモ、ハムとソーセージ。
初めてパリに行った時に食べて以来、ずっと忘れられなかったフロマージュブラン!
いくつかのビストロで食べた、肉、魚。
大好きな鴨!
美しいケーキ、チョコレートとマカロン。フラッと入って1〜2個買って歩きながらオヤツ。
おせんべいくらいの大きなマカロンは嬉しいね(笑)。
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これまた、とある日、蚤の市に行きた〜い!という友人たちと一緒に今度はメトロを乗り継いでお出かけ。
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最初クリニャンクールに行きたかったが午後までに戻るにはちょい遠かったので、より近そうなヴァンヴ(Vanves)へ。
駅を降りたところで、尋ねもしていないのに地元のオジサンが「蚤の市はあっちだよ〜」と私たちに声をかけて颯爽と去って行った(笑)。最近ここは日本人に人気らしい。
みなそれぞれに物色するが、すべて露天のお店は延々と続いていて、目星を付けたものがどこのお店にあったのかを後で思い出せないほど。
なにかステキなおみやげになりそうなおもしろいものはないかなぁ、と一軒一軒くまなく見てゆく。
↓夢中すぎる・・・(笑)。
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ちっちゃなピアノで演奏中のおじいちゃん。上手かったなあ〜。そばでおばあちゃんが踊ってて、それも上手かった。
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今回の旅で唯一自分のおみやげに買った、アヒルの口。蚤の市でみつけた。2ユーロ。下は皮で、机の上に置いてメモなんかを挟む。普段メモだらけな私の机にはピッタリ。気に入ってる!
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日本を出て6日目、空路ジュネーヴへ。
さよなら、パリ。
凱旋門とエッフェル塔がくっきり見える。
1時間ほどのフライト、遠くアルプスが見えてきた。
さあ、いよいよスイスへ!
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by saskia1217 | 2014-03-16 22:35 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)